「じっーーーーー」応用編 - 2010.06.18 Fri
(別に年齢ももっと大きくてもいいんですが、小さいほど顕著にあらわれるので)
でもね、こう言っといてなんだけど、こどもってほんとに大人の気持ちに敏感だから、こうしてやろうなんて親の欲があって関わったところで、通じないんだよね。あくまでこどもを慈しむ気持ちで接していかないとね・・・。
大人が家事をしていたりなにかしているときに、こどもが自分で遊んでいたりしても、ふと大人を確認することがあります。
どこか以前の記事にも書きましたが、そんなときに、笑顔を向けてあげたり、ウンウンとうなずき返してあげたり、「関根勉笑い」で応えてあげると、ニコニコッーとしてまた遊びにもどったり、親のほうへハイハイしてきたりします。
「あなたのことをちゃんと見ていますよ」というサインを送ってあげているだけなんですが、これでこどもは大きな安心感と自信をもらえるんです。
ほんとに簡単にウンウンとうなずくだけでもいいんです。
「じっーーー」のときと同じように、こどもはそれだけでうれしくなって笑います。
実際に「ここにいるよ~」とか「ちゃんと見てるよ~」と声にだしてあげてもいいのですが、場合によっては、それまでしていた良い遊びを中断させてしまうこともあるので、ケースバイケースです。
小さいうちから(とくに0歳からだと効果覿面)、こういう関わりをしていると、こどもは安心感と自信に満たされ、とても大きく伸びていけます。
4,5歳になってしまったからもう遅いってこともありません。
アプローチの仕方は変るかもしれないけど、こういうことって何歳になっても通じることだと思います。
だから、たったこれだけのことなんだけど、「こどもって手がかかって大変」とか「男の子だから落ち着かなくて困る」とか、「うちの子はちっとも集中できない」などなどと、あとでこぼすことがず~~~っと少なくなりますよ。
まあ、それだけで国立大学に入れるほど勉強ができるようになるとかは保証できないけど、育て易い子になるのは間違いないから、だまされたと思って常日ごろから心がけてみるといいかもしれませんよ。
少なくとも、けっして損だけはしないからね~~。
↓励みになります。よろしかったらお願いします。
- 関連記事
-
- 『卒乳にあたって』 前回のおまけ (2010/09/30)
- 『断乳・卒乳について』 (2010/09/26)
- 『子育ての時間制限』 (2010/09/21)
- たくさん笑う赤ちゃんにしよう! ブログのお祭り『笑顔の輪 2010』参加企画 (2010/08/21)
- 『犬・猫・ペットになりたがるこども達』 (2010/07/11)
- 「じっーーーーー」応用編 (2010/06/18)
- 「じっーーーーーー」 の秘密 (2010/06/16)
- 『言い聞かせる』 その2 (2010/06/11)
- 『偏食について』 (2010/06/09)
- 『認めて育てる』 (2010/06/08)
- 『言い聞かせる』 (2010/05/26)
● COMMENT ●
No title
さっちんさん
遊びや、かかわりの一つとしてやってあげてもとってもいいものになります。
その「チラ」と同じだね。
「まなざし」っていうのはとても力のあるものみたいです。
No title
ママになって1年以上も経つのに、未だに娘やママ友さんたちの
子供さんをどんな風に相手したらいいのかわからなくなっちゃうんです;;
♪ひなたん♪ さん
> 子供さんをどんな風に相手したらいいのかわからなくなっちゃうんです;;
そんなときはね~、「~~してるんだね。」って言ったり、こどもの話していることを繰り返して言ってあげたりすると、こどもはそれだけで「このひとはちゃんと受け止めてくれるひとなんだ~」って感じてくれますよ~。
トラックバック
http://hoikushipapa.jp/tb.php/101-bd6923ca
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
私は娘が小さいころから遊び半分で「チラっ」と言いながら物陰から見たりしてましたが、じーーーは悪い事をしていたりする時に小言をいわなくてすむのですね。
チラは今でも娘は大好きで、人形が偶然物陰から顔を出してたりすると「あっ、うさぎちゃんチラ見てる」とか言ったりします(笑)
「じーーーー」も喜びそうです。
早速やってみます。