祖父母が過保護 - 2013.08.10 Sat
孫に対して過保護なのは多かれ少なかれ、それがおじいちゃんおばあちゃんというものでしょうけれども、今回述べる過保護はそれのことではありません。
だれに過保護かというと、孫の親であるところの、つまり祖父母から見たところの息子・娘に対して非常に過保護になってきているのをはっきりと感じます。
(紛らわしくなりそうなので、その三世代についてここでは、「祖父母・祖父・祖母」 「親」 「孫・子供」の表記で通します)
子育てに祖父母などの家族の手助けがあるというのは、とてもいいことだと思います。
しかし、その度合いが行き過ぎてしまって、親が親としての役割を果たせていなかったり、親が常に人頼みになることで、親としての力をつけていく経験までも回避してしまっているような事態が頻繁に目につくようになりました。
例えばよくみられるところではこんなことがあります。
母親が子供ひとりを持て余してしまって、外出したときに手に負いきれないので、ちょっとした外出にもつねに
母親と祖母の大人二人でなければいかれないというものです。
介助の必要なハンディを持っていたり、多動や突発的な行動のある発達上の問題があるなどならばそれもわかるのですが、そうでないものにもこういう対応をしていると二つの点で問題がより大きくなっていきます。
それはひとつには、親が子供をしっかりとコントロールできるようになるだけの経験やスキルを身につけられなくなってしまうこと。
なかには年齢があがることで落ち着いて、それまで手がかかっていた子供がかからなくなるということもあるかもしれませんが、こういったケースでは子供の育ちにも問題がでてくるので、少なからず年齢が上がれば上がるほど別の難しい問題がでてきます。
そうしたときに、親の方にそれに対するだけの力がついていなければならないのに、これらのケースでは親の力が低いまま対処すべき子供の姿だけが難しくなってしまうということになりかねません。
もう一点は、子供の力が伸びないということです。
子供も日々の経験の中で、するべきこと、していいいこと、してはいけないこと、我慢すべきことなどを少しずつ身につけていくわけですが、こういった「子供の大変さに対して大人の手を増やすだけの対応」というのをしていると、それは子供の力をつけたり、伸ばしたりする関わりよりも圧倒的に、過保護・過干渉・囲い込みによる対応になってしまいます。
子供が経験をつけて成長していくどころか、逆に子供の経験を奪っていくことになります。
また、行動面だけでなく、情緒的な発達や、精神的な成長といった内的な部分の育ちも幼いまま、とどめ置かれるようなことにもなってしまいます。
こういったようなことが子供とのからみのなかでおきているわけですが、なぜ祖父母が親に対して過保護なのかというところをさらに見ていきます。
例えば、
・母親がパートに出るために、その間の保育園の送り迎えのために祖母が母親のパートの給料とかわらないくらいの交通費をかけて来ている。
・親夫婦の生活のサポート(家事・子供の世話など)のために祖母が単身で田舎からでてきて、アパートを借りて親宅のそばに住んでいる。
・母親が出張中、父親に子供の世話や食事の用意をするだけの時間がないわけではないにもかかわらず、父親と孫の食事や洗濯の世話をするために祖母が飛行機にのってわざわざ手伝いに来ている。
・息抜き程度ではなく慢性的に親が遊びに行ったり、酒を飲みに出たりするために、日ごろから祖父母が食事の用意などの家事や子供の迎えや風呂寝かしつけまでしている。
こういったことも孫可愛さに祖父母がしているというのならば、まだ親に対する過保護とまでは考えなくともいいのかもしれないけれども、もう孫が手におえなくなっていていやいやながらにみていたり、体力的にきつかったり、体調が思わしくないのを押してまで、家事や孫の世話をしていたりするのを多く見かけます。
仕事が多忙などで親にそれらのことをする余裕がなかったり、生計を親と祖父母で一にしていて親が祖父母を養っている状態などであるなら、そういった形も無理のないものかとも思いますが、そうではないという状況です。
むしろ逆に経済的には祖父母に寄りかかってということも少なくないです。
なぜこれらの祖父母はそこまでやってあげてしまうのか?
「一家を立てているのだから夫婦で協力してしっかりやりなさい」と言わないのか?
孫が手に負いきれなくなっていたり、しんどくなっていて、少しも余裕や楽しい様子もなく、孫に対して小言やかんしゃくばかりになってしまっている祖父母などもたくさん見ます。
孫可愛さのためにやっているというよりも、もはや「親に対しての過保護」としか言えなくなっている状況だと思います。
これらの子供が安定して育っているならば、僕もさほど気にかけないかもしれませんが、まずほとんどは安定して育ちを送っていません。
これらのどの子供も慢性的な欲求不満を抱えていて、それゆえにたくさんのネガティブ行動をださざるをえない状況におかれてしまっています。
また、自己肯定感をなかなかしっかりと持てなかったり、親の自分への関心にいつも不安を抱いているといった子供も多いです。
育ちの中でもとくに情緒面の育ちに幼さが目立ちます。
それゆえに、見た目や行動面がしっかりしていたり、お勉強的な知識は詰め込まれていても、その情緒面とのアンバランスさという危うさを感じさせるという子もいます。
親というのは子供ができたから誰しも親としてすべきことがその瞬間からできるようになるわけではありません。
日々の生活のなかで少しずつ親としての子供に対する力がついてくるといってもいいでしょう。
やむをえない事情があるならばまた話は別ですが、子育てを祖父母に丸投げしていいわけでもないでしょう。
やはり子供にとって祖父母は祖父母であって、親と同じにはなりません。
親が本当にいないのならば、他の人が親代わりになることはできます。
でも、親が親としている以上はやはり子供は親に求めたいものがあるものです。
「祖父母の親に対する過保護」は、親に対してはどうかというのはなんともいえない部分がありますが、少なくとも孫のためにはなっていないということをたくさん感じます。
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● COMMENT ●
No title
昨日我が家に来られた12才の女の子を育てておられるシングルマザーの方とまさにこの話をしていたところです。
両親揃っているのに、そして子供も小学生になっているのに旦那さんは奥さんがいないときになんの躊躇いもなく、祖父母の家で食事から子供の面倒まで世話になりに来る。これが理解できないと。。
私の知り合いも出産で入院中、ご主人が上の子達を朝から晩まで病室に連れて来ており、奥さんは産後のボロボロの体を押して、起きて子供の面倒を見ていたり…
たった数日でもそんな状態なので、その家庭では奥さんが不在の時は、常に二人の子守り要員。3才の男の子一人に高齢の祖母がおむつ替え、ご主人はおむつもよほどのことがない限りしないので、子守りの時間を短縮するため炎天下の中を高速で数時間、チャイルドシートに乗せて車でつれ歩いたり。という状態です。
不思議なのは、この状態を奥さんが黙認していること、そして子供が一人で慣れていない、というのではなくて二人三人、といるのです。。
子供を見切れない親、というのは確実に増えているな、と感じることが本当に増えました。
No title
だから、たまに主人が1日いない日は、私一人で子供たちと遊ぶこともありますが、実家に帰ることも多いです。そりゃあ、一人より二人が楽ですから・・・・汗
でも、この記事やコメントを読んで、少しは一人で子供たちの相手する時間も重要なのね、と思いました。
でも、二人でやっているおかげで、子育てがとっても楽しく、ストレスが少ないのも確かです。
やはり旦那さんがどうかかわるか、、、という問題なのかなと思います。
まだまだ子育ては女の仕事、という刷り込みがあるんですよね。きっと。
こんばんわ。
私も長男がなかなか自立しないのは、いつも祖母がいるからなのかな?私も親であって親で無い、親の力を発揮できない所に不安を抱いていたり…このままでいいのだろうか、ずっと悩んでました。そして祖母に言いました。別居しよう、子供と私の為にと。
やはりこういうことだったのですね。タイムリーの記事でありがたく思います!長男、来月三歳。先生、今からでも遅くないでしょうか?>_<>_<>_<。。。取り戻したい。長男の力、そして自分の力を!!!!!
No title
いつもありがとうございます。
我が家はフルで働いておりますが、祖父母に援助や預かってもらった事がなく、援助や預かってもらってる家庭を見ると、いつも羨ましく、悲しい気持になっていました。
でも、この記事を読んで祖父母に対して悔しく思う事なく、自分の母親業の積み重ねのチャンスだったんだと思う事が出来るようになりました。
(だからと言っていい子育てが出来てるとは限りませんが・・・笑)
ちょっと記事掲載の意図とは違うかもしれませんが・・・、ありがとうございました。
No title
9歳になる息子は発達に凹凸のある子どもで、育てるのが大変な子でした。
実家ははるか遠く、主人の実家は近いけど農家で忙しい。
実家のお母さんがあれやこれやと手助けしてくれるママ友が、本当に本当に羨ましくて仕方なかったのです。
煮詰まると気分転換に実家へ。夕飯をごちそうになり泊まってくる。
子どもを預け、友だちと飲みに出かける。
風邪を引けば飛んできてくれる。泊まりこんで面倒を見てくれる。
ほんと、羨ましかった~。
助けてもらえない私は、息子と向き合わざる得なかったです。
私の子育ては決して褒められたもんじゃないですが、いつも必死で一生懸命頑張ってきたということだけは、言えます。
そしてそのことが、40を大きく過ぎた自分の、今更ながらの自信にもなっています。
おそらく、手助けしているじいちゃんばあちゃんが可愛くて大切なのは、孫じゃなく自分の子供なのですよね。ほんとにそう思います。
可愛い子には旅をさせろじゃないですけど、娘息子が可愛いからこそ助け舟を出しすぎず、自分達で何とかしろと言えることが、
たとえ親が60過ぎて子どもが30過ぎていたとしても、必要なことなのかもしれません。
今でも正直、助けてもらえるママ友は羨ましいけれど、これはこれでよかったのだと、記事を読んで思いました。
No title
いつも、ブログを参考に子育てをさせてもらっています。
ありがとうございます。
自分も同居の祖父がおり、両親共働きのため主に保育園の送迎や平日の夕食を助けてもらっていて、今回の例に当てはまるのかな、と思います。
自分も「母親が夕ご飯を作らないことは、子供に悪影響があるのだろうか?」と悩んだりしましたが、夜7時に帰宅してから夕食・風呂・就寝の流れだとどうしても子供の就寝時間が遅くなることや、祖父が昼間に時間があって手伝いを申し出てくれていること、祖母をなくしたばかりだった祖父の生きていくうえでのモチベーション等、夫や祖父と話し合い、今の形になっています。
子供の能力を決め付けているつもりはないのですが、事実だけを見ると他のママよりかなり楽をさせてもらっているところがあって、やはり自分たちだけでもっとがんばらないと、将来的には子供の育ちに影響は出るのでしょうか・・・?
楽をさせてもらっているはずなのに、他の人はもっと大変なのに、度々育児につまづき、悩み、自分がだめな母親だ・・・というところにはまり込んでしまい、悪循環になっています。。。
弱い大人なのだと思います。
もっとがんばらないと、もっと強くなれないとも思っています。
子供たち(4歳と2歳)は、そんな弱い母親の若干過保護・過干渉な育児の影響があって、少し生活面で幼いところがありますが、かわいく育っていると思います。
これまでは、「子供たちがこんな自分に育てられててもかわいく育っているのは、自分だけの密室育児の影響だけではなく、祖父との関わりもあって育っているからかな」と思っていたのですが、そういう面だけではないのですね・・・。
自分が小学生のときに母親が亡くなって、父親が自分の育児を祖母にまる投げしたこともあり、もちろん育児は親がすべきものであるということは強く認識しており、あまり口は出さずサポートをしてくれる祖父には本当に感謝しています。
祖父と関わる時間を持ちながらも、親の力がつく生活へのアドバイスをいただけるとうれしく思います。
もちろん、お時間があればで結構です。
よろしくお願いします。
だんごさん
大人がまったくの無関心ではそれも難しくなっていってしまいますが、いい方向でバランスがとれるようにしていってあげたいものですね。
みれきのさん
こういう対応をしていると、あとあとツケが回ってきてしまうというのを最近ではとてもたくさんみます。
子供をどうしたいかというところを、便利な回避の手段で対応していってしまうと、あとあと子供は大変な子供として、さらに親は見切れない状態になってしまいます。
ある程度の年齢に子供がなってしまうと、その原因をつくったのは大人の方にあるのだけど、親からすると「子供が大変」「子供が悪い」ということになってしまって、怒られてばかりだったり、放任や無視を重ねられてしまったり・・。
親もやっぱり「親」になるというプロセスを持つことが必要なのでしょうね。
祖母にスポイルされたくない?私です
自身は残業したいけれど、子供に保育園の延長保育はかわいそうだから、と、五時前には祖母がお迎えに行き、彼女の家に連れ帰り、夕食を食べさせて風呂にいれて、寝かしつけ。
祖母は母親が帰宅するまで待機し、バトンタッチで夜(22時以降)都下の自宅へ向かう、と言う毎日だったと聞きました。
実家が遠く、そんな手助けは期待できない私には羨ましくもありましたが、引っ掛かったエピソードがありました。
「帰宅して、寝ていた息子(当時一歳)を起こして遊ぶ、悪い母です♪」というメールが来たのです。
また「息子がとにかく可愛くて、目に入れても痛くない」という言葉も、違和感がありました。
言い方が悪いかもしれませんが、これじゃあ子育てを奥さん任せにして、自分の生活は一ミリたりとも変えず、我が子との関わりの美味しいとこ取りしかしていない、昭和のお父さんと同じじゃないかと。
子どもをとにかく可愛いとしか思わない、それはある意味幸せかもしれませんが…
本当に親として向き合っていたら、かわいいだけではすまない場面や迷い、悩み、後悔に不安も抱くのではないか?
甥や姪を溺愛する独身男女よろしく、ある意味、どこか他人事になっているから、かわいい可愛いで済んでいるのでは?
ほぼ同時進行で子育てし、祖父母の手助けなしで職場復帰した私などは感じたものでした。
今回のエントリを拝読し、ああ、この部分で私は、友人に違和感を抱いていたのだ…ということがずばり指摘されていて、腑に落ちると同時に、勇気付けられました。
あくまでも、子育ての主体は親なんだ、それでいいんだ、未熟であっても子どもと一緒に育てば良いんだと。
ちなみに、我が家には昨年第二子が生まれたのですが、私の母が「あなたたちの近くに住んであげてもよい」といってきたのを即座に「いらない」と断った私です。
理由は他にもあるのですが、ここでスポイル(あえて英語使います)されてはいけないな、そう直感したのです。
悪くない判断をしたかな、今改めて、密かに感じました♪
さやかさん
無理なくやっていけるのが一番ですからね。
でも、手がたくさんないと子育てできないというのと、かけられる手がたくさんあるというのとは違いますので、そこだけわきまえていればそれで大丈夫だと思います。
shushuさん
子供の成長というのはまだまだ続くのですから、まだまだ遅いなんてことなちっともないですよ。
ぽんたさん
その人なりのやり方でいいから子供に対して誠実でありさえすれば、基本的には子育てはそれでOKなのではないかと思いますよ。
ポチコさん
また、それは大人の側だけではないのですね。
子供の側にも自分に一生懸命向き合ってもらったという実感が伴っているようです。
僕の教え子でもいまでも連絡をくれたり手紙を送ってくれる子の大半が、本当に手のかかる子たちでした。
それはきっとその大変さをいっしょに乗り越えてきた中できずなとでもいうようなものが、きちんと作られたからであろうかと思います。
親子でもそれは当然ながら同様で、大変さを乗り越えてる中でよりよい関係が作られてくるのではないでしょうか。
cocue-cocueさん
>昭和のお父さんと同じじゃないかと。
女性が男性と同じ扱いで働けるようには一応なったけれども、それって女性が男性と同じ場所に横滑りしただけで、極端な言い方をすると、家庭に父親が二人になって母親が不在になったかのような家庭を、子育てする家族にもたらしたようなのが現状になっています。
こういうなかで家族のありかたとか、労働形態も含め人が幸せになるためのライフスタイルってどうなっていくのだろうなどといろいろ悩んでしまいます。
すみません
この記事にコメントしたあと、実はかなり落ち込んでしまって、自分の子育てが失敗したという思いにとらわれてしまって、心のトゲになってしまっていたので、再度のコメントで自分が前に進めるきっかけになったらと思い・・・申し訳ありません。
(余談ですが、先のコメントでかなり失礼があったでしょうか・・・?他の方に対してはすべてコメントされていたので
、少し気になっていました。。。気分を害されているのでなければいいのですが)
義両親との同居は、当初人とうまく関われなかった自分の中ではかなり否定的でしたが、夫の希望や義両親とその親の介護、生まれてくる子どもの社会性の育ち等、いろいろ悩んで決断しました。
やはり世代差等ありますから、助けてもらっていることは山ほどあるけれど、傷つくこと我慢することも同じくらいある、同居という現状の中での子育てを、否定されてしまったように感じたのかもしれません。やはり仕事を続けていると、どうしても周りに助けてもらうことも多く、それに対しても申し訳なさで落ち込んでしまったりもして・・・。
自分の一生懸命は子どもたちには特に伝わっていないのでは、という不安もありました。
それでも決断したことを後悔してはいないし、祖母も曾祖母も亡くなって一人になった祖父と、子どもたちが楽しそうに笑い合っていられるように、できることを一生懸命やっていこうと思います。少し、自分の環境の中で考えていきます。
自分の整理のために、コメント欄を使ったようになってしまって申し訳ありませんでした。
更新を楽しみにしています。
じょうさん
本当に申し訳ありません。
祖父母など色々な人に子育てを手伝ってもらうことは、子育てにとってとてもいいことだと思いますよ。
この記事の趣旨はそれとはまったく違いますので、じょうさんのように同居のお祖父さんに家事や育児などをサポートとしてもらえることはむしろいいことだと思います。
子育ては、「こうしなければならない」とか「こうすべき」と考える必要はなくて、子供が可愛いとか、大切だとか日々思えているならば、子育てそのものの上手い下手などは些細な問題です。
子育てにつまづくと、なぜか人は自分を責めることに向かってしまいがちです。
でも、いくら自分を責めても子供に対するアプローチにつながらなければ、結局子供にプラスにはなっていきません。
むしろ、そういった気持ちがよけいに子育てを難しくしてしまったりすることも少なくありません。
また、ある面では自分を責めることは、実際の関わりを変えたり、子供への難しいアプローチに立ち向かっていこうとするよりも安易なので、一種の逃避場所ともなりかねません。
自分を責めてもあまりいい方にはいかないので、その分子供に無理なくできる範囲いいのでよい関わりに変えていくといいと思います。
僕のミスでご心配かけしまって本当にすみませんでした。
ありがとうございました
そもそも、すべてのコメントに返信されていてはおとーちゃんさんが大変・・・とは思っていたのですが、自分がちょっと安定を欠いた状態で書いた文章だったので、失礼をしていたらと不安になり・・・申し訳ありません。
現状の祖父との生活自体には大きく問題はないようで、少しほっとしました。
自己肯定感があまり持てず、自分の「うまくやれていない感じ」に落ち込む日々ですが、落ち込んでも子どもたちに向ける笑顔が減ってしまうだけなので、「子育ての上手い下手」を考えすぎないように、今の環境でできることを頑張っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
温かいコメントいただけたこと、嬉しかったです。
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妹は医者で、どうしても休みが取れないので
やむをえないときは、母が高い飛行機代を払って、付きに1回、数日から数週間、子守に出かけます。
妹の旦那も同じような職業で家に帰るのは夜中。
今年に入り、甥っ子が少し様子がおかしくなり、学校に行くのを渋っています。
妹の旦那に話をして、子供が寝る前に帰ってくるようにはなりましたが
妹夫婦が忙しいのは相変わらずで、子供たちがかわいそうに思います。
子供にとって、どんなに大好きなおばあちゃんでも、親の代わりにはならないんだろうな、と感じます。
でも、仕事と子育てをできるだけ頑張っている妹にはそんなことは言えませんし、母も同じ気持ちだと思います。
なんとか、甥っ子の気持ちが安定してくれるといいなと願っています。