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2024-04

それは『意地悪』って言うんだよ - 2014.01.22 Wed

『子供の意地悪は直せる』の続きです。







4歳前後くらいから、それまでのような衝動的な他者への攻撃的な態度から、だんだんと意図的な他者への威圧的な態度や、おとしめるような言動などがでてくることが増えてきます。

しかしまだ最初の段階では、意図的にするようになってきたとは言え、悪意を持って「意地悪をしてやろう」というような行動でもありません。

意地悪な態度が自発的に出ているとは言え、まだ意地悪をしているという意識ではないという状況です。

その後の、相手を見定めて意地悪をしてやろうという確信犯的な段階になってしまうよりも、この頃の方が対応がしやすいでしょう。



こういうとき僕は、「行動の名前づけ」をしてあげます。

意地悪な行動に限らず、子供は自分のしている行動が「○○である」という認識をせずに行っていることがあります。

そういうときに、「これは○○なんだ」という認識を持つことによって、それを意識的にしやすくなったり、意識的にセーブすることができるようになったりします。

例えば、「それはわがままっていうんだよ」などその子のしている行為を、どういうものなのか教えてあげることによって、その子自身も客観的にそれを捉えられるようになります。

もちろんいいことに対しても使えます。
「そういうことをしてあげるのはとても親切なことだね。とても立派ですよ」
などなど。


4歳前後になって、意地悪を自分から出すようになる頃になると、それは同時に自分を少しずつ客観的に見れるようになるという時期でもあります。


「それは意地悪っていうんだよ」
「そういうのは意地悪だと思うな」

など、自分の行為がどういう性質のものなのか知ることで、それを反省したり、次の時には自制したりという方向の行動を子供が自分で選択できるチャンスを与えられます。


もちろん、それには前号で書いたように、子供のネガティブ行動の原因となるところを解決するためのアプローチや、その子を満たそうとする関わりというものがともなっていなければ、それはさして期待できません。
なので、それらの子供を包括的にケアする姿勢というのは言うまでもなく必要なことです。



子供へのどのような関わりでも「信頼関係」というのは大切ですが、このような意地悪な行為への対応においてそれはとりわけ重要です。

なぜならば、他者へのこのようなはっきりとした意地悪が出てしまうという段階に来ている子には、多くの場合、「大人への期待」や信頼感というものが低くなってしまっています。

大人に自分を受け止めてもらうことを期待できる心境にあるならば、そもそもさして他者をおとしめることで自分の優越感を味わうなどして気持ちを満たそうとする必要などないからです。


この、「もともと期待・信頼感が薄い」ということに加えて、意地悪を注意したりするという大人の関わりはどちらかといえば、子供にダメ出しをする行為であり、マイナスの行為と言えます。

それ自体が、大人と子供のあいだにある信頼感を下げることに繋がる行為です。

だから、その信頼関係ということに留意せずに、注意や否定ばかりしていたら、もともと多くない大人への期待や信頼感を損なうことにつながってしまうし、その子の自己肯定感なども下げることになってしまいます。

それでは、本当にその子に対する援助とはなりえません。

なので、子供への一連のアプローチにおいて、「信頼関係」ということをきちんと踏まえていなければならないでしょう。


昔の人はうまいことをいいました。
「罪を憎んで人を憎まず」という言葉がありますが、まさにこれでなければその子を伸ばすことにならないでしょう。

「意地悪な行為は否定するけれども、その子供自体は否定しない」
というスタンスです。



実際の対応において、このようなことを理解していてすらそれを実践することは簡単ではありませんが、世の中には、感情的にそれら子供の行為に対応してしまう保育者もいますし、正論を盾に注意するだけ、叱るだけになってしまっている人もたくさんいます。

叱るだけで改善されるケースならばそれで問題ありませんが、根が深い場合それはそのときだけ問題を封じ込めて先送りしたに過ぎなくなってしまいかねません。

こういう問題への対応は早いほうが断然解決しやすいですから、それはその保育者の対応によって問題を解決困難なことにしてしまうかもしれないことです。


もちろん、すべきでない行為に対して注意したり、叱ったりということはしますが、それらができるのは「信頼関係」という裏打ちがあってはじめてプラスのアプローチになり得るのです。
援助者はそこを忘れないようにしなければならないでしょう。



*書いているうちに内容が保育でのことになってしまったので、先の記事とともに「心の育て方」から「保育園」にカテゴリ変更しました
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● COMMENT ●

意地悪をされる

最近意地悪をされるのが気になります。

泣いているとバカにしたように目線を向ける子いませんか?
側でじろじろ見てきたり、怒っても怒ってるわ・・と動かないとか。
持っているお菓子をみせびらかしたり、座っていると私の場所!とか
私のおもちゃ!と言いに来たり・・。

うちの子は言葉も遅いので、「何言ってるか分からん!」はしょっちゅう
ですが、私がいる前で親子が「あの子○○してるわ(笑)」と話している
とひどいなと思います。

人懐っこいので、その時点で相手が居丈高に振る舞ったり、おちょくる
ようなかんじで、笑われて無視みていなことも多いです。

必死で食い下がって目を合わせに行ったりしているのを見ると
けなげ過ぎて泣きたくなります。

小さいころから人が大好きでしたが、絡みに行った結果、
押されたり叩かれたりもそれなりに多いので、最近では
遊んでいる先に行ってだれかれなく横取りするようになりました。
正面からです。頭が悪いのか、怒られるようなことを怒られただけ
繰り返します。周りにわかりやすいのでとても目立ちます。
注意すると邪魔されたショックを引きずり食い下がりません。
私を別室に閉じ込めて遊ぼうとしていました。

意地悪でしているようには見えません。嫌がられてる、見られてる
無視されてる、遊べなさそうとかそうゆう理由で邪魔だなとなっている
ように見えます。

人とのやりとりを欲しているようです。

どうすれば良いでしょうか。

親が出来ること

こんにちは。
いつもおとーちゃんさんのブログに助けられています。
このところずっと子供の間での意地悪について悩んでいたところに、タイムリーにこの記事。大変ありがたく、興味深く読ませていただきました。
我が子も運悪く意地悪な女の子と幼稚園で同じクラスになってしまいました。
海外在住でして、現地園で、日本人が数人しかいなく、意地悪な子は現地になじめないようで我が子に執着してきます。
この子が意地悪な理由は、親のいいなり、放任、過保護等等おとーちゃんさんのブログの前の記事で述べられていたことが複雑に絡み合ってというのはよく見て取れます。そして、残念ながら親の改善は期待できそうにありません。
意地悪の内容も「他の子と遊んだらダメ」「現地語を話したら、一緒に遊んであげない」「○○するならもう知らないよ、いいの?」と言ったものが多く(まだ4歳、日本なら年少です)、何か気に入らないことがあると無視する、また物の自慢が多い、話し方がそもそも上から目線が多いことなどからしても、親の養育態度に問題があり、また園での自分の居場所、安全基地を求めて必死なんだろうと思うのですが…。

先生方に現状を相談しており、なるべく二人きりにならないように気を付けて下さっているようですが、日本語が分からないため対応に限界があります。

私は送り迎えの時に数分程度その子と会うだけです。
たった数時間の保育時間ですが、娘がその子の言動に振り回され、傷付いたり、「○○するならもう遊んであげないよ」などといった事を覚えて真似してしまうのが悲しいです。(外では言っていないというのですが、下の子に向かって言ったりします)
家では娘の話を聞いて共感するようにしています。良くない言い方を真似した時は「そういう言い方はいい気分がしないね」ということを伝えています。
先生方のアドバイスは嫌なことは嫌と言っていいこと、無視されたら他のお友達と遊んだら良いことを伝えてあげて、と言われたのでそれも伝えています。
数少ない日本人であることもあるのでしょう、離れる避けるという選択は娘の頭には無いようです。一度少しそういう話もしてみましたが、「○ちゃんはいつも△ちゃん△ちゃん(娘の事)て言ってくるから、一緒に遊びたくないって言ったら、○ちゃん悲しくなって泣いちゃうと思うよ。」といっていました。

我が子が受ける悪影響を最低限にする為に、何ができるでしょうか?
また、たった数分の関わりですが、ネガティブな言動をやめさせる為にその子に何か私がしてやれることはありますでしょうか?

娘は優しいのが長所だと思っていたのに、強さをつけさせなければならないのかと悩んでいました。
この子らしさを保ったまま、うまく乗り越えていけるといいのですが、性格が変わってしまわないか…心配です。

子供の意地悪について

「子供の意地悪」に関する一連の記事を読ませて頂いて、自分が小さかった頃に友達から意地悪されたときのことを思い出しました。
保育園の年長だった頃です。私はかけっこが遅かったので、それをからかうために(或いは、私が足が遅いのを見て、優越感に浸りたかったのかもしれません)、外遊びの度に運動会ごっこを一緒にさせたり、私がその子の指示通りに行動できずにもたもたしていると、「○○ちゃん(←私のことです)って何でそんなに馬鹿なの?!今度、○○ちゃんのお母さんに会ったら、何でか聞くからね!」とか「こんなことも出来ないなんて、○○ちゃんなんていなくなってしまえばいいのに」など、かなりきつい言葉を浴びせてきたりと、今思えばよくもまぁ、当時の私はじっと耐えていられたなぁと不思議でなりません。
保育園に通うのがとても苦痛でしたが、「友達に意地悪されていることなんか親には知られたくない」と思っており、誰にも言えずにいました。
それならほかの友達と遊べばよかったのにと思うのですが、遊びの時間になっていの一番に「一緒に遊ぼう」と声をかけられるとイヤと言えず、そういう気の弱い部分も目を付けられていたのかなと思います。(一度だけ、私がとうとう怒って言い返した時には、びっくりしてたじろいでいました。)

いま、私の息子はもうすぐ3歳です。4月からは幼稚園に通うことになっております。甘えんぼで自己主張が強く、それでも最近はイヤイヤ期が収まってきたのか、親が伝えることもかなり素直に受け入れてくれるようになり、また身の回りのことも一通りは自分で出来るようになりました。
しかし、児童館に行ったとき、叩かれたりおもちゃを取られたりすることが多かったせいか、小さい子供(1歳から6歳くらいまでの子)を見るととても怖がってしまいます。叩かれたときは、「叩かれたりしたら、痛いからやめて!って言っていいんだよ」とフォローするのですが、気後れするのか言えたことはないです。買い物に行って、お店の中で知らない子供とすれ違っただけでもビクビクしてしまったり、せっかく公園に遊びに行ったのに、先に遊んでいる子供を見ると「帰る!」と言って遊ばなかったり。
そんな息子を見ていると、自分が小さかった頃と重ね合わせてしまい、「幼稚園で辛い目に遭わないだろうか」などとつい考えてしまうこともあります。なので、心配の先取りや無理の押しつけはしないように気をつけなければ、と自分に言い聞かせてはいるのですが…。

長文コメントをしてしまい、申し訳ありませんでした(汗)
自分が意地悪された経験もあるので、「子供の意地悪」というテーマは胸が痛んでしまって…。息子が意地悪をするような子にはなって欲しくありませんし、また息子が意地悪を受けて辛い思いをしたときに、親としてどう受け止めればいいのか、色々と考えさせて頂きました。

No title

確かについつい目に付く意地悪やマイナス行動に対してだけの対処して、ちゃんと対処したつもりになってることあります。なんだかそうこうしているうちに、えらく子供と心の距離があいてしまったこと、あります…
自分も注意ばかりし過ぎて、だんだん普通に接する事が出来なくなったり…

やっぱりいい関わりがあってこその保育ですね。

行動の名前づけ

なるほど、客観的に捉えられるように行動や感情の名前を教えてあげるのですね。
名づけをするには、こちらも冷静にならないと分析できないので、一石二鳥かもしれません。

なるほどなるほど…

おとうちゃんこんにちは。
いつもブログの更新お疲れさまです。
新しい記事を読むたびに色々なことに気付かされます。このブログに出会っていなかったら、私は我が子への間違った対応に気付くことすらなく時間だけが過ぎていってしまっていたと思います。上の子はもう小2で…もう小2なのに…いまだにわがままが多いです。この子が年長の頃、このままでいいのだろうか…と悩みこのブログに出会いました。
最近は本当に少しずつですが周りへの思いやりや他人の気持ちなどに気付くことができる時があり、そういうときは涙が出そうなくらい嬉しいです…
私の対応はまだまだです。反省することも多いですが、ブログを読むたびに気持ちを入れ替えて、よし!明日も頑張ろう!と前向きな気持ちになれます。
いつも本当にありがとうございます。
これからもブログの更新楽しみにしています。

ミッフィーさん

コメントからだといまひとつ状況がわからないのだけど、僕のように保育士としての立場からならば意地悪をする子供の方にも働きかけをして、子供そのものの意地悪をなくすような関わりができるのだけど、これが例えば公園であった子供や児童館で一緒になった子供というような横の関係だったばあい、これは僕でもなかなか良い形にしていくことはできません。

そういうときは、避けてしまうことも必要ではないかと思いますよ。

子供が小さいのならば、わざわざ意地悪されることがわかっている子と遊ばせて、我が子に意地悪を学ばさせる必要はありません。

子供がある程度大きくなれば、そういう状況を避けたり、乗り越えたりすることも自分でできるようになっていけます。

しかし、それがまだできない段階の年齢であれば、大人がそういう配慮をしてあげて何ら問題ないと僕は思います。

かもめさん

こういったケースは辛いですよね。
優しい子はその優しさゆえに痛みを向けられてしまうことがあります。

相手の子の気持ちも理解できるとは言え、我が子がそれを向けられてしまうのはけっしてうれしいものではありません。

でも、かもめさんはその子供のためにできることを考えてくださっているということですから、少しでもそれによって相手の子も救われるといいなと思います。


なかなか横の関わりでできることは限られてしまいますが、とりあえずできることは、


 ・暖かい目で見てあげること、微笑んであげること

 ・話をきいてあげること

 ・服や髪型を褒めてあげること

これらは大人が自分に関心を持ってくれているということです、すぐに大きく影響するということはありませんが、これだけでもプラスになります。

また、こういう風に接していくことで、関わりを求める気持ち、信頼関係を築きたいという気持ちがうまれます。


その出し方がネガティブな場合もありますが、受け入れやすい形でだしてくれれば、それからはその↑にあるような同じことをしたとしても、それまで以上に相手の子供の心に響くようになるでしょう。

もし、この段階で人と関わりたいという気持ちの出し方がネガティブなものだったら、(例えばかもめさんを叩いてくるとかモノをとってみたり、なにか困らせるようなものなど)
それまで貯めてきたその子との信頼関係を遣って、そういう「出し方は好きじゃない、かわいい出し方をするんだよ」と切り返してポジティブな出し方を教えてあげることができます。




大人や他者に対する信頼関係というのは、どこにもそれが向けられないと雪だるま式に、不信感がつのってしまいネガティブな行動につながりやすくなってしまいます。

かもめさんが朝すこしいい視線を向けてあげるだけでも、その子にとってのある種の救いになれるかもしれません。

それ以上に何ができるかは、そこでその子がかもめさんに向けてくる信頼関係が大きくなるにつれて、自然と見えてくるものがあると思います。

とかちさん

そうですね、結局のところこういうことは心配の先取りをしてもさして実を結ばないので、子供の成長を信じてあげることと、その子の長所を伸ばすことで、なにかに直面した時に乗り越える力とできるように関わっていってあげるように僕はしています。

けふじろさん

大人でも「注意」ばかりしているとそれがクセになってしまって、関わりの多くが注意になってしまったり、注意するべきところを探すような視点で子供と関わることになってしまったりしかねないことがありますね。

疲れてたり、忙しかったりすると余計になりやすいので、そういうときは大人の方もちょっと立ち止まったりするのが必要なのかもしれませんね。

ゆきさん

>最近は本当に少しずつですが周りへの思いやりや他人の気持ちなどに気付くことができる時があり、そういうときは涙が出そうなくらい嬉しいです

そういうときは、そのまま「○○ちゃんがそういう優しくできる子で、お母さんは涙がでるくらいうれしいよ」

その気持ちをそのまま伝えていったりするととてもいいと思いますよ。

ちょっともう照れたりする歳になっているけど、まだまだこのくらいの年齢だと親と一心同体のところがありますから、響く子も多いと思います。

No title

久しぶりに書き込みします。今年もよろしくお願いします。

子供どうしの意地悪…胸が痛みます。
今年、息子は年長さんになりますが、年中からの入園でハラハラの一年でした。
元々、穏やかなタイプで何かされても、やり返すこともなくじっと我慢していることがほとんどでした。

ちょっと個性的なお友達と仲良くなり、入園した当初は仲良くなれたことが嬉しいばかりで、常に振り回されていて心配でしたが、最近家に遊びに来た時にいつもより長く観察出来たので様子を見ていたら、自分がどうしたいのか主張も出来ていて、嫌なことは嫌だと伝えることが出来てきていました。
幼稚園での様子も少し変わってきたようで、仲はいいけど自分は自分というスタンスを保ちつつ遊んでいけているようです。
先日、息子と色々話していた時に、息子が自分から気持ちを話してくれました。
「お友達に叩かれても、自分は叩きたくない」「喧嘩とかそういうのは嫌いだから、そういうのがあった日は園庭では遊ばずに帰りたい」と。
いつも楽しく遊んでいるのに、すぐに帰ると言う日があるのはそういうことだったのかと分かりました。喧嘩は自分がしたのではなく、クラス内のお友達同士の喧嘩です。それでもその後は辛いらしく帰りたいのだそうです。
それだけだと、優しすぎる気がしてまた余計な心配もしていましたが、先日園庭でお友達に「もうそんなことやめようよ!帰ろうよ!」と言う息子を見ました。

子育てに自信が持てずにいましたが、息子の中に少しずつ出来てきている芯のようなものが見えた気がします。息子と私の間にも前よりも安定したものを感じます。

口数の少ない息子の話しを、なるべく聞き逃さないようにし、毎日沢山抱っこするようにしてきました。慰めたり励ましたりしながら。子供の相手をするのは苦手でしたが、毎日くすぐったり、お手伝いをしてもらったり、一緒にごっこ遊びをしたりと少しずつやってみています。
こちらでオススメの積み木や、絵本もとても助かっています。TVゲームもやりますが、少しやると何か思いつくようで突然やめて積み木やその他の玩具でごっこ遊びを始めます。想像したり工夫したりという面も育っているようです。
お友達との中や、遊びの種類も全て制限することは出来ませんが、自分で考えていく力をつけてくれるといいなと思います。

おとーちゃんの記事に沢山助けていただきました。ありがとうございます!まだまだ子育てこれからですが、ここを励みに頑張っていけそうです。


ひとりっ子ママさん

子育てって、基本的に大人ができることは「種まき」なのでしょうね。

子供には、強い子も弱い子も、内向的な子も外交的な子もいろいろいるけれども、その子なりにみんな育つ力をもっていて、大人は種を蒔いてそれがまっすぐ大きく育つだろうという環境を用意したら、あとは信じて見守るしかない。

でも、そうやってその子なりにでもきちんと成長しているのを見るのは親にとって大きな喜びで、それを素直に子供といっしょに喜んであげられるとさらに子供は大きくなっていくような気がします。

息子さんの優しさと成長が見られてよかったですね。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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