リンク 『私ばかりが損している!不満を爆発させる前に気付くべきこと』 - 2015.06.16 Tue
『私ばかりが損している!不満を爆発させる前に気付くべきこと』 (PHPファミリー)
子育てのなかでも、これと同じことがよく起こります。
子供の世話を頑張り過ぎたり、ささいなことも気になってついついなんでもきちんとしなければ気がすまない人や、過保護、過干渉が慢性化していてそれに気づかずに子供への関わりに大変さを感じてしまっている人など。
実は、放っておいてもいいことを、過保護、過干渉なために、大人が手を出してしまうことをセーブできずに、「こんなに手伝ってあげているのに、なんでこの子は自分でちっともやろうとしないのかしら」などとイライラを蓄積させていってしまっていることなのかもしれません。
そういった過干渉は、かえって子供の自立をはばんで依存を高めてしまうので、余計に大人が大変だと感じる姿を大きくしていきかねません。
そうなると、このイライラはその人自身がマッチポンプで大きくしていることになってしまいます。
リンク先で言われるところの「他者中心」が、子育てでは
「子供のため、子供のため、子供のため」、で頭をいっぱいにしてしまったときに起こるでしょう。
でも、その「子供のため」というのは、冷静になってみると「子供のためと一方的に思っているだけ」なのかもしれません。そしてその意識が目の前のことをその人には、より大きな問題に映らせてしまいます。
前にもどこかで記事にしたけれども、「負い目」や「引け目」、「ごめんね」「申し訳ないことをしている」といった親の意識も同様に、「子供のためという思い」が、子育てを難しいかたちにする元になってしまっています。
子供に関わる大人が、いつもイライラしていたら、子供は安心・安定して過ごすことができませんので、受容不足やネガティブな行動の増加につながってしまいます。
そしてさらに大人のイライラがつのるという悪循環になっていきます。
このサイクルに入ってしまうと抜け出すのは大変です。
「私はこんなにあなたのために頑張っているのに、なんでその期待に応えないのかっ(怒)」
そういった怒りにまで発展してしまいます。
でも、そもそもその
「あなたのために頑張っている」
の部分は最初からしなくていいことや、その子に望むべきではないもだったのかもしれません・・・・・・。
現代の親は、たいへん過保護・過干渉になりやすいです。
これは、ライフスタイルなどからやむを得ないところではあります。
でも、だからこそ大人の方が過保護・過干渉を気をつける意識を持って、ときどき冷静に自分自身を見つめ直してみたほうがよいでしょう。
あとは”おおらか”でいられるように心がけることが大切だと思います。
1分電車が遅れてもイライラしてしまう現代人は、”おおらかさ”とはほど遠くなってしまっています。
でも、その心持ちで子育てするのはとても大変なのです。
無理なくできるときだけでもいいから、子供と過ごすときは”ちょっとスローな自分”を演出してみるといろいろ楽になってきますよ。
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● COMMENT ●
はるママさんと同じように、子育てのやり辛さや感情のコントロールが出来ないのを自分の自己肯定感の低さと結びつけて考えたりしていました。
でもそれ以上に自分の中の損得勘定のようなものがイライラを増大させていってるような気がします。子どもに対して「なんで私の仕事増やすことばっかりするんだ!全然ゆっくり出来ない!」とか。書いてて情けなくなります…。
おおらかさ、本当に大切ですね。繰り返しこのブログで伝えて下さり、その都度心に刻んで軌道修正させて貰ってます。ありがとうございます。
電車が1分遅れても…というの私もその記事を読んだ時、そんな風にはなりたくないなぁと思っていました。が!まさに子どもに対してやってしまってます。幼稚園に出発する時間がいつもより1分2分遅れているだけでイライラ急かして。自分でもそんな人嫌ですねー。
朝のひととき、スローな自分演じてみます!
泣きたいです
毎日子どもと離れたあと、またやってしまったと泣きたくなります。
おとーちゃんさんのブログを読ませていただいて、少しずつ変化してきたこともありますが、まだまだです。
また前を向いて頑張っていきたいです。
おおらかが難しい
おとーちゃんの子育て講座(全6回)に出たのに…
2歳半の娘です。
言葉が早くて、おしゃまで、「自分でやる」を乱発。
親がいい聞かせても納得しなくて、身を持って失敗すると、納得するタイプのようです。
昨日は、大人のカレーを食べたがったので、「辛いよ」と言った上で、3匙分くらい与えました。
子供が「食べたい」とギャーギャー言うのを聞く気力がなかったので。。
子供は全て食べた後で、「辛いのは、食べたくなかった…」と水をゴクゴク。
「お母さん、『辛いよ』と言ったけど、あなたが食べたがったのよね?」と淡々と言ってしまいました。
本当は、もっと大人が主導権をとった方がいいのでしょうが。。
「ダメ」と言わないように、本人の納得性を大切にしてきた弊害が出てきました。
子供と笑顔で接する、3倍ゆっくり話す、「どうしたの?」「**していいよ~」
心がけてみようと思います。
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子育てが上手くいかないと感じる時、私の自己肯定感が低いから?とか、私自身の親との関わりが問題なのか?とか、おとーちゃんのブログを読みつつ考えていたのですが、多分今回の記事が一番ピタッとくる答えだったのかもしれません。誰のせいでもなく、自分の気持ちの持ちようで楽しい子育てに変えられるのかもしれないですね。
まずは、誰の為にもならない「あなたの為にやってるのにっ」…っていうのをやめてみようと思います。