『赤ちゃんの目は青い』 - 2010.04.09 Fri
久々の更新になってしまいました。
4月になり新たに保育園、幼稚園などに通われるようになったご家庭も多いかと思います。
こどもは環境の変化に敏感なので、新たな生活になるとそれだけで体調を崩したりすることも多いです。
一見元気で活発そうでも、緊張からの開放による反動だったり、頭を使って来て疲れてハイテンションになったりしているだけのこともあるので、家に帰った後や週末などきちんと休息をとれるようにしてあげるといいですよ。
それから、わりと多いのがものもらいや結膜炎などの目の病気。
普段から清潔にすることと、髪の毛を目にかからないように整えてあげましょう。
タイトルの『赤ちゃんの目は青い』ですが、新生児はほんと白目が青いんですよね。
なんか生まれたばっかりは、まだ眼球が固まりきっていないということなので、毛細血管がうっすら透けて見えて青く見えるのかな。
なんかちょっぴり神秘的ですね~。
うちのむーちゃんは8ヶ月目に入りました。
もう、目は青くないけど以前よりさらにたくさんしゃべってます。
もちろん、日本語ではなく喃語ですが。
喃語だってちゃんと会話できるんですよ~。
ほんとですよ~。
(↓ちょっと前の写真ですが、大人が顔を見てウンウンとうなずいてあげるだけで、安心感を感じてニコニコというより大笑いしています)
赤ちゃんでもきちんと存在と意思を尊重して関わっていくと、はっきりと喃語や表情、泣き方などで意志を伝えようとします。
ちゃんと計ったこととかはないけれど、むーちゃんは軽く数分は喃語で意志を主張します。ただ、バブバブ言ってるわけでなく、その場の状況をきちんと見ていればちゃんと意味のある言葉なのだとわかります。
「どうせ赤ちゃんだからわからないわよね~」とか言う人に見せてあげたいとほんと思います。
<お迎えの風景>
保育園のお迎えのときの親子の様子を見ていると、多くの親がこどもの求めていることと違う対応をしていることがあります。
こどもはただ単に楽しく遊んで過ごしているわけではなく、親の保護という厚く頑丈なカラから出されて、本来他人である大人やこどもと一緒に過ごしています。
さらに、家にいればしなくていいこともさせられてしまったり。
十分な対応をしていてすら、けっこうこどもによっては重くこたえるのだよね。
だから、親が迎えに来ると、何かむりやり理由をつけてごねたり・泣いたり。
困らせることをして気をひいてみたりと様々な行動で、「ボク、ガンバッタンダヨ。ホントニホントニ、ガンバッタンダカラー」と伝えたいわけです。
だから、それを認めてあげさえすれば、こどもは納得できるのだけど、実際の親子を見ているとどうもその辺がうまくない人が多いのですよね~。
こどもがぐずることを回避するために、食べ物やおもちゃなどでごまかしたり、ほかの事へ目をむけさせたり。
また、親の目をひきたいための行動を叱責してしまったり・・。
こどもが本当に求めている抱きしめてあげて「遅くなってごめんね、まっててくれてえらかったね、ありがとう」ということをしないのですよ~。
そうすることで素直にまっすぐ伸びていけるものを、たった一言認めてあげられないばっかりに、こどものネガティブ行動を増やして、どんどん育てにくい子にという悪循環に。
0歳の赤ちゃんでも、親の気持ちや言葉、もちろん誤魔化そうとすることまできちんと理解していますから、「こどもだから、どうせわからない、ごまかしちゃえ・・・」と高をくくらないで関わっていくことでみんな幸せになれますよ~。
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● COMMENT ●
はじめまして
ちゃんとわかってるんですね!
しっかり認識してるんだな~とびっくりすることもあれば、やっぱり意思疎通できないと淋しいし難しい…と凹む事も…(^o^;
凹む時は、多分疲れているのもあると思いますが…。
多分、私がしっかり向き合ってあげてる時に、いい反応が返ってきてるんですね。
いつもそうして欲しいなぁと思わせてしまっているかも…と反省です(>_<)
しっかり向き合って考えてあげていれば、難しいと思う事も減って行くんですよね(^-^)
認めてあげる事、大事ですね!
ありがとうございます☆
こんばんは
保育園のお迎えに行くと、色々ありますねぇ。走って私の元に来てくれたのに、仲の良いお母さん達がいると立ち話をしてしまい、なかなか帰ろうとしない私達母親に向かって寡黙な娘が一言。「嘘ばっかり!!」と。帰ろうと言いながら、いつまでも帰らない私達に喝が飛んできました。
一日頑張ってきた子供達を頑張ったね、と抱き締めてあげなければ、ですね。
それと、先日教えて頂いた事ですが、お風呂で話したんです。 「お母さんも保育園の時、喋れない時があったんだよ。だから、喋れなくて苦しいの解るよ。」と。娘はしばらく黙っていましたが、「私と同じだね」と安心したように言いました。その時の表情は忘れられません。いつまで寡黙が続くかは解りません。でもプレッシャーやストレスを掛けないように、母親である私が明るく笑顔でいれば自信を持ってくれたら良いなと思います。ありがとうございました。そしてこれからも、こちらのブログを通して、子供達の声・思いを聴いていきたいと思います。
こんばんは~
そういうサインなんですね!
見逃してはいけませんね!!
むーちゃん めっっちゃ可愛い~(*^_^*)
赤ちゃんって ほんといいですね♪
No title
赤ちゃんからいろんな声を学ぶことでいろんな気持ちを教えてくれます。はじめてみたことから、これ知ってるよの自慢までいろんな気持ちを教えてくれます。これを知ることができた親はほんと子どもとのコミュニケーションが楽になるんですよね。
子どもだって気持ちをわかってくれる人のお話なら大人の話も聞いてあげるというものです。
そこに目を向けることができるようにこれからも援助していきたいと思います。ひとりでも子どもが幸せな親子生活になっていただけるように。
お話を読んでいてさらに決意が強くなりました
No title
早いですね~。
お兄ちゃんと一緒にいい笑顔♪
確かに赤ちゃんの頃の白目って青っぽかったように思います。
みんなそうなんですね。
保育園のお迎えだけじゃなく、そういう行動で示す子どもの心の声をきちんと受け止めて対応できるようになりたいです。
本当に、子どもっていろいろわかってますよね。
何事にもきちんと丁寧に対応していきたいなと思います。
クマさんはじめまして
>
> お子さん二人とも随分大きくなられて、クマさん感激しました。
> むーちゃん良い笑顔ですね♪
ありがとうございます。
いろんな人に笑いかけるので、どこにいっても可愛がられて幸せものです。
> ところで先日私も、ものもらいに掛かって大変でした。
> そう言えば前髪が伸びてきた頃がいつも発症します。
> (ノ_・、)シクシク
この季節おおいのですよね。
どうぞおだいじに~。
チョコさん
ありがとうございます。
> ちゃんとわかってるんですね!
> しっかり認識してるんだな~とびっくりすることもあれば、やっぱり意思疎通できないと淋しいし難しい…と凹む事も…(^o^;
> 凹む時は、多分疲れているのもあると思いますが…。
> 多分、私がしっかり向き合ってあげてる時に、いい反応が返ってきてるんですね。
> いつもそうして欲しいなぁと思わせてしまっているかも…と反省です(>_<)
> しっかり向き合って考えてあげていれば、難しいと思う事も減って行くんですよね(^-^)
> 認めてあげる事、大事ですね!
> ありがとうございます☆
そこが難しいんですよね。
伝えようとおもったら、まずは相手の気持ちを理解してあげないとならないですからね~。
それに伝わったとしても、その通りにやってくれるかどうかはまた別の問題だし(笑
ルフランさん
あれからどうしたかなって思ってたんだけど、なんかちょっとこれからの展望が明るくなったみたいで、ほんとよかった。
メールにお返事できなくてごめんなさいね、このところちょっと忙しくって。
ほんと子育てはがんばったところで、いい結果には必ずしもつながらないから、マイペースですすんでいってね~。
ちっぴ~さん
>
> そういうサインなんですね!
>
> 見逃してはいけませんね!!
こどもの気持ちをちゃんと理解して、受け止めてあげれば、こどもは素直に育って子育ていろいろ楽になりますからね。
ほんと見逃せません。
> むーちゃん めっっちゃ可愛い~(*^_^*)
>
> 赤ちゃんって ほんといいですね♪
ありがとうございます。
ほんと赤ちゃんはかわいいですよ、ずっとこのくらいならいいのにな~(笑
ぴよままさん
> 赤ちゃんからいろんな声を学ぶことでいろんな気持ちを教えてくれます。はじめてみたことから、これ知ってるよの自慢までいろんな気持ちを教えてくれます。これを知ることができた親はほんと子どもとのコミュニケーションが楽になるんですよね。
ほんとにそう。
決して難しいことではないんだけど、親のほうからハードル高くしちゃったりなんですよね。
> そこに目を向けることができるようにこれからも援助していきたいと思います。ひとりでも子どもが幸せな親子生活になっていただけるように。
> お話を読んでいてさらに決意が強くなりました
ありがとう、お互いがんばりましょう。
さっちんさん
> 早いですね~。
> お兄ちゃんと一緒にいい笑顔♪
ありがとう、小さい子ほどあっという間ですね。
> 確かに赤ちゃんの頃の白目って青っぽかったように思います。
> みんなそうなんですね。
>
> 保育園のお迎えだけじゃなく、そういう行動で示す子どもの心の声をきちんと受け止めて対応できるようになりたいです。
> 本当に、子どもっていろいろわかってますよね。
> 何事にもきちんと丁寧に対応していきたいなと思います。
うん、理想の姿を追い求めるより、目の前のあるがままの姿を肯定してあげるほうが、こどもはすくすく伸びられるんですよね。
はじめまして。
私にも2人の子供がいますので、昔、幼稚園で同じような光景を目にしたことがあります。
「おかえり」も「迎えに来たよ」すらなく、おしゃべりに興じている方々を見ていると、足にしがみついている子供や、そおっと様子を眺めている子供がなんだか可哀想でした。
ついつい私も「ほら、○○ちゃん来てるわよ」などと、声を掛けてしまったり、頑張って待っている子供の方をかまってしまったり。
中には「そこらで遊んできて」とおしゃべりに夢中のまま子供を放置する方もいらっしゃいました。
子供がしぶしぶ園庭に出て行くのを、なんとももどかしい思いで見ていました。
うちの子供達は2人とも、幼稚園に行き始めてからはもう泣いて泣いて毎朝大変でした。
けれど、お迎えのときは頑張った!という顔をしているのを見て私も嬉しくて、ぎゅーっと抱きしめてから、手をつないで帰宅するようにしていました。
子供の方も分かっていて、私が迎えに行くとぱあっと笑顔になって飛んできて抱きついてました。
いやもう、それって可愛くて仕方ないですよね!
でも、うちくらいでしたねそういう家庭って。
皆ドライというか、大人目線しかないというか。
なんてもったいないんだろうと思っていたのは、私くらいかもしれませんね。
家に帰ってからも、どんなに甘ったれで我侭放題でも、幼稚園で頑張っている反動なんだなぁと納得出来ました。
それもうちの子達は分かりやすい反応だったからだとは思いますが。
幼稚園が楽しいと最初から感じられる子供って、本当に極一部だけなんじゃないかな。
頑張ったことが少しずつ実って、楽しくなっていくものだと私は見ていて思いました。
なおさん
やはり子供に対して淡白なのは現代の一般的な風潮なのでしょうか。
おっしゃるとおりそういうのってほんとにもったいないですよね。
人生でとても楽しいもののひとつである「子育て」を、気持ちの持ち方一つで「めんどうなもの」「大変なもの」にしてしまうのですもの。
気持ちが子供とつながるとか、大人の気持ちの一部に子供を入らせてあげるというのはとてもすばらしいものです。
そういったつながりが持てる子はなおさんのところのお子さんのように、素直な感情が出せるのだと僕は感じています。
親が淡白な関わりばかりだと子供はどうやって感情をだしたらいいかわからなくて、いろんなことをせずにはいられなくなってしまうようです。
No title
おとうちゃん先生のアドバイスを参考にして(大人が大きな自信を持って臨むこと)無事に行くことができました。ありがとうございました。
先週末と、今日、「ちっくんしに行くからね。」と、何回も説明する間、3か月の息子は、言葉の意味を考えているようでした。その後、病院でも「ちっくんするよ」と説明し、以前より泣く時間が短くなりました。泣き方も、痛くて泣いてるというのではなく、「僕は今主張したいんだよ。嫌だったんだよ」という事を分からせるような泣き方でした。ですので、沢山ほめて、気分転換したら、すぐに泣きやみました。
夜、入浴しながら「今日は頑張ったねえ。えらかったねえ。」と話し、安心して寝てくれました。
声の色、というか、雰囲気や表情から、赤ちゃんはすべてを理解しているのでしょうね。とても不思議だけど、私も、言葉は話せなくても赤ちゃんはよく分かってると思います。最近、うちの子見てて思うんですけど、こちらがイライラしても、失敗しても、すべての事を、許してくれている、そんな表情なんです。親のすることすべてを、いい事も、悪いことも許して、心を開いてくれていると思います。それって、すごく難しいことだし大人にはできない勇気のいる事。赤ちゃんのパワーでしょうか。私の方が負けそうですが、これからも、家族・赤ちゃんに感謝して、無理しすぎずに育児したいと思います。
長くなってすみませんでした。
ゆったんのママさん
今回のことで、子供に真正面から迎えたことは、きっとこれからも子育てしていく上で大きな財産となっていけるのではないかと思います。
本当に、赤ちゃんでも大人が思う以上に、はるかにたくさんのことをきちんと理解していると僕も思います。
子どもの行為の裏にある真意
息子が幼稚園に通いだしてから1年、最初は12:00だったお迎えの時間を13:30に延長しました。息子はもう少しで4歳になりますが、この延長した時間が息子にとっては長く感じるみたいで、お迎えに行くと毎日必ず駄々をこね、靴も履かせず、帰るよと言っても疲れた、歩けないと言って寝っ転がったり、泣きわめいたりして私を困らせます。私を見ると一気に甘えが出てしまって。
せっかく幼稚園で作った紙飛行機も散々飛ばして遊んだ挙句、翼がまっすぐじゃないと言って癇癪を起こしグシャグシャに丸めて新しい紙が欲しいと要求し、私が欲求に応じないとずっと泣きわめいたり。エスカレートすると自分で自分の頭を叩いたりお友達に攻撃的な態度になったりします。
抱っこしたり「大好きだよ。たっくんはママの大事大事なんだよ。」と伝えたり、ぎゅっと抱きしめたりして落ちつくまで待っていますが、効果はあまりなく、最後には私も我慢の限界で叱ったり脅したりでようやく車に乗せる状態です。
毎日こんな調子で正直私も参ってしまいました。先生に園の様子を聞いても良くお話しするし、お友達にも好かれていて、楽しんでいますよ、と言っているし息子が話す限り園では特に問題はなさそうです。
息子に何が嫌なの?と聞くと、ママと一緒にいたいからもっと早く迎えにきて欲しいとのこと。小学校に入ったらママお仕事行っていいよ、とまで言われました。気持ちはわかるけれど、13:30までの保育は決して長くはないし、それくらい居てくれないと私も家で何も出来ない。ましてやこれから働き出したらお迎えが15:00にもなるのに。
そんな思いでいた時にこの記事に出会い、はっとさせられました。
「幼稚園頑張ったね。待っててくれてありがとう。」この一言はまだ言った事がありませんでした。
これ位の時間当然、行ってくれないと困ると思っていました。
子どもが本当は行きたくないけどママの為に幼稚園に頑張って行っている、という意識でいる事に気づけてなかったです。
幼稚園早くお迎えに来て。延長のグループに行くの嫌だって毎日息子は言い続けているのに。
それに対して困るなあ〜どうしたら良いんだろう、時間が経てばそのうち楽しくいけるようになるのかなあと思っていました。
抱っこや大好きだよ、だけでは足りなかった、子どもの気持ちを救えるひと言。子どもがママは自分の事を分かってくれたと安心して満たされる、子どもの行為の裏にある真意を理解する事、これが欠けていたのかもしれません。
そういえば私も学校行くの嫌だったよなー。と今子どもの頃の気持ちを思い出しました。
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聖クマさんです。お子さん二人とも随分大きくなられて、クマさん感激しました。
むーちゃん良い笑顔ですね♪
私にはまだ子供はいませんが、いつの日かの為におべんきょーしています。
家の前はアパートで、良く幼稚園等のお迎え?の風景を見ますが
帰ってきた子がぐずってるのはその様な意思表示なのですね。
教えて上げられたら良いのですが、なかなか今の世の中は難しいです。
ところで先日私も、ものもらいに掛かって大変でした。
そう言えば前髪が伸びてきた頃がいつも発症します。
(ノ_・、)シクシク