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2018-10

心の発達の順番 - 2018.09.03 Mon

前の記事で、「依存」に触れたので関連したことがらを書いてみます。

子供の内的な発達課題を順に見ると。

1,愛着
  ↓
2,信頼関係&依存
  ↓
3,自立


こういった順を追っていきます。

一番難しいこと (保育士編) - 2018.05.20 Sun

前回の続き。

保育士への研修をしていると、この「子供を信じること」を保育士へ伝えることの難しさに直面します。


一番難しいこと - 2018.05.18 Fri

子育てでも保育でも、たぶんもっとも難しいのは、「子供を信じる」ということなんだと思います。


「感謝」という承認欲求 - 2018.05.13 Sun

GW前に子育てと承認欲求について書きました。

子育てにおける大人の承認欲求の有り様は、場合によってとても大きな影響をその人と子供に与えることになるからです。
それによって、子供や親がつらいことにならないよう少し書いておこうと思います。


承認欲求のあり方のひとつに、「私に感謝してほしい」「私に感謝しなさい」というものがあります。


過剰な承認欲求はどこから生まれる? ー保育と承認欲求ー - 2018.04.28 Sat

いろんなケースを見てきて僕が感じるのは、その人が自身の生育歴において、大人からの支配を慢性的に受けていたり、大人から他者と比べられる関わりをされ続けていたり、大人の期待に応えるように過剰に頑張りを要求されてきた人に、過剰な承認欲求の持ち主が顕著であるということです。


期待に応えさせられる関わりは、自分への自信のなさなどの萎縮傾向が作られそこから自分の評価を気にするがゆえの承認欲求の出し方も多くなるのに対して、

支配を受けてきたケースは、誰か他者を支配することで自己の承認欲求を満たすという、いわゆる「マウンティング」の形を取った承認欲求の出し方になる傾向があります。

この傾向が強くなると、単に他者を支配したときに快を感じるだけでなく、他者が自分の望む行動を取っていない状態に対して激しい不快を覚えます。


子育てしている人や、保育士、教員といった人がこの状態にあると、子供の自然な姿ではひんぱんにイライラや怒りを感じます。
そして、自身の満足のために子供を支配するようになります。


自身のそういった心のあり方に気づくことができれば、それを克服することは簡単ではないにしても、コントロールしつつつきあっていくことは不可能ではないでしょう。

しかし、その傾向を持っていること自体に気づいていない人が、それをどうにかすることは大変難しいことと思います。


承認欲求と子育て - 2018.04.27 Fri

「承認欲求」という言葉があります。

「自分を肯定的に認められたいという気持ち」という意味ですね。

これ自体は悪いものではありません。
誰しもが持っているものだし、逆にこれが全くなかったとしたら世捨て人のような人になってしまいかねません。

悪いものではないのだけど・・・・・・。


子育てで一番大切に思うことは? - 2018.03.28 Wed

グループワークのなかで、よくこの「あなたにとって子育て(保育)で一番大切と思うことはなんですか?」というテーマや質問を出します。

これは別に正解があるわけではないので、自由に答えられるものです。
ある程度型どおりのものになるかと思いきや、これが意外とみなさんばらばらでおもしろいものです。

人と話し合うときの醍醐味といいますか、自分とは違ったいろいろな視点を得ることでさらに自分の考えが深まるということがあげられると思います。

さて、では僕が自分にこの質問をしたとしたら?


「愛情」は皮膚感覚のお世話から - 2018.02.27 Tue

これまでいくつか「愛情」という言葉にまつわるお話を書いてきました。

僕はそのように「愛情」を感情論や精神論にしてしまうことを意識して避けています。
もし、子供へのあたたかな関わりの重要性を伝えたいのであれば、それは具体的な行動に明確に置き換えて他者に話すべきだと考えています。


僕はそのもっとも基礎となることは、0距離のケアであるスキンシップを介した子供へのお世話にあると思っています。


普通の抱っこと赤ちゃん抱っこ - 2018.01.23 Tue

『おとーちゃんはメロン味』の記事に、親としての立場から経験した方のコメントがいくつかあったので補足してきたいと思います。


まず、子供がそういった状態になってしまったのは、少しも悪いことではありません。
また、そのときに拒否的な対応をしてしまったとしても問題ありません。
なぜなら、それはいくらでも補いのつくことだからです。家庭での子育てはそういうことがあったとしても、それでどうにかなってしまうわけではありません。子供はつねに親の味方だからです。
このあたりについて後述します。


子供を伸ばす本当のチカラ - 2017.12.27 Wed

「頑張る、努力する、我慢する、弱音を吐かない、逃げない、自己犠牲」などなど、こういった精神的な信条を多くの人が美徳としてとらえています。

そして、子育てにおいても、これらを無意識のうちに「当たり前」のこととして、それをベースにおいて子供に関わってしまいます。

かく言う僕自身もそうでした。
そういったことを「当たり前」と思って、生きてきたし、保育の中でも子供に求めてしまった過去があります。

しかし、本当にそれはそこまで重要なものなのだろうかという疑問をあるとき感じます。



謝れる子、謝れない子 - 2017.12.20 Wed

子供へのアプローチや、子育てする大人の話を聞いていく中で、つねにその背景にあると感じられるのが「自己肯定」という問題です。


例えば、なにか友達にしてしまってそこをその子が反省して相手の子に謝れるかどうかといったことが起こった場合。
その子が謝れるか、そうでないかは「自我の出し方」「感情のコントロール」などの発達上の問題もありますが、その子自身が自分をどれだけ肯定できる気持ちをもてているかが非常に重要です。


子供を潰すための3ステップ  vol.4 - 2017.11.29 Wed

いま多くの人が子供を大切にすることを第一に考えて子育てに取り組んでいます。

子供を大切にすることはもちろんいいことです。
にも関わらず、なんだか子育てが安定しないという状況に突き当たっています。


「子供が大事」「子供を大切に」「子供を尊重して」


こういったことは好意的な考え方ではあるのだけど、実際に子供にどう関わるかによってそれが裏目に出たりもします。

しかし、それらは「よい」と思って行われるがゆえにそこに問題があってもなかなかそれが見えてきません。
結果的に、親の子供に対する「よかれ」という気持ちが、子供を潰すことにつながりかねません。

「子供を潰す」という表現は、かなり過激ないい方なので強すぎるかとも思うのですが、しかし本当に子供と親の人生に非常に大きな影響を及ぼしてしまうことがあるので、注意喚起と思ってあえてそのように記載しています。




では、見ていきましょう。


子供を潰すための3ステップ  vol.3 - 2017.11.17 Fri

最初にあげたこの3ステップはある意味わかりやすいものです。

1,肯定を与えない
2,否定を積み重ねる
3,自尊心を踏みにじる


これらは「たしかにそうだろう」と多くの方が思えるものでしょう。
ただ、それが感情的になって止められなかったり、意図せず無意識に積み重ねているという問題がともなうので難しくはあるのですが、それでも気づきさえすれば問題が見えやすいのは事実です。

しかし、これら3つ以外にも、子供を潰してしまえる子育てがあります。

子供を潰すための3ステップ  vol.2 - 2017.11.16 Thu

少し具体例で考えてみましょう。

その前に一応明らかにしておきますが、僕は子育てをする中で子供へ肯定ができなかったり、否定することを止まめられなくなってしまう人を責めようとしてこういったことを述べているわけではありません。

そこに気づいて少しでもムリのない方向に子育ての舵をきってもらえればと思っています。
実はこのあたりの「自分が責められているのでは」と感じてしまう気持ちと、子供を否定せずにはいられない気持ちとは密接な関係があります。
その背景には、自身の生育歴や自己肯定感などが関わっています。
その辺を述べていると話がそれてしまいますので、とりあえずおいて先にすすみます。



子供を潰すための3ステップ - 2017.11.15 Wed

1,肯定を与えない
2,否定を積み重ねる
3,自尊心を踏みにじる


いまの子育てが直面している深刻なテーマは、目の前の子供以前に大人が自分のされた子育てによって生きづらさを得たり、対人関係の難しさを獲得したり、人格に問題をもたされたり、病をえることすらあるということです。

たしかに、子育て全体からみればそういった深刻なケースはごく一部かもしれません。
しかし、はっきりと問題として見えないレベルであっても多くの子育てで見られ、しかも増えていると言えるでしょう。


「NO」の言える関係 vol.2 - 2017.05.02 Tue

前の記事に寄せられた質問を受けて。


「NO」の言える関係 - 2017.05.01 Mon

現代の大人は、子供を「大事にしなければならない」「尊重しなければならない」ということは理解しています。

しかし、それが「実際のどういった行動を指しているのか?」までは、あまりはっきりとは理解していないようです。



必要な行動の「カード」を提示すること - 2017.03.25 Sat

『依存を生み出す大人の気持ち vol.3 子供の行動・感情は大人が作るものという意識』
のお話からもう少し考えてみたいと思います。



「感情」は学んで身につけている - 2017.03.24 Fri

子供に「これが”楽しい”っていう感情ですよ」「これが”悲しい”っていう感情ですよ」と、「感情」を教えることはないと思います。
しかし、子供は感情を確かに学んで身につけています。

では、どういうときに学んでいるのでしょうか?



依存を生み出す大人の気持ち vol.3 子供の行動・感情は大人が作るものという意識 - 2017.03.22 Wed

◆子供の行動・感情は大人が作るものという意識

このことは依存のみならず、現代の子育ての多くの面でとても影響を与えていることではないかと感じています。

多くの人が「これが子育てだよね」と考えているその子育ての形が最初からとても過干渉な形で認識しているという現実があります。
今子育てしている人たちの非常に多くが、子育てが過干渉になるようなある種の呪縛とでもいうものにかけられていると僕は感じます。


依存を生み出す大人の気持ち  vol.2 - 2017.03.18 Sat

前回のコメントで「過保護はよくないのですか?」という質問がありました。

まず、語の定義として「過保護」とは「行きすぎた保護」と僕はとらえています。
あまり使っているシーンは多くないですが、それに対して「行きすぎではない保護」のことをさす場合は、「適度な保護」「適切な保護」と僕は使っています。


依存を生み出す大人の気持ち - 2017.03.12 Sun

このところ「依存」についていろいろ書いておりますが、この依存の問題は「具体的ななにをしたか?」ということよりも、その大人の心持ち自体に大きなウエイトがあるように感じます。


子供の依存を強めないためにできること - 2017.03.05 Sun

自立と依存のバランスの取り方を子育てする人に伝えることはとても難しいです。
これはその人その人の感覚の問題が関わってくるからね。

それでもこれは現代の子育てが難しくなってしまう大きな要因のひとつになっていて、なんとか伝えたいとおもうところです。



根本的に解決できるとは限らないし人によりけりな所もあるけれど、難しい話抜きで具体的なところからこれをするようにしていけばある程度防げるかなということがありますので今日はそれをお伝えしたいと思います。


「信じて待つ」のイメージ - 2016.09.01 Thu

「信じて待つ」を言い換えると、「私が(子供の姿を)作り出さない」と言うことです。



僕はしばしば、子育てを「粘土細工」と「植木鉢」に例えています。


私が作為して作り出してしまう子育てを「粘土細工」。
子供が自分の力で育つべくように見守るのが「植木鉢」。


「人と人」の力 - 2016.08.19 Fri

一週間、高熱の続いた娘のアデノウイルスがようやく治りました。

家の中で、娘の元気な声が聞こえる。そんな当たり前のことが、いかに素晴らしいものであるのかを再確認しました。



子供は「楽しさ」から学ぶ - 2016.08.14 Sun

みなさん、夏休み楽しまれていますか?

我が家はふたりとも小学生になったので、夏休みは何が大変というとお昼ごはん考えるのがけっこう大変です。
給食の便利さを再認識します。

夏はやっぱり開放的で活動的になれて、子供たちにとっても楽しいことのたくさんある時期ですね。




さて、僕は多くの子育てする人と関わってきて、そこにある種の思想というか傾向のようなものがあるのを感じます。

僕自身もご多分にもれずそうなのだけど、日本人にはとてもまじめな人が多いです。
そのまじめさゆえに、どうにもストイックなところがあって、それが子育てにも影響を与えているようです。



子供を潰す「愛」のカタチ - 2016.08.07 Sun

僕は、「愛」「愛情」といった言葉を使って、子育てを語らないようにしています。


「愛」というのはすごく抽象的な概念です。
通常、子育てを語るときに使われる「愛」という言葉は、

「優しく、あたたかく、自分よりも相手を優先させるような心持ち」

といったことを意味しているでしょう。


子供への関わり方のコツ 「不安は隠す」 - 2016.08.05 Fri

娘が充血と目ヤニが出ているので、念のため眼科を受診しました。
ただの菌が入ってなった結膜炎だったのだけど、万一、人に伝染るものでもいけないので一応受診してきたのです。


そこは、先生の対応が丁寧でお年寄りにもその人その人にわかるように説明してくれるので、年配の人にも人気があります。
そういうわけもあって、とても混んでいます。
朝一で行ったのに、終わったのは12時を過ぎていました。


『ほめて ほしかった』 - 2016.07.23 Sat

まずはmamastaに載っているこちらの小学校1年生の詩を見てみてください。

【高知新聞】小1「おかあさんに ほめてほしかった。はんたいに おこった」


子育ての中には、この子供の思いと大人の思いとのすれ違いが少なくありません。

子育ては多くの場面でバランスなので、それもほどほどであれば大したこともないかもしれませんが、たくさんになったり、その関わりが強くなっていけば子供をかえって伸び悩ませてしまいます。


子供の自立のために  -必然性のある”できること”- - 2016.07.19 Tue

現代では、いろいろな理由から子供に対して「過保護・過干渉になりやすい子育て環境」が最初からあると言っても過言ではありません。

なので、ある程度意識しないとどうしてもそれに流されやすいです。

今回はそんなことについてちょっと書いてみます。


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当ブログはあくまで個人ブログであり、記事の内容および相談・コメントの返信等は効果を保障するものではありません。
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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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