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2018-10

人権の無理解が不適切指導を生む - 2018.10.19 Fri

卓球部の顧問、賞状破る 生徒の面前で「やる気のため」(朝日新聞)


昨日の記事を書いてからこの報道を知ったのだけど、このケースはまさに昨日書いた

>その相手の発憤をうながそうとして否定的なことを言う

に該当します。


「子供の人権」って?ざっくり教えて。 - 2018.10.18 Thu

保育についての記事です。

僕も「子供の人権」についてはしばしば書いていますが、人権というとどうにも理念的なものに感じられていまいち理解がしにくいです。

「なんとなくはわかる」でも「よくわからない」という人も多いのではないかと思います。
僕自身もそうでした。
理念だけわかっていても、実践にはまるで反映されないということも多いです。(圧倒的に多い)

そこで、具体例の方からざっくり理解していく方向でここでは書いて見たいと思います。

「ごめんね」が言えないケースについての対応 - 2018.05.31 Thu

前の記事に、保育上の対応でうさぽんさんから質問をもらいました。
これについて見ていきたいと思います。

↓ココカラ

> こんにちは。私はパートで保育士をしています。保育士おとーちゃんのブログを見て、参考にさせて頂く事が多く、とてもありがたいですm(_ _)m
> 以前、謝れない子についての記事がありましたよね。無理に言わせる事は私も良くないと思っているのですが、トラブルを起こした子がなかなか謝れない時に、嫌な目にあった側の子が「謝ってほしい」と意志表示をしている場合は、その子にどのように寄り添えるのが良いのでしょうか?
> 一方的にオモチャをとられたとか、突然叩かれたなど、謝ってほしいという気持ちになるのは理解できます。でも相手の子はまだ謝れるところまでの成長段階にきていない、信頼関係もまだ進んでいない場合は、どのようにしたら良いのか教えて頂きたいです。
> よろしくお願いしますm(_ _)m

↑ココマデ

子供の不適切な行動にどう対処する?  ー本当の保育の力を目指してー - 2018.05.30 Wed

このところいろいろありました。
そして、いまだに保育を「しつけ」の延長線上で考えている保育者の多さに頭がくらくらする思いを感じます。

「しつけ」という子育てメソッドでは、もはや保育が成り立たない時代になっていることを保育者の方には理解してもらいたいです。


保護者の信頼と安心 - 2018.04.02 Mon

僕の妻も保育士ですが、この年度末で異動になりました。
昨年度は少々変則的な配置で、育休代替の要員として約半年しかその園には在籍しておりませんでした。

「泣き崩れる」という言葉がありますが、異動の発表があった日と最終日には文字通り何人かの保護者の方が泣き崩れました。涙するだけでなく、へたり込んでしまうという姿です。
単に悲しいとかそういうことでなく、子育てをしていく上での支え、安心感になっていたのでしょう。実は同様のことは、上半期にいた別の園でも異動に際してありました。


「父兄」と「父母」の違いの裏にあるもの ~女性の人権~ - 2018.01.18 Thu

いくつかの記事を通して、男性保育士の気をつけるべきところから、子供の人権の問題へと視点を移してきました。

これはある種の必然で、男性保育士の問題の背景には、人権の理解の乏しさが関わっていることが多いからです。
そして、この問題は男性に限ったことではありません。


名前を呼び捨てにすること ~子供の人権~ - 2018.01.17 Wed

男性保育士の話からのつづき。

なぜ子供を呼び捨てで呼ぶべきでないのか?


◆「男性だから許される」はない
女性でもこの問題は同様ですが、一般的な男性観から、男性保育士の中には「男性だからそれが許される」といった感覚を持つ人もいるようです。


男性保育士のあり方について vol.2 - 2018.01.16 Tue

◆世間に流布する男性像

一般に、「大人になっても子供の心を持つ男性」「ガキ大将的存在」といったものをもてはやすムーブメントがあります。

なるほど、それもひとつの個性であり、悪いことではありません。
なかにはキャラクターとしてそれを意識しているひともいるかもしれません。それもまた、そういうこともあっていいでしょう。

しかし、保育の専門家として保育士をするのでしたら、その借り物のイメージにまんまと乗せられすぎてもそれはそれで問題がでてきます。


男性保育士のあり方について vol.1 - 2018.01.13 Sat

最近では男性保育士も増えてきて、若い男性保育士の話を耳にすることも多くなっています。

しかし必ずしも、いい話ばかりではありません。
男性保育士ゆえに、おちいりやすいところがあるように感じます。
まったくの私見ではありますが、なにかの参考になればと僕の気づきを書いておこうと思います。


『「自主性・主体性」の保育の理解と実践』セミナーを終えて vol.2 - 2017.07.05 Wed

以前の記事が途中になってしまっているのは僕も気にかけているので、とりあえず話の流れでいまのテーマが終わりしだい戻って書いていきますね。


僕の保育セミナーにいらっしゃる人には、保育士以外の前職があってそこから保育士資格をとって保育施設で働いたという方が比較的多いようです。

中にはそれこそ僕の本やブログを読んで、迷っていたけど背中を押されてなりましたなんていう方もいらっしゃって恐縮です。

しかし悲しいのは、そんな志あって保育士になったのに、勤めてみたところはそれこそ僕が旧態依然とした無自覚な保育と書いているような施設で日々の仕事がつらいです、というケースが少なくないことです。


『「自主性・主体性」の保育の理解と実践』セミナーを終えて - 2017.07.02 Sun

昨日、東京神田で開かれました保育セミナーが無事終わりました。
控えめに言っても大盛況だったのではないかと思います。
ご参加下さったみなさん、お疲れ様でした。そしてありがとう。


午後の部に参加なさる方も、「10名くらいのものかな~」と考えておりましたが、想定以上の人数に急遽入れ替え制にさせていただきました。
結局、自由参加の午後の部にも30名以上の方がご参加下さいました。


「支配の保育」と保育者の自己満足 - 2017.06.28 Wed

ブログ更新の告知をしたり、時事ネタを拾って思うところを書いたりをFacebookの方でしているのですが、そこでちょっと書こうと思ったことが、ブログ記事並みの内容になってしまいましたので、いつもと逆なのですがこちらに一部補足・修正をして転載しようと思います。

こちらの記事を叩き台に保育について述べたものです。

森友問題  保育士「休園でよい」服従…子どもは限界だった(毎日新聞)



保育士試験の季節になってきました - 2017.05.11 Thu

この頃増えているのが、会社員や子育てを経験してから保育士試験を受けて保育士の資格を取ったという方です。

簿記だとか宅建だとかの資格のように、取り立てて一般の就職に有利になるといったものではないのですが、子育てや保育に興味を持って資格取得やその勉強をされる方が増加しているようです。

とてもおもしろい動きだなと思います。


「道徳」が危険信号になっている - 2017.03.26 Sun

来年の4月から、小学校で行われる「道徳」の授業は「教科化」されます。
「教科化」とはどういうことかというと、その習得度によって評価をしたり・点数をつける科目になることです。

それにともなって道徳の教科書も今度から国の検定を受ける必要がでてきました。
そのニュースがこちら↓

「道徳」教科書の初検定 8社すべてが一部修正し合格


「介入しない」の裏にある保育士の配慮 - 2017.03.23 Thu

前回の記事のスピンオフみたいなものです。
(保育の話なのでカテゴリーは「保育の質」のところにしておきます)


その中で保育士が「介入しないこと」にこそ高い専門性があると述べました。
せっかくですからそこをもう少し書いてみます。



「いい保育」と「上手い保育」 vol.8  『包括的受容』 - 2016.10.29 Sat

前回は「介入しない」ということをピックアップしました。

多くの人は、「子供になにかをすること」が「立派な子育て」なのだという無意識の先入観を持っています。
ですから、子育てや保育を「頑張る人」ほど、かえって大変な子供の姿に直面しかねません。
なぜなら「過干渉」になってしまうからです。

「そのとき大人が介入して子供が正しい行動をとることができた」というのは、逆に考えると「大人が介入しなければ正しい姿を出すことができない子供に大人がしている」ということになりかねません。
ケースは多種多様ですから、必ずそうなるとは限りません。しかし、無自覚でやっていればそうなる可能性を高めてしまうことになるでしょう。


「いい保育」と「上手い保育」 vol.7  ~「介入しない」というアプローチ~ - 2016.10.25 Tue

(この一連のシリーズは、家庭での子育てに応用することももちろん可能ですが、一応保育士向けなのでわりと厳密なニュアンスになっています。
家庭の子育てならば、あまり細かい点まで気にしなくてもいいので少し割り引いて読んで下さいね)


少し日にちが空いてしまいましたが、前回のおわり部分。

>では次に、子供が大人に一瞬視線を送ったけれども、そこで止まらずに他児の遊具を奪ってしまった場合の対応についても見てみましょう。

の続きからです。


「いい保育」と「上手い保育」 vol.6 - 2016.10.18 Tue

(コメントでの質問にありました「ああ、そうなんだ」からスタートする具体的な関わり方は順に述べていきますね)


子供は、管理や支配をせずとも大人の目指す方へと成長していくことができます。
そのためには「信頼関係」から子供への関わりを組み立てることです。



「いい保育」と「上手い保育」 vol.5 - 2016.10.13 Thu

さまざまなテクニックやコントロールする手段を用いて、子供を大人の思い通りに管理・支配してしまう保育を、僕はここでは「上手い保育」と呼びました。


なぜそのような呼び方をしたかというと、「それこそが目指すべき保育だ」と考えている人が少なくないのと、保育士のスキルの「上手さ」によって子供の行動を作り出してしまう保育の問題点に気づいて欲しいからです。


「いい保育」と「上手い保育」 vol.4 - 2016.10.12 Wed

vol.3 から。

「正しいこと」という決めつけをせずに、子供に向き合っていく必要があるというところまでお話ししました。

では、それをせずに子供に関わるにはどうすればいいのでしょうか?


「いい保育」と「上手い保育」 vol.3 - 2016.10.09 Sun

大人は子供を前にすると、ついつい「できないことをできるようにしなければ」と思ってしまったり、「正しい行動を身につけさせなければ」と考えてしまいます。

これは、人としての自然な気持ちでもあり、親心でもあり、善意でもあります。
だからそのように感じてしまうのも当然といえば当然なのですが、保育士は子供を育てる専門家としてそこにあえて「まった」をかけねばなりません。



「いい保育」と「上手い保育」 vol.2 - 2016.10.07 Fri

vol.1から。

子育てに余裕のあったかつての時代であれば、その方向性の保育でもまあなんとか可能ではありました。
しかし、現代はもはやそうではなくなっています。
(これは地域によってはまだそういう状態が確保されていて、それでも無理がないということもあるかもしれませんが、それでも全体的な傾向としてはどこもまぬがれないのではないかと思われます)


「いい保育」と「上手い保育」 vol.1 - 2016.10.06 Thu

「いい保育」と「上手い保育」があります。
これは「子育て」で言い換えることもできますが、今日のところは「保育」で話を進めていきます。



『今、日本の保育の真実を探る』シンポジウム 報告 vol.1 - 2016.09.19 Mon

先日のこのシンポジウムに参加してきた報告を、不定期ですが何回かに渡ってお送りしたいと思います。
(学術的な見解などは主催している”発達保育実践政策学センター”の報告やその他の研究者の先生方のお書きになっているものの方が詳しく正確だとは思いますが、僕なりの見方として述べていきます。もし記載や解釈などに間違いがありましたらどうぞご指摘ください)


結論から言って、大変有意義なシンポジウムでした。

まずは「このシンポジウム自体がなんなのか?」というところから説明していきますね。


保育には「盗んで覚えろ」は通用しない - 2016.09.17 Sat

保育士は保育の学校を出たからといって、すぐに保育士としての技術が身につくというわけではありません。



今日は勢いで二本の記事をUPしています。代わりに明日は保育シンポジウムに参加してくるので、明日の更新はありません。あ、もう日付が変わっていました・・・・・・

↓明日東大の安田講堂で開かれるこちらのシンポジウム。
ちょうどまさにこれからの保育の質の向上を考えるシンポジウムです。もし明日いらっしゃる方がおりましたら、僕もおりますので気軽に声をかけてくださいね。(青いスーツ着てうろうろしている眼鏡のおじさんです)
『今、日本の保育の真実を探る』



「なめられるな」は保育ではない!  vol.2 - 2016.07.09 Sat

「なめられるな」は保育ではない!  vol.2

まずはおしらせからです。
メール相談を若干名再開いたしました。
一件づつ丁寧にお答えしていきたいので、少数ずつお受けしております。
そのため、お待ちの方にはご迷惑をお掛けしてしまいますが、どうぞご理解ください。
来月8月は講演等が少ない時期ですので、これからはそれなりの件数をお受けできるかと思います。
(今月はめちゃくちゃ忙しかったのです~) 




では今回は、保育において「信頼関係」を基にしたアプローチとはどういうことなのかについて見ていきます。
(ちなみに、保育セミナーの2期ではこのテーマをより深くお伝えしていく予定です)


「なめられるな」は保育ではない! - 2016.07.05 Tue

セミナーの中でも多くの方が、その園や周囲の保育士の保育として疑問に感じていたことが「子供になめられるな」に代表されるような、”支配型の保育”です。


具体的にはこんな事例も寄せられました。


「保育士」という職について考える - 2016.03.24 Thu

いま"change.org"で

『保育士給与のために、一人当たり月5万円増額してください!』

というキャンペーンがエントリーされています。


子供の尊重の実践 vol.5 「保育」の実際 - 2016.03.17 Thu

この「子供の尊重」のシリーズへのたくさんのコメントや拍手などありがとうございました。
(このシリーズの記事を「子供の人権と保育の質」カテゴリーに変更しました)


この記事は自分が思っていた以上にたくさんの反響があり、ブログ以外のいろいろな方面からもリアクションがありましたが、やはり保育・教育関連からが多かったです。このテーマでの研修依頼のお問い合わせもあり、少しでもよりよい保育のために力になれたのならば幸いです。


子供の尊重の実践 vol.4  子供の姿を”過渡期”としてとらえる - 2016.03.11 Fri

お待たせしました。『子供の尊重の実践  vol.2』からの続きです。
「子供の尊重」を実践的に行うための大人の意識として、「子供を過渡期として見る」のお話をいたします。

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Author:保育士おとーちゃん
当ブログはあくまで個人ブログであり、記事の内容および相談・コメントの返信等は効果を保障するものではありません。
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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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