叱らなくていい子育て - 2009.10.30 Fri
多くの人が聞いたことがあると思いますが、「子育ては叱り方が大事」とか「叱り方が難しい」といった言葉。確かにその言葉自体はは正しいのだけれども、それは「叱る」という事態がやむをえずでてしまった場合のこと、ホントはね。気をつけなければいけないのは「子育て=叱る」では決してないということなんです。でもしか~し、どうも日本人は「子育て=しつけ」 「しつけ=叱る」という概念が頭の中にしっかりと根をおろしてしまっているようです。つまり、『子育て=叱る』になっている人がとても多いようです。(蛇足ながら、もっといえば「子育て=しつけ&教育」になってしまっているようです。これに関してはまた別の機会に)
日本の子育て文化 おもちゃ選び編 その2 - 2009.10.23 Fri

↑なんでしょう? そう、餃子大喜びで包んでます(笑)
実は前日が餃子で、ネタがあまってしまったので冷凍してとっておこうと、皮を追加で買ってきて包むつもりではじめました。前の日は、「餃子つくるけどいっしょにやる?」って声をかけたんだけど、まさか2日目もやるなんて思わないから、僕が一人で黙々と包み始めていたら・・・
「わ~~餃子だ~~~手あらってくる~」と見つけるとすぐに、はりきって手伝ってくれました。
もちろん、「ただ冷凍するだけ!」なんて、納得するはずも無いので2日つづけて夕食が餃子になってしまったとさ。(笑) ちなみに、お皿にあるのは餃子でつくった「おとーちゃんの顔」らしい・・・
え~と、ちょっと日にちがあいてしまったけど前回の続き「もうひとつの刺激」について。ちょっと「おもちゃ選び」という題名とずれるけど成り行き上「その2」としました。
「もうひとつの刺激」とはずばり「暴力」です。
日本の子育て文化 おもちゃ選び編 - 2009.10.18 Sun
これらは、ほんの些細なことからけっこう深刻なものまで広範囲に渡って多々あるので一口にこうといいきれません。うまくまとめられたら一冊の本が書けるんじゃないかと思ってます。
例えば、最近ようやく見直されるようになってきた「抱き癖」なんてのもそのひとつです。かつて日本の子育てでは「抱き癖がつくから、赤ちゃんがぐずったからといってすぐに抱っこしてはいけない」などと当たり前に言われてきました。安心感を求めてそれを要求する赤ちゃんの意志を無視して放置するわけですから、これは決していいことではありません。昔であれば、家族や周囲の人の関わりも多くそれでも補いがついていたのですね。しかし現代でこれをすると・・・ 核家族化や地域づきあいのない家庭の孤立化から、赤ちゃんや乳児が普段から関わる人間関係は、ほぼ母親だけといった状況が多くなっています。そんななかで唯一の対象である母親が「抱き癖」がつくからと受け止めてあげなかったら、こどもはほんとの安心感や大人に対する信頼感というものを知らずに育っていってしまいます。
近頃ではようやくこういうことが一般にも認知されてきましたね。ときどき、おばあちゃんなどまだ言う人はいますが(笑)。
たくさんある先入観のなかで「抱き癖」は改善にむかっているまだいいほうの例です。多くはいまだに当たり前に受け入れられて、さらには悪いほうへいっていることもあります。日本の子育て文化のわるい面です。当たり前のこと、つまり文化として我々が首までどっぷり漬かっているのでなかなかこれを改善するのは大変です。
そこで今日の本題。おもちゃ選びについてです。ほんとに日本のこどもに与えるおもちゃ、かなりまずいです。なぜなら、こどもが遊べなくなるようなものがたくさんあるからです。
連休はお宮参りと運動会、おまけに風邪>< - 2009.10.15 Thu
そろそろ保育園入園届けの時期ですね - 2009.10.09 Fri
1 認可保育園(公立、私立)
2 無認可保育園
3 認証保育所(東京都など一部のみの独自制度)
4 託児所、ベビーホテル
5 保育ママ
まず、認可・無認可の違いは何かというと、保育園と認められるためには国が決める基準、各自治体が決める基準というものがあります。東京23区の場合は、国基準>都基準>区基準 と3段階です。
国基準は、部屋面積や人員数、園庭や給食設備など最低限の数値です。かなり昔に決められた数字なので人員数など現実的ではありません。そこで各自治体が地域に応じてもう少し実際的な基準を決めているというわけです。この自治体の決めている基準に達していれば『認可園』というわけです。認可になると補助金が交付されます。無認可でも補助金でているのですが、認可園よりは少なくなるようです。(自治体それぞれの事情によりいろいろなケースはありますが)
3の認証保育所というのは、またちょっとちがうのです。東京に住んでいる方は最近普通に見かけると思うのですが。これは、保育園不足になやむ東京都が独自に制定したものでかなり基準を甘くして保育園が設置しやすくしたものです。主に人員数や部屋面積で、本来なら正規(有資格者)○人というところをかわりにパートなど無資格者の割合が多くなってもいいようです。この認証保育所、別名「駅前保育所」などと通称してることもあるようですが、その名のとおり駅近くの利便性のいいところの、雑居ビルやテナントなどで開所することができます。認証保育所制度のない自治体ではそれらは単なる託児所やベビーホテルになってしまい、補助金はおりません。これだけ見ると、認証保育所と通常の保育園、ちょっと狭くて保育士が少ないだけかと、それほどは違いがないようですが、実は存在自体にとても大きな違いがあるのです。
児童福祉法では保育園を開設できるのは、「福祉法人」など公益性の高い一部法人だけでした。しかし、東京都の認証保育制度ではそれ以外の法人でも開業できるのです。簡単にいってしまえば、その辺の会社がサイドビジネスとして始められるのです。
僕の知り合いが働いていた認証保育所は、料理屋さんが経営しているということでした。そしてなんとその保育所の収益で料理店の支店を新たに一軒だせたそうです。
これまで、老人福祉にしても児童福祉にしても「自治体の責任においておこなう」ということが法律に明記されていて、自治体が直接、または基準をクリアした公益性の高い法人に委託しておこなっていたのですが、規制緩和、市場開放しろとの経済界の圧力などで、法律も拡大解釈され利益追求の場として参入が許可されるようになってしまいました。
認証保育所がそれだけの利益を上げられるのにはもちろん理由があります。まずは人件費をとことんまで切り詰めるといこと、またそれが可能な制度になっているからです。保育園は伝統的に給料安いんですね。いまは必ずしもそのようなことはなくなっていると思いますが、私立の保育園では以前は結婚したら退職は当たり前のようなところがありました。なり手も多いのでどんどん若い(つまり安い)人材に代わりがいたからですね。また、人件費以外にも給食や遊具など削ろうと思えば削れるところはたくさんあります。ある認証保育所では、きちんと購入したと思われる遊具はブロックくらいで、他にはおもちゃ業者がサンプルでくれた遊具や、マクドナルドのハッピーセットのおまけなどがおいてあるところがありました。あれを見たときはあきれるを通り越して悲しくなりました。でも、そこで働いている人たちはなにも疑問に思わないんですね。ほとんどが新卒で入った人たちばかりなので、そこしか知らないのです。
だいぶ話がそれてしまいました。4の託児所・ベビーホテルは、昔からありました。もともとビジネスとしてこどもをあずかるところです。補助金などは自治体によりけりですが、まったくないのが普通、あっても少々です。ですので料金はかなり高めですね。名前のちがいは以前は託児所は幼児中心、ベビーホテルは赤ちゃん対象でしたが、今では多くのところが年齢を拡大しているのであまり差はないかと思われます。
5の保育ママは、保育所不足を補う自治体独自の制度で、乳幼児の子育てを終えた主婦(無資格でも可)に1人~数人(多い人でも4人くらい)の子をその人の家で保育してもらうというものです。保育園に入れなかった0歳児の需要などが多いみたいで、たいていすぐにうまってしまうらしいです。その人の家庭でのんびりみてもらえるので、保育ママさんによってはとても良いという評判を聞いたことがあります。口コミでそういう人の人気はすごく高いので待機まちというのも聞きました。
いいな~~僕もこどもが小学校はいったらそういうのやろうかな~。毎日赤ちゃんかわいいかわいいできて楽しそうだな~(笑)。
違いを説明しようとして、途中認証保育所の悪い点みたくなってしまいましたが。必ずしも認証保育所が悪いともいえません。どこが手厚いかと断言できませんが、こども一人当たりにかける経費であれば、 認証保育所<<認可保育園 であると言えます。無認可園はあまりにさまざまなのでなんともいえません。
私立と公立どちらがいいか?という疑問にもはっきりした答えはだせません。公立も自治体やそこの伝統により制度や質がさまざまで、地方の自治体では夕方の遅番保育には正規保育士は1人もおらず全員パート対応なんてところもあります。(なにかあったらだれが責任とるつもりなんでしょうね?役所のやることはときどき理解不能です。)私立でも一生懸命あたらしい保育や系統だった保育法を学んでいい保育をしているところもあるし、公立でも20~30年まえとかわらない十把ひとからげな保育をいまだにしているところもたくさんあります。
保育園の入園の面接なんかをしていても、多くの人が「駅から(家から)近いから」とか「建物がきれいだったから」っていうのがとてもおおいです。立地はたしかに毎日通うことですから大事だと思いますが、建物の見た目だけで判断するのはやめましょう(笑)。入園希望であればどこでも見学させてもらえますから、事前に電話などで了解をとってから、できるだけ平日の午前中に見学にいきましょう。忙しい方は土曜日しか時間取れないということもあるかもしれませんが、土曜日だと普段の様子とだいぶ違うこともおおいので。午前中の遊んでいる様子、着替え、食事まで見せてもらえるといいですね。
こどもたちは落ち着いて遊べているか?(この時期であまり落ち着いていなければ、最近入ったばかりの子がいるか、よほど手のかかる子がいるか、保育士の力量が足りないか、保育が悪いか、遊具が少ない、などでしょう)
着替えやトイレでごっちゃごちゃのカオス状態になってないか?(昔ながらの十把ひとからげ保育だとこうなること多いですね)
保育士の言葉がけの仕方はどうか?(やたらと声が大きい・怒鳴っている、制止が多い「ダメダメ!」「コラ」、言葉が小言になっている、ヒステリックに叱る) 現在では良い保育士、勉強している保育士は制止・禁止・否定の言葉をほとんど使いません。(説明のなかでなにか危険なことを禁止する話はするかもしれませんが、通常の言葉がけで制止・禁止のような言葉遣いをするのは勉強不足、経験不足といえるでしょう)
見学していて、もしへんだなこれでいいのかな?って思うことがあったら、「保育園ってよくわからないしこういうものなのかな」と無理に納得しないで、素直に園長なり保育士に聞いてみるといいと思います。「保育士がこんな言葉がけしてたんですけど、いつもこうなんですか?」「こういう風にあそんでたけど危険じゃないんですか?」とか。言われるまで気づかないこともありますから。
僕が上の子の保育園選びで地元の公立園に見学にいったとき、昼食時0歳児クラスの子が(0歳児クラスだけど実質1歳になっている)テーブルにこぼれた味噌汁を歯ブラシにつけながらしゃぶっていた。保育士はノートを書いていて見ていない ということがありました。案内してくれていた園長に「0歳児にもハミガキ一人でやらせるんですか?」といやみっぽく聞いたら、「ええ、歯がはえてきたら習慣としてするようにしているんですよ」とごまかしてましたが(笑)。
実は今保育園ではあまりハミガキしなくなっています。やるとしても年長児くらいかな。全園児がやっているところはまあ勉強不足ですね。(全園児分の殺菌灯があるなら別ですが) 言葉がけ、ハミガキなどについてはまた別の機会に書きたいとおもいます。
つらつら書いてしまいましたが保育園選び、いろいろ見ていくとキリがありません。多少気になるところがあっても、こどもは柔軟ですからそれなりにやっていけます。通うのにそれなりに便利でこれなら悪くないかと思えるならばそれでいいのかもしれません。なにしろ仕事などのために毎日あずけなければならないものだから、保育がいいからといってあまり遠方にあずけることもできませんしね。実際、自分の子がそうです。自分は人の子のためにこんなに手をかけてキメ細やかな保育をしているのに、自分の子が十把ひとからげな保育をされていると思うとやるせないですが、できるだけ良い面をみて、家でその分補えばいいしケガさえなく預かってもらえばいいかとわりきっています。
これから保育園選びをする方が見ていたら不安になるようなことまで書いてしまったかもしれません。心配にさせてしまったらごめんなさい。やりかたを知らない、古い人が多いというだけでたいていの保育士はこどもを大切にしてくれますので、その点は安心してください。
また、保育園にあずけてからのこどもへの対応とか、よいやり方を書いていきたいと思います。すこしでも見てくれるかたの参考になればいいと思います。なにか質問とかあったらお気軽にコメントにでも書いてください。役に立つかたたないかわかりませんが、できるだけのことをお答えしたいと思います。
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カメの秘密! - 2009.10.08 Thu

ちょっと横向きになってしまい見にくいですが。これが例のカメです。
昔、バリ島に旅行し帰るために空港であまっていた小銭でなにげなく買った、カメのウインドチャイムなんです。上の子が赤ちゃんのときからこれが大活躍。どうしているかというと、いわゆるメリーゴーランドの代わりです。正式な名前じゃないかもしれないけど、メリーゴランドってよくベビーベッドの上に吊り下げたりする、スイッチいれると音が出てくるくる回るあれです。
僕も妻も、あのメリー好きじゃなかったんですよね。赤ちゃんに電気的な音を聞かせるのもいやだし、スイッチさえいれればあとは機械任せっていうのがどうもね~。その点うちのカメはいいです!もうね、すぐとまるっ(笑)。あ、もちろんただのウインドチャイムなのでかってには回らないです。手でまわすんです。上にある(この写真だと左のほうね)丸いところをクルクルって回すとぶらさがっている糸もよじれて1~2分くらいはまわってるかな。赤ちゃんはじ~っっとみてますよ~。そして、とまると呼ぶんです。「エィッ~」とか「アゥ~」とか言って大人のほうをジーっとみつめます。「とまっちゃったか~よしよし、もしもしかめよ~~♪」とか言いながら、また回してあげると、ニッカニカ笑います。
ムーちゃんは生まれて1ヶ月を少ししか過ぎてないけど、それでもカメを通して心が通じてるな~って実感できます。それがこのカメのいいところですね~。

お兄ちゃんのわたくんも、「ムーちゃんカメまわしてほしいの?」とか言いながら、台に乗って一生懸命回してあげています。
そういうわけで、我が家では赤ちゃんが生まれるとカメ大活躍です(笑)。
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赤ちゃんはほんとかわいいですよね~ - 2009.10.06 Tue

↑初写真、うまく載せられたかな?ちょっと小さいような・・次はもっとサイズ大きくしてみます。
ムーちゃんがかわいくて家族みんなでグニグニしています。ちなみにムーちゃんがいるのはおとーちゃんの足の上。
僕はそれなりに保育の仕事をしながらも勉強してきたし、ある程度確立した子育ての仕方も習得していると思うのだけど、それでも「良い育て方を人に伝えること」はとても難しい。
なぜなら、対象であるこどもは十人十色。でも、まあそれはそれほど問題じゃないんです。相当数の事例も知っているし、経験から見極められる自信もあるから。なんといっても難しいのは、こどもの親が百人百様でいろいろな背景も抱え持っているということ。「こうしたほうがいい」ということがはっきりわかっていることでも、親によってはそれが出来にくかったり、受け入れがたかったり。
例えば、家庭で親同士でも、親子の間でも会話が少なく、元々笑ったりすることの苦手な親でその結果、笑わないししゃべらない子というのがいます。それでも人間関係がうまくいくなら、そういった個性ですむのですが。そうはいかない場合もあります。感情を表現することも下手、意志を伝えることも下手。でもある程度の年齢になれば自己主張はでてきます。だが、それを表現する手段を獲得できていないので、黙って物を奪ったり、噛み付きや手がでるなどの行動に発展したりもします。こうなってくると人間関係(友達関係)がうまくいっているとはいえません。こういうケースはいくら、人のものをとってはいけないなんて正論を教えこんでも、ちっとも解決はしないのですよ。「噛み付いたらいけない」なんて叱れば返って噛み付き増えるものなのです。
もっともいいのは、親子(特に母親のいる場合は母親と)の「心地よい関わり」を増やすことなんです。というか本当に根本的に解決しようと思ったらそうしない限り直らないともいえると思います。
でも、でもでもでも悲しいかな大人はそうそう簡単には変われないのですよね。普段から笑わない人にもっと笑うといいですよ。なんていっても変わるもんじゃないですね。もともとあまりしゃべらない人にもっと話しかけるように言っても、本人も努力してくれたとしてもそうそう増えるものでもないです。
しかし、こういうケース最近多いんです。実の親子であっても「心地よい関わり」が必ずしももてるとは限らないのが現実のようです。いろいろな背景や原因がそれぞれあるのですが・・・。
じゃあ、どうすればいいか!僕は「毎日、こどもをくすぐってあげてください」と伝えています。くすぐるんです。朝晩コチョコチョしてあげてもらいます。効果あります、てきめんです。噛み付きなんか多い子も時間はかかったとしてもたいてい改善されていきます。
「くすぐり」って実はくすぐったいから笑うのではないみたいです。上の例みたいな無表情な子をくすぐっても最初のうちはほとんど笑いません。それどころか逃げようとすることもあります。「人との心地よい関わり」の経験が乏しいから楽しいと感じないのです。何日も繰り返すことで、ようやく少しずつ人が関わってくれることの楽しさを感じ始めて、笑うようになってきます。もともと人との関わりが心地よいと知っている子は、最初からキャーキャー笑って何度もせがんでくるものなのですが。
こういった「人との心地よい関わり」は生まれた直後から(ほんとうはたぶん母胎の中にいるときから)形成されてくると思います。いい保育士は0歳児のオムツを換えるときもバカみたくいろいろしゃべったり、歌ったり笑いながらしています。月齢の低い赤ちゃんは無表情のこともあるけど、人が関わってくれた楽しさと、おしりがきれいになった皮膚感覚の心地よさと一緒に赤ちゃんの心にインプットされているはずです。残念なことに、どうせわからないだろうと高をくくって、まるで物や機械のように扱う保育士や母親もいます。こういうのを見ると「ああ、こどもをばかにしているんだな」といつも思います。こどもは、たとえ赤ちゃんでも大人が思っている以上のことを理解しています。そういう影響は数年後、もしかすると十数年後の思春期とかかもしれませんが、まずたいて出てきます。小さいときならまだしも、大きくなってからではもう親のちからだけではどうすることもできなくなってしまいます。本当に乳児期の子育ては重要ですね。
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あなたの子育て知識はだいじょうぶ~? - 2009.10.05 Mon
でも、簡単って言っている人は「ノドもとすぎれば、なんとやら・・」で、もうある程度山を越えちゃったから簡単っていえるんですよね~。いま子育てに向き合っている人にとってはやっぱり難しいもの。
難しい原因のひとつは、いろんな情報があふれていること。まじめな人ほど何を信じていいのかわららなくなってしまうことが多いようです。
本当にあった怖いお話をひとつ。初めてのこどもをもつ0歳児のお母さん。とてもまじめで一生懸命なひとでした。ある日こんな相談を受けました。「うちのこへんなんです。青いおしっこがでないんです。お医者さんに相談したほうがいいでしょうか?」 「ぇ???」
そのお母さんはおむつのテレビCMを見て、どれくらいおしっこの吸収がいいか青い液体で表現する演出をみて、自分の子は青いおしっこをしないから変かもと本気で思ってしまったのですね。初め冗談かと思いましたが本気なのです。笑い話のようですが、育児も疲れてくるとほんとに大変です。育児ノイローゼの一歩手前くらいだったのかもしれませんね。
普段だったらなんでもないことでも、慣れない子育てについてだとちょっとした情報も真に受けてしまって自分の子育てとのギャップなどに悩んでしまいやすいもの。
つま~り何が言いたいかというと。子育てで「~~~しなければならない!」みたいなのは話半分と受けとめましょう~。
それがその道の権威みたいな人でもおかしなこと言っている人と~っても多いです。保育士はもちろん(笑)医者、看護婦、栄養士、保育雑誌、学者、テレビ、子育てグッズの企業、母親、義母などなど。もちろん、中には正しいことを言ってる人もたくさんおりますが、そういう人は「絶対こうしなさい!~~しなければならない。」みたいな言い方はまずしないでしょう。子育ての世界には「持論が絶対」みたいな風潮がどうもあるんですよね。また、流行みたくぱっとでてくる極端な考えかたもあるし。かといって母親(つまりこどものおばあちゃん)がいう昔の子育て方式も、現代ではかなーりあやしい点が多々あったり・・・。ようするに、周りのアドバイスや保育の本を信じるなというわけではなくて、ストレスになるくらい大変なことだったら無理にしなくていいってことですよ。
母乳の出ない人に、「こどもは母乳で育てなければならない!」みたいなことを言ったり。3歳児検診ではずかしくて名前が言えないだけの子に「この子は言葉の発達が遅いから保健所に通いなさい」という保健婦さんがいたり。その人なりの見解はあるんだろうけど、極端なことはただでさえ悩んでいるお母さんたちをウツにするだけですからね~。子育てで悩みがある人は、話を聞いてくれる人や一緒に悩んでくれる人を知り合いに持ちましょう~。たいていはたいしたことなかったり、時間が解決してくれるものだったりしますよ。
この前NHKの子育て番組をたまたまみてたら、お父さん向けのコーナー(?)で「あかちゃんのげっぷがでないとき」「10~15分くらい背中をトントンしていればそのうちでるでしょう」みたいなこと先生っぽい人が言ってたけど10分もゲップを出すために背中たたかれてたら赤ちゃんぐったりしちゃいますって。しかも男の人がやったらなおさら(笑)。
そういえば生まれて1ヶ月を過ぎたうちの娘[ムーちゃん]がどうやら笑うようになりました。
これまでも笑っているような気がしたけど(たぶん親バカ勘違い)、昨日くらいから目線も合うようになり
あやしたりすると笑い顔に!あとカメを回すと笑うんです。(←話すと長いので今度画像入りで説明したいと思います。お楽しみに~ってそれほどのことでもないかも(笑)
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子育てブログはじめました~ - 2009.10.03 Sat
3歳の男の子と1ヶ月の女の子がおります。題名は子育て日記となっていますが、自分の子育てのことだけでなく保育士をしていて感じたことやグチ(笑)などもつれづれに書いていきたいと思います。
子育て日記などは星の数ほどもあるので、ここではできるだけ子育てをしている人には役に立つスキルやこれから親になる方には、子どもっていいものなんだ~と思えるような内容にしていこうと思います。
なんとなく作ってみたブログで今回はなにもネタを考えてないので、子育てスキルをひとつご紹介。
それは「手のつなぎ方」です。手のつなぎ方??へっ、そんなこと?と思うかもしれませんが、普段何気なくやっている「手をつなぐ」ということにもいいやり方とそうでないのがあるんですよ~ほんと。
しばしば、お母さんから「買い物とか散歩とかうちの子は手をつないでくれなくて困るんです。」という声をききますが、もしかするとお母さんの側にも原因があるのかも・・・
普通、手をつなぐと言うと右手と左手で握手をするように握り合いますね。まあ、これならいいのですが、ちょっと急いでいるときなど「はやくはやくっ」などいいながら子どもの手首をガッチリ握ったりしていませんか。子どもはボキャブラリーがないから「そんなとこ握ったらいや」とは言いませんが、実はこれはすごく子どもを不安にさせるのです。もっと嫌なのが二の腕をつかんでひっぱられることですね。こうされるともう拘束して連行されているようなものです(笑)。
2歳近くになってくると、子どもは「ああしたい、こうしたい」という自我がはっきりしてきます。外を歩いているときの子どもは好奇心のかたまり、何かをじっくり見たかったり石のうえや歩道のラインなどを踏んづけて歩いてみたくなるもの。つまり「意志」ですね。それを無理やり引っ張られることは[意志」の否定になってしまいます。それを繰り返していると、もう子どもは手なんてつないでくれなくなります。ガッチリつかまれてしまう不安感も不快だし・・・
じゃあ、どうすればいいか~!まず、大人が人差し指を1本伸ばします。そこを子どもが握るようにすれば、子どもはとても安心感を覚えます。大人も引っ張ることがなくなるので、子どもは自分のペースで歩けるわけです。散歩ができるようになる1歳くらいから、このくせをつけておくととても上手に歩ける子になりますよ。急いでるときは、「ちょっとおとーちゃん急ぐから大きな足であるいてね」って口で伝えれば子どもなりに急いでくれるはず、たぶん(笑)。ただし、自動車などで危険なところでは手首でひっぱたりするのもやむをえないですよ。安全第一ですから。
普段から歩く習慣をつけるのもけっこう大事ですよ。いつも自転車にばっかり乗せていると、たまに降りて自分で自由に歩けるのが楽しくて、スーパーなど一緒にあるいてなどくれなくなってしまいますからね~。
自転車に乗せる(楽ちん)>>たまに歩き(とても大変)>>ますます自転車>>そして歩けない子に
みたいな悪循環に陥ることも(笑)
字ばっかりですみません、最後まで読んでくれた方ありがとう。なにぶんにもブログ初心者ですので少しずつ画像の載せ方など学んでいきます。暖かく見守ってください。これからもよろしく~