保育園に預けたときのフォローの仕方 その3 - 2010.12.27 Mon
子供が親から離れるときですから登園のときも子供にとって大事なんですよね。
そういうわけで今日は登園のときに気をつけるといいなと思うことのお話。
個人差はもちろんありますが、子供が集団の中で過ごすことを楽しめるようになったり、集団に入っていくのに抵抗感がなくなっていくのってだいたい3歳以降くらいだと思います。
なので登園するときには、0、1、2歳くらいの子供にとっては『親と離れること』+『集団に入っていくことの抵抗感』の2つの嫌なことがあるわけなんです。
大人だって大勢の人がすでに集まっているところに、後から自分ひとりだけ入っていったりするのってなんか気後れしたりしますよね。
登園のときって子供にとってわりとたいへんな時間なわけです。
そこを適切に関わってあげられると、子供もその日一日楽しくすごしていきやすくなりますね。
実際に、朝の状況しだいで子供の様子はずいぶん違うものです。
朝すんなりいかなかった気持ちが、イライラや他児への攻撃的な行動などへとつながり、その気持ちが昼食や午睡明けまでひきずるなんていうこともめずらしくありません。
登園時の親の関わりでもっともよく目にするのが「ごまかし」です。
「ほら、○○のおもちゃがあるよ」
「(友達の)~~ちゃんがいるよ」
「先生が呼んでるよ」
子供によってはたしかにそれで気がひかれて、その時はそちらに向かうかもしれません。
しかし、子供の気持ちの根本にある「親と離れることが不安である」「ずっと一緒にいたい」という思いは受け止めてもらっていないので、その気持ちはモヤモヤとずっとわだかまってすごすことになってしまいます。
また、気がひかれてそっちへいった子も、あるときハッっと親のほうを振り返ります。
そのときすでに親がいなかったらどうでしょう。
「あ~もういっちゃたんだ。ママ急いでたみたいだからしょうがないか~」と思えるだけの心の余裕がある子であれば、それほどおおごとではないかもしれませんが、そうでなければそこで感じる寂しい気持ちや「ごまかされた」という失望感は少なくないと思います。
こういうときだけでなく、大人はなにげなく子供相手だからと「ごまかし」を多用しますが、これによって子供はたくさんの失望や裏切られた気持ち、やり場のないモヤモヤをとてもたくさん抱えさせられていると常々感じます。
登園時はきちんとストレートに子供の気持ちを受け止めてあげるのが最良であるでしょう。
「そっか~ママと一緒が良かったんだね。ほんとはママも○○ちゃんと一緒にいたいんだよ。でも、お仕事いかなきゃならないんだ。必ず迎えに来るから保育園で遊んで待っててね」」
子供も「保育園にいかなければならない」とか「ママは仕事にいかなければならない」といった理屈は小さい子でもかなりきちんと理解しています。
でも、心情はそれとは別に機能しているので、「ママがいい~~;;」 「保育園いきたくない~;;」と表現するわけです。
だから多くの場合、その心情をきちんと受け止めケアしてあげることで、自分の置かれた状況をそれなりに受け入れていけるようになります。
しかし、その心情の部分をごまかしなどで受け止めないままにしていくと、年単位であとをひきずります。
0歳・1歳であずけられた子も、適切に受け止めてあげることで半年~1年くらいで状況を受け入れ安心してすごせるようになるのに対して、気持ちを受け止めることをせずにいくと、そのときはそれで済んでいても、3~4歳ときには5歳児になっても登園時にぐずりを激しく出すようになる子をしばしばみかけます。
なので登園時にぐずる子にたいしてはごまかしたり、叱っておさえつけるのでなく、きちんと気持ちを受け止めてあげるようにしてあげましょう。
また「必ず迎えにくるよ」というのもとても大事なキーワードです。
小さい子が人に預けられるとき、オーバーでなく「もうこれでママとは会えなくなってしまうかもしれない」と感じます。子供が不安になる最大要因です。
だから「必ずまた迎えにくる」ということをきちんと毎日繰り返し伝えてあげることで、その不安を解消してあげてください。
「前の日迎えにきているんだから、当然今日も迎えにくる」とは子供はすんなり考えてくれません。
毎日真剣に「もうこれっきり会えないかもしれない」と感じてしまうものです。
その部分もきちんと理解してフォローしてあげると、親とはなれて過ごす時間がだいぶ違ったものとなってくるでしょう。
うちの息子は1歳児クラスから保育園にいき始めましたが、登園の際は「おはようございます」とあいさつをしてその日の着替えなどの準備を親がし終えて、そこで「じゃあおとーちゃんいって来ます。必ず迎えにくるからね」とぎゅーと抱きしめて、担任に引き渡すのを日課にしていました。
入室させてからゆっくり支度をしたい人もなかにはいるけど、親がいれば近くにいたいのが子供の素直な心情だろうから、僕は子供をあずけるのは最後の最後、もう自分も行くときになってからにしていました。
そのためだけではないとは思うけど、1歳のときから登園時にぐずったことはほとんどなかったです。
息子のクラスはみんなわりと落ち着いた子ばかりなのだけど、朝のぐずりは3歳~4歳くらいまでけっこう激しくて、周りの親からはうちの子は「ぜんぜんそういうのないね」と言われるのだけど、やはり乳児のうちにきちんと気持ちを受け止め、安心感をもたせるのを習慣にしてきたからかなと思います。
朝ぐずるのはそういう気持ちの面だけでなく、体調の異常ということもあります。
一見なんともなさそうでも「あれ、この子こんなにぐずる子じゃないのにな?」なんて受け入れのときに感じた子が、その1時間後とかに胃腸炎で激しい嘔吐をしたとか急に発熱してきたということもよくあります。
子供は体の異常なんかを感じていても、それを自分で認識して伝えることはなかなかできないので、そういったぐずることがサインになっていたりもします。
あまりに、普段とちがう様子を見せていたら体調のことも考慮してみるといいかもしれません。
あと親が気をつけるだけで、子供が安心してすごせるようになることはたくさんあって、ひとつにはやはり時間的余裕です。
朝どうしても急いでいますよね。
これはまあわかるのだけど、子供からするとそれでも、親が急いでイライラしていたり、せかされたりそういったことが余計子供の心の余裕を奪ってしまったり、不安感をつのらせてしまうことがあるわけです。
だから、ぎりぎりよりも少し時間的余裕をもつことで、大人も子供も気持ちの上でも余裕がもててその日一日よりよくすごせることが多いようです。
良い子育てをめざしていろいろ勉強していると、ときどき「大人の都合で子供を動かさない」という言葉に行き当たりますが、こういったことはまさにそれで、保育園に行かされるのも大人の都合なわけで、さらに時間がないから急げというのも「大人の都合」なのですね。
でも、いつしか大人の頭の中ではこの「大人の都合」の部分はきれいさっぱり忘れられて、「ノロノロしている子供がわるい」という理屈が出来上がってしまい、それ故に叱られたり怒られたりする子供が存在するわけです。
子どもはボキャブラリーもないし、親を信頼し依存もしているからそれを言葉では言わないけれど、やはりそれでも、気持ちの部分を受け止めずにいると、「行きたくもないところにいかされるのに、なんで遅い遅いって叱られなきゃいけないんだ」という不満がくすぶり続けてしまいます。
それがさらなる子供のぐずりや反発の悪循環、ひいては親の言うことを聞かない、親を信頼しない子、育てにくい子へとつながってしまう事もありえますので、あまり親の都合ばかりを押し付けるのは気をつけたいところです。
また、最近では朝食をとってこない子の多さに驚かされてしまうのですが、朝食抜きではイライラした子になるのは当然のことです。
朝だってぐずるし、日中だって落ちつかなかったり攻撃的になったりしてしまいます。
脳にいくエネルギーも足りなければ考えるちからだって働きません。
大人でも朝食をしっかりととったほうがいいのは勿論ですが、成長中の子供ならなおさらです。
子供に食事をとらせないというのはこれは一種の虐待と同義です。
時間がないときはバナナ一本でも菓子パン一個でもいいのでなにかしら食べさせてあげましょう。
立派な朝食を作ってあげるべきとはいいません、でもパン1つ買っておくくらいならこれはもう親の心持ちしだいでできることです。
本当に朝食抜きでくる乳児の荒れようというのは一目瞭然です。
どんなに時間がなくても朝はなにかしら食べるようにしましょう。
と今日はこんなところです。
またなにか思い出したら書くかもしれません。
もうすっかり年も押し迫ってきたので今年の更新はこれで最後になっちゃうかな。
今年も一年間こんなつたないブログですが読んでくださってありがとうございました。
始めた当初はこんなに長く続くとは思っていませんでした。
細々とですがこれだけ続けられたのは皆さんのおかげだと思います。
また、来年もぼちぼちと更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。
では、よいお年を~♪
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| 2010-12-27 | 保育園・幼稚園・学校について | Comment : 18 | トラックバック : 0 |
子供は寝てても起きている - 2010.12.18 Sat
なので、アイマスクや耳栓を使うことでより深く眠れるらしいですよ。
子供はどうもそういった意識下の感覚で大人の存在を確かめているようです。
なぜそんなことをするかといえば、子供は大人が守ってくれることで初めて安全を確保できると理解しているからだと思います。
寝ているときはとても無防備な状態です。だからこそより安心したいのでしょう。
大人が離れるとすぐ泣いて起きてしまうのに、添い寝しているとよく寝るのはこのためです。
そんなふうに寝ているときですら子供は安全と安心をつねに求めています。
これは日中起きているときでも同様です。
自分の方を見てもらえず、ずっと携帯電話とにらめっこだったり、子供を見ていても無表情だったり、イライラやめんどくさそうな顔を大人がいつもしていれば、子供は不安になります。
その不安感が、遊びに集中できなくしたり、多動的だったり、攻撃的な行動に向かわせたりもします。
子供が大人のほうを振り返ったりしたときに「ちゃんと見ていますよ」と目で伝えたり、うなずいたり、にっこりしてあげるだけで子供の心のありようはだいぶ変ってきます。
年齢が小さければ小さいほど安心感を求める気持ちは強いものです。
そして、小さいうちにきちんと安心感を与えられるようにしていれば、子供が落ち着いて過ごせるようになるのも早くなる道理です。
公園で遊んでいても遠くから無表情に眺めているだけのお母さんや、ずっと携帯電話ばかりみている人、病院の待合室などでとりたてて読みたそうなわけでもない週刊誌をとって子供の方はちっとも見ていない人、何かやらかしたときだけ叱責の言葉をかけるだけのドライな関わり方をしている人などがこの頃とても多くなってきたようで気になります。
そういったドライな関わり方ばかりになってしまうと、そう遠からず「手のかかる子」となってしまう可能性がとても高くなってしまうので、親御さんはみずから子育てをよけい大変なものにしてしまっているようで心配です。
前回のところではちょこっと「家庭で安心感を」と文中にでてきましたが、保育園にいっていない子供でも、安心感を持てるように過ごしていくというのは育ちの上でとても子供に大きな影響を与えていくことだと思います。
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| 2010-12-18 | 子育てノウハウ? | Comment : 6 | トラックバック : 0 |
保育園に預けたときのフォローの仕方 その2 - 2010.12.11 Sat
自然界をみても、親も所属したその「群れ」全体で子供をみるという動物はいますが、親の入っていない群れに子供を出張させるという動物はいないと思います。
朝から明るすぎるくらいの蛍光灯が煌々と照らし、担任保育士ばかりかさまざまな大人が行きかっていて、また自分と同じくらいの年齢の子供が泣いていたり、年齢の大きな子がはしゃいでいたり、保育園というのはまだ集団のなかで過ごす事ができる年齢に達していない子にとっては、そのまま即、安心して過ごせる場所というのではないのです。
もちろんその環境の中ででもできうる限り子供が安心してすごせるよう努力してはいるのです。しかし、それでもまだまだ慣れていない子供が安心して過ごすには程遠い場なのです。
それでも、子供は柔軟な適応力でだんだんと慣れてはいいくのですが、やはり気持ちの上では「不安」に対抗するために「がんばって」過ごしています。
その「がんばっている」気持ちを認めてフォローしていってあげるのが必要だと思うのです。
よく家庭の主婦が、「別に大変だから手伝ってくれと言っているわけではない、がんばってやっているんだと認めてくれればいい」みたいな話がありますが、預けられている子供の心情もあれに近いものがあるような気がします。
しかし、まだ小さい子には言葉で伝える手段がなかったり、そこまでのボキャブラリーはなかったりするので、いろんな形でそういう気持ちが出てきます。
保育園でお迎えが来るまで、ニコニコと遊んでいた子供達も親が迎えに来たとたん、泣いたり、急に駄々っ子になったりします。
この泣きやダダは、それまでがんばって我慢していた気持ちの堰がきれて泣いてしまうといった安心感だったり、「こんなにもがんばってまってるのにおそいじゃないか~」という親にすがる・甘えるきもちだったりするわけです。
ある程度、知恵がついてきたり、言葉がでてくるようになると、「公園にいきたい~;;」と泣いたり、「○○がたべたい~;;」とか、「○○ちゃんがぶったー;;」などと理由をつけて泣き、甘えたりすることもあります。
時には「ママきらい」「もっと遊びたかった」「帰りたくない」など気持ちとは反対のことをいって、親の受けいれてくれる心を試そうとします。
それは本心でそう思っているわけではなくて、いつも不安のなかに放り込まれてしまうので、本当に自分が大事にされているのか試さずにはいられない気持ちだったり、これだけ親を困らせずにはいられないほど自分はがんばっているんだとわかってもらいたいがためだったりするのです。
保育園にあずけるようになれば、こういう姿が必ずといっていいほど子供に見られるでしょう。
それをきちんと受け止めてあげることが、子供を満たすことにほかならないし、預ける上でのフォローとなるのです。
これに応えるには、
子供のそういったダダや「ママなんかきらい~」などの言葉に振り回されずに、まずはきちんと子供が不安をこらえてがんばっていてくれたことをストレートに受け止めてあげるのがいいと思います。
「ただいま~」
「もっとあそびたかった~ママ嫌い~エーン;;」
「そっか~今日もがんばって待っててくれたんだね。いつもありがとうね」とか
「ママも会いたかったよ、○○ちゃん大好き」
「今日も保育園でまっててくれて、おかげでママお仕事いっぱいできたよ」
などと子供の気持ちの根底にあることをしっかりと受け止めてあげると、不安に耐えてがんばっていた気持ちが満たされるでしょう。
これはこんな風にしゃべらない0歳の子でもまったく同様です。
泣いて気持ちを表現する子はもちろん、まだ感情が思い通りに表われず表情が乏しい時期だって気持ちは同じなので、そうやって気持ちを受け止め、がんばって離れてすごしていたことをしっかり認めてあげましょう。
大人のほうがきちんと子供の気持ちを汲んで受け止めていってあげれば、それほど難しいことではないのだけど、実際はこうやって素直に受け止めていってあげられる親はそう多くはありません。
まあ、大人も仕事一日がんばって疲れているから、泣きに対して冷静に対応する余裕がなかったりするんだよね。仕事で嫌な思いを日々してきている人も少なくない世の中だし。
でも、子供が来たいといって保育園きているわけじゃないんだから、親が仕事にいくために無理言って子供にいってもらっているわけだから、そこは親も少し気持ちを切り替えてあげないと、子供の心の不満は消えないよね。
また、子供がいう「理由付け」に振り回されて、いくらそれを取りあったところで、本心の親と離れていたことの不安を「訴える」、「解消してほしい」を受け止めていないと、いつまでも子供の気持ちは満たされずダダや泣きの連鎖、親は対応をどうしたらいいかわからない、結局叱って黙らせる(or どこまでもごまかして黙らせる)になったりしてしまうこともあります。
「○○たべたい~;;」
「じゃあ帰りに買ってあげるね」
買って与えたけど
「ちがう~これじゃない~ほかのがよかった~;;」
「あなたがこれがいいっていったんでしょ。そんな子ママしりません」
「エーーーン;;」
なんてことがあるわけなんですが、「○○たべたい」の裏で子供が本当に言いたいのは、
「ボクは保育園でがんばったんだよ~ママがお仕事いくために我慢したんだよ~。それをわかってくれよ~。もっと甘えさせてくれよ~。ちょっとでいいからイイコイイコしてくれよ~~~;;」
ということなんですね。
だから最初からその気持ちをしっかり受け止めて、がんばって過ごしていた気持ちを「あなたのことがいらないから預けてるわけじゃないよ、あなたをとっても大事に思ってるんだよ。大好きだよ」と気持ちを伝えて埋め合わせていけば、保育園でも安心して過ごしていけるようになると思います。
しかし、甘え方がわからなかったり、叱られたり否定されたりでそういった気持ちを出せなくなったり、受け止めてもらえなくなってしまうと、今度はダダとかぐずりなど大人を困らせるかたちで出さざるをえなくなってしまうので(またそれは悪循環でエスカレートします)、まずきちんと受け止めてあげるのがいいと思います。
しかし、今の親はこれがうまくない人が多いです。
0歳児の親をみていると、「泣くこと」に弱すぎです。または「泣くこと」が良くないことだと思いすぎです。
まだ言葉も獲得していない乳児ではダダもこねられないので、泣くことで↑の気持ちを親に伝えよう、汲み取ってもらいたいと思うわけです。
「泣くこと」はけっして悪いことではありません。
赤ちゃんが生まれながらにもっている唯一の言葉です。
その「泣き」で伝えようとしている子供の感情を汲み取ってあげましょう。
迎えに来ても子供に話しかけもせず、おしゃぶりをくわえさせたりお菓子を口に入れて黙らせ、そのまま帰っていくだけの人も少なくないのが現実です。
赤ちゃんだって優しい言葉をかけられればきちんとわかります。
「会いたかったよ、これでも急いで帰ってきたんだよ」
その気持ちをしっかり、毎回伝えていれば、泣きやダダで困らせることもなくなっていくでしょう。
保育園で過ごしている間も、不安感や満たされない気持ちから噛み付きやひっかきなどを出すことも少なくなるでしょう。
小さい子であるほど親の心のありように敏感です。
親が疲れていたり、イライラしているときに限って泣きやダダをこねて、困らせることが多くなります。
なぜならそれは、親のそういった心を敏感に察知して不安になってしまうからです。
そこで気持ちを切り替えて子供に対応できる心の余裕があればいいのだけど、それにそのままイライラをぶつけてしまったり、叱ってしまったり、無視してしまったり、うんざりした様子を見せてしまったり、そういった対応を積み重ねていったりしてしまうと、子供は傷ついたり、満たされなくなっていってしまいます。
親も人間ですから常に完璧にできる必要なんてありませんが、そういったときもちょっと気持ちをセーブしたり、強く対応してしまったときはそこにフォローしたりと、念頭に置いとくだけでずいぶん子供へ与える影響というのは変ってくるのではないでしょうか。
また、人に預けていると「普段かまってやれないから」と休日になると外出をたくさんする人もいますが、まだ小さいうちはむしろ家庭で親とゆっくり過ごす時間をしっかりともつことで「安心感」をもって、そのほかの日々を過ごせるようになると思うので、家庭の中でくつろがせてあげる時間というのも大切になるでしょう。
とりあえずこんなところですが、また気がついたことがあればそのときに書いていきますね。
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| 2010-12-11 | 保育園・幼稚園・学校について | Comment : 12 | トラックバック : 0 |
保育園に預けたときのフォローの仕方 その1 - 2010.12.09 Thu
どんなに優れた保育士が最良の保育環境で子供を保育したとしても、それでも子供からすればなかなかに満足できるものではありません。
中略
ごくごく低年齢の0歳児などでも保育園に入れてまっすぐ育たないかというと、もちろんそんなことはありません。
でも、それには他人に預けてしまった分だけのフォローがその子の家庭で(つまり親のフォローが)絶対的に必要です。
と書きましたので、では具体的にはどうやってフォローをしていったらいいのでしょう?というご質問を頂きました。
これから保育園などにあずけるかたにこんなことを言ってしまうと不安を煽ってしまいますよね。
すみませんでした。でも、大丈夫、対応のしかたさえわかっていればだれでも乗り越えられますから。
そういうわけでどんなところに気をつけていくといいか、僕なりに気づいたことをここでまとめていきたいと思います。
なぜかというと、「満たす」っていうのは見た目の関わりばかりでなく、そこに「心の交流」があってこそ初めて子供の心が満たされるからだと思うのです。
僕はよく「くすぐる」ことを今までにもたくさんお勧めしてきましたが、くすぐるのって怒った顔でする人はあんまりいないわけです。大人もくすぐるときは笑顔になってするので、そこに「楽しい気持ち」を共有する心のつながりが生まれるわけです。
これに身体を触られるというスキンシップとくすぐりの刺激がプラスされるので、子供にとってとても楽しい密度の濃い関わりが得られます。
これだと自然発生的に親の側にも暖かい気持ちが生まれるからお勧めしやすいのだけど、他にこまごまと「こうやると子供が満たされる」と書いてあることをしても、やはり形だけで心が入ってないとそれではあまり子供が満たされるということにはならないと思いますので、まずは親の方に心の余裕や暖かい気持ちがあってこそっていうのを忘れないでね。
逆に言えば、極端なはなし親のほうに「我が子かわいいな~」っていう気持ちがあれば、どう関わるかはなんでもいいわけです。
というわけで、当たり前のことになっちゃうかもしれないけど、一応こんな関わりをというのを書いていきます。だいたい0歳児クラスの子を想定して書きますけど、基本何歳でも同じです。
あまりに当たり前かもしれないけどやっぱ「笑顔」で接するのは大切だね。
みんなそんなことは知っているはずなんだけど、でも意外なことにけっこう乳児に対して笑顔ってあんまりみなさん出てないんです。
たしかに赤ちゃんのうちはまだ表情なんかもたくさんは出ない時期もあるので、そこにニタニタ笑いかけるのもしにくいかもしれないね。
そういう人は大人の側からたくさん話しかけて見てください。
なんでもいいんです。
「今日は保育園どうだった~?」
「ごはんたくさん食べた?」
「なにしてあそんだの」
「今日も洗濯物たくさんでたね~」
なんてことを子供に聞いてみてもいいし、
「おとーちゃんおしごとがんばってきたよ~」とか
「今日はお仕事でしっぱいしてきちゃったよ~」とかね。
そういった語りかけをする過程でしぜんに笑顔を子供に見せることができると思いますよ。
「まだしゃべれないんだし、話しかけてもわかりっこないのに」なんて考えてはいけませんよ。
赤ちゃんだってきちんとその言葉の奥にある、大人の気持ち、言葉を直接理解していなかったとしてもその気持ちの意味するところ、きちんと汲み取っていますからね。
「子供だからどうせわからない」という姿勢でいる親の子は、そうでないうちに較べたら明らかに満たされていないことが多いと思います。
家に帰って子供は少し安心して、玩具で遊んだりしますね。
そんなときも、一人で遊んでいるからいいや~と携帯電話ピッピッピッなんて人も多いのだけど、実はこういうときこそ子供は大人にサインを送っていることが多いんです。
子供は遊んでいるときも、たびたび大人のほうを確認してきます。
そのとき大人が自分に対して無関心な様子でいると、子供はだんだん不安になってきます。
不安になるとその分必死に大人を求めてくるので、泣きがきつい子になったり、遊べなくなったり遊びが荒れたり、情緒が安定しなくなったりすることもあります。
だから、できれば家事とかをしていても子供が大人を確認してくるときは、「ウンウン」とうなずいてあげると子供は、「あ、ちゃんと見ててくれているんだな」と安心して遊びに戻ることができるし、その場所で安心して過ごすことができるようになっていきます。
もちろんそこで温かい言葉をかけてあげたっていいんですよ。
「いますよ~」
「上手に(遊びが)○○できたね~」
「一人であそんでてくれてありがとね~。もうすぐあったかいごはんできますからね」
などなど。
「笑顔」、「会話」、「うなずき」でした。
実はこれらのことはそう難しいことではありません。
子供を預けてて、特にみなさん大変そうなのは、子供がそうやって穏やかにいっているときでなくて、当然その逆のときなんですよね。
笑いかけてくる子供に笑いかけるなら、それはたやすいですよね。
しかし、そうとばかりはいかないわけです。
むしろギャーギャー泣き喚かれたりしてしまうことが多いわけです。
この状況をきちんと受け止め、対応して、満たしてあげることができるかできないかが大きな分かれ目になりますね。
次回はそれについて書いていきます。
もちろん、話しかけたり、笑ったり、うなずいたりすることは普段からしっかりしてあげましょう。それはそれで大事なことです。そういう普段の関わりでもクッキーはしっかりたまっていくのですから。
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| 2010-12-09 | 保育園・幼稚園・学校について | Comment : 4 | トラックバック : 0 |
今年もサンタさんにお願い - 2010.12.07 Tue
我が家ではサンタさんにお願いするもの今年はずいぶん早くに決まりました。
これとこれです↓。
おにーちゃんとむーちゃん用。
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早くに決まったのだけど、でもけっこう悩んだんですよ。
やはり値段がね~。
『新くむくむ』は様々な形の積み木にペグ(木の棒)を差し込む穴が開いていて、長さもいろいろなペグでつないで形を作っていくという「組み木」遊びです。
ペグを差し込むのに木槌でたたいてしっかり造形でき、抜くときはペンチを使って抜いたりと大工さん気分で遊べます。
積んでいく積み木だけではできない物も様々に作っていけるので、積み木を十分に遊んできた4、5歳くらいの子だととても楽しめるでしょう。
この『新くむくむ』という遊具は、実は僕が子供の頃通っていた幼稚園にも同じものがありました。
僕はあまり小さい頃の記憶がないのですが、この遊具のことは良く覚えていて、これが楽しくて幼稚園に通っていた時期もあったような気がします。
もっと安い値段で似たような遊具もあって、保育士になってからそれらも使ったことがあるのだけど、どれもつくりがチャチだったり、応用や発展性がなかったり、パーツが少なかったりして十分に遊べるものではありませんでした。
類似品を買うくらいなら別のものにしてしまったほうがいいとそのとき実感しました。
そういうわけで幼稚園でたのしかったあの遊具をずっと探していたのですが、以前にも積み木で紹介した「童具館」のものだったのです。
この「組木」のいいところは、なんといっても自由度ですね。
積み木の次の段階の遊びというと、レゴやデュプロなどの「ブロック」の類の構成遊びがあるのですが、あれらはその構造上どうしても制限されてしまうことも多いのですよ。
はめてつなげていくことで、積み木よりも大きなもの具体的なもの、動かせるものができるという利点はあるのだけど、「つながる」範囲でしか構成できないという縛りもあるわけです。
簡単に言っちゃえば、ブロックを横向きにはつけられないとかね。
だから、子供は思ったままのものにはいきつかないというジレンマが遊びのなかであるわけですね。
ブロック類も悪いものではないのですが、子供達は長いことブロックをしていても同じものばかりつくってそれで遊んでいることも多い気がします。
その点この組木遊びは色もないし、真四角に造形はできないかもしれないけど、イメージの趣くままにいくらでも遊びが広げられるんですね。
ブロックだとどの子が作ってもその構造上だいたい同じような形になってしまうものが、こちらでは人それぞれ違う形のヒコーキやクルマになったりね。
それだけでなく子供は大人が思いもしないものを形にしていくでしょう。
今からどんな遊びがみれるか楽しみです。
次回はいくつかコメントでご質問のあった、「子供を預ける際のフォローについて」UPする予定です。
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| 2010-12-07 | おもちゃ | Comment : 14 | トラックバック : 0 |
『満たされた子供』 その4 -満たされている姿- - 2010.12.06 Mon
ただし、「満たされたらこんなことが出来るようになります」という意味ではないですからね。
なにかを獲得させるための手段としてこの「満たす」という行為があるわけではないということを理解してください。
「出来ること」を望んでやったところでそれは親のエゴであって、ほんとの意味で「満たす」ことではないような気がします。
今回から読み始めた方や、なにを言っているのかいまいちわからないという方は『過保護と過干渉』その1から読んでいってみてください。
また、こういった姿が見られないからといって、それが即「満たされていない」ということにもなりませんから、そのことで心配になってしまう必要もないですよ。
それでは、満たされた子がどんな姿を見せてくれるかというと・・・
1歳くらいの子でもすでにかわいいかわいいとなでたり、キスしたり、トントンして寝かしつけたりの姿をみせてくれます。
それはもう可愛らしいです。
満たされている子は、これができるんですね。それもそのはずそういった行為を自分が普段、大好きな大人からしてもらっているからなんですよね。
・そこからさらに物に愛着をもって大事にしたり、大切に扱うという姿もみられます。
子供だから「物の扱いがぞんざいなのが当たり前」ではないんです。
きちんと満たされていて、そこにプラス「大人が物を大切にあつかう姿」を見せているだけで子供だってできることなんですね。
・物の貸し借りをする姿もみられるようになってきます。
公園などでいる親子を見ていると、自分の子供に無理やり「貸させている」姿をよく見かけるので、「いや~貸したくないっていう気持ちも尊重してあげようよ」とはいつも思うのですが。
子供の気持ちをしっかり満たし続けていってあげれば、その心の余裕からいずれ友達と遊ぶことができるようになる年齢(およそ3歳くらいが目安かな)になってくれば、そのときに自発的に物を貸すということができるようになってくるでしょう。
しかし、今の親は「しつけ」なのか「日本的謙譲の美徳」なのか、まだ一人遊びや平行遊びの段階である1~2歳児の段階から、なだめたりすかしたりして無理やり「貸すこと」を強要しすぎです。
これでは満たされるものも満たされなくなってしまいますよね。
まずはその子の「遊び」、「自分のもの」という気持ちを尊重してあげましょうね。
「自分のもの」というのを尊重されず、無理やり親に奪われて「貸さされた」子供は、人のものを尊重しなくなるのでむしろ他児のものを奪っていく子になりかねません。
ちょっと脱線しましたが、他者を大切にできるのは自己を大切にされた人でないとなかなか難しいものです。このことは「満たされる」ことと無関係ではありません。
そういうわけで満たされた子は、自然と物を貸したりする姿がいずれみられるようになっていくでしょう。
もちろんできるこであればすでに1歳くらいで物を貸したり、あげたりできるようになってしまいますよ。
・よく笑う、よくしゃべる。
例えば、日常からおしゃぶりをくわえさせられてしまってきた子は、しゃべる機会を奪われているからだけでなく、気持ちが満たされていないこともあって、言葉を発することが少なくなったり、遅くなってしまうことがあるのかもしれませんね。
・じっくりあそべる
満たされている子はそうでない子にくらべて、遊びにとりくめる時間も長かったり、遊びの質も高かったりします。
はるかに月齢が高いのに満たされていない子が、おもちゃを溜め込むだけできちんと遊べていないのに、月齢の低い子がじっくりひとつの遊具で遊びこめているなんてことはよくあります。
また、満たされていない子はしばしば他の子を支配したがります。
親に自分がそうされているのでしょうね。人に自分のやり方を押し付けてそれをさせることを遊びにしたりと、遊具でじっくり遊びこむということが、満たされている子に較べて不得手なようです。
・絵本などがよく楽しめる。またその絵本に愛着をもてる。
満たされていると心が通じるのかな。悲しいお話なら、自分もほんとに悲しくなるし、楽しいお話ならそれで楽しい気分になる様子がみられます。それだけ深く物語に没入しているのですね。
そういうお話のニュアンスのわかる子は、さらに心の豊かな優しい子になれますね。
・そして当然優しいです。
親が暖かい優しい関わりを積み重ねて来てくれたからこそ満たされているわけであって、そんな子は当然ひとに優しくできるわけですよね。
・話を聞くことができる。いわれたことに素直にしたがえる。
満たされる過程で大人との信頼感も形成されてるし、支配ばかりされている子はあまり満たされないわけだから、しっかり満たされている子はそれほど支配型の子育てをされてないわけです。だから大人が言うことに反発せず素直にしたがってくれるんですね。
まあ、もちろん満たされている子であっても「成長期」なんかはありますから、すんなり行かないこともありますよ。
「やだやだ」ばかりになって満たされている子でもしたがえないというときはあります。
でも、きちんと満たされている子ならばそれを乗り越えていくことも、満たされていない子よりもずっと容易だと思います。
・食べ物の好き嫌いが少ない
満たされていない子だと様々なところで、要求を出して親に受け入れてもらおうとします。
多くの親が食べ物を食べてくれなかったりすることで心配したりするので、そんなことでも自分に注意を向けてもらいたいという気持ちがあるのでしょうか、満たされない子には偏食が多かったり食事のときに立ち歩いたりと食習慣がつきにくいといった感があります。
また満たされた子であると、親が「これもしっかり食べてほしい」という気持ちなんかをきちんと受け止めてくれるのでしょう、食習慣の形成もしっかりとできていると感じます。
・甘えられる
このことはとてもとても大事なことです。満たされている子は素直に甘えられます。まあ性格であまりそういうのを出さなかったり、家庭でしっかり甘えてきているので他所で出さないとったタイプの子もいますが、満たされている子は大人も心地よく受け入れられる形で甘えをだすことができます。
満たされていない子は、大人がそういう受容をしてきてくれなかった結果だったりするので、甘え方を知らなかったりします。そのため、大人に受け入れてもらおうとする行動がネガティブな形で出たりします。
ようするに甘えをうまく大人に出せないので、かわりに怒られるようなことをして大人に目をむけてもらおうとしたり、ダダをこねたりして受容してもらうことを求めてきます。
まあこういう行動がでたときに、大きな心でそれを受容してくれる大人なんて多くはありません。
そもそもそんな人が親であれば満たされない子供になっていることはまずないでしょう。
たいていはそういう姿をだせば、叱られたり怒られたり、無視されたりととうてい子供が本当に求めている「親からの受容」ということは引き出せません。
ここに「満たされない子の悪循環」ができてしまいます。
満たされない子はさらに満たされない方向へ、満たされている子はさらに満たされる方向へと行き易いのです。
だからかなり以前書いていますが、「小さいうちに甘えの出すことのできる子にしよう」と述べたのです。
素直に甘えられる子ならば、自分で満たす方向へもっていくことができるからです。
また親も精神的にずっと楽ですよ、我が子が可愛く甘えてくる子ならば。
あんまりにも親の受容を得られない子だと、怒られることすら心地よくなってしまいます。
ネガティブなことをして親が怒るときは、親が感情のベクトルを自分に向けてくれるからです。
それですらうれしいわけです。なんとも健気で涙ぐましい努力ですね・・・。
(「甘やかす」のと「甘えさせる」のはぜんぜん違うことですので気をつけてくださいね)
とまあ、あげていったらキリがないのですが、子供のすべての「育ち」の前提にこの「満たされること」があるといって過言ではありません。
まだ少しも満たされていない子に対して、「しつけ」を徹底していったり、習い事や早期教育をほどこしたり、外見だけを飾り立てるようなことを親が好んでしたり、そうして伸び悩んでいたり、押しつぶされていった子供を大勢みてきました。
子供が親のエゴからだんだん意地悪になっていく姿をリアルタイムで見せられてきたりすることもたくさんあります。
保育士をしていてこんなにつらいことはありません。
「満たされること」は人格形成にも大きな影響があるし、子供時代だけでなくその後もこのことはあとをひきずります。
この記事を読んで、自分の子は満たされていないのではないかと思う人がいるかもしれません。
それならこれから満たせばいいんです。遅すぎるということはありません。
また、一生懸命満たす関わりをしているのに、我が子はちっとも満たされているように思えないという人もいるかもしれません。きっとその子は「入れ物」が大きいんですよ。長い目でみて、子育てを投げないでじっくり関わっていってあげましょう。たくさんもらった分きっと人一倍優しさをもった子に育ちますよ。
子供を満たすのは徒労に終わるなんてことはないはずです。
きちんと満たされた子供は必ずそれ以上の物を返してくれるはずです。
うちはたくさんのそのような満たされない子も見てきてしまった保育士夫婦なので、我が子にはそんな子達が、自分の親に望んでももらえなかった、良い関わりをたっぷりして育ててきました。「うちの子は少なくとも300%くらい満たされてるよね・・」なんてときどき話します。
まだ上の子は5歳にもなってないですが、しっかりとそれまでに満たされているのでなんの心配もしていません。
勉強だって人間関係だって必要なときになれば、必要なだけできる力の基礎がすでに出来上がっていると思います。
(勉強ができることなんてこれっぽっちも望んで育てていませんが、おそらくなんの問題もなくできるでしょう)
そして、それはもう優しくて可愛いですよ。
1歳2ヶ月のむーちゃんですら、「あ~疲れたな~腰いたいなー」(笑)なんて僕らが独り言いってると、ひょこひょこやってきて、背中を「エシ、エシ」って押してくれるんですよ~。嘘とか誇張とか思うでしょ~でもほんとなんだなこれが~。
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| 2010-12-06 | 満たされた子供 | Comment : 15 | トラックバック : 0 |
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