早くに決まったのだけど、でもけっこう悩んだんですよ。
やはり値段がね~。
『新くむくむ』は様々な形の積み木にペグ(木の棒)を差し込む穴が開いていて、長さもいろいろなペグでつないで形を作っていくという「組み木」遊びです。
ペグを差し込むのに木槌でたたいてしっかり造形でき、抜くときはペンチを使って抜いたりと大工さん気分で遊べます。
積んでいく積み木だけではできない物も様々に作っていけるので、積み木を十分に遊んできた4、5歳くらいの子だととても楽しめるでしょう。
この『新くむくむ』という遊具は、実は僕が子供の頃通っていた幼稚園にも同じものがありました。
僕はあまり小さい頃の記憶がないのですが、この遊具のことは良く覚えていて、これが楽しくて幼稚園に通っていた時期もあったような気がします。
もっと安い値段で似たような遊具もあって、保育士になってからそれらも使ったことがあるのだけど、どれもつくりがチャチだったり、応用や発展性がなかったり、パーツが少なかったりして十分に遊べるものではありませんでした。
類似品を買うくらいなら別のものにしてしまったほうがいいとそのとき実感しました。
そういうわけで幼稚園でたのしかったあの遊具をずっと探していたのですが、以前にも積み木で紹介した「童具館」のものだったのです。
この「組木」のいいところは、なんといっても自由度ですね。
積み木の次の段階の遊びというと、レゴやデュプロなどの「ブロック」の類の構成遊びがあるのですが、あれらはその構造上どうしても制限されてしまうことも多いのですよ。
はめてつなげていくことで、積み木よりも大きなもの具体的なもの、動かせるものができるという利点はあるのだけど、「つながる」範囲でしか構成できないという縛りもあるわけです。
簡単に言っちゃえば、ブロックを横向きにはつけられないとかね。
だから、子供は思ったままのものにはいきつかないというジレンマが遊びのなかであるわけですね。
ブロック類も悪いものではないのですが、子供達は長いことブロックをしていても同じものばかりつくってそれで遊んでいることも多い気がします。
その点この組木遊びは色もないし、真四角に造形はできないかもしれないけど、イメージの趣くままにいくらでも遊びが広げられるんですね。
ブロックだとどの子が作ってもその構造上だいたい同じような形になってしまうものが、こちらでは人それぞれ違う形のヒコーキやクルマになったりね。
それだけでなく子供は大人が思いもしないものを形にしていくでしょう。
今からどんな遊びがみれるか楽しみです。
次回はいくつかコメントでご質問のあった、「子供を預ける際のフォローについて」UPする予定です。
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