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2012-09

「ねちっこい甘え」について  ― 受容の大切さ ― - 2012.09.29 Sat

『最近の親の意識・あり方の変化 Vol.2』 の事例の中で出てきたこの「ねちっこい甘え」についてですがコメントでどういうものなのですかと質問があったので、ここではそれについて書いていこうと思います。

ですが、その前に実を言いますと、このくだりはあえて具体的に書いていません。



父親の育児参加 Vol.2 - 2012.09.27 Thu

近頃、「イクメン」という言葉が流行っていますね。
「育児をする男性」という意味ですね。

そしてそこには、「良いもの」「かっこいいもの」「歓迎すべきもの」というニュアンスを含ませて使われています。

僕は子育てのなかでしばしばでてくる「流行」にしてしまうことは好きではないのですが、(なぜなら流行は早々にすたれてしまうものだから)この良い意味で使われている「男性の子育て参加」というものはとても重要なことだと思います。



父親の育児参加 Vol.1 - 2012.09.26 Wed

父親の育児参加について書こうと考えていた矢先、BLOGOSにてとても興味深い記事を見つけました。

父子家庭を意識する事で、男性の意識が変わる? - 村上 吉宣



むーちゃんの過去の未来のおはなし - 2012.09.25 Tue

メルヘン少女のむーちゃんは、ときどき面白いことをはなします。

このまえ台所で一緒にパンを作っているときのことです。

親指でつまみを押すとテコの力で上にフタがぱかっとあく調味料入れから砂糖を出していたら。



最近の親の意識・あり方の変化 Vol.2 - 2012.09.23 Sun

前回の話は、保育時間が長いと良くないとか、親が息抜きの時間を持つのもいけないとか、親になったら自分を犠牲にしてでも子供に尽くせというようなことを言いたいのではありません。

仕事や生活が大変でも一生懸命子育てをしたり、子供のために悩んでいる親がたくさんいるのも、もちろん知っています。

別に子供を預けて遊んでいようと、子供が満たされてまっすぐ育っていっているのならば、僕は何も言いません。

でも、自分の子供なのに「子供なんか見たくない」とか「お荷物」扱いされて満たされていない子が増えています。
悪気はなくとも、子供にさまざまなサインがでているのに、子供には無関心で、あっけらかんと自分のしたいことだけしているという人が近年多くなってきたのを見ています。

景気の悪化や、社会の変化で、親も仕事や生活がしんどくなっているのはわかりますが、そういう原因がなくとも子供が疎外されて、満たされていない、荒れている、性格をひねさせている子供が多いです。
少数のレアなケースの話ではありません。

クラスの8割9割までが満たされていない子供ばかり、そんなところすら実際にあります。

この子達がこのまま大きくなったら世の中はどうなってしまうだろう、そう感じます。
いじめがいま世間の問題になっていますが、いくら罰則を強化したところで、僕が見てきたような0歳や1歳から満たされたことのない子が多くなっていけば、必然的にそんないじめも増えるばかりでしょう。

今回はそのような子供の様子にも焦点をあてて、事例を紹介していこうと思います。



最近の親の意識・あり方の変化 - 2012.09.21 Fri

僕ははっきりと、このままではまずいと感じていることがあります。

ほかにこのようなことを言う人もいないので、あまりこういうのは得意ではありませんが、「警鐘を鳴らす」という意味で書こうと思います。



現代の子育て ⇒ 過干渉 - 2012.09.19 Wed

むーちゃんと二人で先日、東武鉄道博物館へ行ってきました。

平日でしたが幼稚園が3つくらいと、小学校2年生の遠足(社会科見学?)がひとつあって、けっこう混んでいました。
1、2歳児の親子連れ(orおじいちゃんおばあちゃんと)も結構見られました。

見るともなしに見ていて、おじいちゃんおばあちゃんはしょうがないにしても、ほとんどの親子は過干渉気味。2組だけ放任気味。

まぁ、休みの日に子供が楽しめるようにとそういうところに連れてくるのだから、子供に関心の高い家庭が多いわけだから、放任か過干渉かで考えたらやや過干渉が多く見えるのはそのせいもあるでしょうけれども。



兄と妹 その2 - 2012.09.18 Tue

むーちゃんが3歳児健診へ行ってきました。

その後お昼寝から起きて、学校から帰ってきたお兄ちゃんを見つけると・・・。


この夏一番のヒットと、後半どうでもいいおはなし - 2012.09.17 Mon

↓我が家のこの夏一番のヒット商品です。

軽井沢にある有名なジャム屋さん 『軽井沢 沢屋ジャム』のいちごジュースです。
ジュースというか、たぶんイチゴジャムを作るときにでてくる煮汁なのだと思います。

ここのジャムはペクチン(ゼリー状にする植物性添加物)を加えて固めていない、いちごのかたちの残ったものなので、イチゴジャムにもそのサラサラの煮汁が入っています。

たぶん、ほぼそれと同じものだと思う。

とっても美味しいです。
水や炭酸で割ってもいいし、お酒をいれてカクテルにもできるし、かき氷のシロップとして使うのもとっても美味しい。ヨーグルトなんかにかけてもいいね。

特に、牛乳で3:1位に割ったものはめちゃくちゃ美味しいです。
イチゴミルクだね。それを凍らせてアイスキャンデーにするのもいいよ。

ただ↓これはなんと半斗缶です。9リットル弱入ってます。
1リットルの瓶入りのもあるけど、この缶入りはとてもお得。
近年買い物した中でだんとつお買い得感のあるものでした。
ジャムづくりの副産物だからやすいのかな?

缶を開けたあとは要冷蔵なので、空きペットボトルに移して保存。さすがに多い分は友達とか、近所の子供のいるうちにあげちゃいました。
とてもよろこばれます。

初夏くらいにしか売りに出さないのだけど、昨日ジャム買うのにお店のHP見たらまだ在庫があったようなので紹介。
ちなみにいまお店が創業60周年記念だそうで、三千円OR五千円以上買うとブルーベリージャムをつけてくれるので大変お得です。

ついでに僕が好きなのはトウモロコシペースト、夏限定で少数生産なのでなかなか買えません。
今回久しぶりに買えました~。




ここから下がどうでもいいはなし。別に読まなくてもぜんぜんいいです。
たいしておもしろくないから。

おおらかさ - 2012.09.16 Sun

しばしば、「あの人はこまやかに子供の世話をする」とか「甲斐甲斐しく世話をする」などという言い方を褒め言葉として使われる。

確かに僕も、子供の様子や気持ちのあり方に敏感で、それに適した対応を取れるということはとてもいいことだと思う。

しかし、何が一番子育てに有用な資質かと問われれば、僕は「おおらかさ」だと思う。



ゴミ袋を持って公園に - 2012.09.14 Fri

ときどき子供と公園に行く時、ゴミ袋と軍手を持っていきます。

子供が遊んでいる間、ゴミや落ちている吸殻などを掃除してしまいます。
「おとうちゃん掃除してるからあそんでてね」と言えば、ときどき見守って上げていると自分で遊んで過ごしてくれるので、ゴミ集めくらいそんなに手間でもありません。

保育園の仕事でもいろんな公園に行きましたが、遊びやすい公園、遊びにくい公園というものがあります。



歌やアニメなどで子供に教えること Vol.2 - 2012.09.11 Tue

昨日の記事とつながっていると思う話なのだけど。
ときどき、相談で「子供が○○で困っています。どうしたらいいでしょうか?」というものを受けます。

○○のところはいろいろです。

「質問ばかりしてくるので、イライラしてしまう」とか
「買い物に行くたびに物を買って欲しがってダダをこねるので困る」 などなど


歌やアニメなどで子供に教えること - 2012.09.10 Mon

テレビや育児の本などでは、歌やアニメなどを使って子供にハミガキや手洗い、排泄などなどの生活習慣を教えようとしているものがたくさんある。

多くの人はわかっていると思うのだが、こういうものを使うことで気になることがある。

それはあくまで、実際の生活習慣のなかで行われることが主であって、こういったものは気持ちをそれに向けるための方便である従にすぎないことである。



自主性と集団と - 2012.09.09 Sun

これまでの記事の中で、「教育が子供を集団に適応させていく・型にはめていくことを行ってきた。そしてそれはもう変えるべき時期に来ているのではないか」ということを書いてきました。

しかし、このことは学校教育ばかりではありません。
なんどもこのブログの中ででてきたことですが、日本人の子育て観そのものが、「あるべき理想像を設定して、そこに子供を上手く当てはめることが、良い子育て」としてきました。

そしてその「あるべき姿」に当てはめるためならば、その方法・手段は問わないという様相にいつの間にかなってしまい、その姿にするための行為=「しつけ」や「子育て」のために、子供を叱ることや怒ること一辺倒で言う事を聞かせたり、ごまかしたり、物で釣ったり、脅したり、という子供を一個の個人として尊重しない方法が当たり前のものとして取られてきてしまいました。



多様な個性と『でこぼこフレンズ』 - 2012.09.07 Fri

いまテレビでは終わってしまったようだけど、『でこぼこフレンズ』というお話があります。ご存知でしょうか。


教育について考える  Vol.1  ―お金のためにする勉強なの?― - 2012.09.05 Wed

「日本人は自分の意見や考えを表明するのが大変下手だ。このままでは、日本は他の国々と対等に渡り合っていけない。国際競争力をつけるために、きちんと自分の意見を言えるようにする教育が必要だ」

という意見があります。
そしてそれはいろんなところで、もてはやされています。

この意見はとても説得力をもっているし、実際のところ事実でもあるでしょう。
一見、僕が言っていることとも、求めているところは同じように見えます。

しかし、この考え方をそのまま鵜呑みにしていると、教育という百年の計を見誤るおそれがあると思います。



いじめについて考える  Vol.7 - 2012.09.04 Tue

前回の続きです。

次の話を聞いたことのある人も多いのではないかと思います。

外国人が日本人に対して、「日本人は外国人のことを『外人』と呼ぶが、それは不快だからやめてもらいたい」
それに対して、日本人側は「外人と呼ぶのは伝統的なもので、なんの悪意もない。そのように人の国の言葉に難癖をつけてくることこそ納得できない」

言葉やニュアンスは違うかもしれませんが、このようなことを聞いたことがあるかと思います。


ここにはある種の対立があるのですが、それは個々の文化の違いによるものなので、お互いが自分の主張をしているだけでは平行線です。

ここにたった一言「どうして?」を入れるだけで、その平行線を多少なりとも解消できるかもしれません。



いじめについて考える  Vol.6 - 2012.09.04 Tue

今回は以前に予告したように、教育の新たな方向性について書いていきます。

その前にまず、そもそもなぜ僕がいじめについて考えるのかそこのところを明らかにしていこうと思います。


僕がいじめについて考えるのは、大津のいじめ事件があったからではありません。

保育士をしていて直接・間接に関わってきた子供たちの中に、心に満たされないものを抱えたまま成長していく子供や、自分の中で処理できないほど大きな不満を抱えている子が年々増えてきているのを肌で感じてきたからです。



いじめについて考える  Vol.5 - 2012.09.01 Sat

「生きる力」というテーマで改定された平成22年度の教育指導要領ですが、「生きる力」自体の意味は今ひとつピンときません。
「ゆとり」でもなく「詰め込み」でもなく「生きる力」なのだそうですけれども、生きる力というのはいささかオーバーな内容だと感じます。
まあ、もっともらしいお題目を探したら、そこに落ち着いたというようなものでしょう。
このところの文科省の理念のない方針変更などグダグダでしたからね。

まあ、建前はともかく実質的に大きく変わった部分があります。



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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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