父親の育児参加 Vol.6 ―子供へのしわよせ― - 2012.10.31 Wed
しかし、女性が男性と同じように働くようになり、その分の家事や育児の穴埋めは誰がしているだろうか。
ひとつには保育園や子育て支援センターなどの社会的扶助というものが、そこを補っている。
ただ、それはあくまで外部的なものであり、完全な補完ではない。
祖父母の協力が得られる家庭ならば、その部分を埋めるのに非常に力強いだろう。
だが、核家族が現在の基本的な生活スタイルになってきており、祖父母の日常的な協力の得られない家庭も多い。
核家族=父・母・子供 という家族構成であるから、そこで出てくるのは当然ながら父親である。
というよりも、その穴埋めを日常的にできるのは父親しかいないのだ。
生活科の授業 - 2012.10.30 Tue
生活科なので理科の授業としての(そういう側面もあるのかもしれませんが)自然観察とかそういうものではありません。
他にも以前に生活科の中で「フレンドリープラザ」なるものがあって、これは要するに縦割り活動の一種で、6年生と鬼ごっこをしたりしたそうです。
名前の使い方 - 2012.10.29 Mon
僕がときどき気になるのは
名前で叱責すること
名前を注意や否定、禁止に使うこと
です。
相談 「叩く子供の姿」 Vol.3 - 2012.10.28 Sun
こちらのほうが成長段階と関係なく起こっていることですから、より大人の関わりに原因が多くあります。
ただ、前回でみたような大人のはっきりしない関わり方による混乱などは、発達を契機として発生しなくとも、こちらのケースである通常の大人の関わりからでも起こります。
相談 「叩く子供の姿」 Vol.2 - 2012.10.27 Sat
相談 「叩く子供の姿」 Vol.1 - 2012.10.26 Fri
小学校の運動会へ行ってきました - 2012.10.25 Thu
自分の競技には一生懸命参加し、子供らしい素直さで周りの応援をしたり、屈託なく楽しんでいる姿がみれました。
運動会を見てきて、ほかにも二つほど感じたことがあります。
関わりの方向 - 2012.10.24 Wed
夕方の大人に甘えたくなってしまう時間。
夕食の準備をしていれば、「てつだうことある~?」と言ってくる。
別にお手伝いをすると褒められるからでも、お小遣いがもらえるからでもない。
手伝うことでコミュニケーションできることを知っているからである。
0、1歳くらいでは手伝うことそのものはまだ無理かもしれないが、もっと大きい子でもそういったときダダや大人の受け止めきれない甘えとして出してしまう子は多いだろう。
レストランでどうすればよかったか - 2012.10.23 Tue
当然そういう疑問がわきますよね。
父親の育児参加の記事以来、「子供を伸ばす関わり」「叩くこと」「しつけ」についての記事が取り混ぜられてUPされているのですが、これらの記事は実は互いに関連し合っています。
叩かれ損 - 2012.10.22 Mon
これが幼児や学齢期の子供に対してだと、「言う事を聞かないから」という理由で叩くことが多いようだ。
つまり、「しつけ」や「教育」として「叩く」という行為になっている。
しつけの弊害 - 2012.10.21 Sun
『粘土細工と植木鉢』 - 2012.10.20 Sat
「しつけ」はどこまでいっても子供が「客体」である - 2012.10.19 Fri
ビクッとさせる子 - 2012.10.18 Thu
自分が書いているものにいろんな反響が寄せられることは、とても書いていく上での励みになります。
いま頭をいっぱいにしていろいろ考えています。
思いついたことを忘れないように、テーマだけでも題名に書いてドキュメントファイルをデスクトップに貼り付けているのですが、それだけで現在16あります。
既に書きあがっているものや、全く違うテーマのものもあるし、ボツになるものもあるかと思いますが、なんとかできるだけ形にしていきたいと思っています。
しかし、それらのことで頭がいっぱいになっているので、切り替えてコメントの返信や相談に答えていくことがやや難しくなっています。
コメント・相談への返信が遅くなったり、もしかして個々にレスをつけることができなくなってしまうかもしれません。
大変申し訳ありませんが、頂いたコメントにはしっかりと目を通しておりますのでどうかお許しください。
相談に関しては極力早いうちに返信したいと思っています。
保育園でときおりこんな子供がいる。
大人の何気ないしぐさに、とっさに反応して体をビクッとさせるのだ。
なぜ子育てに「叩かない」と言うのか - 2012.10.18 Thu
家庭で子供に対して体罰をすることを当然のこととしてきた。
むしろ、しないことがおかしいこととすら思われていた時代・地域すらある。
60年代以前の映画や小説などでも頻繁にそういったシーンがでている。
いまでは建前として一切、体罰を容認していない。
家庭における「しつけ」としてでもである。
そうしなければ激化する虐待を止める根拠がなかったのだ。
叩く子育て - 2012.10.17 Wed
子供を伸ばす関わり方 Vol.3 - 2012.10.16 Tue
ただ単に、子供を一人の人間として尊重しただけである。
以前にも何度か言及しているが、「子供への視点」の問題なのだ。
子供を伸ばす関わり方 Vol.2 - 2012.10.15 Mon
例をとって説明しよう。
子供を伸ばす関わり方 - 2012.10.14 Sun
「あなたの子育ては甘やかしすぎ」 - 2012.10.13 Sat
しかし、この中の全部とは言いませんが、僕の知る限りその中のかなりの数が実は「甘やかしすぎ」で子供のそのような姿が引き起こされているのではありません。
なかには確かにスポイル(spoil)という意味での「甘やかし」によってそうなっていることもありますが。
(これについての一例としてわかりやすいものが 早稲田大学名誉教授<心理学> 加藤諦三 先生の書かれたものにあります。)加藤諦三ホームページ 『人を育てる』
むしろ、そのように言われることや、子供のその姿を気にするあまり、逆に子供への支配やしめつけが強化され過ぎてしまい、子供のネガティブな姿を助長してしまっているということも多いです。
ペットのしつけにおとる人間のしつけ - 2012.10.12 Fri
たまたま、本屋で平積みになっていたペットの雑誌に目が止まりました。
今でも有名な犬のなんとかという雑誌です。
別に犬を飼ってるわけでもないので、なんとなく手にとっただけだったと思うのですが、その時の特集が「犬のしつけ」でした。
耳そうじ - 2012.10.11 Thu
そのあと、学校での出来事の話になり、いつもよりくつろいだ様子でたくさん教えてくれました。
夕方 - 2012.10.10 Wed
けっこうそういう人いるんではないかと思います。
これにはある理由があります。
秋の夜長に - 2012.10.09 Tue
この頃、過ごしやすいのでブログの更新頻度も過去最高を記録しているおとーちゃんです。
最近では娯楽もたくさんあるし、そもそも「秋の夜長」という言葉自体あんまり見かけなくなりましたね。
でも、夏の暑い時期と違って、こう秋めいてくると落ち着いてなにかして過ごしやすくなりますね。
我が家では、最近食後にカルタとか、すごろくとかのアナログなゲームをして家族みんなで遊ぶことがすっかり定番になりました。
テレビをつけること自体が、いまではすっかりないです。
最近気になるコマーシャル - 2012.10.08 Mon
それはなんとも露骨に、おじいちゃんが孫や孫家族に買ってあげろ、お金をだしてやれというふうなメッセージの仕込まれたCMです。
とくにあからさまなのが、台湾に旅行して「ああ、みんなで来てよかったなぁ」というおじいちゃんの笑顔で締めくくられる旅行会社のCMと、おじいちゃんから孫に送るということを強調したランドセルのCMは、ほんとにそのものですよね。
CMなんていうのは物を売るためのものだから、ものを買わせようというのは当然のことなのだけど、なーんかどうしてもつまらないことを考えてしまうんだよね。
父親の育児参加 Vol.5 ―熟年離婚が意味するもの― - 2012.10.07 Sun
いまだに前の時代の価値観、「子育てや家事は女性がするもの」という意識でいいる人も多い。
父親の父親の時代、つまりいまの祖父たちの時代はその価値観だったので、その子供である今の父親にも多分にそういう意識が刷り込まれている。
しかし、その祖父たちの時代ですら実はこの価値観ではうまくいっていなかったのである。
そのことは最近爆発的に起こったある現象が示している。
それは、熟年離婚である。
保育園にあずけることについて - 2012.10.06 Sat
いろんなものが変わった明治期 - 2012.10.05 Fri
『うさぎ』の歌を皆さん知っていると思います。
『うさぎ』 文部省唱歌
うさぎ うさぎ
なに 見て はねる
十五夜 お月さま 見て はねる
この歌、我々が知っているのは、終わりの部分が
み~て~は~ね~る~
と伸ばされているわけですが、もともとは違ったのです。
父親の育児参加 Vol.4 ―近代における子育ての変化― - 2012.10.04 Thu
僕も以前は、「日本人が子供を支配的に扱うのは、儒教的な考え方に基づいているからなのではないか」と思っていたのですが、どうもそれは間違いでした。
儒教の根幹は、子が親を敬う『孝』という考え方にあるのですが、それに対して親が子に対して施すのは親からの抑圧や支配ではなく、『仁慈』『慈愛』というような慈しみの精神でした。
父親の育児参加 Vol.3 ―江戸時代の子育て― - 2012.10.02 Tue
それは「江戸時代の子育て」です。
現代の日本では、子育ては女性がするものという観念が強いですが、というより揺るぎない当たり前のこととなってしまっていますが、江戸時代の子育てを知るとそれがちっとも当たり前でなかったことがわかります。
むしろ、子育てというのが男性の役割であったとすら言えるようです。