たまたま、僕がうがいをしてゴホゴホとむせていたら、むーちゃんもそういう風にするものだと思ってかゴホゴホ。
こういうのって、真似には違いないのだけど、ただ真似しているのともちょっと違うのだよね。
子供は大人のしていることを、「そういうものなのだ」と純真にそのまま受け止めてそれに倣う。
こういう状態って、子供が大人を信頼してくれて寄り添っているなと感じます。
食事をしているときなども、「おとーちゃんはこぼさないで食べてほしいと思っているんだな」「たくさん食べるとよろこんでくれるな」という、信頼の結果の寄り添った気持ちがあればことさら、ああだこうだと言わなくても大人の気持ちに応えようとしてくれる。
それは、「怒られるからしないようにしよう」とか「機嫌がわるくならないように、期待に応えなければ」というように、「
顔色をうかがって行動する」のとは似ているけどまったく別物。
子供と大人の関係がこの「寄り添ったあり方」にあると、子供と過ごすことで大変なことなどほとんどなくなるように思います。
年齢が上がってくれば、当然自分のしたいこと、やりたいことも強くなってくるし、ときには反発したくなる気持ちもでてはくるけど、それでもこの寄り添ったあり方になっていれば親の思いの大きな枠からは逸脱することはないでしょう。
この寄り添った気持ち・あり方は、日々の信頼関係の結果生まれるものです。
実の親子といえども、関わり方によっては簡単になくなってしまいます。
なにがその信頼関係を作っていくかは、これまでにいろいろ書いてきましたのでここでは省略。
この寄り添ったあり方を継続して持てていれば、ことさらなにかを教え込もうとしなくても子供はいろいろ吸収していくし、とりたててすごいことをしなくてもすくすくと伸びやかに成長していけるでしょう。
なにより、ほんとに子供が可愛く、子育てが楽でたのしくなると僕は思いますよ。
前々回の『おもちゃでいっぱいの部屋』の記事にはたくさんの反響があって、コメントも多数寄せられました。
ちょっとひとつひとつに返信しきれないので、申し訳ありませんが次回続きの記事を書くことで返信に代えさせていただきたいと思います。
書き上がるまで少々お待ちください。