4歳女児 素直に大人に従えなくなっている - 2014.08.19 Tue
8月5日 ゆーたママさんの相談コメントへの返信
4歳1歳の二児の母親です。
幼稚園の年少の4歳の娘は幼稚園では給食やお弁当は常に完食、自分のことはきちんと自分でやるし何事にも全力で頑張ってるので家でいっぱい褒めてあげてくださいと先生に言われます。
でも家では正反対で、着替えも食事も全部親任せ。下の子もいるし、幼稚園で頑張ってる分甘えたい気持ちも分かるのでこれくらいならまだ分かります。
でも、食事中何度言っても椅子に足を上げたり肘をついたり、茶碗を持たずぼろぼろこぼして食べたりします。他にもいろいろ。
私なりに「~しようね」と言うのですが何度言ってもやるので最後には怒ってしまいます。
それから娘は、怒り口調で話すことがとても多いです。
これに対してもおとうちゃんさんのブログを参考に素直に甘えるように促し、その時は多少なりとも理解してくれるのですが、これも食事の時と一緒でまた同じことの繰り返しでなかなかうまくいきません。特に小さい頃から何でもはいはいと言うことを聞いてくれた祖母に対しては一番きつくあたります。
家は主人の両親と同居していて初孫のため、祖父母が甘やかす分私が厳しく接しなければならないところもありましたが、ハグやくすぐりなど愛情表現はたくさんしてきたつもりです。
下の子に比べて赤ちゃんの頃から愛想のある子供ではなかったのでもともとの性格もあると思いますが、根は感動やでとても優しい子です。
それから、これは幼稚園に行く以前からあったことなので幼稚園でのストレスを家で発散してるとは考えにくいです。幼稚園も嫌がることなく楽しく行っています。
イヤイヤ期の時に私が感情的になってしまったり、食事の時に厳しく接したことが娘の性格に影響しているんでしょうか?
親がいないところではちゃんとしてるのに、親がいるところではできない。(常にではないですが)これはただの甘えなのかそれとも何か満たされていないということなのでしょうか?
「受容」が足りないかどうかというのは僕からはちょっとわかりにくいことなのですが、まあ甘えの一種ではないかという感じがします。
それプラス「下に小さい弟がいること」、あと「揺り戻し」の確認作業の姿がもう出ているのかもしれませんね。
「揺り戻し」に関しては検索して過去記事をごらんになってください。
対応としては、僕はこちらの記事に述べたような
→ 『言葉を使う』
大人の関わりによって子供の正しい姿を出させようとしてしまうのではなくて、言葉を使って大人が思っていることを伝えて、自分でその姿を出せるようにしていってあげるといいのではないかと思うのです。
例えばですが、「~しよう」ではなくて、
「私は、ご飯をこぼさないで食べることはとても大事なことだと考えているから、あなたも気をつけて欲しいと思っているんですよ」
など、自分自身が思っていること、「どうしてほしいのか、それはなぜなのか」ということをそのまま伝えてみるのです。
そしてそれを待つのです。
待つというのは、子供ができなくてもただ我慢していなさいということではありません。
またできなくなっていたら、「~~しなさい」ではなくて、「こぼしていますよ」とありのままを伝えるかたちで言います。
わざわざ言葉にしなくても、大人の視線だけで気づくかもしれません。それならばわざわざ言葉にすることもないでしょう。
僕はあいての子供の状態に応じて、言葉で言うか、「ほらここ」とさりげなく指さして教えるか、指さしだけ、視線だけというように使い分けています。
このことが何を意味しているかというと、「あなたを信用していますよ」というメッセージでもあるのです。
「できないあなた」ばかりを指摘していると、子供の自己肯定感は下がってしまいます。
信用して、自分でやらせてみて、少しでもやるようになったらそこを「認める」という関わりをすることでプラスの循環をつくっていけます。
ほかにちょっと気になることといえば、 4歳、女の子、幼稚園で頑張っている、下に弟妹がいる ということですから、お母さんからの「良い関わりが欲しい」というサインとして出している可能性もありますね。
「先回りした関わり」をもう一歩進めて、お手伝いしてもらったり、なにか役割を持たせるようにして、「褒める」「認める」で自信をつけていくようにするのもいかもしれません。
4歳1歳の二児の母親です。
幼稚園の年少の4歳の娘は幼稚園では給食やお弁当は常に完食、自分のことはきちんと自分でやるし何事にも全力で頑張ってるので家でいっぱい褒めてあげてくださいと先生に言われます。
でも家では正反対で、着替えも食事も全部親任せ。下の子もいるし、幼稚園で頑張ってる分甘えたい気持ちも分かるのでこれくらいならまだ分かります。
でも、食事中何度言っても椅子に足を上げたり肘をついたり、茶碗を持たずぼろぼろこぼして食べたりします。他にもいろいろ。
私なりに「~しようね」と言うのですが何度言ってもやるので最後には怒ってしまいます。
それから娘は、怒り口調で話すことがとても多いです。
これに対してもおとうちゃんさんのブログを参考に素直に甘えるように促し、その時は多少なりとも理解してくれるのですが、これも食事の時と一緒でまた同じことの繰り返しでなかなかうまくいきません。特に小さい頃から何でもはいはいと言うことを聞いてくれた祖母に対しては一番きつくあたります。
家は主人の両親と同居していて初孫のため、祖父母が甘やかす分私が厳しく接しなければならないところもありましたが、ハグやくすぐりなど愛情表現はたくさんしてきたつもりです。
下の子に比べて赤ちゃんの頃から愛想のある子供ではなかったのでもともとの性格もあると思いますが、根は感動やでとても優しい子です。
それから、これは幼稚園に行く以前からあったことなので幼稚園でのストレスを家で発散してるとは考えにくいです。幼稚園も嫌がることなく楽しく行っています。
イヤイヤ期の時に私が感情的になってしまったり、食事の時に厳しく接したことが娘の性格に影響しているんでしょうか?
親がいないところではちゃんとしてるのに、親がいるところではできない。(常にではないですが)これはただの甘えなのかそれとも何か満たされていないということなのでしょうか?
「受容」が足りないかどうかというのは僕からはちょっとわかりにくいことなのですが、まあ甘えの一種ではないかという感じがします。
それプラス「下に小さい弟がいること」、あと「揺り戻し」の確認作業の姿がもう出ているのかもしれませんね。
「揺り戻し」に関しては検索して過去記事をごらんになってください。
対応としては、僕はこちらの記事に述べたような
→ 『言葉を使う』
大人の関わりによって子供の正しい姿を出させようとしてしまうのではなくて、言葉を使って大人が思っていることを伝えて、自分でその姿を出せるようにしていってあげるといいのではないかと思うのです。
例えばですが、「~しよう」ではなくて、
「私は、ご飯をこぼさないで食べることはとても大事なことだと考えているから、あなたも気をつけて欲しいと思っているんですよ」
など、自分自身が思っていること、「どうしてほしいのか、それはなぜなのか」ということをそのまま伝えてみるのです。
そしてそれを待つのです。
待つというのは、子供ができなくてもただ我慢していなさいということではありません。
またできなくなっていたら、「~~しなさい」ではなくて、「こぼしていますよ」とありのままを伝えるかたちで言います。
わざわざ言葉にしなくても、大人の視線だけで気づくかもしれません。それならばわざわざ言葉にすることもないでしょう。
僕はあいての子供の状態に応じて、言葉で言うか、「ほらここ」とさりげなく指さして教えるか、指さしだけ、視線だけというように使い分けています。
このことが何を意味しているかというと、「あなたを信用していますよ」というメッセージでもあるのです。
「できないあなた」ばかりを指摘していると、子供の自己肯定感は下がってしまいます。
信用して、自分でやらせてみて、少しでもやるようになったらそこを「認める」という関わりをすることでプラスの循環をつくっていけます。
ほかにちょっと気になることといえば、 4歳、女の子、幼稚園で頑張っている、下に弟妹がいる ということですから、お母さんからの「良い関わりが欲しい」というサインとして出している可能性もありますね。
「先回りした関わり」をもう一歩進めて、お手伝いしてもらったり、なにか役割を持たせるようにして、「褒める」「認める」で自信をつけていくようにするのもいかもしれません。
| 2014-08-19 | 相談 | Comment : 7 | トラックバック : 0 |
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