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2015-03

条件付きの肯定はいらない vol.8 - 2015.03.31 Tue

自己肯定感が低いがゆえに、子供に過干渉になったり、ダメ出しや規制が多くなってしまう人は、冷静になったときや普段からの気持ちとして、子供に「申し訳ない」「かわいそう」という負い目を持っています。


条件付きの肯定はいらない vol.7 - 2015.03.30 Mon

文章が下手なもので、ずいぶん長くなってしまいましたすみません。
このシリーズは、もうあと1~2回でまとめますね。


『子は親を救うために「心の病」になる』 高橋和巳(筑摩書房)
という本があります。

この本は精神科医でカウンセリングの経験の豊富な著者が、親子関係から起こる心の病について、事例をあげながら解説をしているものです。


条件付きの肯定はいらない vol.6 - 2015.03.29 Sun

かつて「教育ママ」という言葉が流行った時代があります。
「子供に教育熱心な母親」という程の意味合いですが、
もうすこし大きく見ると、子供への要求が増大し、核家族の中で母子の密室化(母子のみで構築される人間関係、そこから過剰になる過保護・過干渉)の問題が社会的に表れてきた時代を象徴する言葉だったと言えるでしょう。


条件付きの肯定はいらない vol.5 - 2015.03.25 Wed

A子の事例つづきです。



条件付きの肯定はいらない vol.4 - 2015.03.24 Tue

前回のような傾向は、その程度も人により様々です。

また、最後にDVやモラハラなどの話を出してしまったので、その印象が強くなってしまったかもしれませんが、そういったややレアなケースでなくとも、親から、「いい子」でいることや、お兄さんお姉さんでいることを望まれていたり、父母が厳格であったり、勉強が出来ることを期待されてきたといった普通によくあるケースでも同様の、「親の期待に応えることが自分の人格の支柱になっている」という生育歴は作り出されます。


条件付きの肯定はいらない vol.3 - 2015.03.22 Sun

前回のつづきから。

この状況にある大人には必然的に、「自己肯定感」「自尊感情」「承認欲求」の問題がついて回ります。


条件付きの肯定はいらない vol.2 - 2015.03.20 Fri

もうひとつの段階とは、すでに「無条件の肯定」を大人の方が出来なくなっている場合があることです。


なぜ出来ないのかというと、親やその大人が自身の成育歴の中で「無条件の肯定」の経験が少なく、「条件付きの肯定」の関わりを多くされてきているケースが少なくないからです。


条件付きの肯定はいらない vol.1 - 2015.03.17 Tue

子供らしい屈託のない笑顔が、なかなか出せなくなっている子がいます。


「笑顔」って、子育てしているときの大きなバロメーターになっています。

それまで笑えていた子が、笑わなくなったら、なにかわだかまりがある証しでしょうし、子育てする大人に笑顔がでなくなったならば、なにかどこかにつまづきが(子育て以外のことでかもしれません)あるからでしょう。

そんなときは、子供にしても大人にしても、なにをやってもなかなかうまくはいかないものです。

なにかをしようと努力を重ねるよりも、まずは互いに無理なく笑顔が出せることを目指したほうがよいでしょう。


「息子と僕のアスペルガー物語」 - 2015.03.14 Sat

こちらのコラムが大変興味深いです。


隠れた貧困 vol.6 - 2015.03.10 Tue

このシリーズも今回で最後です。
なんか気の重くなりそうな内容を長々とすみませんでした。
子育てについて考えていると、こういう問題や、子供たちの生きる社会の平和といったものも無視できないものとなってきてしまうのですよね。


『子宮に沈める』という映画があります。

2010年にあった大阪二児遺棄死亡事件をモデルにしたドキュメンタリータッチの映画です。


隠れた貧困 vol.5 - 2015.03.08 Sun

こういった問題はあまり詳しいわけではないのだけど、つらつらとこの「隠れた貧困」のテーマを書いてきました。

実は、このことを書こうと思っていたわけではなく、別のテーマの導入のお話として頭の中でまとめていました。
ごく短く触れるつもりだったのですが、それを書き出したらいつのまにか長くなったというわけです。


隠れた貧困 vol.4 - 2015.03.06 Fri

多くの子供、家庭と関わっていると、子の育ちというのは、家庭のあり方、親の就労と非常に密接な関係があることを感じさせられます。



隠れた貧困 vol.3 - 2015.03.04 Wed

経済的な困窮から扶助してくれるシステムとして「生活保護」があります。

しかし、これがこれまでの日本ではそれがなかなか適切に機能していないことがあり、「生活保護を申請したのに受理されず、餓死した」「生活が立ちゆかなくなり自ら命を絶った」「年老いた親の介護が限界になり、泣く泣く殺めた」といった事件すらあります。


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Author:保育士おとーちゃん
当ブログはあくまで個人ブログであり、記事の内容および相談・コメントの返信等は効果を保障するものではありません。
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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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