子供の尊重の実践 vol.3 補足 - 2016.02.27 Sat
まず、今回テーマとしていることは、あくまで「保育における”子供の尊重”」についてです。
一般の方が、家庭での子育てで多く直面する”子供の尊重”にまつわる問題とはかなり違ってくることがあると思います。
子供の尊重の実践 vol.2 ”見えない”ことが最大の問題 - 2016.02.22 Mon
山梨市 保育士おとーちゃんの子育て孫育て講演会 - 2016.02.18 Thu
講演会のお知らせです。
来月 3月5日(土) 午後1時から3時20分
山梨県山梨市において、山梨市主催の講演会で講師を務めます。
どなたでも参加いただけますので、お近くにお住まいの方がいらっしゃいましたら是非いらしてください。
事前に申し込みが必要になります。
詳しくはこちら↓参照。
山梨市イベント情報 『子育て孫育て講演会』を開催します!!
今回の講演のテーマは・・・・・・
子供の尊重の実践 vol.1「思考の演習」 - 2016.02.13 Sat
「子供の尊重」って理念はわかっても、それを実践レベルで理解することはなかなか難しいです。
なぜなら、それはなかなか目に見えないからです。
なんで目に見えないのでしょう?
それは、自分が持っている先入観と相容れないことがたくさんあるからです。
理念をきちんと理解した上で、問題意識を持って子供に関わっていなければ見えてきません。
子供の尊重の実践 vol.0 - 2016.02.10 Wed
「子供の尊重」。
このことをきちんと理解している人は、子供関係の仕事をしている人でも、必ずしもそう多くありません。
理念としては理解をしていても、実践には現われていない人も少なくありません。
おそらくそれは本当に「理解している」のではなく、「”子供を尊重する”ということは大事なんだ」と理解しているにすぎないのでしょう。
言葉ではすごく立派なことを言うのに、実際の子供への関わり方はとても尊重と呼べるものではないといった人を大勢見ています。
理念だけで実践がともなっていないのです。
そのように「子供の尊重」という言葉だけが独り歩きしていることはとても大きな問題です。
体罰で人を正すことはできない - 2016.02.05 Fri
いじめ問題 「学校の意識は古い」 - 2016.02.04 Thu
いじめの事件の報道が相次いでいます。
いじめにはとても多面的な問題があって、ひとつのことを解決するだけでは減っていきません。
”子育て”が専門の僕からすると、ひとつ大きな問題は「いじめをする子は親によって作られる」ということです。
もちろん、わざわざ「うちの子をいじめっ子にしよう」と子育てする人はいません。親が無意識に、それか無頓着に、もしくは「よかれ」と思ってすることが、結果的に「他者にいじめや意地悪をすることで、心のバランスをとらなければならない」というところに子供を追い込んでしまいます。
僕は主に乳幼児の子育てに焦点をあてて、無理のない子育て、楽しい子育てをお伝えしています。それによって、遠回りだけど結果的に子供をそのようなところに追い込まなくてすむようにと考えてこの仕事をしています。
ですから、非常に微力ではあるけれども子育てへのアプローチから、いじめを無くすという働きかけはできます。
しかし、いじめ問題は多面的です。
それだけでは解決しません。
僕が働きかけられない分野に対しては、せめて訴えかけることで少しでも現代に生きる大人としての役割を果たしていこうと思います。