列車強盗をするゲームです。
これはちょっと難しいので乳幼児向けではありません。
対象年齢は10歳からとなっていますが、我が家ではちょっとルールを改変して1年生の娘でも一緒に楽しむことができています。
ゲーム自体の詳細は、ボードゲーム好きの人たちの質の高いレビューが検索すれば出てきますので、僕はルールのどこを変えたかだけお伝えしておきます。
本来は計画フェイズで、あらかじめ周りのプレイヤーの動きを予測してカードを出して、実行フェイズにそれを順にめくって行動していくのですが、それだと先読みする力がいるので難易度がとても上がってしまいます。
そのため、うちでは計画フェイズをまったくなくして、手札からその場その場で好きなカードを出すというやり方にしています。
これだと一年生の娘でも楽しめています。
ちなみに、これは2015年のドイツのボードゲーム大賞をとった作品です。
ドイツは木のおもちゃでも有名ですが、ボードゲーム大国でもあります。
この賞には三部門あり、
ひとつはこの『コルト・エクスプレス』がとった「大賞」。
それから、がっつりと遊び応えのあるゲームに与えられる「エキスパート賞」
そして、子供向けのゲームに与えられる、「キッズゲーム大賞」です。
(以前紹介した『猫とネズミの大レース』もキッズ部門の大賞受賞作)
遊びは、楽しいことが第一ですから、なにも難しいものをわざわざする必要はありません。
(今回紹介しているこの『コルト・エクスプレス』にしても、うちの子たちが最近なんだかいろいろな物語で触れたドロボウだとかを面白がっていたから、その興味に合わせただけです。
「このゲームをできるようにならなければいけない」というようなわけでは全くないので、その点ご注意くださいね)
同じ2015年のキッズ部門に選ばれた『クモのシンデレラ』(Spinderella)も大変好評です。
小さい子たちには、こちらがおすすめですよ。
ようはスゴロクなのですが、ときどきクモが降りてきて捕まってしまいます。
ギミックのおもしろさがすごいです。
『コルト・エクスプレス』も『クモのシンデレラ』も、ボードゲームとは言いつつもいわゆる”盤”ではなくて、立体になっているところが進化を感じさせます。
参考:
遊んでもらいたいボードゲーム紹介:スピンデレラ(JELLY JELLY CAFE)