逃げること、自分を守ること - 2017.08.31 Thu
「ああ、そうなんだ~」でありのままを受け入れる(保護者編) - 2017.08.29 Tue
「子育て支援」という言葉がたくさん使われるようになってずいぶんたつのですが、制度的な面の整備(夜間保育、病児保育、休日保育など)に終始し、実際のところ本当の意味での「子育ての」支援はあまり進んでいないようです。
「子育ての」支援。
つまり、人対人のレベル。現場レベルでの支援ということです。
おそらく、今後ここの専門性をあげていくことが保育士の大きな役目となることでしょう。
現状、保護者から聞こえてくる声では、保育士からの言葉でかえってつらい気持ちや責められている気持ちになったというのも少なくありません。
「支援」という言葉は、「指導」となんとなくごっちゃにされて受け取られている向きもありますが、指導が上から下に向けられるものであるのに対して、支援はサポート。あくまで横から横へのつながりでするものです。
ここを踏まえて考えていくだけでも、今後の展望がずいぶん変わっていくかもしれません。
テレビゲームに子供を向かわせる本当の理由 - 2017.08.26 Sat
さまざまな議論や視点があるのだけど、一点だけどうにも見過ごされているところがあり、むしろそこが実のところ目に見えない大きな原因になっていると僕には感じられるところがあります。
今回はそれについて述べたいと思います。
土井善晴著 『一汁一菜でよいという提案』 - 2017.08.24 Thu
「家事をきちんとしなければならない」というのは、ある種、昭和の呪縛。
料理研究家の土井さんによる「手抜き」とは違う見方の提案。
「一汁一菜でよいという提案」 土井善晴さんがたどりついた、毎日の料理をラクにする方法(KOKOCARA)
内容もそうなのだけど、文章も素敵。
『「ああ、そうなんだ~」でありのままを受け入れる(子供編)』(保育士バンク!コラム) - 2017.08.22 Tue
保育士向けの連載コラム更新。
子供に関わるときの究極奥義です。
たったワンフレーズ「ああ、そうなんだ~」で保育が変わります。
もし、保育実践の中でこれを身につけることができたら、たぶんその人の人生も変わります。
モラハラ男性を避ける方法 - 2017.08.22 Tue
モラハラ体質は男性だけに限らないのですが、家庭内にそれを向けるという点では男性が特に多いようです。
モラハラ体質を持つ人は、外からではわからないこともあります。
モラハラ体質は自己愛とマッチしやすく、その自己愛ゆえに「外面がよい」というケースがあるからです。
ですから、結婚する前はとてもいい人だと思っていたのが、家庭内に入るとまったく違う人格を見せるということがあります。
この特徴ゆえにモラハラ被害を訴えても、周りの人からは「え、あんないい人がそんなことするわけない」と理解してもらえない場合もあり、その状況はモラハラされる人をさらに苦しめます。
さて、このブログはあまり独身の女性の読者はそう多くないかもしれませんが、このモラハラ体質を持った人に結婚相手としてつかまらない方法がありますので、なにかの役に立てばとひとつそれを書いておきましょう。
『新編 日本一醜い親への手紙』 を応援しています - 2017.08.18 Fri
1997年発刊の『日本一醜い親への手紙』という本です。
それまで虐待という言葉は知られていても、その実態はまだ認知されていなかった時代です。
それを虐待をされた当事者の言葉からの生々しいメッセージとして伝えたことで、広く虐待の問題の実相が知られ、そこから虐待を社会問題として考える契機となりました。
それから20年経ち、この虐待の問題はなにか解決の兆しが見えるようになってきたでしょうか?
行政やNPOなどの支援が増えたとは言え、まだまだ本質的なところでその解決のいとぐちが見つかったわけではありません。
保育士向け連続講座 『事例研究会.2017』再告知 - 2017.08.16 Wed
開始まであと少しとなっておりますので、興味のある方はぜひお申し込み下さい。
僕としても、こういった回を重ねての贅沢な講座は、今後いつできるかわかりませんので、充実したものとするべく全力を注いでいくつもりです。
お申し込み、詳細、お問い合わせはこちら↓
『事例研究会.2017 全6回 申込開始!!』(主催:HOIKU BATKE)
僕は保育士向けセミナーの前にほぼ毎回お伝えしていることがあります。
お盆休みに見る男性の育児参加意識 - 2017.08.15 Tue
最近はサービス業のみならず、多様な職種でもあまりお盆に休みを取らないところも増えています。
また、夏休みをずらして取るといった方も多くなっているようです。
ですから、お盆といっても保育園はあまり子供が変わらず登園しています。
ただ、このあたりは地域性などによって変わってくることでしょう。
一方で、仕事はお休みなのだけど子供を預けてしまおうという人がいるのも事実です。
その気持ちはわかりますが、それも程度の問題ではあります。
あなたは親不孝ではない - 2017.08.09 Wed
「お前はなんて親不孝な子なのだ」
「お前は私を悲しませたいのか」
「私を失望させてばかりでお前は意地の悪い子だ」
などの、親としての立場を強調し、子供のコントロールをしようとする人がおります。
昨日のブログ記事と「いじめに荷担する教員」の関係性 - 2017.08.07 Mon
また、いじめの被害にあっている子に、
「あなたの我慢が足りない」
「あなたにも悪いところがある」
「あなたの努力で解決できる」
「あなたがわがままを言わなければ丸く収まる」
といったやってはならない指導をするケースも後を絶ちません。
親のタイプから考える子育ての形 vol.13 「支配型」からの脱出6 - 2017.08.06 Sun
日本の子育ての価値観では、どうにも「親は完全無欠の存在」であることを求めているようなところがあります。
「ちゃんと、きちんと、しっかり」
これらのフレーズが子育てのいろいろな場面で出てきます。
これは子供にも盛んに求めますが、無意識のうちに親である自分にも向け、さらには他の大人に対しても向けています。
その多くが、否定の方向で向けられます。
過干渉や支配から変えるほんのひと匙 - 2017.08.05 Sat
僕がかける言葉は、
「そこにキャベツこぼしてますよ」
の一言だけ。
過干渉や支配が慢性化して大人の言葉をスルーするクセがついていない子であれば、それで十分。
また別のとき、こぼして食べていたら「こぼしてますよ」と一度言うだけ。
叱る必要も、くどくど注意する必要もまったくない。
それで子供は十分成長していきます。
それは自分で気づいて、自分で取るべき行動をとるようになる主体的な成長です。
「くどくど注意されてできるようになった」というのは、作られた成長にすぎません。
それはあまり本当の身にはならないもの。
ただ、子供はすぐに習得するわけでも、失敗がないわけでもありません。
そこはおおらかにみていく必要があります。
この「おおらかさ」は、別の見方をすると「子供を信じている」ということ。
「信じてもらえている」という実感を持っている子は、ものごとへの意欲がたくさんわいてきます。
ひるがえってみてみると、過干渉がスタンダードだったこの約50年間の日本の子育ては、
「信じてもらえない」 → 「自分に自信が持てない」 → 積極的にものごとに取り組むのが苦手・他者と関わるのが苦手
という子育てをしてきたと言えるでしょう。
「いまこうしなければ、将来そうならなくなるのでは?」という不安について vol.2 - 2017.08.04 Fri
なんだかこの頃プチスランプで、文が書けない病におちいっています。
この文章を書くのも4回書き直してようやくでした。
こういうときは、まったく書かないか、駄文でいいから好きな書きたいものだけ書いてみるのがいいようです。
まあ、こんなプチスランプはしょっちゅうなのですが(笑)
さて、では少し日が空いてしまいましたが、前の続きです。