子育てと怒り vol.2 ~怒りの再生産~ - 2018.01.31 Wed
子供を育てる、関わる中で出てくる怒りのプールは、昨日今日のことだけではありません。
実は、自分の幼少期、親からされた子育て中でそれが蓄積されています。
子育てと怒り vol.1 - 2018.01.29 Mon
怒りというのは、人の感情の中でもっとも強いものです。
感情を動かすことが苦手な人であっても、多くの場合、うれしい、楽しい、好意を持つといった感情は覚えなくなっても、怒りや悲しみといった感情はそうそうなくなりません。
数ある感情の中でも、「怒り」は特殊な構造を持っています。
保育士バンク!コラム『「自主性・主体性の保育」って何だろう?わかりやすい考え方』 - 2018.01.26 Fri
子育てにまつわるところでは、しばしばこの「自主性・主体性」という言葉を耳にします。
保育施設の理念や保育目標の中にその言葉が入っていたり、
どこどこ幼稚園、どこどこ保育園の高名な園長先生が、講演や著書の中でそれを声高におっしゃっていたりします。
それではさぞかし素敵な保育をしているのだろうと見学に行ってみると、実際にはまったく自主性・主体性を子供に保障しているどころか、職員の人、そしてその園長すら少しも理解していないといったことが、驚くことに少なくありません。
僕は保育の専門性とは、この自主性・主体性をいかに保育の中で展開できているかしだいと言っても過言ではないと考えています。
このコラムは短いものですが、その辺りのエッセンスを凝縮して詰め込んでまとめています。
ぜひ、お読み下さい。
普通の抱っこと赤ちゃん抱っこ - 2018.01.23 Tue
まず、子供がそういった状態になってしまったのは、少しも悪いことではありません。
また、そのときに拒否的な対応をしてしまったとしても問題ありません。
なぜなら、それはいくらでも補いのつくことだからです。家庭での子育てはそういうことがあったとしても、それでどうにかなってしまうわけではありません。子供はつねに親の味方だからです。
このあたりについて後述します。
おとーちゃんはメロン味 vol.2 - 2018.01.22 Mon
おとーちゃんはメロン味 vol.1 - 2018.01.21 Sun
「父兄」と「父母」の違いの裏にあるもの ~女性の人権~ - 2018.01.18 Thu
これはある種の必然で、男性保育士の問題の背景には、人権の理解の乏しさが関わっていることが多いからです。
そして、この問題は男性に限ったことではありません。
名前を呼び捨てにすること ~子供の人権~ - 2018.01.17 Wed
なぜ子供を呼び捨てで呼ぶべきでないのか?
◆「男性だから許される」はない
女性でもこの問題は同様ですが、一般的な男性観から、男性保育士の中には「男性だからそれが許される」といった感覚を持つ人もいるようです。
男性保育士のあり方について vol.2 - 2018.01.16 Tue
一般に、「大人になっても子供の心を持つ男性」「ガキ大将的存在」といったものをもてはやすムーブメントがあります。
なるほど、それもひとつの個性であり、悪いことではありません。
なかにはキャラクターとしてそれを意識しているひともいるかもしれません。それもまた、そういうこともあっていいでしょう。
しかし、保育の専門家として保育士をするのでしたら、その借り物のイメージにまんまと乗せられすぎてもそれはそれで問題がでてきます。
3月17日 子育て座談会 @豊川 - 2018.01.15 Mon
男性保育士のあり方について vol.1 - 2018.01.13 Sat
しかし必ずしも、いい話ばかりではありません。
男性保育士ゆえに、おちいりやすいところがあるように感じます。
まったくの私見ではありますが、なにかの参考になればと僕の気づきを書いておこうと思います。
保育士バンク!コラム『子供をコントロールする保育になっていませんか』 - 2018.01.12 Fri
保育士バンク!のコラムも13本目になりました。
だんだんと保育の核心に踏み込んできています。
反響の大きかった『「なめられない保育」はもうやめよう(前編)』の記事から、では適切な保育をするためにはどういう方向へ進めばいいのか?という部分へ進んできています。
先日、僕の保育士セミナーにも来ていただいた、『木のおもちゃチッタ』の横尾泉さんのおもちゃについてのコラム連載が始まっています。
玩具での遊びと子供の発達についてわかりやすく書かれています。
どうぞ合わせてご覧下さい。
明日から使える!あそびコーディネートのコツの記事一覧
保育の世界は広いようで狭いもので、横尾さんとは僕が保育セミナーを行っているHOIKUBATAKEからのつながりだったのですが、保育士バンク!の僕の担当編集者の方が以前から横尾さんとお知り合いだったという偶然でした。
本当に人の縁というのは不思議なものです。
「親子の絆」ではなく「信頼関係」 - 2018.01.11 Thu
1歳から僕が娘を日中も直接世話をして過ごすことができた経験は、本当に得がたいもので、僕の人生を変えてくれました。
元の記事にある、「おとうちゃんかわいい」という言葉は、ある種の「こだま」です。
あけましておめでとうございます 2018 - 2018.01.10 Wed
本年もよろしくお願いします。
今年も、自分のできることをたんたんとやっていこうと思います。
じゃあ僕のできることとはなにかと考えると、それは人が当たり前と思うことを「いや、それは本当にそうかな?」と、よく言えば健全な批判精神でものごとの本質をみる、悪く言えばひねくれてものをみることだと感じます。
まあ、こういうことをしても煙たがられるのが関の山というものなのですが、自分にできることで社会に貢献していければと考えています。
今年最初なのでなにかしっかりした記事をと思っていたのですが、書きたいことがいろいろあってかえってまとまらないので、とりあえずご挨拶までに。
僕は、子供の男女差についても、親の男女差についてもあまり区別して考えたくないと思っている部分があって、これまでさほど積極的に書いていなかった傾向があるのですが、やはり子育てにおける父親(男性)のあり方の影響は少なくない、それどころか非常に大きいということを最近強く感じるようになってきました。
今年は、そのあたりを世間に流布するところの「子育てパパ論」とは、また違った視点で書いていって見ようかなと考えています。
あと、今年もできるだけ多く子育て座談会やりたいです。