善意の差別 - 2019.01.30 Wed
最近、近代ということを軸にいろいろ書いていおりますが、これもまた日本は近代化していないと強く感じさせるものでした。
この人達は、むちゃくちゃな差別をしているのだけど、当人達にはその認識がなくてむしろ良いことを言っていると思っているのでしょう。
悪意から起こる差別も、もちろんあってはならないことですが、善意からくる差別にはまた別の恐ろしさがあります。
職場に子供を連れて行けと言った政治家の発言から考える - 2019.01.29 Tue
地域により呼び名は複数あるようですが、主には農作業の間田んぼや畑の畦などにおいて、子供を入れておく籠や桶のようなものです。
新生児に使うものもあれば、もう少し大きな子に使うものもあります。
いまはもう使われていることはないでしょう。まるで時代劇の中のもののようですが、実はわりと近年でも使われていました。
僕の知り合いの50代の人は、幼少期それに入れられてたこと、弟妹に使っていたことを覚えているそうです。
さて、僕はあのニュースを聞いて、真っ先にそのイジコを思い出しました。
相談を受ける人の決めつけ - 2019.01.28 Mon
この言葉、もうずいぶん昔から世間に流布している。
一面の事実を含んでいるし、もっともらしく聞こえてしまう言葉だ。
0歳からの自己肯定感の高め方(前編)【ベビーカレンダーコラム2】 - 2019.01.27 Sun
自己肯定感の高め方。本当は正確には「高める方向性」のお話。
コラムの1回目では、「子育ての目的は、できる子を目指すことじゃないよ。まずは、かわいい子にすることだよ」という内容をお届けしました。
今回、この話が「自己肯定感の高い子の作り方」になってしまえば、1回目でお伝えした「過剰な過干渉」の子育てへと駆り立ててしまいかねません。
なので、ハウツーではなくあえて子育ての視野を広げるアプローチのお話にしています。
ブログ10年目にあたって & 有料まとめ記事のおしらせ - 2019.01.24 Thu
記事数も1200記事を超え、あと少しで1300記事になろうとしています。
始めた頃はまだスマートフォンはなかった時代でした。
当時、PCから閲覧する人が7割、残り約3割が携帯電話からのアクセスでした。
いまや、それが大きく変わって、スマートフォンからのアクセスが7割~8割、PCその他からが残りの2~3割です。(PC版にある羊のカウンターはPCからのアクセスしか拾っていないので、実際の閲覧数としてはその5倍程度でしょうか)
町田市の都立高校での暴行事件について思うこと - 2019.01.23 Wed
この冒頭のところで、子供時代のアベル(のちのロスノフスキ男爵)がオスマン帝国時代のトルコにおいて、飢えからパンを盗み当時の法律により手首を切り落とされそうになり、すんでのところで救われる逸話がある。
この状況は前近代のあり方で、人の基本的人権や生存権がまだ希薄だった時代。
この時代では、「子供は守られる」という概念がなく、大人と同じように法で断罪されてしまう。
『あんふぁん』『ぎゅって』2月号 ママの質問箱 - 2019.01.21 Mon
『あんふぁん』は主に幼稚園で配布されている冊子です。『ぎゅって』(旧:あんふぁんプラス)の方は保育園で配布されております。
場所によって前後すると思いますが、だいたい先週くらいに配布されたみたいです。
もし、お持ちでしたらチェックしてみて下さい。
テーマは、「トイレに行きたがらない3歳児」です。
トイレに行きたがらない、もしくは関心を持たなくなったというケースは、かなりのものがプレッシャーかそれにまつわる自己否定、またはその際の過干渉の負荷であることが多いです。
『ベビーカレンダー』コラム 「心がラクになる子育ての秘訣はコレ!」 - 2019.01.18 Fri
今年から、こちらのサイト↓で新たに育児に関するコラムの連載を始めることになりました。
『ベビーカレンダー』 ~専門家による監修つきの記事をお届け~
子育ての情報の中には、むやみやたらと不安や心配を持っている人を惑わせる内容のものもあるので、専門家による監修つきというのは安心です。
そういった質の高い情報が増えてくれることは、多くの子育てする人のメリットとなるでしょう。
ベビーカレンダーアプリが「キッズデザイン賞」を受賞!
iOSアプリやAndroidアプリなど、アプリで簡単にアクセスできるというのも、何かと忙しい子育て中は便利です。最近ようやくスマホを持ち出した僕のような人間にとっては、なるほどなぁと感じざるを得ません。
僕もこういうの作ればいいのかしら、「保育士おとーちゃんアプリ 悩みを検索したら対応策が出る」みたいなの。
こちらのサイトは、妊娠出産時からの育児情報が書かれています。
僕も、助産院さん関連でも講演や座談会をしていますが、子育てのスタート地点よりも前から「子育てとはどういうものなのか」に触れることがとても重要だと感じています。
そうした方が、子育てで自身の人生の自己実現がしやすくなるというのが僕の思いです。
これから、月に2回程度『ベビーカレンダー』さんで子育てのコラムを書いていきますので、どうぞご覧下さい。
2月5日(火) 子育て座談会 @杉並 - 2019.01.15 Tue
近代化していない日本と近代化していない教育 - 2019.01.13 Sun
おそらくこういった標語が学校にあったとしても、多くの人は気にも留めずスルーしてしまうのではないでしょうか。また、もしそれを読んだとしても、「うん、まあそうだよな」くらいの感想になる人は多いのではないでしょうか。
僕は、これをスルーできませんでした。
それを見てからずっと悩み続けました。
これを見て感じるところ。端的に言ってしまえば、日本はまだ近代化していないのだということです。
なにをオーバーなと思われるかも知れませんが、僕はどうにもそうとしか思えない深刻な問題でした。
体罰の場合。そうでない場合。 vol.2 - 2019.01.12 Sat
体罰の場合。そうでない場合。 - 2019.01.11 Fri
また、一般にも「体罰」と主張するもの。
これらは、暴力を子供に振るうことを積極的に肯定しているものです。
「これは罰だから子育て(教育)上必要なのだ。自分のしていることは正しいのだ!」というものが「体罰」というわけですね。
もし、このブログの記事を読んで不安になってしまう人がいるとすれば、そのケースではないものが多いでしょう。
体罰は続くよどこまでも - 2019.01.10 Thu
体罰と自尊心には密接な関係があります。
体罰はされればされるほど、体罰を肯定するようになる心理が生まれることにも、この自尊心が関わっています。
しつけは「正義」 - 2019.01.09 Wed
「脱しつけ」具体的方法 後編 - 2019.01.08 Tue
「脱しつけ」具体的方法 前編 - 2019.01.07 Mon
本日は座談会の告知を前記事で出しておりますので、一日に2記事UPになっています。座談会にご興味ある方は、前記事の告知を見落とさないようにして下さい。
また、長くなったので、記事を二分割して後編は明日UPします。
「しつけ」が子供を殺す - 2019.01.06 Sun
12月に子供をベランダに出すことについて書いたけれども、まさにその子育ての関わりが子供の死亡事故を誘発してしまった。
まだ、たったの2歳。
片付けをしなかったから、しつけのために出したとのこと。
そのお母さんは子育てに一生懸命だったのかもしれないし、もしかすると片付け云々は表面的な理由で、実際は子供の姿に疲弊しており子供から離れたい心理がそれをさせたのかもしれない。はたまた別の理由がそのお母さんの疲弊を生み出していたのかもしれない。
虐待をしていて死なせてしまったわけではない。
「外に締め出すことで子供に言うことをきかせる」という、「しつけ」として一般的なことをした結果、不慮の事故を招いてしまったケース。
重版出来! - 2019.01.04 Fri
今年、娘が10歳になります。ということはこのブログも10年目に突入しました。
子供が生まれると時間の経過がとても早く感じるようになります。10年なんてあっという間です。