承認欲求の保育と自己実現の保育 - 2019.11.20 Wed
これは、治したくても病の元がどうにも治療が届かないところにはいってしまっている状態の意味。
実は保育にもこの状況が起こることがある。むしろ頻発している。個人でそうなることもあれば、それがこうじて施設全体の体質になることもある。
それは自身の承認欲求を子供への関わりで満たしていくこと。承認欲求を持つことは少しも悪いことではないが、それが自分のために子供を搾取していく状態になってしまうと簡単に保育を不適切なものへと導いてしまいかねない。
このことはこのブログでも繰り返し書いているので、「承認欲求」で検索すれば該当の記事が複数みつかるだろう。
保育を続けていく上で、そこにおちいらない視点というのは大切だと思うのだが、個人の内面のものであるのでなかなか容易ではない。
少し、ここについての考えを書いておきたい。
12月の研修 満員のお知らせ - 2019.11.18 Mon
受容と信頼関係の保育 ~子供を支配しない保育~
12月21日(土)
自主性・主体性の保育 ~「つくる」から「伸ばす」へ~
こちらふたつの研修ですが、現在どちらも満員となりました。
もしキャンセルが出た場合、こちら↓の告知サイトpeatix上で募集枠が開きます。
僕の方では処理ができないので、キャンセル待ちをご希望の方は適宜こちらの申込みページをチェックして見て下さい。
https://peatix.com/group/7195071/view
これらの研修についてあまりにお問い合わせが多いため、さらにこちらでお知らせをしておきます。↓
区議さんのお話しを聴いてきました - 2019.11.14 Thu
11月16日(土) 保育士おとーちゃんの子育て座談会 in 笹塚 - 2019.11.08 Fri
日々の子育ての方法?子供との関わり方?
そういうものも必要なのだろうけど、本当はその前にもっと必要なものがあるのだと思う。
それは親自身の心のあり方だったり、先々のことに思い悩まずにすむ気持ちだったり、困ったときには誰かに助けを求められる安心だったりするのではないかなぁと子育てに長年寄り添ってきて深く感じる。
ただ親自身の心のあり方といっても「親なんだからこういう心持ちでありなさい」といった、なにか押し迫るようなものではなくて共感だったり肯定だったり、そういうものだと思う。
でも、そういう場は現実にはなかなかなくて、むしろプレッシャーになることの方がたくさん。
子育ての座談会は、そういう場のひとつになればと思っています。
どんなかたがいらしても構いません。僕はあなたを否定することなくお話しを聴くことができます。
以下、11月16日(土)東京都渋谷区笹塚、子育ての座談会の案内です。
子育てのこと、子供のこと、家庭のこと、自分自身のこと。どんなことでも自由におはなしいただいて構いません。どうぞいらしてください。
お時間のある方は、お昼を一緒にとりながらそのまま午後もどうぞ。事前の申込みが必要ですがおいしいランチの手配もしていただけることになりました。
お子さん連れでも大丈夫です。またお子さんが騒いだらどうしようと参加をためらってしまうような方もいるかもしれません。そういうことがあっても大丈夫です。どうぞいらしてください。
詳しくはこちらの主催告知ページをご覧下さい。
保育士おとーちゃんの子育て座談会 in 笹塚
保育者の心のあり方という専門的視点について - 2019.11.01 Fri
それは保育が人間を相手にする仕事だから。
正確に言うと、「人間(大人)が人間(子供)を相手にする仕事」だから。
そして本当に難しいのは、「人間(子供)」の方ではなく、「人間(大人)」の側の問題が大きいこと。