保育士おとーちゃんと紡ぐ Café 第一部を終えて - 2017.05.30 Tue
4時間、前後のフリータイムも入れると5時間くらいでしたが、僕からするとわりとあっという間でした。
参加されたみなさんはいかがだったでしょうか。
終わった後で、「ああ、あれも聴いておきたかったのにわすれてた~」なんて思ったこともあるのではないでしょうか。
また、「なんとなく物怖じしてしまって聴けなかった・・・」といったこともあったかもしれません。
これはよくあることなんですよね。
そういった思考を自分の内に向けてしまう人ほど、子育てのことで悩みや不安が大きくなってしまいますから。
僕はそういった人ほど力になりたいなと思っています。
ですから、もしまたこういった機会でがあったら、どうぞ遠慮なく出してみて下さい。
第二部B会場は6月8日(木)聖蹟桜ヶ丘です。
こちらは満員のためすでに締め切りとなっております。
6月8日にご参加の方も、ぜひいろいろと積極的に出していって下さい。
遠慮しなくて全然構いません。
お待ちしております。
今日はこれから、『すきっぷ新検見川保育園』にて園内研修の講師をして参ります。
保護者へ寄り添った支援と、自主性・主体性を大事にした保育の実践をお伝えする内容です。
自主性・主体性って保育の理念や目標の中でも、言葉としてはとてもよく使われます。
しかし、それが実践に反映されている保育を見ることは大変まれです。
多くのところで、「自主性・主体性」や「個性の尊重」といった言葉は、なんとなく「いいものだよな~」「たいせつなことだよな~~」と漠然ととらえているだけで、実際の意味をともなったものとしては理解されていません。
(子供レベルでの自主性・主体性と大人の保育上の配慮レベルでの自主性・主体性の尊重がごっちゃになって誤解されている傾向も)
しかし、保育の専門性の要諦はこの「自主性・主体性の理解と実践」にこそあるといっても過言ではありません。
これが手に取れるもののように理解できて、さらに保育の中で実践するところまでできなければ、「プロ」とは名乗れないほどのことです。
そこまでいっていなければ、どれほど丁寧な保育をしていたとしても「上手な素人さん」の域を超えないのです。
今回は組織内研修ですが、7月1日(土)に一般募集の保育士セミナーを開催する予定です。
そこでもこの「自主性・主体性」をテーマに取り上げます。
教科書を読むようなお勉強ではなく、実践的な保育としてお伝えできるものになります。
専門性の高い保育を目指している方は是非いらしてください。
詳細は決まりましたらまたご案内いたします。
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● COMMENT ●
過干渉であることに無自覚だったので、指摘して頂けてよかったです。
早速行動に移していますが、慣れないのでいつもの3倍ぐらい頭を使い、夜にはヘトヘトです(笑)。
でも、それだけあれやこれや口を出して楽をしていたんだなあと思い知らされています。
効果が出たのか定かではないですが、保育園での別れ際も以前のようにスムーズにバイバイと手を振ってくれるようになってきました。
育児は積み重ねなので、これからも忘れずに続けたいと思います。
本当にありがとうございました。
勉強させていただいています
以前に多摩センター親子カフェでのセミナーに参加させていただきました。その節はありがとうございました。
今回、桜ヶ丘の会場での参加を検討していましたが、書かれていた例にありますように、いろいろとお聞きしたい、お話したいことがあるのに、うまく伝えられないのでは、と躊躇している間に定員に達してしまいました。
以前のセミナーに参加した際には第二子妊娠中で、現在は4歳男児と0歳3か月女児がいます。今は少しずつ落ち着いてきましたが、里帰りできなかったこともあり、産後しばらくのイライラは我ながらひどいものでした。上の子には申し訳なかったのですが、だいぶ辛い思いをさせたかもしれません。
「産後クライシス」「4歳児5歳児反抗期」「ワンオペ育児」が現在の私の課題です。まだ、もやもや、イライラが残っているので、おとーちゃんの書籍やブログで学ばせていただいています。また、機会がありましたら、直接、お話を聞かせていただきたいです。夫婦で参加できるワークショップのようなものがあればいいな、と思いました。講義のみだと全般的なお話になってしまう気がしますし、フリートークのみだと躊躇してしまいそう、と思ったので…。夫婦で、というのは、イライラの原因は夫であることも多々、あるので、子育てについての考えを共有することで解消される気がするからです。とはいえ、どんな形でも近場での開催があればまたぜひ、参加したいと思っています。
ちなみに私の住んでいる川崎市では学区に一つは必ずこども文化センターがあり、乳幼児支援も併設されて、乳幼児とそのお母さんの交流の場となっています。多摩地区でも行けないことはないけれど、何かご縁があればぜひ川崎市内でもおとーちゃんのセミナー等を実施して貰えれば、なんて思っています。
あれこれと長文になり、申し訳ありません。これからもブログ、書籍からも学ばせていただきます。
受容のこと
すみません、この記事とは関係ないのですが・・
おとーちゃんの「受容」。
実際にお会いしてみると、本当に、あぁおとーちゃんさんは何もかもに対してそうなんだ、と実感するのは私も大勢の方も共通していることですね。
”こども”に対してそうだ、というのは、
自分の子だけに対して、でも”こどもだけ”でもなく、あらゆる場面であらゆる人にそうなんですね。けれども”弱い大人”ではなくて、芯がどこまでもしっかりがっつりあるということ。いつでも「周囲によって揺さぶられない」ということでもありますね。
ところで、最近、若い女性が彼氏への度重なる暴行で連行された事件がありました。その女性の気持ち、私にはちょっぴりわかってしまいます。「女は、甘やかされると調子に乗って、男がやって当たり前になるからやらない方がいい」とか言われるような面でしょう。しかし結局は、子どもの「親が何でもきくけど本当には満たされない心」(ちょっと違ってたらすみませんmm)なんだな、と強くつながりました。
私がその女性に共感するのは、その心だからです。
からっぽのクッキー缶を、大人になってから自分で詰めようとして色々な、全く違う方向でその方法を間違ってしまう。
相手の人は「言いなり」になって何とかしようとしてたようだけど、それは「満たされなさ」を助長してしまいます。(無視してやり過ごすのもやはり問題を悪化させます・・・)
また、私は難病を持っていますが、聞いた人が「治るよ」って言っちゃうようなのは「自分の経験、よくある励ましパターンに当てはめてしまう」ということ。
私の父が非常に重い状態なのに「たぶん軽い胃腸炎だろう」と思い込むことで怖いから直視しないで逃げて余計体調を悪くしてしまったのも同じ「既にあるものへの当てはめ」です。
「全てをあるがままに受け止める」、受け止められる強さがある、
(そうすると、子どもに限らず、何事においても多分、
その「あるがままの姿」への良い対処ができるし、
新しい方法の開発などもできるようになる。
但し「盲目の前向きさ」ではない。)
というのを、おとーちゃんさんの姿勢に学ばせていただいたなぁと
なんだか悟ったかのような思いがありますよ。
そういう色々なものごとが、全てに通じていることを感じました。
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子育て中の親の、些細な心配から大きな悩みまで、どんなことも同じように受け止めて、安心感を与えて下さって、ほっとした気持ちで帰りました。
皆んな、お父ちゃんさんのブログに助けられてる人が来てると思うと、何となく初めての方でも不思議な一体感があって、良かったです!
また機会があれば、参加してみたいです。ありがとうございました。