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2024-03

7月1日保育セミナー告知  「自主性・主体性」の保育の理解と実践  - 2017.06.05 Mon

保育セミナーのお知らせです。

7月1日(土) 東京神田にあります”フォーラムミカサ エコ”にて保育士セミナーを行います。

テーマは『「自主性・主体性」の保育の理解と実践』

申し込みはこちら

保育の一番大切なところってなんでしょう?
また、保育の「専門性」ってなんなのだろう?

子供たちになにか立派な制作物を作らせたりできるスキルが保育士の本当の力量でしょうか?
こういったことを保育の研究発表などで見ることはあります。
それは保育の一部として確かにあるかもしれないけれど、僕はそれは保育の「核」ではないと思います。





保育の「核」「本質」は、個々の子供の最適な育ちを援助していくことにあるでしょう。
それが行われているのは、日々の何気ない子供への関わりと、その裏にある保育士の配慮こそにあります。

その日々の些細な子供への関わりに「保育士として私はこういった配慮を持って保育をしています」と明確に述べられる保育士はどれだけいるでしょうか。


保育士の中にも、保育の上手い人、子供への関わりが上手い人は少なくありません。
しかし、それが単にその人のセンスや、感覚でできているだけでは、堂々と「専門的」とは言えませんし、そのままでは深まっていくことも、後輩や部下にそれを伝えていくこともできません。


・私は丁寧に保育をしている
・子供に優しく関わっている

こう思って保育に望んでいても、それが本当に子供のためになっていると言い切れるでしょうか?



僕は立派にデコレーションされたケーキに興味はありません。
その代わり、外目にはみえないスポンジの部分が最高においしいケーキとしての保育をお伝えしたいと思っています。

おそらく多くの保育士にとって、目から鱗といったような「そんな配慮に気づきもしなかった」といったことをお伝えできると思います。

それがすでに感覚的にはできている人にとっては、それを誰かに伝えられる形として提示できるでしょう。

自身の保育を高めたいと思う方、現状の保育に違和感を感じている方、ぜひいらして下さい。

子供との間に本当の信頼関係を築くことのできる保育をお伝えします。
子供と信頼関係で結ばれた保育は、保育士にとってもたいへんやりがいのある仕事とすることができます。
それは、毎日ただ子供を追い立てて日課を終わらせるだけの保育とはまったく違うものです。




「自主性・主体性の保育」とは、逆から言うと、子供を「管理・支配しない保育」です。

先輩保育士に「あなたは子供になめられている」と指導されてしまう保育士のみなさん。それを真に受けてその保育を習得してしまえば、本当の保育や子育てに行き着けなくなってしまいます。
もし、我が子の子育てでもそこで習得してしまった子育て法を使ってしまったら、大変難しい状況にあたることになりかねません。


職員が、子供たちに管理的支配的に関わっているのに違和感を覚えるけれど、どのようにアプローチしていけば改善するのか悩んでいる園長・主任・理事者のみなさん。
園全体の保育を安定化し、それにアプローチしていくきっかけがつかめると思います。

そのことは結果的に、園全体の保育・子供の姿を無理のないものにして、子供たちの事故率の低下やそこで働く保育士のモチベーションの維持、親からの信頼関係の向上により園運営のしやすさといったものにつながるはずです。


今回の研修は基礎的な部分であるがゆえに、学生、新人の方から園長クラスまで幅広く学べる内容になっています。
いらしていただければ損はさせません。自信を持っておすすめします。


午後は希望者の方による参加で、保育で悩んでいること、難しい子供への対応のケースなど自由に質問していただいたり、グループディスカッションの時間とします。
学びたい方は、そこでさらに自身の実践を深めるものを得られると思います。


申し込み↓
公開保育研修会 「自主性・主体性」の保育の理解と実践 (主催HOIKUBATAKE)


保護者向けでしたらこちらもまだ空きがあります。
保育士おとーちゃん×東大ママ門の子育てワークショップ
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当ブログはあくまで個人ブログであり、記事の内容および相談・コメントの返信等は効果を保障するものではありません。
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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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