ミートソース海苔巻き - 2017.07.27 Thu
自分ひとりだけならば、手抜きを通り越して超手抜きで済ましてしまうこともできるのだけど、子供と一緒では毎日そういうわけにもいきません。
食事を作ることの大変さは、作ることそのものよりメニューを考える方のが大きい気がします。
今日は大した準備もしておらず、仕事があってあまり手もさけなかったので、冷蔵庫のあり合わせで昼食を作ることにしました。
ロースハムとキュウリとちくわがあったので、それを海苔巻きで。
冷蔵庫を開けたときに、この前スパゲッティのとき作ったミートソースが残っているのも見つけたので、それも海苔巻きにして出してしまいました。
「ピザみたい!」と楽しそうに食べてくれて、さらには「チーズも入れたい」
ハム海苔巻きなどと一緒におかわり。
息子に作り方のコツも教えてあげると、「じゃあ、むーこの分はにぃが作ってあげる」と。
僕と息子と娘の3人で笑いながら楽しく夏休みのお昼を過ごしました。
僕自身もとても支配的に育てられ、そこから他者に対して不寛容な傾向や、正しくない状態に対してイライラや怒りを感じる性質を獲得して生きてきたので、いま、このように何気ない日常をただ笑って過ごせることのありがたみを日々感じています。
僕に限らず、これまでの子育ての在り方では多かれ少なかれ、過保護・過干渉から支配傾向の強い子育ての影響をほとんどの人が受けてきてしまっています。
はっきり言って、いまの子育て世代が前の世代のツケを肩代わりして払わなければならなくなっているのだと思います。
極端なところで言えば、体罰の問題などがその顕著なものですし、大人の抱える生育歴ゆえの生きづらさなどもそうです。
人のツケを払うというのはしんどいことではあるのだけど、次代に連鎖させないために、また我々の世代がよりよく生きていけるために、取り組むべきことなのだろうと感じています。
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今の小学校、中学校でも先生の差別的な支配的接し方を子どもたちも「当たり前」と思っていたりするそうで・・・戦中戦後世代はそういう状況で生きていたから引きずっているのでしょうか。