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2018-08

「しつけ」子育てのおちいり易いところ - 2018.06.01 Fri

まえの記事、『「ごめんね」が言えないケースについての対応』は保育についてのものでしたが、多くのコメントをいただいたように、子育ての中でもたくさん同様のことが見られます。

これは、ある意味日本の子育ての必然です。





なぜなら、「しつけ」の考え方は子供を育てている大人に、「問題の無い状態(子供たちの適応的な姿)の維持」を、誰言わずとも強く要求してくるからです。

もし、子供たちがモノの取り合いや、言い合い、ケンカのような、一見好ましく見えない行為をしていたら、その状態の解消をしなければならないと大人は思わざるを得なくなってしまいます。

結果的に、子育ては過保護・過干渉になるべくしてなってしまいます。


これが現代の子育てそのものや、子供の姿を難しいものとしてしまう背景に常にあるといっても過言ではありません。


「しつけ」というメソッドによる子育ての賞味期限は、すでに切れているのです。
しかし、一般家庭の子育てはもとより、本来専門的に考察を重ね向上すべきである保育施設や、幼稚園、学校でもいまだかつてのやり方を繰り返していることから、さまざまな不適切な関わりがいまだに続いてしまっています。

このあたりのしつけの問題点については、拙著『保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」』(PHP文庫)にまとめてあります。


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● COMMENT ●

タイトルの通りですが…
実際相手の目が気になり、そのようにできません
年中です
ママ友親子と遊ぶと、相手の親は私からすると過剰に自分の子どもに厳しいです
うちがやられた側だと即座に自分の子どもを怒りますし、
うちがやった側でも、例えばおもちゃ貸す貸さないの場面だと「おもちゃすぐ貸してあげないからでしょ〜」などど、
非と言えないような非を付いて注意しています
そうなると、うちも同じようにしないと、なんて思われるかな…と同じようにしてしまいます
本当は見守りたいのに(T ^ T)
ママ友と喋るのは楽しいけど、子どもへの接し方を見ていると息が詰まります
おとーちゃん方式で子育てされてる親子で、子育てセンターみたいなところで自由に過ごすイベントがあったら良いのに…なんて妄想してます

新幹線の殺傷事件のニュースを見て、断片的な情報だけでも容疑者が育つ過程で辛いことが多かったんだろうな、と感じましたが、それと同時に「育てにくい子」を育てる親の孤独も感じてしまいました。
ネット上では両親がバッシングされていますが、確かに不適切な育て方だったにしても、「すべて親の責任」「しつけをしっかりするべき」「愛情も注いで、どんな状態でも見捨てるな」という世論がどんなに親を追い詰めているかと思うと胸が締め付けられるようでした。もっと周りが助けてあげたり、おおらかな目で見てあげる社会になってほしいと思います。


先日ママ友に「うちの子ご飯の時に椅子から降りてどっか言っちゃって、怒っても聞かないの。」と愚痴った時「私も同じことで悩んでたけど故郷に帰った時に、私の両親が、怒ったらご飯が楽しくないでしょ?まずご飯は楽しいって教えないと。大きくなったら誰でも座って食べてるよ。って言われたよ。」と言っていました。
そのお母さんの故郷は中国です。さすが大陸は考え方がおおらかだ~!と思いました。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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