『こどもの食事について Vol.6』 - 2010.08.29 Sun
あいさつをすることで、食事とそれ以外の時間との切り替えをつけられるようになり、食事に向き合う習慣を持てるようになっていきます。
離乳食を始めた頃はちょうど物を持って落とすことが出来るようになり、この獲得された能力を使うのが楽しくよい遊びとなる時期でもあります。
そういうわけで食事をしているときも、つかんだ食べ物をテーブルの外へ落としたりするのが楽しくなってしまうことがよくあります。
こういうとき、「食べ物を粗末にしないよう厳しくしつけなければ」とがんばって叱ってしまう人が多いのですが、食べ物を粗末にしようと思ってしているわけではないので、叱ったり怒ったりする必要はありません。
言葉で「食べ物だから落とさないようにしようね。」と伝えながら、食事を介助してあげるなどしてもう一度注意を食べることに向けてあげましょう。
満腹になってしまい、食べるつもりがなくなって落とすことを遊びにしはじめてしまっているようなら、食べられそうなものだけ介助して適当に食事をきりあげるようにしましょう。
落とす遊びに限らず、食事のときに遊ぶクセがついてしまうのは、あまりよいことではないので満腹で遊び始めている様ならごちそうさまをして遊ぶべき場所で遊ばせてあげるのがいいです。
また一方で、食事以外の遊びの時間に「落とす遊び」をしっかりさせて「落としたいという欲求」をきちんと満たしてあげましょう。
(型落とし、キャップ落とし、ストロー落としなど家庭にあるもので簡単に落とすおもちゃが作れます。例えば、ミルクを使っている家はミルクの空き缶がたくさん出るでしょ。いまのはフチで手を切ったりしなくなっているので、そのまま積み木などを落として簡単に落とし遊びができますよ。)
そうすることで、食事の際に物(食材やスプーンなど)を落として遊びにすることが減っていきます。
そうすれば、「ごはんのときにふざけないようにするしつけ」みたいなことをガミガミと叱ったりして、食事を嫌なものにしてしまうことがなくなります。
また、離乳食を始めたばかりの子が完全に慣れるまではずっと座っておらず、椅子の上で立ち上がってしまったりということがあります。
こういったときも、「立ったまま食べるなんてお行儀悪い!」としつけのために叱ったりする必要はありません。
言葉と態度で「ご飯のときは座って食べようね」と伝えて、座ることを促し座ってから介助したりして、座って食べることを習慣化していけばいいだけなのです。
別にこの年齢の子は「お行儀がなってない」から食事中に立ってしまうわけではありません。
ほんのちょっと前の時期を考えてください。
食事のときどんなかっこうをしていましたか?
食事つまり、ミルクや母乳ですね。これらを座って飲んでいた赤ちゃんはいないでしょ。
だいたい、抱かれたり横になって飲んでいたと思います。
だから離乳食に移行したからといって、「座って食べるものだ」なんていう知識があったわけじゃないんです。
知らないんだから、何度も何度も繰り返し伝えて知らせてあげればいいのです。
そうする前に叱ったりすると、こどもからすると「いったいなんで怒っているんだろう」という状態になってしまうわけです。
そういったところからも、食事が嫌なものとなりかねません。
今日食べられることを重視するよりも、将来のよい食習慣を身につけることを見ていくほうが、こどもにとっても大人にとっても楽しい子育てにつながりますね。
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● COMMENT ●
No title
hanemamaさん
いろんな対応の仕方はあると思うのですが、まずどうであればいいのかを押えておきましょう。
一番いいのは夕食をしっかりと食べて、夜すんなりと寝ていられることですよね。
この辺をはずして、対症療法的なことばかり積み上げてしまうと、あとで大きな悪循環なんかが残ってしまうこともあるのでね。
だからまずは夕食がしっかりと食べられない原因を考えてみましょう。
コメントだけでは書ききれていないと思うのだけど、おそらく食事が食べ切れていないのだとおもいます。
通常たいていは7時前後くらいに食事をして11時にお腹が減ってしまうと言うことは無いですよね。
食事が食べきれない子の話もよく聞くのですが、多くの場合間食が多かったりして、食事が食べられない状況を大人が作ってしまっているということがあります。
もし保育園から帰った後食事までの間に、おやつなどをとっていたりするならばその量や内容を見直してみたりするのも必要です。
高いカロリー油分、糖分が含まれているものを食べてしまうと、食事は入らなくなりやすいです。
また、飲み物も牛乳、ジュース(野菜ジュースも含めて)などは食べられなくなります。
まずはそういった点があるならば、そこを見直して食事をしっかりとれる生活の流れにして見ましょう。
次に、食べられる食事を考えてみます。
好き嫌いは徐々に直せばいいんです。それは問題ありません。
(あ、もしかして好き嫌いが多いから、心配して野菜ジュースとかビタミン入りのヨーグルトとか普段から与えてたらそれはやめたほうがいいよ、食事とらなくなるだけだから)
苦手なものがあるのならそれは残したっていい、でも主食であるご飯だけは自分の量をきちんと食べきる習慣とかにしていくといいね。
ご飯だけでもしっかり食べられればお腹が減ってしまって寝れないということはなくなるからね。
でも、ご飯もすすまないようならば、ちょっと工夫してオニギリにしてあげるとか。
オニギリだと持って食べられるのでストレス無く簡単に食べられ、しかも握ってある分多くのご飯がたべられたりしますね。
あとはご飯のおかずになるようなもので、こどもの好きなものをちょっと用意しとくとか。例えばシラスとか納豆とかね。
あんまり習慣にしたくはないけど、寝てから食べる習慣よりはいいのでフリカケをかけるとか。
まあ、こどもの好き好きとか家庭の様子でいろいろ考えられると思うので、とにかく少しでも食事をしっかりととるというのがまず第一。
工夫その2、食後のくだものの時間を遅めに持ってみる。
食事だけで改善できればいいのだけど、いきなりそれは難しいと思うので。
くだものの糖分は満腹感を感じさせるので、寝る前とはいわないけれど、お風呂の後などに食べるなんていうのはどうでしょう。
食後のフルーツを、夕食直後でなく時間をずらすのね。
あくまで、おやつや間食としてではなく食後のフルーツという位置づけで。
お菓子やケーキ類ではないほうがいいと思います。でないと間食の癖がついてしまうのでね。
あまり勧められませんが、↑でもだめならばちょっとしたオニギリやおせんべ、クッキーなどを寝る少し前にとるのもありかもしれません。
なぜなら、一度寝る体勢にはいってから食べに起きるよりはいいからです。
それだと食事と睡眠の二つの習慣を壊してしまうからね。
工夫その3。
別角度から対応してみる。
それは睡眠時間をちょっとずつ早めてしまう。
空腹感を感じる前に、入眠で来てしまえばいいのです。
それからもしかすると、なんらかの精神的な原因があるかもしれません。
こどもって睡眠と食欲とどちらが強いかというと、ずっと睡眠欲のほうなんです。
だから、多少ならお腹へってても眠いなら寝れちゃうものなのよ。
そいうわけで、もしかするとお腹が減ったと起きるのは、こどもによくある理由付けなのかもしれません。
(もちろんお腹がへったというきっかけは実際にあるのかもしれないけどね)
夜泣きの一種でそういう行動がでているとも考えられます。
もし思い当たるようであれば、安心して入眠できる環境を整えてあげることで、今回のご質問のことは改善されるかもしれません。
とりあえず、推測で書いているので参考までにどうぞ。
またなにかあったらコメントでも~。
No title
すみません、私の書き方が悪かったです。。
10時には寝る体勢を作る為に、電気を消すんですが、実際寝付くのは10時半ぐらいなんです。
その30分の間に冷蔵庫へ行けとぐずるんですよー。。
寝たくないのか、お腹がすき始めて寝れないからぐずるのか・・
水筒にお茶を入れてあげるとぐびぐび飲んで、それで気が済む事もあれば、そうじゃなくてもっと違う物を冷蔵庫で漁りたかったり・・
寝てしまえば朝まで起きないんですけど、寝る前に一騒動するんですよね。。
ここにコメントを書いてから、2日間ぐらい訳あってご飯より先にお風呂を済ませたんですが、そうするとお茶を飲むぐらいですんなり寝ました♪
まずはご飯を食べる量を調節したり、お風呂上りに果物を上げてみたり、ちょっといろいろ工夫してみようとおもいます!
ありがとうございました!
hanemamaさん
> その30分の間に冷蔵庫へ行けとぐずるんですよー。。
> 寝たくないのか、お腹がすき始めて寝れないからぐずるのか・・
睡眠のとこでもちょこっと書いたけど、こどもって寝るとき不安になるんですよね。
だから割と多くの子が寝ることを回避しようとします。
特に物を食べると覚醒するし、「おなかへった」という言葉で親が反応するのを経験的にしっているので、こどもはよく眠くなると「おなかへった」と言うことがあります。
よほどの事情があってお腹が減っているとき以外は寝る前にそういわれても、食べさせないほうがいいでしょう。
なぜならそれをすると「既得権」になってしまって、こどもはそれを繰り返してしまい習慣化してしまうからです。
どうしても食べさせる必要があるときでも、こどもに食べ物を選ばせるのでなく、イニシアチブは必ず大人がとって「これを食べたらもうねます」と言うようにしていったほうがいいと思います。
> 水筒にお茶を入れてあげるとぐびぐび飲んで、それで気が済む事もあれば、そうじゃなくてもっと違う物を冷蔵庫で漁りたかったり・・
> 寝てしまえば朝まで起きないんですけど、寝る前に一騒動するんですよね。。
> ここにコメントを書いてから、2日間ぐらい訳あってご飯より先にお風呂を済ませたんですが、そうするとお茶を飲むぐらいですんなり寝ました♪
> まずはご飯を食べる量を調節したり、お風呂上りに果物を上げてみたり、ちょっといろいろ工夫してみようとおもいます!
↑それがいいと思います。
習慣というのは子育てをする上で味方にもなるし、敵にもなります。
よくない習慣が一度ついてしまうとそれを改善するのはとっても大変になってしまいますので、こどもの泣きやゴネに負けて習慣化させないよう、イニシアチブはしっかりと大人がとるようにしていきましょう。
はじめまして。
保育園には通っておらず、お家で出来る遊びをネットで探していたところ、とーちゃんさんのブログが目に止まり、読み進めるうちに、子どもの行動がいくつか当てはまるので相談をさせて頂きたくこちらにコメントしました。
相談したい内容というのは食事についてです。
現在、娘のご飯は大人と同じ物を食べるようにしています。(←柔らかめの白米に大人用に味付けする前のおかずなど)
卒乳はまだしておらず、母乳も飲んでいます。
いただきます。をして、最初のうちは手づかみや介助をしながらも自分でスプーンで食べてくれるのですが、もぐもぐが少なく口いっぱいに詰め込み、暫くしたら歩き出し、連れ戻したら母乳を要求してきます。
今は母乳じゃなくてご飯を食べる時間だと告げると、口にある物を全てベーっと吐き出し、泣くわ喚くわの大騒ぎ。仕方なくご飯の途中だけど母乳をあげて落ち着かせてまたご飯を再開する。。。という毎日を送っていました。
(↑とーちゃんさんの記事を読んで、食事の途中に母乳をあげるのは『ダメダメ→容認』になると知り、本日から泣いても喚いても食事中はあげない。あげるとしたらごちそうさまの後。としています。)
また過去の記事に『食事の時にじっとしていられない』『最後まで椅子に座っていられない』行動にはネグレクトが関係していると書かれてありましたが、私は知らないうちにネグレクトをしていたのでしょうか。そう思うと悲しいやら情けないやらで。。。
どうにかきちんと食事をして欲しいのですが、改善の余地はありますでしょうか?
よく、母乳育児の子は食が進まないと言いますが、やはり卒乳するまではこのように食事<母乳になるのでしょうか。
何かアドバイスがあれば是非教えて頂きたく存じます。
チョコさん
ということはありますが、
座って食べられないから → ネグレクト
ということにはなりませんので、ましてやこの年齢で無自覚にネグレクトというのはまず考えられませんので、それは気にしすぎというものではないかと思いますよ。
そうであるならば、単にこの年齢にだれにでもある普通の姿です。
このことに限らず、これからも子育ての多くのことでネガティブに考えるのはマイナスになっていくことが多いので、あまり気に病むのはやめましょう。
まず、第一にこの年齢で座って食べないということは、子供の自然な姿でもあり、誰にでもあることだというのを理解しましょう。
次に、「硬と軟」の関わりが必要になります。
厳しめの関わりと、優しめの関わりということです。
厳しい方は、まず、本当に「食事中立ち歩いてほしくない」とどのくらい自分で思っているのか、再確認してみましょう。
「できれば座ってほしいと思うけど、まあ小さいししょうがないわね」とか、「強く言うのも苦手だし聞いてくれないならばまあいいか」というレベルの気持ちでしたら、それでも伝わるタイプの子供でしたらそれで座って食べられるようにもなりますが、そうでない子の場合は、その程度の大人の側の思いでは、いくら言葉だけしつこく「座りなさい」といったところで伝わりはしないのです。
本当にどうしても座って食べることを身に着けてほしいという気持ちならば、それをきちんと認識してそれに見合っただけの、気持ちの強さや大人の側の態度というものをもって子供にのぞみましょう。
別に怒ったり叱ったりしなさいという意味のことを言っているのではないのです。
ときに怒ったり叱ったりする必要があるならば、そうしたっていいでしょう。
また本当に必要だと感じるなら、躊躇なくそうすればいいです。
しかし、叱る・怒るありきではなく、大人が「子供にどうしてほしいか」という気持ちを強く持っていることが大事なのです。
保育園で保育士が食事介助するとき、1歳児であっても立ち歩きません。
食事中立ち歩くということを最初からすこしも許容する気持ちではいないからです。
これが同じ子供に対してでも、経験が浅かったり気が弱かったりする保育士が対応すると、立ち歩いたりもします。
それは「そうしてもしょうがない」といった思いがあるので、子供がそれを感じ取っているからでしょう。
この部分が「硬」の部分です。
では「軟」の方はといいますと、これはプラスの部分を作っていくかかわりです。
最初からすべてができなくていいのです。
最初から最後まで座って食べないのであれば、飽きてくる中盤あたりから大人が介助してしまってもいいのです。
例えば、「はい、じゃあ手伝ってあげる」と笑顔で対応してあげて食べさせてしまいます。
そして十分食べたならば、そこで終わりにして一緒に「ごちそうさま」を言って、「今日は最後まで食べられたねとってもえらいよ。お母さんもうれしいなー」とにこやかに伝えましょう。
大人と共感する気持ちがあったり、その発達段階に来ている子供ならばそういった関わりをとても喜ぶでしょう。
それは繰り返していけば、別に「座りなさい・食べなさい」とことさら叱って対応していかずとも、自分から座ってたべる習慣がついていくこともあります。
大人がしっかりと自分の気持ちを定めた上で、こういったプラスの部分を多くする関わりをとっていくことで、子供の生活習慣というのを形成していくことができます。
食事を終えてから母乳という風にしたことはとてもいいと思います。
また、上で書いたこととは別の面からのアプローチというか配慮もあります。
例えば、食事を食べないという相談を受けると、実は大人が間食を与えてしまうために食事時に空腹になっていないとか、食事の時間が適切でないとか、分量が適量でないために大人から見ると「食べていない」とか「残してしまう」というように見えてしまうだけといったこともありますから、そういうところもチェックしてみるといいかもしれません。
返信ありがとうございます!
よくよく考えてみました。
おとーちゃんさんが仰っていたように、心のどこかで『座って食べて欲しいけど、このくらいの月齢だと仕方がないのかな…』と思っていたと思います。それなのに、【しつけ】をしないと!と怒ってばかりいた時期もありました。(そのせいか、怒ってもスルーする事を覚えてしまったようで、時には目すら合わない、呼んでも振り向かない事が多々あります;;)
こんなブレた気持ちでは、子どもには伝わりませんよね。。。
月に一度、私の実家に泊まる事があるのですが、私の両親は今の月齢だと歩くのは普通。それで食べるなら歩かせておけばいい。という考えなので、無理に座らせようとしません。
アパートでは座るように注意しているのに、実家では座らなくていいとなると娘も混乱してしまうと思うので、これからは教えて頂いた『軟』の対応の仕方で食事に挑んでいこうと思います。
やっぱり食事は楽しく始まり、笑顔で終わりたいです。
おやつに関しても、今まで育児本等で、『1歳になると3時におやつをあげましょう。』と書かれていたのを呼んでその通りにしていました。
お昼にご飯を食べても食べなくても3時におやつ。そして6時半に夕食という流れでしたので、おやつも止めて極力空腹に近い状態にして夕食をとるようにしたいと思います。
お忙しい中での返信にとても感謝しております。
今までやってきた事が、実は娘にとってあまり良くないことだったと知り、おとーちゃんさんのブログを始めから読み返し私自身を変えているところです。
毎日絵本を読んだり、ママは◯◯ちゃんのこと大好きだよ〜と伝えたり、くすぐったりしてスキンシップを沢山するようにしていますが、これまでが怒りすぎたり過干渉だった為か、注意をする時には私のことを避ける娘に、私が変わる事で娘も振り向いてくれるのかドキドキですが、おとーちゃんさんから教えて頂いた事を思い出しながら毎日楽しく過ごしていきたいと思います。
(ですが、また相談に乗っていただきたい時もあるかと思いますので、その時はお時間のある時で結構ですのでよろしくお願いします。)
離乳食についての相談
今回相談させていただきたいと思ったのは、息子の離乳食のことです。ひとつ前のチョコさんとのやり取りなども読ませていただいたのですが、うちの子の場合、途中で遊ぶとかいうレベルではなく、椅子に座らせた瞬間に泣いて抜け出そうとします。椅子とテーブルの高さがあってないこともあり(バンボとプーとなる豆椅子があります。テーブルはこたつです)いやなのかなと思い、テーブルにつかまり立ちさせて食べさせてみたこともありましたが、最近はスプーンを見るだけで泣くようになりました。こちらのブログを見て、立って食べさせるのはよくないと知り、テーブルに固定するタイプの椅子を注文しましたが、それにおとなしく座ってくれるとも思えません。
離乳食の進みは遅い方で、9か月半でようやく口を開けて、味付けしたパン粥なら食べてくれるようになりました。(ご飯のおかゆはつぶつぶがダメ)手づかみもしたいみたいで、手づかみ食べのレシピも試してみましたが、咀嚼機能がまだ発達していないのか、おもちゃと同じように口には入れますが、ちゃんと食べられている様子はありません。大人が食べているところには寄ってくるので、少しお箸で食べられそうなものをあげてみると口を開けますが、結局吐き出します。ペースト状離乳食を手づかみで食べさせたりもしましたが、アレルギー体質なのか、離乳食が顔につくと赤く腫れてしまったりして心配なので、食べてる側から拭いて、終わったらすぐに顔を洗って…となかなか大変です。それでも食べてくれればいいのですが、手を突っ込んだだけで終わることも…。結局、一口も食べないで、母乳をあげて終了…となってしまうことが多く、もともと母乳がよく出る方なので、母乳だけではお腹がすく、という状況にならないというのも一因だと思いますが、食事の習慣づけや、食べる練習という点で、これでいいのかなと悩んでいます。(9か月半で食べるようになった時は、授乳感覚を意識してあけるようにしたのですが、最近、後追いが激しくて、前よりも頻回にあげてしまっています)なかなか食べてくれず、こっちも必死になってあげようとしていたので、食事の時間=こわい時間、となっている気がします。
あと、食事と同じくらい、最近ギャン泣きして困っているのが、おむつがえ(うんちをして拭く時)です。とりあえず、食卓としても使っているこたつの上におもちゃをいくつか並べてつかまり立ちをさせ、気をそらしている間におむつを替えているのですが、それも、遊びの場所と食事の場所の区別がつかなくなってよくないのかな…と思います。ただ、部屋のスペースの関係上、そこ以外でのおむつ替えは難しく…。
最近、後追いや睡眠不足+主人や義母への対応でイライラすることが多く、私の精神状態が、息子のぐずりの多さに影響を与えているのかなとも思います。自宅にいると、狭い部屋で存分に遊ばせてあげることができず、ぐずることも多く私も煮詰まってくる感じがあるので、平日は用事のある時以外は、一通りの家事をしたら児童館など、外へ連れ出しているような状況です。
いろいろとまとまらない文章で申し訳ありません。上記の状態で、問題点や改善できる点がありましたら、お伺いできればと思った次第です。よろしくお願いいたします。
Kozuさんへ
もしかして少しでも関連があればと思い意見させてください。
1歳3か月の子供を持つ者です。うちの場合、アレルギーのリスクが高かったので色々進め方を調べ慎重にゆっくりと離乳食を進めています。
アレルギーに関しても考えが様々ですので情報の取捨選択が難しいと思いますが…
"アレルギー体質なのか、離乳食が顔につくと赤く腫れてしまったりして心配なので、食べてる側から拭いて、終わったらすぐに顔を洗って…となかなか大変です。…"
→もしこれがアレルギー反応であれば、お顔の皮膚だけでなく、食べ物が触れた口内や胃腸の粘膜も同様にかゆみや腫れが出ている可能性が高いと思います。皮膚は拭いたり洗ったりできますが体の中は当然そうはいきませんよね。
もしかしたら、食べる=かゆい、苦痛だ、とお子さんの中でなっているのかもしれません。
もしそうだとしたらお食事を嫌がるのも仕方が無いのかな…と思いました。
満1歳ぐらいまで母乳のみでも問題なし、という考え方もあるようですしね。
母乳の出が良いようなので、まだまだ焦らなくてもいいのではないかなと感じました。
No title
ありがとうございます。確かに、本能的に避けている部分もあるのかもしれません。今日、久々に一切のアレルゲン食材をさけて、野菜(かぼちゃとさつまいもと人参)のペーストをあげたら、食べてくれました。相変わらず、立ち食いですが…。
保育士おとーちゃんさん
上記のコメント、誤って2回投稿してしまいました。こちらからは削除できないようですので、お手数でなければ削除してください。
Kozuさん
そこにさらに発達上の問題があったりする場合は余計に難しいので、とりあえず個別の発達上の問題はないという仮定で僕から言えることだけ書いていきますね。
年齢にかかわらず、食事における子供のゴネというのは多いです。
食事では多くの親が子供に対しての注視というのが大きくなるので、そこで子供が我慢しているものや、満たされない気持ち、依存心などある場合、無意識にそれらが出てしまいやすいのです。
対応として試してみる価値があるのは、まずは大人の気持ちのあり方です。
食事の際に大人が「あれもこれも」とか、「たくさん」食べさせなければと考えてしまうと、ついつい表情や態度も厳しくなってしまうものです。
すると子供にとって食事自体が「いいもの」でなくなってしまいます。
なので、最初はハードルを思いっきり下げて「食べなきゃ食べないでもいいや」くらいに思って、気楽に食事の時間を持つといいかと思います。
現状でも、一生懸命になっていつの間にか険しい顔になって、それでも結局食べないのならば、子供が嫌がったときに「ああそうなんだね」と笑顔でその食べたくないという気持ちを受けてあげても結果は変わりません。
それならば、将来の布石としていまは「食べたくない」ということを認めてしまうのです。
そうやって食事の時間や、食事の経験をくつろいだものにしていってあげることで、食事に向かいやすい気持ちというのを育んでいける場合があります。
ただ、子供の個性もありますのですべての子がそのようになるというわけではありませんが、現状を打開するために試す価値はあるかと思います。
また、
>私の精神状態が、息子のぐずりの多さに影響を与えているのかなとも思います。
こういう面があるのならば、その食事での姿はそれらの蓄積の結果であるということも考えられます。
その場合は、食事をきっかけにためていた感情を吹き出させているのであって、直接食事の問題ではないということもありえます。
ですので、日常における安定というのも見直してみるといいでしょう。
くすぐりなど先回りした関わりで情緒の安定をはかる積み重ねをしていくことで、結果的に食事の際の姿が落ち着いてくるかもしれません。
食事に関してあまりに大人が必死になってしまうと、よけいに子供が拒絶してしまうこともありますので、あせらずおおらかなところからはじめてみましょう。
アレルギーがあるかもしれない、など健康上の問題が考えられるというのであれば医師に相談したり、なにかその他の点でも発達上の気になることがあるというようなときは保健所等の相談を利用してみるのもいいかもしれません。
とりあえずは、食事の際の大人の気持ち、また食事の雰囲気作りなどからはじめてみるといいでしょう。
ありがとうございます!
あのあと、椅子をテーブルチェアに変えて、抜け出せない状態にし、自分も一緒に食事を取るようにしたところ、目線がおなじなのがよかったのか、日によってムラはありますが、それなりに食べるようになってきました。授乳のタイミングを変えたのもよかったかもしれません。(お腹がすきすぎていると食べない)
今は、どろどろのものを介助しつつ、何か手に持ちたいようなので、パンを片手に持たせています。もっと手づかみ食べのレシピのバリエーションを広げなくてはと思いつつ、何でも投げてしまう&まだうまく飲み込めないので、いつもミルクパンに落ち着いてしまっています…。
最近少し困っているのは、食事に飽きてくると、手に持っているもの(パンやマグマグ)を投げてしまうことです。投げた時点で手の届く範囲からは撤収して、食事はおしまい、としたいところなんですが、大抵私が食べ終わる前にその状態になってしまい、(そんなにゆっくり食べているつもりはないのですが…)片付けると私の食器に手を伸ばそうとして届かないので泣き、テーブルチェアから抜け出そうとし、座卓なので慌ててテーブルの上のものをキッチンカウンターに避難させています…。遊び食べが始まったら、遊ぶべき場所に移動させて…というような記事がありましたが、狭小アパートで、食事の場所と遊ぶ場所が一緒になっているような場合、どうすればいいのでしょうか?? また、保育園の場合、立って食べることを容認しない雰囲気があるので…というようなこともどこかの記事に書いてあったように思いますが、具体的にはどのようにしているのでしょうか?? 座るように促す、それでもダメなら食事は終了…という感じでしょうか??
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私も思い当たる節がたくさんあって、いけないなと思いました。。
また、少しアドバイスもらいたいのですが・・
子供達は保育園から帰って来て、だいたいいつも6時半~7時ぐらいに夕飯を食べます。
そして10時には消灯、10時半ぐらいまでの間に寝ます。
この所、1歳7ヶ月の娘が、消灯してしばらくすると、どうしても冷蔵庫に行けと泣きます。
多分お腹が空くんですよね・・
お茶や牛乳を飲んでも、まだ何かくれと訴えて、大泣きです。。
小腹が空くのも分かるんですが、こんな時間に食べさせたくもなく・・・
そして理由はもうひとつ、下の子に何か少し食べさせるとなると、絶対上の子(4歳)も欲しいといいます。。
上の子は”嫌いな物や他に食べたい物があるからすぐにご馳走様をしてしまう”のを直し中で・・
夕飯をしっかり食べて、お腹がいっぱいになったらご馳走様する!
他にはもう食べないよ~とやってる所で、頑張って食べるなり、我慢するなり彼なりに頑張ってると思います。。
なので下の子に何か食べさせるのは避けたい所・・・
帰ってきたらお腹すぐにお腹空いているので、夕飯の時間をお風呂の後にするのも・・難しいかなーって感じです。。
こうゆう場合、どう対処したらいいんでしょうか。。。
大泣きでも我慢させるべきなのか・・食べさせてあげた方がいいのか・・・
いつも長文質問ですみません↓↓↓