保育無償化について vol.2 - 2019.03.16 Sat
保育ジャーナリスト猪熊さんの記事。
まずは、当たり前なのだけど、待機児問題解決してから無償化を考えろという話。
無償化により、質が悪くなるという本末転倒をするな。
国が決めたことで自治体に負担をかけるな。自治体の全てが裕福とは限らないため、負担増になれば質の低下や他の所への圧迫が起こる。
結局のところ、いまの政権ではまともな福祉政策は期待できない。
- 関連記事
-
- 道徳に関して質問をもらったのでもう少し書いてみよう。 (2020/03/21)
- 「先生」という一人称の違和感 (2019/03/18)
- 保育無償化について vol.2 (2019/03/16)
- 保育無償化について (2019/02/04)
- 近代化していない日本と近代化していない教育 (2019/01/13)
- 保育園選びで気をつけたいこと ー誇大広告ー (2018/10/31)
- 子どもがすくすく育つ幼稚園・保育園 ~教育・環境・安全の見方、付き合い方まで(内外出版社) (2018/10/11)
- なぜ保育のバックボーンを「愛情」にすべきでないのか (2018/09/05)
- 事例で見る難しい子の対応 vol.7 質問への回答(6) (2018/08/14)
- 事例で見る難しい子の対応 vol.6 質問への回答(5) (2018/08/13)
- 事例で見る難しい子の対応 vol.5 質問への回答(4) (2018/08/11)
● COMMENT ●
一人では難しい
そういえば、四月から子供が三年保育で公立こども園に入園予定ですが、在園児の人数は変わらずクラスの数は減っていました。子供にも選挙権があれば、何か考えてくれるのでしょうか。
2人目の子どもが幼稚園に入った時に無償化の対象となったとしても、もう1人子どもを産み育てたいとは思えません。
こんな世の中で、新たに子どもを望むこともできません。
未来に向かって成長し続ける子どもたち、
子育てする時間を大切に思う親、
働きながら子育てする親、
親から預かった子どもに対して質の良い保育や幼児教育を提供して下さる先生方、
子ども達が生きていく社会、
すべて幸せな方に向かわなくてはいけないのに。。。
待機児童の解消が優先、質の低下の懸念、実質負担の逆転など解消すべき点は多々あるとは思いますが、実感として所得による負担格差が激しく子供の保育、教育は平等にという考えには共感しますが不公平感を感じることはあります。一言ではあらせませんが、専業主婦を選択したのも本人の希望、シングルマザーを選択したのも本人の希望と考えます。
トラックバック
http://hoikushipapa.jp/tb.php/1300-e5ddb812
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
あれから色々ありますが、まだ同じ園で勤務しております。
先日、初めて受け持った子どもたちが卒園式でした。園の保育のあり方には申したいことも山程ありますが、それを差し置いても、子どもたちの成長した姿というものはまぶしく、嬉しいものですね。
この先の人生に幸多かれと願わずにいられません。
私の性格もありますし、おとーちゃんのブログで勉強させていただいているのもありますが、保育の中で日頃から怒ることはほとんどなく、些末なトラブルは「そっか~、嫌だったね、うんうん」と受け流すことが多いです。
一緒に組む先生は非常に支配的な関わりが多く、声も大きくて威圧感があります。疎外、脅しなども多いです。
規範意識が高く、小さなトラブルや失敗でも正論から子どもを叱ることが多く、私も「それは言い過ぎじゃないか」と感じることが多々あります。
ただその先生も、とても真面目で熱心です。良かれと思ってやっているのでしょうけど、冷たさ、厳しさを感じます。
そのぶん、子どもたちは何かあると私のほうへ泣きついてきたり、甘えてくることが多いです。それも気に入らないのか何なのか「あなただけの○○先生じゃないんだよ」というようなことも平気で言います。
私としてはそんなネガティブな姿を一手に引き受けているので、私がいるときはまあ賑やかでやかましく、まとまりがないと思われています(笑)
園としても子どもたちにいろいろとさせたがる部分があるので、クラスのまとまりがない=ダメ保育士のレッテルを貼られていると思います。
ただ、クラスには療育に通う子どももいて、そういう子たちの対応も私が主に担っています。
その子たちの存在が一種の防波堤というか、言い方は非常に悪いのですが「あの子がいるからそういう対応でも仕方ない」といった消極的な感じで、受容的な保育がしぶしぶ、仕方なく認められているという部分もあります。
一人の力では、受容的な保育というのはやりたくても難しいですね。
だからといって支配的に関わるつもりもないので、状況を見ながら、なんでもない遊びの中で肯定のメッセージをたくさん伝えていくことを心がけています。
来年度は一緒に組む先生にもよりますが、可能であればこの保育観を伝えながら、受容的な対応が自然とできるようなクラスになればいいなと思います。
おとーちゃんのブログは私の指針です。これからも学ばせていただきます!