note有料記事 『ムリのない排泄の自立のために ーオムツはずしの落とし穴ー』 - 2019.08.09 Fri
noteの有料記事を更新しました。
今回は、排泄の自立について。
僕自身は、排泄が自立することを、「おむつ外し」とか「トイレットトレーニング」とは考えていないので、これらの言葉ではなく「排泄の自立」という硬い表現になってしまうのですが、いわゆるところのその問題についてです。
なぜ、おむつ外しともトイレットトレーニングとも考えないかというと。
それらの言葉は、
「(大人が)子供のおむつを取る」という文脈になっています。
これは、本来の成長であるところの、主体的成長ではありません。
「誰々が子供に~~させる」という干渉や保護を前提とした「できるを作る」という形の子育てになっています。
このスタンスは、過干渉や過保護などの副次的な問題を生み、場合によっては子育ての安定を奪ってしまうことにつながります。
ですので、僕はそうした主体的成長を踏まえた上での排泄の自立を意図しています。
今回の記事は、単におむつを取るためのハウツーではなく、これまでの一般的なおむつ外しの問題点、そのメカニズム、おむつがはずれるための自立にいたる適切な対応、おむつからパンツへの移行の見極めの具体的ポイント。移行後の対応の仕方。
また、排泄の自立にともなう子供の心の成長について。子供を優しい子にするポイントがここに隠れていること。
さらに、現代の子育てにおいて排泄の自立を困難にしている、
子供と大人との距離感=自立と依存のバランス
にも重きを置いて述べています。
その中では、子供の大人への依存を過剰にしないために気をつけるべき具体的ポイント、実際の子供への対応方法にも触れました。
なぜ排泄の話なのに、そこまで触れたかというと、排泄の自立を難しくしている隠れた問題が、子供の心の自立をはばんでしまう現代の大人の関わり方の問題だからです。
僕の排泄に関するテーマについて述べたものの決定版になっているかと思います。
拙著『保育士おとーちゃんの「心がラクになる子育て」』(PHP文庫)でも、触れたテーマではありますが、ここではさらに掘り下げて述べています。
他のnote有料記事もそうですが、内容的にだいたい講演一本分レベルの内容になっていますので少々長いです。今回は結局17,600字となりました。
排泄関連でお悩みの方には、ぜひお読みいただければと思います。
『ムリのない排泄の自立のために ーオムツはずしの落とし穴ー』(note)
noteでは、スキやおすすめをしていただくと多くの方に見ていただける機会が増えるそうです。よろしければそちらもお願いできれば幸いです。
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