今年もサンタさんにお願い - 2010.12.07 Tue
我が家ではサンタさんにお願いするもの今年はずいぶん早くに決まりました。
これとこれです↓。
おにーちゃんとむーちゃん用。
![]() 【送料無料】(一部地域を除く) 童具館 新くむくむ 価格:57,750円(税込、送料別) |
![]() 【送料無料】(一部地域を除く) セレクタ社 手押し・あひる 価格:5,565円(税込、送料別) |
早くに決まったのだけど、でもけっこう悩んだんですよ。
やはり値段がね~。
『新くむくむ』は様々な形の積み木にペグ(木の棒)を差し込む穴が開いていて、長さもいろいろなペグでつないで形を作っていくという「組み木」遊びです。
ペグを差し込むのに木槌でたたいてしっかり造形でき、抜くときはペンチを使って抜いたりと大工さん気分で遊べます。
積んでいく積み木だけではできない物も様々に作っていけるので、積み木を十分に遊んできた4、5歳くらいの子だととても楽しめるでしょう。
この『新くむくむ』という遊具は、実は僕が子供の頃通っていた幼稚園にも同じものがありました。
僕はあまり小さい頃の記憶がないのですが、この遊具のことは良く覚えていて、これが楽しくて幼稚園に通っていた時期もあったような気がします。
もっと安い値段で似たような遊具もあって、保育士になってからそれらも使ったことがあるのだけど、どれもつくりがチャチだったり、応用や発展性がなかったり、パーツが少なかったりして十分に遊べるものではありませんでした。
類似品を買うくらいなら別のものにしてしまったほうがいいとそのとき実感しました。
そういうわけで幼稚園でたのしかったあの遊具をずっと探していたのですが、以前にも積み木で紹介した「童具館」のものだったのです。
この「組木」のいいところは、なんといっても自由度ですね。
積み木の次の段階の遊びというと、レゴやデュプロなどの「ブロック」の類の構成遊びがあるのですが、あれらはその構造上どうしても制限されてしまうことも多いのですよ。
はめてつなげていくことで、積み木よりも大きなもの具体的なもの、動かせるものができるという利点はあるのだけど、「つながる」範囲でしか構成できないという縛りもあるわけです。
簡単に言っちゃえば、ブロックを横向きにはつけられないとかね。
だから、子供は思ったままのものにはいきつかないというジレンマが遊びのなかであるわけですね。
ブロック類も悪いものではないのですが、子供達は長いことブロックをしていても同じものばかりつくってそれで遊んでいることも多い気がします。
その点この組木遊びは色もないし、真四角に造形はできないかもしれないけど、イメージの趣くままにいくらでも遊びが広げられるんですね。
ブロックだとどの子が作ってもその構造上だいたい同じような形になってしまうものが、こちらでは人それぞれ違う形のヒコーキやクルマになったりね。
それだけでなく子供は大人が思いもしないものを形にしていくでしょう。
今からどんな遊びがみれるか楽しみです。
次回はいくつかコメントでご質問のあった、「子供を預ける際のフォローについて」UPする予定です。
↓励みになります。よろしかったらお願いします。


- 関連記事
-
- おもちゃでいっぱいの部屋 その7 ―テレビゲームとの関わり方 Vol.2― (2013/03/26)
- 遊具えらびについて (2012/12/20)
- キュボロ (2012/12/03)
- おすすめおもちゃ その5 (2012/06/22)
- ラキューやっぱりすごいな~ (2011/12/07)
- 今年もサンタさんにお願い (2010/12/07)
- 積み木の遊び Vol.3 『特別な積み木』 (2010/08/08)
- 積み木の遊び Vol.2 (2010/07/20)
- 積み木の遊び Vol.1 (2010/07/18)
- 『良質な積み木の良さ』 (2010/07/15)
- おすすめおもちゃ その4 (2009/12/03)
● COMMENT ●
No title
先日、童具館から届いたお知らせにくむくむで作ったクリスマスっぽい作品のクリスマスカードが届いて、素敵だなぁ~と思ってたんですよ~。
でもなかなか手が出る値段じゃないですよね~(^^;;
でも少し前にやっと勇気を出して(笑)WAKUブロックをぽちっとしました。
その少し前にクリスマスプレゼント用にクーゲルバーンのシロフォンのパーツを買ったのですが、積み木もついでに買っちゃえ~~~と。
私のアフィリエイトやらアンケート謝礼なんかのコツコツ貯金から支払いました~。
娘よりもクリスマスを楽しみにしている母です(≧m≦)ぷっ!
あぁぁ。。。おとーちゃんの記事を読んでると私もくむくむが欲しくなってきました。
幼稚園のときに遊んでいた記憶が残ってるだなんてすごすぎます~。
ショパンさん
ミッキィの汽車は定番遊具のひとつですね。
保育園では1歳クラスから3歳クラスまで各部屋にあるくらい。
年齢的にもこれから興味をもってくるころだから、ちょうどいいかもしれませんね~。
さっちんさん
そうなんだよね。ほんとはどっか児童館とか保育園とかで使えるなら家で買わなくてもいいんだけど、どこにもないんだよね、だからやむをえずおとーちゃんのおこづかいから;;
> でも少し前にやっと勇気を出して(笑)WAKUブロックをぽちっとしました。
> その少し前にクリスマスプレゼント用にクーゲルバーンのシロフォンのパーツを買ったのですが、積み木もついでに買っちゃえ~~~と。
クーゲルバーンのシロフォンはいいですよね~。あの音はほんと癒されます。
うちでもお兄ちゃん用に買ったのだけど、むーちゃんが気に入ってよく遊んでます。
> あぁぁ。。。おとーちゃんの記事を読んでると私もくむくむが欲しくなってきました。
> 幼稚園のときに遊んでいた記憶が残ってるだなんてすごすぎます~。
30数年も前なのに自分でもびっくりですよ。
家ではあんまり玩具とか買ってもらえなかったから、よっぽどそれが楽しかったんでしょうね。
今度遊びこめるようになったらどんなかんじかレポートしますね。
No title
少し前にこちらで紹介されていた積み木買いました!
その辺の積み木とはやっぱり違いますね。
娘はまだそんなに食いつきがよくないんですが、
わたしの方が喜んで遊んでる感じです・・(笑)
クリスマスプレゼントは着せ替えとかお世話のできる人形みたいなの、
何て言うのかな?それを買いたいなぁ~って思ってるんですが
実はまだちゃんと調べられてません・・^^;
ところで今日、病院に行ってきまして、発達障害の可能性もあるし
個性の範囲内かもしれない・・と言う診断でした。
ある程度覚悟していたのでそれほどショックではないのですが。
これから作業療法に参加したり、先生の勧めで集団とのかかわりを増やす為に
一時保育を試してみたりする予定です。
おとーちゃんさんにはこのことであったかい言葉をかけていただいて
本当にありがとうございました。
じ~んとしましたよ。
何があってもかわいい娘には変わりありません^^
あおむしさん
人形の世話遊びもこれから興味をもっていくからいいですね。
あおむしさんなら自作もできそうだよね。
> ところで今日、病院に行ってきまして、発達障害の可能性もあるし
> 個性の範囲内かもしれない・・と言う診断でした。
そっか、たしかに年齢があがっていかないとはっきりしないこともあるからね。
そうそうなにがあってもかわいい我が子なんだもの、そう思えるのがいちばん。
あおむしさんのブログ見てて思うのだけど、あおむしさんのとろこならどんな子だって幸せになるよ。
ほんとお世辞抜きでそう思えるよ。
くむくむで遊ぶことについて
以前コメントさせていただいていた3児の母です。
ついにくむくむを我が家に導入してしまいました。
(いいなーと思ったのはこのページを見てからのことです)
以前はいいおもちゃで頭のいい子に育てようとか
おもちゃで創造的な遊び方ができる子にしないとダメとか
考えてしまっていたのですけど。
こちらで何度か相談させていただき
「大人にできるのは環境をととのえてあげることだけ。
遊ぶ自由と同じく『遊ばない自由』というのもある。」
という名言に出会えたので(多分)目がさめました。
高価なおもちゃで子どもにいい影響を与えてモトをとらなきゃと
本末転倒なことを考えていたのですが
いまでは高価なおもちゃは自分が楽しく子どもと遊ぶためにあるのだと
割り切っています。
また、「高価なおもちゃをどんどん与えすぎて子どもがゼイタクになりはしないか?期間をあけたほうがいいか?」という質問をさせていただきました。
「子どもがねだって何でも買い与えるのと違うから、だいじょうぶ。適齢期にすぐあげたほうがよいですよ」と(←原文そのままの引用でなく私が理解したふうに書きました)お答えいただき、これも自信をもってこどもとおもちゃで遊べる原動力となっています。
ところでくむくむなんですが
出したとたんに子ども3人とも目を輝かせて遊び始めました。
(案の定パーツの取り合いで大喧嘩になりました。)
小学生のお兄ちゃんが面白がってハンマーで力任せにたたくので
あっというまに(一部)キズだらけになりました。
これはこういうおもちゃなんでしょうか・・・
キズが少ない方がやっぱり気持ちいいと思うのですが・・・
別なおもちゃの話ですが、次男も「ようちえんのカプラはきたない(キズだらけ)。おうちのカプラはキレイ。」と言って大事にしてくれています。
ただあまりキズキズ言うと遊べなくなっちゃうので
「積み木はくずれるのが当たり前のおもちゃ。
いっぱい遊んでついたのは『ありがとうのキズ』、
乱暴にしてついたのは『ごめんなさいのキズ』。」
と言う自作のフレーズを使っています。
子どもたちは納得して、わざとキズつくようなことはしないが遊ぶときはちゃんと遊ぶという風にしてくれていると思います。
それでお兄ちゃんが力いっぱいたたく件なのですが
たたきたいならたたかせた方がいいのでしょうか。
もうちょっとソフトに扱ってもらってもいいのでしょうか。
「どういう接し方じゃないとダメですか?」ではなく、おとーちゃんさんのオススメ方法をきかせていただければ、と思います。
miyuriさん
そういうスタンスが嘘のない関わりだと僕は考えています。
なにが正しいかという基準が外にあるわけではないのです。
親として大人として、そして自分としてそれでいいと思うのならばそう伝えればいいのだし、そうではなくてもっと丁寧に使って欲しいと感じるならば、そのままそれを伝えればいいのです。
子供との関わりの多くの場面において、そういうスタンスでいけると思います。
ありがとうございました。
そうですね。
やはり、うちは「やりたい放題にやらせればいいというわけではない」路線で、なるべくキレイに遊ぶ方針でいきます。
わりとどうでもいいことを書いてしまいすみません。
憧れのくむくむを子どもたちにお披露目して嬉しかったので
とりあえず目に付いたことを書いてしまいました。
ところで
おもちゃに関して気になっていることがあるので書かせてください。
何年も前からのことなのですが、
私は思い込みがはげしいので
『木のおもちゃがいい。色ぬったものは想像力のじゃまするからだめ。
精巧なロボットおもちゃは決まった遊び方しかできないし、闘い遊びはよくない。』と、決めてかかり、
(いいとこどりをしたくて当時シュタイナー教育とかモンテッソーリの本などを読みました、表面的なところだけ色々影響を受けました)
そんな大人の思いは大人だけがもっていい環境作りをしていればよかったのに
小さな子どもにそのまんま理屈を言い聞かせてしまい
「そんなわけだから、このうちには悪いおもちゃはおきません。」と断言してしまいました。
一度規制を緩和しようかと、幼稚園時代に戦隊もののロボを誕生日やクリスマスにプレゼントし、やっぱりだめ~小さい弟には見せたくない~と収納に追いやってしまいました。
今となってはよくなかったと思います。
ある日、長男が、積み木で作品をつくり「ぼく、えらい?」ときいてきました。
これをきいてちょっと不安になりました。
長男は自分が好きで作っているのでなく、母が積み木でいい作品を作るのを好むからやっているのかと。
小さい子なら「ママのために」何かやるのもわかるのですが、小学生になってから言われたので。
しかもお手伝いじゃなく遊びの部分で。
息子は無意識に「この家ではこういうおもちゃで遊ばないとだめなんだ」と思ってしまってないか。
なんかマインドコントロールみたいになってしまってるのではないかと。
我が家は今のところテレビはほとんどと言っていいほど見ず、テレビゲームも買う予定はなく、ネット注文で親が選んだおもちゃを多くそろえ、近くの店などで手に入るおもちゃらしいおもちゃはありません。
息子はなにも欲しがらないし見たがりません。
そんな息子ですが
「いい方向に成長する手助けができた」のか
「親のプレッシャーにより
がまんして、いい子を演じる子にしてしまった」のか
漠然と不安を感じています。
【おとながこういう育ちをしてほしいと自信をもって子どもに遊具を与える】とおとーちゃんさんはおっしゃっていますが、そうしようと思ったのだけれどあまり上手にできなかったかな・・・と思います。
続き
ものすごく長い文章を書いたり削ったりしたのですが
やはりつけたさせていただきます。
長男はもうすぐ2年生なんですが、
今のまま自然派・低刺激路線で行っていいものか
息子が欲しがったら積極的にイマドキのものを取り入れるべきか
悩みます。
下に、小さい子がいます。
今年、4人目の0歳児が増えるかもしれません。
なのでどちらかというと刺激の強いものはあってほしくないのですが
それで長男の精神が犠牲になることもあってはならないと思うわけです。
どうしたらいいですかというわけではないのです。
書かせていただいてありがとうございました。
もし感想など聞かせていただけたら幸いです。
何度も、すみません。
ちょっと時間が経ちましたが、返信不要ということに、させてください。
自分の文章を読み返してみて、なんじゃこりゃと思います。
私自身のことなのですが、こどものときから「変わった子」といわれ
大人になっても「どっちかというと変わった人」と評されています。
他のひとと違う答えを見出すことに執着して生きてきたように思います。
人は人、自分は自分。
社会に出てからは個性をいい方に出すことができず
今となっては「友達ができない主婦」です。
そんな私が子どもを育てることによって
子どもたちまでが浮いた存在・世間からズレた人間になってしまったら・・・
というのが不安や迷いの根底にあるらしいと最近感じました。
「普通」にふるまうというのに抵抗を感じるし、難しくも感じます。
脳の出来がちがうのかなとさえ思います。
大事なブログのコメント欄に好き勝手書いて申し訳ありませんでした。
性格が災いして「ちょっと変わったこと」を書きたくなってしまったようです。
おとーちゃんさんのブログでは
幼児期のおもちゃなどのことが多く語られていますが、
今回の件は、もしよければ
「小学生男子の遊びに対しての親のかかわりの要不要」という観点で
いつか本文で取り上げていただけたらいいなという
要望に代えさせていただきます。
ところで冒頭のくむくむは披露して以来、ほぼ毎日こども自ら出してきて遊んでいます。
やはりいいものは違うのですかね。
私自身は最初はそんなに積み木を棒でつなぐこのシステムに
魅力を感じなかったのですが。
あと最初にご相談した「とんかちでたたく件」はあまりたたかない方向で落ち着きました。
今後も楽しみにしています。
あとコメントは控えます。
miyuriさん
このあたりのことはいずれちゃんと記事としてまとめていきたいと考えています。
どちらがいいかという判断は僕からはできませんが、子育ては試行錯誤の連続です。
行き過ぎたかと思えば、あとからそこを修正していけばいいし、足りないかなと思えばそこをプラスしていってもいいわけです。
一人目の子育ての時はなんでもきっちりとやるけれど、子供が増えるにつれてだんだんといい具合に力が抜けてうまく運んでいくということだってあります。
具体的にどういうことというのはわかりませんが、思うところに従っていいと思うことは続ければいいし、修正すべきと感じるところは直したとしても、それがこれまでの否定ということにはならないですし、いろいろやってみていいのではないかと思いますよ。
ありがとうございます。
試行錯誤でいろいろやってみていいんですよね。
なんだか自分がいろんなことにたいして
いちいち言い訳したり悩むネタをさがしてわざわざ悩んでいるような気すらしました。
「ゲームを与えない」を「禁止」ととらえるとなにやら「みんなやってるのにこどもがかわいそう」という声がきこえてきそうで葛藤のタネなのですが
今日何気なくバスに子どもと乗って何もしないで窓をながめていて思ったのは
「ゲームを与える」は「子どもの時間をとりあげている」ことになるので
よそがどう考えようと私はうちの子にはゲームを与えなくてよいのだという考えです。
子どもの「何もすることがない時間」は大事な時間ですよね。
ゲームというものはゲームさえしていればヒマではないのだけれど
実は膨大なヒマつぶしで、ヒマのつぶし方を自分で考えることを放棄してる「死んだ時間」になり得るのだろうと思いました。
もちろん人によってものすごく有意義さを感じる場合もあるのでしょうけれど。
ミヒャエルエンデが「モモ」において言っていたのはこういうことかなぁと今さらながら感じました。
こういう時代だからこそ大人は子どものもっているはずの有り余る「時間」を取り上げてはいけない。
また余計なことを書いてすみません。
No title
記事の更新楽しみにしております。
トラックバック
http://hoikushipapa.jp/tb.php/149-948b5e4c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
今、息子はブロックや積み木を高く積む事が好きなのですが、クリスマスプレゼントひ何しようかと考え中です。
ブロックを買いたしてあげようか、それとも電車にまだ興味はいまひとつなようですが、ミッキィ社の汽車もいいかなと思ったりなかなか決まらないです。