「成長期の対応に手を焼いている」 - 2011.02.04 Fri
今回はイヤイヤ期(成長期)についてのご質問です。
これまでにも『魔の2歳児』のところでこの成長期についてまとめておりましたが、それだけでは不十分なところも多々ありますので、今回の質問を期に具体的にそのフォローができたらと思います。
やはり「成長期」の対応って理屈ではわかってもなかなかダダをこねる子供を前に思い通りにはいかないことも多いですよね。
まあ、思い通りにいかなくて当たり前のことです。
子育てすべてにおいて上手な対応ができなければいけないなんてことはないので、子供が思い通りにならなくても心配することはないのですが、どうにも親がいっぱいいっぱいになってしまうといろいろつらいですよね。
おそらく多くの方が同じようなことで悩んでいらっしゃることと思います。
多少なりとも参考になれればよいのですが。
では、ゆきさんからのご質問のコメントを転載させていただきます。↓
イヤイヤ期?に困り果て、答えを見つけたくてyahoo知恵袋でのアドバイスで、おとうちゃんさんのブログを紹介されている方がいらっしゃってそこから流れつきました。
今まで、ブログを参考にさせていただいて難題も突破して、うまく乗り越えられたようだったのですがとうとう相談させてください。
もうどう対処したらいいのか分からなくて。
3歳になったばかりの娘がいます。
とても言葉も早く、口から先に生まれてきた とはうちの娘のこと?というおしゃまな可愛い娘です。
でも、最近(2歳後半くらいから)執着が激しくて、手におえなくなっていて、これをどう対応していけばいいのかを教えてもらいたいのです。
例えば、お箸でつまみにくいものが出てくると果敢に何度もチャレンジするのですが、ヒートアップしてき、泣き出し、途中からは泣く事がしたいようにも感じるほどで思いがけずつかめてしまっても、もう1回つかめない状態にして泣き叫びます。
なぜ泣き叫ぶのか理解してあげられるんですが理解してあげて、「そうか~○○なんやな~」って共感してあげても、彼女の熱は下がるどころかどんどんヒートアップして、手もつけられない状態になります。
そうなると、私もヒートアップして怒鳴り散らしてしまいます。
それこそ、理詰めです(情けない)
理解出来ても、どうすることもできない状況もあります。
例えば、クッキーが割れてしまったら 元に戻して と号泣。
運転中、パンを持ってくることを忘れてしまったらパンがないことに号泣、なんでないのか とぐずりピーク。
うっかり食べてしまった食べ物を口から出せと要求。
最近では その「スイッチ」が入ると私がイライラしてしまい、共感さえしてあげられなくなってきています。
スイッチが入った時、どうしてあげればいいでしょうか?
また、例えば、そのアドバイスをしてもおさまらないときは どうすればいいでしょうか。
最後に、どうすることもしてあげられないことでスイッチが入ってしまったときもどうしたらいいでしょうか。
あ、またか って放置(っていうと言葉が悪いですが)するのもいいよっと教わってしたことがあるのですが、いっこうにおさまることはありませんでした。
自分の願いが解消したらケロリなんですが、可能な願いなら聞いてあげたほうがいいのでしょうか。
甘やかしになりませんか?
長文ですみません。
ほんとうに大事で可愛い娘です。
望んで授かった子なのに、時にはいらない!と口にしてしまうこともあって、深く傷つけてしまうこともあります。
いつも反省して、機嫌のなおったときに謝って、おかあちゃんは○○が辛かってん と伝えるようにはしています。
いつも許してくれることに甘えているのかもしれませんね。
大事な大事な娘の毎日を
楽しいものに、私と笑顔いっぱいの日々にしてあげたいと思います。
どうか、アドバイスお願いします。
もうパンパンです(^^;)
ゆきさんはじめまして、コメント読ませていただきました。
娘さん成長期まっただ中、毎日さぞかしたいへんだろうとお察しします。
コメントに書かれていることと僕の経験から考えられることで、アドバイスらしきものを書いていくつもりですが、なにぶんにも実際の様子を見てのことではないので、見当違いのことを言っているかもしれません、あくまで参考のひとつと思って聞いてください。
成長期の出方には個人個人のばらつきがずいぶんとあるものです。
「うちの子はイヤイヤ期ってなかったわ~」なんていう人がいるのを聞いたことがあるかと思います。
そういう子はそういう気質の子だったのでしょうね。別になかったからといって特に問題もなく成長していけるものです。(中には親が厳しすぎるために「だしたくても出せなかった」というタイプもありますので例外ももちろんありますが)
逆に考えると、イヤイヤ期が無いような子もいる一方で、とてもとてもそれが強くでるという子もいます。
それはそういうもってうまれた気質なのでしょう。
相手をする親は大変だけれども、別に悪いことでもなんでもないわけです。
多くの場合成長期はだれしも、その時期はものすごく大変なものなんだけど、対応がうまい下手に関わらずその時期を乗り越えるだけ乗り越えてしまいさえすれば、親も子も「そんなときもあったね~」と思えるくらいになってしまうようです。
ゆきさんはこれまで「共感」したり、感情的になってしまったあとでも「フォロー」したりと、とてもよくがんばったな~と思いますよ。
それでそのときのイヤイヤが収まらなかったかもしれないけれど、でもけっしてそのことは無駄になっていないはずです。
その「受け止めてもらったこと」なんかがきちんと子供の「心の成長」の肥やしになってだんだんと自立していく(成長期を乗り越えられる)方へと子供を導いていっているはずです。
イヤイヤ期が終わるところまでもうあと少しのところまで来ているかもしれないよ。
よくがんばったね。
とは言っても現に毎日大変なわけですよね。
少しでもイヤイヤの程度をおさえるためになるかなと思われることを書いときます。
以前の成長期の記事にも書いてあるので繰り返しになってしまうかもしれないけれど、イヤイヤになってしまったとき以外にも、普段から「共感」することを増やしていきましょう。
「ごはんおいしいね~」
「お花咲いてるね~きれいだね~」
「鼻水でちゃったね」
「病院いやだったんだね。でもよくがんばれたね」
などなど、ダダをこねなくても親は自分の気持ちを汲んでくれる人なんだ、とちょっとづつでも理解していけると、強行にダダをこねなくてもいいとわかっていける道理です。
また、ダダをこねてからの対応ではどうにもならないことが多いので、そうなってしまう前、機嫌のいいときから「肯定的な関わり」を増やしていくのも良いでしょう。
「今日はご飯たくさん食べられたね、えらいね~」
「絵本じょうずにきいてたね」
「ママがご飯作ってる間、自分で遊んでまっててくれてありがとう」
些細なことでいいので、(というより些細なことが大事)いろんなことを「認めて」いってあげましょう。
(後で述べますが、立派なことをさせてそれを認めるだと心理的な負担になってしまう可能性もあるので。)
「そういうのって言われているときはなるほどって思うのだけど、実際なかなかうまく出来ないわ」
という人でも大丈夫。
↑のこともできる限りやったほうがいいと思うけど、とにかく簡単にできるのは「くすぐること」です。
駄々っ子になってしまう前に、機嫌のいいときに遊びとして子供をくすぐりましょう。
そしてそれを親も子も笑いながら楽しめたら、それはとっても大きな「共感」です。
一日に何度でもやってあげましょう。
それを毎日繰り返し楽しめていたら、おそらく多少なりともイヤイヤは軽減されていくと思いますよ。
あと「まねっこゲーム」もいいかも。
子供のしぐさを大人が真似してあげるの。
大人がそれを楽しい気分でやってると、真似されるのを子供も楽しくなって、いろいろやってくるからそれにも応えていってあげるといいよ。
くすぐりにしてもまねっこにしても、義務でやっても意味ないですからね。
子供と二人で楽しみましょう。
そんな親子の関わりを再確認できる遊びが、イヤイヤ期を軽いものに、また短いものにしていってくれるかと思います。
それから、その時期でお箸を使っているっていうところでなんとなく感じたのだけど、(間違ってたらごめんなさいね)言葉もとても早くおしゃまな娘さんということで、もしかすると「出来る姿」を2歳の後半くらいからたくさん求めるようになってしまっていないかな?
別に「無理やり何事かをやらせているのではないか?」と非難しているわけではないんですよ。
子供は親がそれを喜んでくれる、求めていると感じるだけで、それに一生懸命応えようとするものです。
ですが、それに応えようとするあまり、その時期では多すぎるくらいにがんばってしまって、(見た目は嫌がったりしているわけではなくても)ときとして「心のキャパシティ」を超えてしまって、処理しきれない感情をもてあましてしまうことがあります。
そういった感情は別のところで噴き出してきます。
それで心はバランスを取ろうとするわけだね。
この時期だとそんなことが容易に、過剰なイヤイヤ期を作ってしまうことがあります。
ブログのなかでもしばしば紹介していますが、利発でなんでも出来てしまう子、出来るあまり親にたくさん期待されてしまう子、年齢以上にお姉さんお兄さん扱いされてしまう子には、こういったことがよくあります。
特にいろんな理由で女の子に多いです。
ゆきさんのところみたく3歳を迎えた子供というのは、それまでとは大きく成長していろいろできるようになってきたことと思います。
でも、ほんのちょっと前まで赤ちゃんだった人なのです、大人からすると成長してできる事が多くなってくるといろいろ期待してしまうものだけど、子供にとっては成長つまり自立とは怖いことでもあります。
それまで母親と一心同体だった赤ちゃんから、「一個の自立した自我」へのまさに目覚めの時期がこの『成長期』なわけですから。
だから、安心させてあげるためにも、出来るようになったことを認める一方で、ちょっと前の状態にいたい(言ってみれば赤ちゃんでいたい)という気持ちも受け止めてあげることが大事だったりもします。
3歳くらいになると子供も赤ちゃんぽくするのは恥ずかしいという感情がすこしずつ育ってきてしまっています。
大人からしても「あんまり甘えさせても」と思ってしまうこともあります。
でも、ちょっと意図的に大人のほうから甘えさせてあげましょう。
言いなりになって「あまやかせ」という意味ではないですよ。
駄々っ子になっていないときに、抱っこしてあげたり、「かわいいかわいい、チュー」とかしてあげると、子供は安心できるんです。
「まだ甘えてよかったんだ」「お母さんちゃんと守ってくれるんだ」と。
そうして安心できると、「自立の方向」=「成長期を乗り越える方へ」と子供の深いところにある心も安心して、進ませてくれます。
イヤイヤ中の対応につきましては、人それぞれしかもそのときそのときでずいぶん対応のしかたも変ってしまうものなので、こうすればいいとはっきり言えるものってあまりないのです。
時には感情的になってしまうこともあると思います、それでもフォローができるのなら、子供からしてもそれはそういう経験となりますので、それはそれで意味のないことではないでしょう。
まあ、いつでもヒステリーみたいな対応はけっして良くないけどね。
なにごともバランスだね。
時には真正面から受けずに感情を受け流すこともいいと思います。
ひとつ気をつけるとしたら↓
「大人がさせるべきではないと思っていることまで、子供のいいなりになってやらせてしまうこと」だけは避けましょう。
いま感じて思ったところはそんなところです。
またなにかありましたら、なんでもコメントしてください。
大変だとは思いますが、あとはもう乗り切るだけですよ。この時期が終われば子供はだいぶ(それ以前に較べれば・・)手がかからなくなるものですからね。もうちょっとだけがんばってくださいね。
他の方への参考にもなるかと思いまして、勝手ではありますがコメントを記事にさせていただきました。
ありがとうございました。
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● COMMENT ●
No title
No title
この間、コメント欄から質問させていただいたのですが、
ちょうどうちも娘の対応にどうしていいか戸惑っている真っ只中だったので
本当にありがとうございます。
我が家でも、「共感」や「フォロー」がちっともイライラを収められるどころか
ヒートアップさせちゃってたので、「わたしのかかわり方が悪いのかな?」
と思うこともあったのですが、おとーちゃんさんに「無駄ではない」って
言ってもらえてほっとしました。
ただ・・子どもの言いなりではないのですが、
危ないことや簡単に物を買ってしまうこと以外は結構子どもの欲するようにさせちゃってる気がします。
甘やかし過ぎかも・・ともうこともあるのですが^^;
そのあたりの線引きが、いつも迷ってしまうのです(笑)
しかも、同居している父母の前では機嫌よく遊び、
ちっとも駄々をこねたりしないし、わたしの主人の言うこともすごくよく聞くのです。
ところがわたしの前では「いやんの!」が口癖で・・
寝言でも毎日「いやん!」って言ってます(笑)
うちの子の場合、かなり病院通いで怖い思いをしているから、と、
(わたしが勝手に思い込んでるだけですが)
ついつい甘やかしてしまっている気がします・・(^_^;)
ご飯を出したら「これはイヤ、パンを食べたい」みたいな反応も多いんですが
そういう要望は聞かないほうがいいですよね~~?
と思いつつ、時々は言うことを聞いてしまうのです^^;
おむつはずれ
4月から幼稚園の3年保育に通う予定になっており、余計に焦っています。以前の排泄のブログも拝見して、自分なりに息子の様子を見ながら、「おしっこやうんちはトイレでするんだよ~」と声かけしながら、時々パンツをはかせて、間隔を見るのですが、寒いせいか1時間ぐらいで、なおかつまだ自分でしたい感じが掴めていないようにおもいます。頻繁にトイレに誘うことはせずに来たのですが、相談した人に「親のやる気が伝わればはずれると思うけどな~」などと言われると、悩んでしまいます。時々トイレに行こうかと誘っても行きたがりません。体格が身長のわりに細身なのも、間隔があかない理由なのでしょうか?これからどう進めていくべきかわからなくなっています。
長文で申し訳ありません。どうかアドバイスをお願いします。
No title
双子の娘の方が、まさに こんな感じの イヤイヤ期なんです。先日3歳になったばかりというところもおんなじ。
そして私自身も いっぱいいっぱいになってしまって、いい加減にして~と怒鳴ってしまうことも・・。
そんな日々の中、こちらの記事を読んで・・少し 心がホッとしました。
10月から二人は保育園に通っています。園から帰ってきたら、たくさん、ぎゅーしてチューして。。あげたいと思います。
きっと これからも 怒鳴ってしまうこともあるかもしれない。泣いている娘を前にしたら どうしていいのか わからなくなってしまうかもしれない
でも ぐずる前に 出来ること、そしてご機嫌のときに、たくさん触れ合って たくさん笑い合いたいと思います
追伸・・ 娘のことで イライラしてしまう私をみて、息子は なんだか私の顔色をみている気が最近します(反省。。
息子に対しても どう対処していいのか。。。 子供の成長とともに私自信も親として成長しなければ ならないですよね
ゆきさん
きっと乗り越えていけますよ。
ネガティブな部分も個性だと理解してもらえるのは、子供にとってとてもうれしく安心することでもあります。
そこを責められてしまうか、受け入れてもらえるかで子供の育ちとか性格ってずいぶん変わってきちゃうものですよ。
> 最後に参考にさせてください。
> おとうちゃんなら、かわいい園児に癇癪が出たときは、
> 共感してあげて、それでも収まらないなら
> 流しておきますか?
> (その子その子でタイプは違うので
> 大まかな質問をお許しください(^^))
↑これはね「正解」ってものはない、もしくは「正解」たくさんあるものなのだと思うけど、あえて僕のやり方を書くとすれば、それは「とことんつきあう」です。
もうね、もっのすごく大変よ(笑)
でも、僕は時間の状況の許す限りとことんつきあうのが僕の流儀です。
子供がイヤイヤを出してくれるのは、その人にたいする信頼の証なんです。
ましてや親でもない保育士にそれを出してくれるのは、得がたいことです。
それを軽くあしらったり、叱り飛ばして黙らせるのは信頼に応えているとは言い切れないように感じるのです。
(↑状況にもよるけどね)
ただ、何十人何百人とそういう経験があるので、「だだっこしたって可愛いな~」とか思える心の余裕があるから、我が子を1~2人しか見ていないお母さんたちに要求はできませんよ。
また、保育士だって自分の子がそうなったときに同じようには対応できなかった、なんて話もよくありますしね。
息子が2歳のときにこんなことがありました。
夕方公園からの帰り道、もっと遊びたかったかなんかの理由でゴネだしてしまい、
「そっか、もっと遊びたかったんだ」
「でも、もうごはん作らないとならないから帰りますよ」
「イヤダイ、ゴハンナンカキライー」
とかなんとか20~30分以上も相手をしていたかな?
もう、その日は精神的にいっぱいいっぱいになってしまって、夕食のあとは「もう今日は遊びの相手するのもつらいからあとはお願い」と妻に子供の世話を全部お願いしたことがありました。
まあ、なにごともバランスです、無理しないでね。
> 私にとっても子育てバイブル的存在です。
> 気負い・お疲れにならない程度に
> たくさんの(笑)日記 楽しみにしてます!
ありがとうございます。少しでもお役に立てればうれしいです。
これからもどうぞよろしく。
あおむしさん
そっくりなのも当然なんですよ。
みんな通る道なんですからね。
だから、誰しも自分の子は特別イヤイヤが激しいように感じるのだけど、内にいるのと外から見るのの違いでそう感じるだけで、こうしてその人の状況を内側から聞けばおなじなわけです。
> 我が家でも、「共感」や「フォロー」がちっともイライラを収められるどころか
> ヒートアップさせちゃってたので、「わたしのかかわり方が悪いのかな?」
> と思うこともあったのですが、おとーちゃんさんに「無駄ではない」って
> 言ってもらえてほっとしました。
そうなんだよね、成長期まっただなかではちょっとやそっとの共感では通じなかったりするんだね。
理屈ではなくて感情のコントロールを学ぶ時期でもあるから、「納得がいく」というのがゴールじゃないんだね。
> ただ・・子どもの言いなりではないのですが、
> 危ないことや簡単に物を買ってしまうこと以外は結構子どもの欲するようにさせちゃってる気がします。
> 甘やかし過ぎかも・・ともうこともあるのですが^^;
> そのあたりの線引きが、いつも迷ってしまうのです(笑)
↑なるほどこれはけっこう迷うところだよね。
でも、何をさせてしまったから良いとか良くない で子供の育ちがかわるか?というとそっちのほうはそれほどそうでもなくて、
親の姿勢・態度が一貫しているかいないか のほうが大きな影響があるように思えます。
「ダメダメ」いいながらやらせるくらいなら、思いっきりやらせてしまったほうがいいし、
してはだめなことが、あるときはよかったり、あるときはだめだったり、とこういう大人がぶれた対応を大人がしているか、していないかの違いが子供には現れてくるようです。
> しかも、同居している父母の前では機嫌よく遊び、
> ちっとも駄々をこねたりしないし、わたしの主人の言うこともすごくよく聞くのです。
> ところがわたしの前では「いやんの!」が口癖で・・
> 寝言でも毎日「いやん!」って言ってます(笑)
これはそれでいいんです。
イヤイヤを出せるのはその人に全幅の信頼を置いているからです。
駄々っ子をしたら相手をしてくれなくなるような人に子供は駄々をこねることはできません。
どんなに自分の感情をさらけだしたり、ぶつけたりしても、受け止めてくれる、けっして自分を見捨てない そう思える人にそれを出して、今後一生分の人と関わる練習をさせてもらっているのですからね。
だから実は駄々っ子というのは可愛いものなんですよ。ツンデレというやつですね(笑
> ご飯を出したら「これはイヤ、パンを食べたい」みたいな反応も多いんですが
> そういう要望は聞かないほうがいいですよね~~?
> と思いつつ、時々は言うことを聞いてしまうのです^^;
食事はとても大切なものというのが我が家の文化なので、食に関しては僕は譲歩しないけど(子供もそれは理解しているみたい)
ただ、なんでもガチガチに考えるより、子育てには「ま、いいか~」というおおらかさがあったほうがいいようではありますよ。
No title
ぽっかぽかさん
コメントを繰り返し読ませていただいて、考えました。
はじめにお断りしておきますと、僕は「うまいオムツのはずし方」は教えられないんです。
僕が目指しているのは「心の成長を踏まえた上での排泄の確立」なので、オムツがはずれることはその結果についてくるものと捉えているからです。
ご期待にそえるかどうかわかりませんが、僕だったらこうするというのを書いときます。
まず子供の様子を考えます。
ブログの排泄のところにもありますが、全般的な生活経験と発達段階はどうか?
小さいときからの生活の中でのことを、しっかり積み重ねているかという点ですね。
例えば、自分で着替えをしようとしたり、食事も座って自分で食べられるかなどなど。
過保護・過干渉すぎたりする関わりは発達段階を前の段階に置き去りにしたまま年齢だけ重ねてしまうことがあります。結果としてそういったことから排泄の自立に到達できないということがありますので。
平たく言ってしまえば、「年齢よりも幼い」とでもいうのでしょうか。
しかしそれならば、これから生活経験をきちんとつんでいけば、すぐに追いついてこれます。
幼稚園の集団生活などをはじめれば、すぐに追いつくことでしょう。
逆に、十分に発達段階を踏んでいるのに排泄の自立につながっていない、というのであれば、なんらかの阻害要因があるのかもしれません。
その多くは心理的要因です。
ブログのなかでも指摘していますが、早期からの「オムツはずし行為」により、それらがストレスになってしまっていることなど少なくありません。
ほかにも下に弟妹ができたとか、養育する人が感情的に叱ることが多かったり、始終忙しくあまり相手をしてもらってないなどから身体的な機能は十分でも心理的に排泄の自立を阻んでいるということもあります。
また、発達段階・心理的要因が両方関わっているということもあります。
コメントを読んでいて気になったのですが、
>時々パンツをはかせて、間隔を見る
というのは、むしろ「もらしてしまうという失敗の経験」を確立以前にさせてしまうことで、返って「オムツをしていないことの不安」をかきたててしまうということも考えられます。
子供だって大人と同じように、もらしたりしてしまえば「恥ずかしい」「失敗した」と自分を責める気持ちをもってしまうものです。
本人の意思・身体・神経ともに準備ができてから、「できることもあるけれど、ときどきは失敗してしまうこともある」と子供が許容できるときならばだいぶ違ってきますが、まだそれらの準備ができていない段階で、恥や失敗の経験をさせてしまうことは、子供によってはオムツをはずすことへの抵抗感を生んでしまうでしょう。
4月からかよう幼稚園では、オムツをしていないことが必須条件なのかな?
僕は幼稚園のことは専門的にはわからないのだけど、保育園でもし僕が3歳クラスの担当保育士だとしたら、まだ全般経験・発達段階ともに達していないと思われる子供ならば、布パンツやトレーニングパンツを履かせたがる親を「まあまあ、ここはもうしばらくオムツで十分に安心して過ごせることをさせてみましょう」と押しとどめて、その安心してすごせる状況の中で全般的な生活経験を積めるように見守ってあげます。
心理的要因ならば、やはり安心してすごせる状態で肯定的な関わりを増やしていってあげることで、その発達を助けていってあげます。
十分それらが整ったと思える段階ではずせば、心理的負担が少なくオムツなしでの生活に移行できます。
またそこまでの段階を見極めてから移行したほうが、夜尿なども少なく本当の意味での「排泄の自立」は早くなるとも言えます。
とにかく急いではずさなければならない、というのであればあまり参考にならないかもしれませんが、僕としては子供のその状態を認めた上で必要なことを行っていくのが最善だと思いますのでこういうやりかた以外お伝えできません。
幼稚園によっても、オムツをしている子の受け入れについてさまざまなようですので、もし可能ならばあまりあせらずにみていってあげるのがよろしいかと思います。
たいていは集団生活のなかでの経験が多くなることや周囲の子供の様子からの影響で、しばらくしてオムツなしでもすごせるようになるかと思います。
なんにしても排泄のことで大人があまりに神経質に関わってしまうのは子供にとってつらいことでもありますので、そのへんはうまくフォローしていってあげてください。
うさぎさん
なぜならみんな通る道なんですよ。
そして不思議なことに乗り越えてしまうとその時期の大変なことって、みなさんあんまり覚えていないようなんです。
なんででしょうね。そのときは「こんな大変なこと他にないよね;;」なんてみんな思ってたはずなのに。
うさぎさんのところのように可愛がれるうちならば、いらいらしたり怒ってしまうときがあってもちゃんと乗り越えていけますよ。
やっぱり女の子の方がどうしてか、そういった精神的な成長というものが早くくるんだよね。
成長期が終わっても男の子のほうはいつまでも母親にべたべたしたがるのに、女の子はさっさと離れていってしまうしね。
あとからみると親にとっては、イヤイヤされることよりも、離れていってしまうことのほうが実は寂しいことなのかもしれないね。
池袋 美容室の一員 さん
こんなブログですが読んでくださって本当にありがたいです。
これからもがんばりますね。
お礼
No title
娘も少し前に赤ちゃん返りのようなことをしはじめたのですが、それを受け入れてあげて思いっきり甘えさせていたんですが、突然、プレ幼稚園の親子分離で泣かずに一人で行けるようになったりするようになったり、私の知り合いで娘は初対面の人とかにも大きな声で挨拶できるようになったりとすごく成長しました。
こうやって少しずつ少しずつ成長したり戻ったりしながら大きくなっていくんですね~。
初めまして
国際結婚で海外在住です。孤立無援ですが何とか4歳と1歳の2児を育てています。
このサイトにたどり着いてだいぶん肩の荷が下り、救われました。
今回のお話、まさに2歳児は過ぎましたが4歳の娘のようです。
早く成長してくれた娘に甘えて、下の息子の世話にかまけて娘のまだ赤ちゃんの部分をケアを見て見ぬふりで来た気がします。
娘は下が産まれてから、不思議な事に毎日、一日何度も『お腹の赤ちゃんごっこ』しよう。と誘って来ます。お腹にぬいぐるみを詰め、ん~っと出産するんです。私の出産に立ち会った訳でもないのに。
もう一年になりますが、飽きる様子もありません。
以前、出産ごっこが良いと書かれていたので読んで以来もっとちゃんと付き合うようにしてますが、これは赤ちゃん返りみたいなものなのでしょうか?
本人は楽しく遊んでいますが、まだまだ甘えたりないと言う現れではないかと可哀想になって来るときがあります。
やめさせたい訳ではありませんが、周りに同じ様な話しがなく、不思議です。
これからも更新楽しみにしています。
ぽっかぽかさん
あせってしなければならないのは、親も子も大変な上によい結果にならないことも多いので、のんびりかまえていくのがいいですよ。
長いこれからの人生の中で、ほんの数ヶ月オムツでいるのが長かったとしても、なんのデメリットもないですからね。
いわゆるトイレトレーニングとやらで、親子ともイライラしたりするくらいなら、その分のんびりとした状態で心をのばしてあげるほうがずっと有意義だと僕は考えています。
どうしても親子一対一でいると、意識していなくてもついつい手厚くお世話しすぎたりしてしまって、子供も幼くなってしまうというのはよくあることです。だからといってそれが悪いということはないですよ。
しっかりと見てもらって、可愛がられているという実感を子供はもてますからね。
子供が自分でするのを待つよりも、大人が手を貸してやってしまったほうが早かったりするので、ついつい手をだしてしまうのですけど、子供が出来るところは自分でちょっとづつやらせていくだけでも、毎日のことですので積み重ねていくと、ずいぶんと成長に差がでてくるものです。
(たとえば、着替えとか靴を履くとか、脱いだのをそろえて置くとかそんな些細なことなんかでも)
直接的に「トイレのトレーニング」をしなかったとしても、そうやって全般的な生活経験を積ませていくと結果的には排泄の自立にもつながると思いますよ。
さっちんさん
そこで受け入れてあげられたのはさすがさっちんさんですね。
現実にはそこで「甘やかしてはいけないと」(?)突き放してしまう人の多いこと多いこと。
でも、そこをしっかり受け止めてあげると、本当に一段階成長がぐ~っと進むんですよね。
この分だと幼稚園にも安心していけそうですね。よかったよかった。
P.S さっちんさんのブログで絵本のまとめしてるのすごくよかったですよ。
拝見はしているのだけど、このところなかなか時間がなくてコメントのこせていません、ごめんなさい。
こなゆきさん
子育てはたくさんの助けがあってもなかなかに大変なものなのに、ましてや海外での子育てとなりますと習慣の違いなどもあるでしょうし、さらにご苦労なことだとお察しします。
お名前のように雪の降り積もるところなのかな?風邪などひかないようにね。
娘さんの出産ごっこのお話を聞いて、僕はとっても素敵な女の子だな~って思います。
甘えの代償行為という部分もあるのかとは思いますが、それだけでなく下に赤ちゃんが産まれたときのことがとても大きな経験として印象深かったのでしょうね。
そしてそれを遊びとして楽しめているのだから、その「弟?妹?の出産」という経験を「善いもの」ととらえているのではないでしょうか。
それってとても素敵なことですよね。きっと赤ちゃんのことをたくさん可愛がれるお姉さんになっていけるだろうと思います。
また、下に兄弟が産まれてしまうと夜尿や指しゃぶりなどの退行現象は4~5歳でもよくあることです。
しかし、娘さんはごっこ遊びとしてそういった気持ちを消化しているようです。
とても賢く、人の気持ちがわかる子ですね。心に余裕がなければなかなかそうはいかないと思います。
可愛そうと思うこと必要はないんじゃないかな。
その娘さんの気持ちに応えてあげればいいんですよ。いっしょにごっこ遊びを楽しんであげましょう。
そしてときには娘さんを赤ちゃんにしての出産ごっこもしてあげてください。
ブログの記事の中でもときどき書いてますが、「しっかりした女の子」はときにしっかりしているがゆえに出せない気持ちもあります。
余裕があるときにでもちょっとでいいから、意図的に赤ちゃん扱いしてあげることもしてあげると安心して成長していけるのではないかな。
なんにしても子育ては無理しないで楽しむのが一番、大変なこともあると思うけどがんばりすぎないでね。
僕でよければグチでもなんでもいつでも聞きますよ。
お礼
娘の出産ごっこを素敵なことと言って頂けて嬉しい反面、私自身が娘をそういう風に認めてやれて無かったと反省しました。
あれから下の息子が突発性湿疹をおこしてしまい、ぐずるので昔娘に使っていたおんぶ紐を出して来て家事をしようとしたら、娘が急に大泣きしてしまい、自分もおぶってほしいと…
やはり我慢させていたんだと気付きました。
いつかおっしゃていた、育てなおしを実践してみるつもりです。
育児を楽しく!そうですよね、シンプルなんだけど、見失いがちです…
これからも楽しみに読ませて頂きます。
こなゆきさん
> あれから下の息子が突発性湿疹をおこしてしまい、ぐずるので昔娘に使っていたおんぶ紐を出して来て家事をしようとしたら、娘が急に大泣きしてしまい、自分もおぶってほしいと…
↑そうでしたか、でも娘さん自分からそれをだせてよかったですね。
お母さんにとってはそのときは大変かもしれないけれど、子供はがまんをためていってしまうより甘えをきちんと出せたほうがはるかにいいんです。
甘えを受け止めてもらえることを実感して初めてがまんもできるようになるんですよね。
ずいぶん成長したように見えてもまだ産まれて数年しかたっていない存在、そうやってすすんだり戻ったりしながら成長していくのが自然な姿なんですよ。
下のお子さん産まれたばかりで大変なことも多いでしょうけど、無理をしないでいってくださいね。
今更ですが…
かなり前のブログに今更コメント書いていいのか悩みましたが、教えていただきたいことがあったので。
二歳2ヶ月になる男の子と1ヶ月になる女の子のママです。一歳半くらいからイヤイヤ期みたいのが始まり、自分の思い通りにいかないとそこらじゅうの玩具や物を投げます。たまに私の所まできて私の足を蹴ったりもします。思い通りにいかないからイライラして八つ当たりしてるのはわかるから『~できなかったから嫌だったんだよね。でも物は投げないでね。』と声はかけますがおさまりません。
私自身、このブログを拝見したのが最近なのでそれまでの受容ができていないせいもあると反省していますが、イライラしたのを物に当たることしかできないのは子供が可哀そうにも思えてしまいます。 ほかにイライラをかえてあげる方法などありますか?
やはりまず受容を一番に考えてみた方がいいですか?
しおりんママ さん
受容はもちろんそうです、これは子供が子供である以上常に必要なことです。
しかし今は赤ちゃんがいることで、どうしてもそこから生まれる満たされた気持ちというものが上の子からするとマイナスに感じてしまいます。
だから意図的にそれをおぎなってあげるといいでしょう。
その方法はブログのあちこちで書いている「くすぐり」など「先回りした良い関わり」です。ブログ内検索などをして探してみてください。
それを少しずつでも日々行なっていくことで、そのイライラした様子などは今よりは緩和していくかと思います。
ただ、2歳2ヶ月ということは「成長期」の時期でもあるので、少なからずそういった様子がみられることは普通のことでもありますよ。
これからも、たくさん参考にさせて下さい。楽しみにしてます。
癇癪中に
1歳7ヶ月の娘を子育て中です。
娘が半年くらいからおとーちゃんさんのブログをいつも参考にさせてもらいながら子育てしてます☆
今まさに成長期まっただ中の娘に対する接し方で困っているので相談させてください。(ほかの方と内容が重複してたらすみません(汗))
娘も癇癪のスイッチが入るのが早く、一旦スイッチが入ってしまうと『ギャ~!!!』っと30分位は泣き続けます。。
原因を取り除いてもジダンダしながらずっと泣き続け、私が『そっかー○○がしたかったんだね』って言ったり、共感の言葉をかけてなだめても、さらにヒートアップしたり、逃げてしまいます。まさに自分の感情がコントロールできない状態?って感じです。
おしゃべりがまだあまり上手じゃないので、自分の思ったことをうまく伝えられないもどかしさもあるのかもしれません。
最後は泣き疲れて寝てしまうか、自分で他のことで遊びだして終わりますが、1回寝てリセットしないと機嫌が悪いままです。
相談したい点はおとーちゃんさんは子供の癇癪にとことんつきあうと書かれていましたが、うちの娘の様に言葉をかけたり抱っこしたりするとさらにヒートアップしてしまう場合、どうすればいいのでしょうか??
癇癪を起してない時は聞き分けが良くて家でもにこにこしています。
おしゃべりはできないけど、私が言った事に対してわかった時は『ウン』とか指さしで自分の要求を伝えたりしてコミュニケーションもスムーズです。
今まであまり自己主張の強い子ではなかったので、イヤイヤ期になり成長がうれしくもありながら戸惑ってしまっています。。
魔の2歳児の記事を以前読んだ時はまだまだうちの子には先のこと・・なんて思っていましたが、最近娘のイヤイヤに困り果て記事を読み直したところ、まさにそっくり・・・(笑)
ほんとに誰もが通る道なんですね!
カステラママさん
コメント拝見しました。
1歳7ヶ月、女の子ということもあってやや早くに成長期の姿がでてきたようですね。
癇癪が強くでているとのこと。極端なことをいってしまえば、そのことは時間が解決してくれます。
情緒・心の成長の著しいときですので、感情をコントロールする力とかがいまも、そしてこれからもどんどん伸びていきます。
もちろんそういった癇癪が強いというタイプでもあるのでしょう。それはまあ個性の範疇です。
今後もそういった様子というのはある部分では残るかもしれませんが、心の成長というものがそれを上回っていくのでだんだんと癇癪の出方、また寝なければリセットできないといった姿は変わってくることでしょう。
ただ時間の経過にまかせるだけでなく、大人からの関わりというものがさらに心を成長させていくので、機嫌のいいときに一緒に楽しんだり、歌を歌ってあげたり、お花をみて「きれいだね」、とか遊びをして「たのしいね」とかそういった共感することも、大人を信頼し、寄り添う気持ちを作っていけるので、そんな暖かい関わり、情緒的な関わりというものも、子供の心の成長をたすけるちからになっていくでしょう。
以前とことん付き合うと書いたところは、子供がゴネることに対して、感情的に押さえつけたり、放り出す態度をとることで疎外感をもたせないようにするという点で、「そういった状況で僕はとことん付き合っています」と書いてしまったので、実は、子供の性格とか様子によってはしつこく相手をするよりも、「引いてダメなら押してみな」でちょっと間をとってクールダウンするときを設けたり、ちょっと離れてみたりということが落ち着かせる助けになることもあります。(ただそのときネガティブに突き放したり、疎外感を持たせるような仕方でなくね)
そのへんは子供次第、状況次第で臨機応変に対応してみていいとおもいますよ。
イヤイヤするのも成長だとおもって受け止められるのは大したものですよ。
その余裕があると子育てずいぶんと楽になりますよね。
お礼
ご家族がインフルエンザで大変だったのにお返事を頂きすごくうれしかったです!ありがとうございました。
おとーちゃんさんにアドバイスをもらった、ネガティブに突き放したり、疎外感を持たせるような仕方クールダウンさせるという所にすごくハッとさせられました。
思えば娘が癇癪を起して収まりがつかなくなってしまった時、私もどうしたらいいのかわからなくなって、『ママも○○ちゃんがどうしたいのかわかんないから他のことするねー』と言って放置してしまってました。
娘に疎外感を持たせてしまっていたかもと思い後悔しました。
その後は泣いていても『今は泣いてていいよ。また後でお話してね。』などと声をかけるようにしました。
あと、以前におとーちゃんさんが記事に書いていた、子供に話す時は3倍ゆっくりというのを心掛けて、娘の癇癪のスイッチが入った時に『どうしたの~?』と『○○したかったんだね。』の間を今までより長く空けたところ、泣くのがヒートアップせずに、少し落ち着いて娘も『うん。。』と答えてくれるようになったんです。
どうやら今まで娘が理解するのを待たずに私が言葉を畳み掛けてしまっていたみたいです。それはますます混乱させちゃいますよね(笑)
娘の癇癪のその後ですが、おとーちゃんさんの言っていた通り、一緒に歌を歌ったり、くすぐりあったり、意識して娘と触れ合う時間を増やすようにしたところ、ほとんど癇癪を起す事はなくなりました!
1日に何回も『大好きだよ~(ハートww)』と言って抱きしめてると、娘も笑顔で両手を広げながら駆け寄ってきて私をぎゅーってしてトントンしてくれたり、ぬいぐるみにも同じようにぎゅーってしてます。
主人や主人の両親も『最近甘えるのが上手になってさらに表情豊かでかわいくなったね』と言ってくれました。
娘のプチイヤイヤ期が始まり、まだ2週間ほどですが、本当に関わり方って大切なんだとしみじみ感じてしまいました。
いつもおとーちゃんさんのブログは私の子育てバイブルです!本当にありがとうございました!
カステラママさん
子育てってうまくいかないことも、イライラしてしまうことも、綺麗事ですまないこともあるけれども、そういうものなんだから、できることからちょっとずつしていけばいいし、できたらそれが楽しくやっていけるといいですよね。
少しでもお役に立ててよかったです。
でも、ブログにかけることってほんと子育ての一面でしかないので、実際この通りにいかないこともたくさんあるはずです。また、ほかのやり方だってあるはずだし。
だから書いてあることそのまま鵜呑みにしないで、合わないところはスルーしちゃっていいからね。
二歳児。。。
毎回うんうん(o^^o)と思って納得しながら読まさせていただいています。
今回どうしても一人では解決出来ずにいるので、相談させて下さい。
今、ベビーシッターをしています。
二歳一ヶ月の双子ちゃんです。
月の半分程お家へお手伝いに行っています。
相談というのは、
子どもちゃん達の引っ掻き、
噛み付きに悩んでいます。。
今まで、保育園でみてきた子ども達よりその頻度が多いのです。
お父さんは在宅勤務ですが、よく私たちを公園などに連れて行ってくれます。
お母さんは勤務時間が長く毎日のお母さんとの関わりの時間が短い、または無いのかな?と思います。
私の対応は、こちらで学ばせてもらっているような対応を心掛けているつもりです。。。
しかし、大人にも引っ掻き傷が絶えず、どうしてそこまで?
と毎日考えているのですが。。
保育園に来ていた子ども達は泣く子もいましたが、そこまで、噛んだり引っ掻いたりしていたかな。。と。。
噛み付きは、手をつなごうとして、嫌だと思っただけでも噛み付きがてます。
ダダをこねて話をする前に泣いて直ぐ手や口がでます。
10年の経験があっても、解決出来ない自分に残念な事と引っ掻かれた頬の痛みはなんとも言えず涙が出そうになります。。
彼らの気持ちを受け止めているつもりなのですが、まだまだ、つもり。。なんですよね。。まだ、二ヶ月程ですが、信頼関係が出来ていないんでしょうか。。
詳しく書くと、更に長文になってしまうので、すみません説明が足らなくて。。
もし分かりづらければ、再度メールします。
宜しくお願い致します。
いささか先生さん
母親が家にいる時間が少なかったり、淡白な性格だったり、子供に無関心だったりするとそういう姿が強く出ることがよくありかと思います。
ただ、双子ですとそういったことが多いケースもたまにあるという話も聞いたことはありますが、大人にまでひっかくというのはちょっとそれとは違う気もします。
言葉はどのていど出ていたり、理解・意思を伝えることができているでしょうか。
年齢に比べて全般的な成長面はどうか?
そういったところも、判断の材料になります。
あまりに幼かったり、発達が遅いというのであれば、なんらかの発達障がいや自閉などの傾向からそういった行動がでている可能性も考えられます。
ただ、関心の低い家では養育のしかたから発達が遅くなっているということもありますので、安易に判断は付きません。
その月齢であれば、基本的には落ち着いた環境づくりや受容を重ねることで、噛み付きなどはなくならないにしても減るはずです。
しばらくはそれを、粘り強く続けて様子を見ていくのがいいかと思います。
それでも少しも変わらない プラス 極端な幼さや遅れや気になる行動がなどがあるならば、発達上の問題があるかもしれないと考えられるかもしれません。
保育園入園後のこと
そこで相談なのです。もうすぐ4歳になる男の子がいます。今年の4月から保育園に行き始めています。
彼は4月あたまには早速病気をして、治って久しぶりの登園から保育園に行きたくないと泣く日々が続きました。食事も喉を通らないくらいに悲しんで保育園には行きたくないと涙をこらえながら訴えていました。なんとか泣きながらも保育園に送っていく、こんな親にとっては切ない日が1週間続きました。でも、彼なりに楽しさも発見できたのかだんだんと笑顔で登園できるようになりました。
5月には瞬きを頻回にする症状(チック)があらわれましたが、先生と相談しながら、あまりそのことには触れないようにしていると2週間ほどで症状は治まりました。
そして、今は彼の感情の発散について日々悩みながら接しています。保育園入園から彼のわがままや怒り、感情の高ぶりが顕著にあらわれるようになりました。保育園へは楽しみにしている様子で行きたがっていますが、保育園での様子を先生に聞くと、すごくいい子にしていて泣いたり、先生にお友達の悪いところを訴えても直接バトルになることもないくらいですよ、とのことでした。彼はずっと私(母)と一緒に過ごしてきて、急に環境が変わって保育園に行き出して、お友達はたくさん居て楽しくはしゃぐこともあるでしょうが、不安や嫌なこともある中で本当に頑張っているのだと思います。頑張りすぎているのかもしれません。その保育園では発散できない感情を、家では出すのでしょう。ただ、ここ最近はその度合いがエスカレートしてきて、対処する私たち親も受け止めきれなくなってきています。甘えたいんだろうというのはよく分かるけれど、朝起きてから、あっち行ってとぐずぐずしたり泣きわめいたり、私たちを蹴ったり物にあたって部屋のドアを壊すくらいです。話を聞いて、受け止めて、何度も話合うのですが、なかなか彼の気持ちは落ち着かずに時間がどんどん過ぎていきます。結果、保育園へは遅刻してしまいます。じっくり向き合う事が彼には必要なんだと、この時間を大切にしたいとは思うのですが、毎日毎日朝も園から帰ってきてからも続くこの感情の高ぶりに、私自信がついつい彼の前で涙を流してしまったりと限界に近付いているようです。どうしたら、この状態から抜け出せるのか・・彼の行き場のない思いを親が受け止めるしかないのでしょうが、何か軽減させる策はないのでしょうか。保育園での生活は頑張りすぎなくていいんだよと伝えてはいますが・・。そんな器用にはできないでしょうから。
御返事をいただきたいです。勝手なお願いですが、どうかよろしくお願いいたします。
いやいや息子
今はまだ彼の抵抗力を押さえつけて、私の力で着替えさせたり、ひきずってでも幼稚園に連れて行ったりできても、後少しで、彼の力のほうが勝ってしまうのは目に見えています。彼の嫌々に毎回イライラしてしまい、大声で怒鳴ったり、手をあげたりしてしまいます。先日はあまりに私も主人もひどく怒鳴るので、チックになっていました。でも私も主人も、この息子の反抗にどう対応してよいかわからずに悩んでいます。最近は幼稚園も朝、私にとっても、息子にとっても、ストレスになるものだし、義務教育でもないんだから、もう家でゆっくりさせてやったほうが、よいことなのではないかと思い、休ませてしまうことも増えてしまっています。息子が産まれたばかりのころは、育児書を沢山むさぼり読みましたが、実際は書いてあるとおりにいくことは全くなく、現実は排泄の自立もなく、彼はすぐキレて、規律のない生活ぶり、何もかも、理想の子育てとは正反対の毎日です。
長くなり、思いつくまま書いてしまいましたが、何かよいアドバイスがありましたら、是非宜しくお願いします。
ハイジママさん
海外での子育てというのはなにかと大変だと思います。
できるだけ力になりたいと思いますが、何分にも文章だけのやりとりですので、的確なことは言えません。
見当違いのことを書くかもしれませんので、あくまで参考程度に受け止めてくださいね。
なるほど3歳という時期でもありイヤイヤ期としての行動の面もあるようですが、それだけではない様子も窺われます。
なにがそれを引き起こしているのかは、僕からははっきりとはつかめませんので、いくつかチェックポイントを上げておきます。
これまでの関わりの中でそのようなことがなかったか、チェックしてみてください。
・過保護・過干渉
・いま書いているような「弱い大人」としての対応
・いいなり
・「出来ること」を目指すような関わり
・排泄の自立における神経質さや、失敗に際して叱ったりなどの対応
・習い事や早期教育のたぐい
とりあえず、文面から気になったのはそのような点です。
チェックしてみてもし気になるところがあれば、そういうところは少しずつでも変えていくといいでしょう。
当て推量になってしまいますが漠然と感じるのは、「肯定」のなさです。
息子さんのそういった行動は、「肯定されること」を求めて悪戦苦闘しているように思われます。
上のチェックポイントについては長期的に対応していくとして、とりあえず短期的にすぐしていく点はこの肯定することだと思います。
そのためには、「先回りした関わり」などで、親子間の心地よい関わりを持つことがプラスになるでしょう。
ぜひ、くすぐりなどをしてともに楽しめる時間を持つようにしてください。
「ともに」という部分が大事です。
子供だけ楽しんでもそれはただの遊びの時間ですが、ともに楽しい時間を共有することが、子供にとって親から「肯定」されていると感じられることができるからです。
とりあえずは、それを続けていくだけでも子供の様子に変化が出るのではないかと思われます。
あとは、「排泄の自立」というものは、子供の自己肯定感にとても大きな影響を持ちますので、その対応も気をつけなければならない点かと思います。
これについては「排泄の自立」カテゴリを見てください。
そして、幼稚園に行かせるのならば、最初から下手に出て「行ってもらう」と関わるのではなく、「行くものなのだ」という態度で大人がいるほうが、子供も後々楽になるでしょう。
ただ、その幼稚園に行く際のゴネゴネというのは、一種のサインとしてでているものでしょうから、そこを改善することに躍起になっても、根本的には変わらないと思われます。
まずは先回りした関わりや、共感したり、お手伝いや生活のことを親子でする時間をもったりするなどして、自己肯定感や自信を作っていくことが、遠回りなように見えて一番の近道だという気がします。
No title
息子2歳6ヶ月の事についてご相談させて頂きたくメール致しました。お忙しい中大変恐れ入りますが、お時間のあるときで構いませんのでアドバイスをして頂けたら嬉しいです。
まさにタイトル通り、成長期の対応に手を焼いており、息子のゴネゴネに毎日とことん付き合いクタクタ、遊び相手をする事や受けとめるのも辛くて…恥ずかしながら感情が爆発しそうです。
おとーちゃんさんの記事を参考にしながら、
「どうしたの?」
「そっか~○○したかったんだ~」
「でも今~する時間だよ」「でも今~だから出来ないよ」
と感情こめて言っても「どうしたの?」と言った時点で泣きがヒートアップしてなぜ泣いているのか、何をしたかった~と全く言えない状況です。
気持ちを受け止めてあげたくても、「~したかったのかな?」など声をかけたり代弁してあげても大声でずーっと30分くらい泣いています。私の声は掻き消され耳に聞こえていない状況になる事がよくあります。
たまにちゃんと言ってくれる時もあるのですが…他の方のコメントにあるように感情をコントロール出来ていないようです。
おとーちゃんさんの記事で「親も我慢の限界に挑戦」と書かれてあったので、我慢しなきゃ!!と爆発しそうな感情を抑えていますが、ずっと泣き声を聞いて見ている私もだんだんヒートアップしてきて「何ナノ?」「どうしたいの?」と怒ってしまいます。
もうこうなったらグズグズ、ゴネゴネ言ってかわいいなぁと思うどころか正直可愛く思えなくなってしまいます。
息子の感情や思いを受け止め、それでも泣きわめく場合、毅然とした態度を取るタイミングや境界線はいつなのでしょうか?
私が幼い頃泣いた時、母にイライラして「勝手にしなさい」とか落ち着いた後母に甘えて行っても無視されたり、怒った口調でイライラした態度をとられとても悲しく嫌だった思い出があります。
自分が親にされて嫌だったことは、息子にしないでおこうと思っていたのですが…
おとーちゃんさんの記事に「幼い頃言われたこと、親に取られた態度など出てきそうになる事があるが、グッと抑える」と書かれてあったのを見たことがあります。そういう親の育て方や言い方はしつこく知らないうちに湧き出てきて…おとーちゃんさんはイライラしたり怒りの感情を出しそうになったとき、どのようにしておおらかな気持ちを保っていらっしゃいますか?
幼稚園選びについてまた相談させて頂いてもよろしいでしょうか。
おとーちゃんさんが幼稚園を選ぶ際、親の介入を求めないところとアドバイス頂いたのですが例を挙げるとしたらどのような事でしょうか?
以下のような幼稚園ならおとーちゃんさんなら入園を辞めますか?
5月から幼稚園のプレに通わせてみようかと思い申込みをしてみました。(母子分離、子供を週3日預かる型)
説明会に行くと
「集団生活を送るわけですから、トイレトレーニングは今年の夏までに終了、名前を呼ばれたら返事が出来る、お母さんと離れて遊ぶことが出来る、お昼寝の際タオルやぬいぐるみや枕などお気に入りの物が無いと過ごせないという事例を卒業しておいて下さい」
と説明されました。おとーちゃんさんの記事を見てトイレトレーニングは少しずつ焦らずすればと考えていましたし、3歳になってない子供たちにこういう要求や教え込む必要はあるのかなぁと思っています。それともこの時期からこのように教えるのは必要なのでしょうか?無知で申し訳ありません。
息子はおむつがまだ取れていなくて、トイレに誘うと行くと言ったり、行かないと言ったり(その時はそっか~またトイレ行こうねとサラッとながし、無理に連れてっていません)です。トイレに座ってもおしっこが出たことはなく、うんちはまだおむつでしたがります。
そのような状況の中プレ幼稚園の説明会で言われたのでちょっと焦ってしまいました。いろいろ幼稚園を調べると、読み書きを教えたり九九を覚えさせたり、スイミングや体操、サッカー、ピアノ、英語に力を入れているところが多々あります。私は早期教育は必要なく机に座っての勉強は後でいい、思いっきり遊んで欲しいと思っているので、遊び中心の幼稚園を見つけるのが難しいです。
まとまりのない長文になりまして大変申し訳ありません。
アドバイスを頂けたら嬉しく思います。どうぞよろしくお願い致します。
みなみさん
相手のあることですから、できることもあればできないこともあります。
とくに成長期の対応というのは難しいです。
どっかに書いてあったようにも思うのだけど、成長期の対応で思い通りにいくことなどまずなくて、もっとも現実的に有効な手段が「なんとか乗り切る」「やり過ごす」であることも多いです。
成長期に関しては、そのように時間の経過が解決してくれる部分がかなり大きいです。
そして「我慢の限界」に挑戦しているのは子供であって、親が何が何でもそれに耐え乗り越えなさいということではありません。
子供はどこまで出していいかを実地で学んでいるわけですから、要求を拒否したり、ネガティブな出し方にNOということがあっていいのです。
つまり、怒ったり、叱ったりすることもときに必要になってきます。
もちろんそればかりでもいけませんので、出来る範囲、特にネガティブな姿になっていない時こそ、受け止める(僕がしばしばいう「先回りした関わり」)ことも同時に大切ということです。
幼稚園については、僕はさほど詳しいわけではありませんが、おそらくそういった要望というのは多くのところであることでしょう。
タオルなどないと過ごせない状態を卒業してくるようになどと、そこまで具体的に言う(明言しないだけでそう思っているところは多いかも)ところは多くないにしても、排泄等はかなりのところで要求されることだとは思います。
幼稚園は、カリキュラムに則ってそれを提供するところなので、ある意味それはしょうがないことなのです。また、人員もそれに対応できるように整えられているわけではありません。
ただ、プレスクールくらいですとあまりそこまで厳しく言わないところも多いかと思います。
もちろん、幼稚園はそこここにより、かなり特色が違いますのでいろんなところがあります。
合うところを見つけていけばいいのだと思います。
最近はどうも親のニーズに合わせて、お勉強型の幼稚園が多くなっているようです。
通える範囲というと、どうしてもある程度限られてきてしまいますので、なかなか難しいですよね。
ただ、年少で正式に入園するにしてもまだ1年あるわけです。
この1年間の成長はとても大きいですから、いまから「排泄が自立していない、どうしよう」と自分や子供にプレッシャーをかけることもないと思います。
No title
おとーちゃんさんのコメントは、子供の事を心から考え心配しているのはもちろん、悩んでいるお母さん一人一人、邪険にせず真剣に心配し、こう考えたらどうかなど前向きな光を差し伸べてくれます。コメントやお返事を見るたび、自分の日々の子育てを振り返り、気持ちが楽になったり、勉強になり明日からまた頑張ろう、子育てって楽しいなと思わせてくれます。いつもありがとうございます。
これからも記事楽しみにしております。
No title
色々な育児本を読みあさり、ネットサーフィンをしこのブログにたどり着きました。
自分の中に色んな情報を入れすぎたことで、何か良いのか分からなくなり悩みながら息子に接する状況をなんとかしたくコメントさせていただきました。
今、1歳6ヶ月の息子はこの1ヶ月でやっと歩くようになりました(発達障害はないと思われます。)その頃から、戸の開け閉めやお店の自動ドアが楽しいらしく見つけると、必ず遊び始めてしまします。声を掛けても自分からはやめないので、無理やり抱きかかえてその場を立ち去るという対応になってます(その時は泣きますが、すぐにケロッとしています)。公共の場では強制的な対応も必要だと思うのですが、自宅での戸遊びは容認しています。例えばそういった場合、自宅では許されているのに、なんで外ではさせてもらえないんだと子供は混乱しないのでしょうか?
また、公園に行った時や、散歩に行ったとき、買い物に行ったときなどには自分の行きたいように歩いていって公園やお店を出て行ってしまうか、抱っこを要求し指差しで行きたい方向を指差し、それに親がしたがわないと怒ってしまいます。親の行きたい方向へ手をつないで歩くことはできません。それを抑制してしまうと、好奇心の芽を摘んでしまう気がしているのと、公園を出て行ってほしくないのも、買い物等で行きたい場所があるのも親の都合のような気がして、子供の要求のまま動いていることが多いです。
食事についても、子供が抱っこを要求するので甘えたいのかと思い私の膝の上で食べさせることが多く、甘えさせると甘やかすの境目が分からなくなってきています。
最近はイヤイヤ期に入ってきていて、服の着替えなども嫌がりますが、時間をかけて声をかけると最後には素直に従ってくれます。どうしても思い通りにさせてあげられないときや、かんしゃくを起こしたときなどは、落ち着くまで付き合い共感の言葉をかけていると収まります。
夫婦共働きで、平日は保育園で過ごすので、一緒にいる時間は子供の気持ちをなるべく尊重してあげたいのと、小さな要求を満たして自己肯定感を育ててあげたく、対応できるときは常に要求に付き合ってしまっています。はたしてそれで良いのか最近自信がなくなってきてしまいました。わがままな子になるのではないかと・・。しかも、現在そうなりかけているのではないかと思って悩んでいます。
保育園では、食事もきちんと椅子に座って食べ、戸で遊ぶこともなく、きちんとみんなと同じように行動でき、気になることはないそうなのですが・・・・。自宅ではまったく保育園のようにいきません。
まとまりのない文章ですが、お時間のあるときにでも、ご意見を聞かせていただけると有難いです。
追加質問
1歳6ヶ月の息子は、生後2ヶ月からアトピーを発症し全身湿疹だらけでした。それゆえ、かゆくてぐずることが多く、母親の私にもどんどん余裕がなくなってきて、安定剤を服用しながら育児をしてきました。ですので、可愛がる余裕もなく過ごしてきてしまったと思います。1歳になりまだアトピーはあるものの、日中の2人だけの生活がつらくなり復職しました。すると、息子と過ごす限られた時間を余裕を持って過ごすことができるようになり、上の質問で書かせてもらったように、なるべく息子の望むようにさせています。
さすがに食事についてはきちんとした方が良いかと過去記事を読んで思っているところです。
これまでの育児で満たされてないからか、保育園で6時まで過ごすことの淋しさなのか、朝も夜も抱っこの要求がすごく、そのまま指で行きたい方を指し、親を操っているように思います。これはそのまま甘えとして受け止めていいのでしょうか?甘やかしにならないかの境目が難しくて。。。。母親である私といるとその傾向が強く、実家や保育園や児童館では落ち着いて遊べています。
もうわけが分からなくて。
過去記事にあった(弱い大人)に私は当てはまっていると思います。これからは毅然とした態度でも接して行った方が良いかと考えていますが、現在満たされていない子供に対してもそのような対応は問題ないのでしょうか?これまでいいなりになってきたので、言い聞かせることが頻回に出てくると、子供の心への影響が気になります。
・外へすぐに出たがる
・冷蔵庫を開けろとせがむ
・抱っこ抱っこ
・戸や窓で遊びたがる
・食事全般
・自動ドアで遊ぶ
・手を繋いで歩けず好きな所に行ってしまうが、親がこないと怒る。
などなど、お恥ずかしいですがこれまでいいなりになってきたこと沢山あります。
毅然とした態度で子供に伝えても、1度では出来ないことももちろんあると思います。例えば座って食べるや、外食時に歩き回らない、道路は手を繋いで歩くなど。その時は泣いてもわめいてもそうするように親が対応するべきですか?それとも、すぐに子供の行動は変わらなくても毎回毎回しっかりとした態度で伝えていくことを根気良くしていくのでしょうか?それだと親は口ではそう言っているけど実際は行動を許されていることになるので混乱させてしまうのでしょうか?
ほんとにほんとに対応に悩んでいます。これでは息子に悪影響なのは間違いないのでなんとかしたいと思います。
連続になり申し訳ないですが、いつでもいいのでアドバイスをお願い致します。
あずきさん
そのご懸念は正しいと思います。
どう関わってよいかわからなくなるという袋小路に入り込んでしまったのでしょう。
いまそれに気づけて良かったと思います。
このままの関わりを積み重ねてしまうと、3歳になる頃には子供が手に負いきれなくなってうんざりということになってしまう場合もありますので。
>公園を出て行ってほしくないのも、買い物等で行きたい場所があるのも親の都合のような気がして、子供の要求のまま動いていることが多いです。
↑こういったことは、親の都合でも子供の意志の尊重でもなんでもないのです。
子供は当然ながら親の保護下・管理下・監督下にあります。
このことは子供の意志の尊重や人権の尊重と反するものではありません。
親としての責任であり、法律に定められているように親としての義務ですらあります。
公園を出て欲しくないのは安全のために必要なことであり、買い物にいくのも生活のために必要なことです。
それを大人が自ら容認していたり、回避していたら、子供は何がすべきことと学ぶこともできず、自分の行動や意思をコントロールすることを学ぶ機会もなくなってしまいます。
結果的にわがままになってしまうでしょう。
いまの年齢であれば、子供のしたいようにさせていてもまだ大人のコントロールが及ぶ範囲で収まるでしょうけれども、それを1年後2年後もするようになったとしたら、それはなかなか大人の手に負えません。
子供の意思の尊重というのは、大人の許容する範囲でするものです。
子供が言うから、するからと子供の自儘にさせていたら、それは子供のためにもならないことになってしまいます。
また、大人がきちんと自信と意思をもって関わっていれば、子供自身が大人の許容する範囲に、つまり保護の範囲にとどまろうとするものです。
それが子供自身から逸脱するようになってしまっているということは、これまでの大人の関わりによってそういったクセをつけてしまったということです。
今の段階で気づいて良かったと思います。
これをこの先も続けていたら修正するのはとても大変ですし、子育てそのものが大変になってしまう可能性が高まってしまいます。
保育園に預けるのも必要があってしているわけですよね。
自分が楽をしたくて預けているのでなければ、それは大人の事情とは言え必要なことなのですから、負い目に感じることもありません。
子供を「可哀相」と思うのはやめましょう。
それは価値判断を狂わせてしまいます。
相談カテゴリにある「先回りした関わり」や「弱い大人」の一連の記事などが参考になると思います。
物事ひとつひとつに僕があれをしろこれはよくないというようなことは言えませんが、対応の方向のポイントだけ書いておきます。
まずは、きちんとした関係性を構築するということです。
「きちんとした関係」とはなにか?
それは大人も子供も両者が納得のいくもの、両者に心地よいもののことです。
大人が疑問をもちながらやいやいやながら・
うんざりして子供の要求を聞いている というような関係は大人にとって納得のいくものではないですし、心地よくもないですよね。
実はこのことは子供にとっても心地よくありません。
大人が共感してくれていないということを子供はひしひしと感じてしまうからです。
しかし、子供自身はどうすれば自分の気持ちが満たされる行動なのかわからないので、自分の知っているやり方、学んでしまった関わり方で大人に対してしまいます。
満たされないと感じれば感じるほど、それらの行動を強めていってしまいますので、余計に大人もうんざりしてしまいますし、子供自身の不満も募ってしまいます。
そのきちんとした関係性を作るために必要なことは、当然ながら両者にとって心地よい関わりをすることになります。
そのためには、「受容」であり「共感」であり「認めること」を積み重ねていきます。
例えば毎日くすぐり遊びをしてみましょう。
大人がいいなりになることで子供を「受容」することの代わりにしてしまうことをやめて、大人と子供が一緒に楽しめる経験を増やしましょう。
このへんのことは過去記事のいろいろなところに書かれています。
そういったよい関係性での積み重ねをしていくと、必要な時に子供をきちんと従わせることができるようになってきます。
例えばコメントにあったような自動ドアで遊びだしてしまったとき、注意したら子供は聞くようになるし、それで通じないときは叱ったり、怒ったりしても、それを受け入れ消化することができるようになっていきます。
また、同時にどんなに強く叱ろうとも親子間の信頼関係というのはぐらつかなくなります。
そして、それがあれば大人は自信を持って子供に関われるようにもなるでしょう。
僕は自分の子にしても預かっている子にしても、危険なことや危険なことにつながる行為をしないことについてはきちんと伝えます。
普通に伝えて分からない時は、場合によっては子供が2度としないと震え上がるほど本気で怒ることもあります。
「子供を強く怒ったり叱ったりしたら可哀相」とは考えません。もし安全危険をわきまえず事故にあったり、怪我をしてしまうことのほうが悲劇だと思うからです。
そしてそれをすることが大人にとっての責任だとも考えます。
またそのためにも、この人は自分の為を思って言っているのだということを理解できるだけの関係性というものを普段から作るようにしています。
あずきさんに関して言えば、子供の意思を損なわないようにと考えるよりも、もっと大人本位で考えて言っていいと思います。
子供自身の存在自体を普段から肯定していれば、子供のしたいことをひとつひとつ叶えなくたって子供はまっすぐ育ちます。
ベビーサークルの使い方
ゆったんも無事に7カ月になりました。
最近、つかまり立ちもできるようになり、毎日のように頭を床にぶつけたり、危険な行動は目立ってくるわ、子どもにかかりっきりで家事がまったく進まないわで、今日、ベビーサークルを購入し、さっそく夕飯の支度時に使いました(大きさは960×960×高さ760です)
親と一緒にサークルの中で遊んでいる時は、ご機嫌なのですが、親が家事をしたり洗濯や掃除で4~5メートル離れたり、ちょっと見えないだけで大泣きなんです。夫はおろおろするばかりで、少しは相手するものの、精神的に疲れるとかで、ずっと見ていてはくれません。
私は、子どもがどんなに泣いても、サークル内で待っていてもらう必要がある時は、用事が終わるまでは本人のもとへ行きません。本人には「待ってね」と伝えているので、本人に、待つということを理解してもらいたいと思っています。
でも、まだ7カ月・・・家事や、自分の食事を後回しにしても、本人のそばにいるべきでしょうか。泣いている様子を分かっていて、あえて行かないというのはかわいそうすぎるでしょうか?できるだけ、本人のそばにいる事に努めてはいますが、さすがに、ずっとべったりいるというわけにはいかないのです。。抱っこひもやおんぶひもを活用していても、長時間の使用は難しく、また危険だと感じたら、使わずにサークル内の安全な場所にいてもらいたいという気持ちです。
どんなに泣きさけんでも、後からしっかり抱きしめて感謝の気持ちを伝えれば、私は、大丈夫なんじゃないかなと思うのですが(常に4メートルくらい離れた所で作業をしながら、様子を見たり、待ってね~と伝えたりしています)
今日は、1時間くらい、わあわあと泣いていましたが、用事が終わってサークルに入って抱っこすると、不思議なことに、いつもより落ち着いている様子でした。制限しない時は、逆に物足りないような、顔をしている気がします。私としても、必要な用事が出来た分、普段より、精神的に楽な対応となりました。
良ければご意見、聞かせてください。よろしくお願いします。
ゆったんのママさん
放任で放置しているのと違って、必要があってしていることなのですから、自信を持ってやりその後フォローすることでカバーできるでしょう。
また、変に「泣いているから」と気にしてばかりだったり、子供が可哀相などと親が考えていると、子供の依存心が大きく育ってしまってのちのちのためにもなりません。
とはいえ、まだ小さいですから長時間放置する形になってりしてしまうのは好ましくないこともあるでしょうし、その時の体調などによってはうまくいかなかったりもありますので、そういう点は臨機応変に対応が必要ですね。
あとは、遊べるものなどの環境にも気をつけたり、それらで遊んで過ごせよう関わっていったりすることにも配慮できたらなお良いかと思いますよ。
ありがとうございました。
>まだ小さいですから長時間放置する形になってりしてしまうのは好ましくないこともあるでしょうし、その時の体調などによってはうまくいかなかったりもありますので、そういう点は臨機応変に対応が必要ですね
ほんとにそう感じます。
毎日関わりながら、観察していると、どういう時に泣くか、分かってきたので対処のコツも分かってきました。
風邪気味だったり、おなかがすいていたり、眠いなど、問題のある時の他に、洗濯を干す時と、食器を洗う時が苦手なようです。
寝起きの機嫌のいい時に、炊事をして、洗濯はバウンサーに座ってもらうと少しはましになりました。
それ以外の機嫌のよい時は落ち着いてサークル内で遊んでいます。私はすぐそばにいて、雑誌を読んだりしているのですが、落ち着くようです。絵本も、この時は読むと落ち着いて聞いてくれます。サークルの外からですが・・・。
そして一日のうち2、3時間は、外の子育てセンターに行って、しっかり遊んで帰ってくる感じです。
出来ることと、出来ないことはありますが、子どもの権利を守って、子どもの気持ちに向き合った関わりになっているか、子どものアクションに対して誠意を持ってこたえているのか、振り返りながら、育児していきたいと思っています。
最近は、用事のある時は、サークルの壁に、立ちあがって「おお~い」ってポーズをよくするのですが、それがかわいいです(笑)。
ありがとうございました☆
2歳8ヶ月の娘が心配です。
現在2歳8ヶ月になる娘の気になる言動のことで、どうしてもお聞きしたくて質問させていただきました。
イヤイヤ期真っ只中、といった感じなのですが、少々度が過ぎるのでは?とか、神経質すぎるのでは?と、かなり気になっています。
例えば、
1、できないこと(ボタンの開閉、階段の上り下りなど)があると、すぐぐずりだし、しまいには大泣き。でも、号泣しながらやり続ける。
2、何度もトイレに行きたがり、思ったように出ないとものすごく泣き出す。
3、遊び→食事、や、遊び→お出かけなど、夢中になっていると、切り替えが非常に苦手。泣き出す。
4、いつも遊んでいるいとこの女の子(2歳半)のまねばかりしたがる。(食べ物、髪型、持ち物、トイレのタイミングまで)。それでいて、おもちゃの取り合いなどになると、押したり叩いてしまうことがある。
5、いとこがちょっときつめに触っただけ、間違って踏んでしまったときなどでも、泣いたり怒ったりすることがある。
6、こちらの要求と、自分の要求の間で折り合いが付かないとき、「やる!」と言った後「やらない!」と言い張ったり、正反対のことを言い続け、泣き続ける。
7、ある人形だけに、いじわるのような対応ばかりする。
8、児童館に行っても、他の子をじっと見ていて自分は遊んでいなかったり、誰かが近くにいると「怖い」と泣き出してしまったりする。母親が常にいないと不安そう。
・・・など、挙げたらきりがありません。
おとーちゃんさんのブログを読ませていただいて、これまで自分が過干渉、過保護気味だったこと、本当にはこの子の意志や気持ちを優先していなかったことに気づきました。それに、知らず知らずのうちに子供に求めすぎて、頑張らせすぎていたのかも、ということも・・・。
今は、とにかく共感し、だきしめ、甘えさせ、それでいてだめなことはだめだと誠実にきちんと伝える、という対応に変えました。うまくできているかはわかりませんが・・。でも、そうしてからは娘も、少し聞き分けが良くなってきたようにおもいます。
ただ、幼稚園入園を控え、こんな状態で本当にやっていけるのかと心配で仕方ありません。特に、4番や8番のような様子を見ていると、集団生活でやっていけるのかと・・・。この子の何がそうさせているのか、親としてもっとどう助けてあげたらいいのか、悩む毎日です。
長くなって申し訳ありません。おとーちゃんさんも、お忙しいこととは思いますが、アドバイスいただけたら本当にうれしいです。
どうかよろしくお願いします。
花ママさん
コメントにある内容から推論をたくましくすれば、たしかにこれまでの過保護過干渉によって、抑えられていた反動で、大人を困らせるような出し方が強くなってしまっているという可能性は考えられなくもないですね。
でも、その場合あるいみこの時期にしっかりと自分を出してくれることは、いいことです。
どのみち成長期で出す時期です。
子供からすると「出していい時期」です。
こういう抑圧とかをため続けてしまった場合、あとあとになってだしては困る時期に出しては困る出し方や、年齢に比して大人が恥ずかしく感じるような幼い出し方をしたりということすらあります。
それでも大人が受けてあげられればいいのだけど、大人が恥ずかしくなるような出し方だと、受け入れずにそれを潰してしまう人もいるので、なかなか問題がこじれやすかったりします。
そういうわけですから、あまり過剰に心配せず基本的にはどーんと見守っていればいいと思いますよ。
>これまで自分が過干渉、過保護気味だったこと、本当にはこの子の意志や気持ちを優先していなかったことに気づきました。それに、知らず知らずのうちに子供に求めすぎて、頑張らせすぎていたのかも、ということも・・・。
逆に反動で「いいなり」や「わがままを受けてしまうような甘やかし」にはならないように気をつけてくださいね。
言葉の綾でしょうけれども、「優先」と「尊重する」ことは違いますので。
いまなんでこのような姿がでているかというと。
この時期には自我が強まってくるのに対して、まだ感情のコントロールが未発達なためです。
自我の成長によって、「○○したい」というような気持ちが強くなるのですが、それを抑えたり我慢したりする、心の動きというものがまだあまりうまく獲得できていない時期なのです。
順番として逆はありえないことなので、そうなるのは当然のことであって、成長の過渡期といえます。
「○○したい」という気持ちに対して
「やってもいい」とか、「今はできない」などなどの経験をして、その結果だんだんとそういう気持ちをコントロールするすべを身につけるわけです。
なので、こういう子供の姿はいたって自然なものです。
過剰に心配したり恐れたりする必要はありません。
>特に、4番や8番のような様子を見ていると、集団生活でやっていけるのかと・・・。
日本人は真面目なので、これから起こる状況に対して準備ができるようになってから向かっていこうとします。
しかし、この場合のことをよく考えてみてください。
なぜ幼稚園にいくかというと、そういったさまざまな経験のためにいくのです。
いまできないことがあるからこそ、いくわけです。
そのために幼児教育機関というものがあります。
いまから子供に、そこで身につけるべきことを大人が早手回しして、身につけていないと考えてしまうのは、ある意味精神的な過保護とも言えます。
4番にしても8番にしても、集団の中で様々な子供と関わる機会を持ったり、家庭からでた外の世界で「しなければならないこと」を経験したりして、そのなかで子供は今ある姿を乗り越え成長していくわけです。
なのでこういった先回りした心配は余計なことなのです。
あえて余計なことといいましたが、なぜそのような言い方をしたかといいますと。
こういう、親からの「現状の子供が○○できない」という類の心配の仕方というのは、子供の目からは、「自分の今ある姿の否定」として、映るからです。
言葉に出したりしなくとも、そういった機微を子供は感じる力がありますから、繊細な子供ほど大人のそういう思考法をもろに受けます。
自己を否定されていると感じると、子供は不安になるので、余計に大人の目からは困った行動、困らせるような行動をとってその不安をなんとか解消しようと無意識に動いてしまいます。
もしかするとそういうところからも、この成長期の特有の姿が強くなっているのかもしれません。
ですから、まずは「おおらか」に今ある姿を大きな暖かい目で見守ってあげるところから関わりをスタートするのがいいと思いますよ。
No title
本当にうれしかったです(TT)
失礼な言い方かもしれませんが・・・・「なんで?!」を、20回くらい連呼しながらコメントを読ませていただきました。
つまり・・・・・・「なんでそんなことまで分かってしまうの!?」「なんでそんなに的確なの!?」の、「なんで?」です。
うちの子何か異常なんじゃないか、なんて、泣き叫ぶ娘を見るたびに不安になってしまいましたが、「わりと普通の姿」「あるいみこの時期にしっかりと自分を出してくれることは、いいこと」という、おとーちゃんさんの言葉に、ふっと胸が軽くなりました。
今まで手探りで子育てをしつつ、自分のやり方や考え方について、「何かが違う」「何かがしっくりこない」と、ずっとひっかかっていました。
でも、おとーちゃんさんの一つ一つの言葉に、そのひっかかっていた「何か」が、「どのように」違うのかが、ものすごくよく分かりました。何てお礼を言っていいか分からないくらい、感謝しています。
いまなんでこのような姿がでているか、本当に子供の立場になって理解することができました。今までは癇癪を起こすと、「うわーまた始まっちゃった・・・こっちが泣きたいよぅ・・・」なんて感じていましたが、今はどんなに子供が泣いても、「今がんばってるんだな、一生懸命練習しているんだな」 と、応援してあげたい、分かってあげたい、という気持ちで対応できるようになりました。
幼稚園のことで心配していた件でも、おとーちゃんさんのおっしゃるとおりです。まさに、「精神的な過保護」ですよね。
そして、「子供が○○できない」という心配の仕方が、子供の目からは、「自分の今ある姿の否定」として、映る。・・・この言葉に、ものすごくはっとさせられました。
うちの娘は敏感というか、感受性が強い?タイプの子だと思います。
たとえば、「扇風機に触ると危ないから触らないでね。ママは、大好きな○○ちゃんの手が痛くなっちゃったらとっても悲しいよ」と伝えておくと、たまたま何かの拍子にちょっと扇風機に触れてしまっただけで、いきなり大泣き。。。どうしたのかよくよく聞いてみると、痛かったのではなく、「○○ちゃんがイタイイタイだと、ままがかなしくなっちゃうから・・ままがだいすきだから」って言うんです。
私の表情や言い方一つでも、敏感にいろんなことを察知してるな、って感じる事も多々あります。
そんな娘を、今まで私の余計な心配のせいで、かなり不安にさせていたであろうことを思うと・・・心底反省です。
おとーちゃんさんに、改めて自分の考えのありかたを見直す、本当に良い機会をいただきました。
娘が大好き、何よりたいせつな存在と思えば思うほど、いらぬ心配の方に気が回ってしまっていました。
私に今必要なのは、まさに「おおらかさ」です。おとーちゃんさんのおっしゃるとおりです。
それが分かったら、自分の中でからまっていた糸がほぐれたような感じで、今まで迷うことが多かった場面(どこまで要求を受け入れるか、とか、何がきっぱりした態度で対応すべき、とか)でも、自分の中の答えがそのつど見えてくるようになりました。なんというか、自信をもって子供に向かえるようになったというか。
かわいい子には旅をさせろ、ですね。何事も経験ですよね!頭でっかちに心配ばかりしていないで、もっと子供の力を信じていきたいです。泣いても転んでもやってみなさい、ママはいつも両手を広げてここにいるよ!って、言葉で、態度で、たくさんたくさん伝えて行きたいです。
って思いですが、何かまた間違ってないかな??大丈夫でしょうか・・・
でもなんだか、子育て本当に楽しいもんなんだなって、思えてきました。
本当にありがとうございます。
心からお礼を言いたいです。
No title
今まで色々育児について検索したり、本を読んだりしましたが、どうもしっくりこず、このブログを拝見して目からウロコ、うんうん頷いて読んでいます。
一歳八ヶ月の娘について相談させて下さい。
だいぶん前から自我が出始め、自分の思うようにならない時(例えばシャボン玉がうまく出なかった時、オモチャでうまく遊べなかった時)すぐに大きな声で怒り叫びます。
私がキッチンでご飯の支度をしている時も「ママー(怒)」と何度も叫びます。
その度、「◯◯してほしんやね〜、嫌やったんやね〜」と共感の言葉と「ママ、そんな声で言われるの嫌だよ」と自分の気持ちを伝えるのですが、ますます怒って「ママー(怒)」と叫びます。
この対応間違ってますか?受容だけで留めるべきなのか悩みます。
それと、家でなかなか遊びが継続せず、公園に行くのですが同年代の子が沢山いると笑顔が少なく遊びが継続しません。(ブランコをすぐにおりたがる、砂場に行ったのにすぐ違う所へ行く)また自分のテリトリーに入られるのが嫌なのかお友達に対して威嚇するような声を出したり。
私が他のママと話そうとするだけで、ごねたりします。
最近、受容、先回りした関わりを意識して家では穏やかに過ごせているように感じるのですが、このような様子は成長期だからで流していいものか、毎日公園に行くのをためらうほどです。
ベルさん
同じ言葉かけでも、それが良いかどうかというのは、そのときの状況、ニュアンス、タイミングで変わってきます。
なので、どうすべきというのはなかなか断言できません。
言葉で受け止めるだけでは助けにならずに、むしろときには、ほうっておいたり、時間をおいたり、突き放したりする関わり方がプラスになることもあります。
このへんは子供の様子を見てあたりをつけながらやっていくしかないところだと思います。
>その度、「◯◯してほしんやね〜、嫌やったんやね〜」と共感の言葉と「ママ、そんな声で言われるの嫌だよ」と自分の気持ちを伝えるのですが、ますます怒って「ママー(怒)」と叫びます。
この場合を見ますと、結果から見てその受容の働きかけというのが子供に伝わっていない、もしくは伝わっていてもそれを受け止めるだけの感情のコントロールがそこまでいっていないということがわかります。
大人だって激しく感情が動いている時になにを言われてもだめなことってありますよね。
こういうときは僕は態度で「あなたをちゃんと見ているよ」「受け止めているよ」という姿勢を示すだけで、積極的にアプローチしないことが多いです。
その上で子供が感情の整理に大人の働きかけが必要だと思うと、子供の方からきます。
そのとき場合によっては大人に当り散らすような関わりをしてくることがありますが、そういうネガティブな形のものを受け止めていると、子供はそれを学習していってしまうので、そういう形で来た時はそれを子供自身に修正させてから受け止めます。
「八つ当たりされるのはいやだから、可愛くおいで」とか「わかってるから素直に甘えておいで」など。
そういう経験や積み重ねをしつつ、この時期に感情のコントロールを子供は学んでいくことになります。
>私が他のママと話そうとするだけで、ごねたりします。
こういうのもこの時期特有のネガティブな自己主張の類のものなのですが、こういうことはされると親だって嫌ですよね。
なので、自分の方を見ていて欲しかった、遊びの相手をして欲しかったといった気持ちは受け止めるけど、そういう出し方が嫌なことはきっぱりと伝えます。
そういう受容と毅然とした態度のメリハリを大人が身につけていくと、子供の方もどういう行動をとっていけばいいのかということをだんだんと学んでいけます。
「受容と毅然とした態度」ここに大人が自信がなかったり、そのときどきで変わったりあいまいだったりすると、それを身につけるのに時間がかかったり、好ましくない形で身につけていったりもします。
>公園に行くのですが同年代の子が沢山いると笑顔が少なく遊びが継続しません。(ブランコをすぐにおりたがる、砂場に行ったのにすぐ違う所へ行く)また自分のテリトリーに入られるのが嫌なのかお友達に対して威嚇するような声を出したり。
小さい子供というのは実は他の小さい子供を恐れています。
大人は「お友達」などと言いますが、子供からすると何をするかわからないものとして心配なのです。
ですからこういった姿というのはよくある自然なものです。
しかし、だからといって他児に攻撃したり威嚇したりすることが許容されるかというのはまた別問題になります。
気持ちは理解しつつも、ここでは(今は)どうすべきかというのを少しずつ理解していくこともこの時期の成長です。
なので、そのあたりは子供の様子をみつつ、時に優しく時に普通に時に厳しく、ときに子供同士の対応に任せ見守っていくなどで、子供の経験としていくわけです。
先ほどの大人の方の自信がつくとこういう対応もだんだんとコツがつかめてくると思いますよ。
このとき大事なのは、正解はどうなのだろう、この対応は間違っているだろうかとおっかなびっくり子供に関わらず、自信をもって臨むことです。
よしんばその対応がさほどいいものでなかったとしてすら、これでいいのかと自信のない関わりよりもずっといいものです。
受け止めるなら気持ちよくうけとめる、怒るならきっぱり怒る、そういう積み重ねによって子供は成長期の大きなステップアップをしていきます。
来た〜〜〜っ!
もうすぐ2歳の誕生日をむかえる娘と、昨日真剣にやりあってしまいました。
お風呂上りの着替え中に遊び始めたのが事の発端で、
「着替えの途中は遊ばないよ」から始まり、最終的には私がほとんど
はがいじめのようにして着させて……
最近なぜか下側(オムツとズボン)は私に、上側(下着とTシャツ)は主人に、
手伝ってもらいながら着ると決めているようで、上側を着るために
主人のいる部屋に行くあたりから、ゴネゴネイヤイヤがはじまり…ドッカ〜ン!です。
今思えば、少し時間を置けばよかったのですが、最近鼻水を垂らして
いて、少し心配だったため早く着せたい気持ちがあり。
私が意地でも着せようとすれば、娘は意地でも着ないし、
着せても脱ぐという感じでした。
少しおさまってから、私は普段仕事に行って託児所に預けているし、
昨日は休みでしたが、2時間ほど主人にお願いして出かけたりして、
ずっと家で一緒に過ごしている人たちもいるのに、こんなことで
こんなに怒ってしまって…と自分が情けなくなりシクシク泣いていると、
それを見た娘が今まで見たことのないような顔でシクシク泣きはじめ、
私の膝に乗り、抱きついてきました。
そこに入ってきた主人は「……(-_-;) なんで、おまえまで泣いてるん」
布団の上げ下ろしや、食卓の準備など自分でやると決めていることを
つい時間に追われて私がやろうとすると癇癪をおこします。
人に相談すると「悪いことじゃなくてお手伝いなんだからいいじゃない」
と言われるのですが、朝の支度でバタバタしている時は、そこが
スムーズにいかないと先に進まず、イライラしてしまう時もあります。
というわけで、この過去ログを拝見しに帰ってきました。
まったく誰に似て意地っ張りなんだか…(p_-)
ひめママさん
こういうときは、「今は時間がないので僕がやります」ときっぱり言ってやってしまいます。
それでごねようと、泣こうと、大人がすべきことはけしてゆるがせにしないようにします。
そのかわりやっていいというときには、子供の納得のいくようにさせます。
そのメリハリで子供はだんだんと、主張していいところ引くべきところというのを学んでいきます。
No title
いつもありがとうございます。
来月2歳になる娘のことで最近どうしたらいいかわからなくて子育てが辛いものになってしまっています。
お忙しいところ申し訳ありませんがアドバイスいただけたらありがたいです。
娘はとにかく水に異常なまでの執着をみせます。
例えば、公園に行き水場を見つけると一目散に触りにいきます。
自分で出すことはできませんが、溜まっている水をバシャバシャ手で叩いたり足でバシャバシャしたり、靴の中まで染み込んでドロドロになろうが服がビショビショになろうがお構いなしです。
公園の水場は詰まっていることが多く流れない水がよく溢れています。
また、水溜りがあっても同様で、さらに泥が跳ねて顔まで水玉模様になりひどいことになります。
私は、ばっちいよー、やらないで、ママ嫌だよと言ったり、ブランコやろうよーとか気をそらそうとしますが全く耳に入らず延々とやり続けます。
しばらくやって私ももう限界になり力づくで離れさせ、着替えがある時は着替えさせるのですが仰け反って暴れて泣き叫び、帰りの自転車にも暴れてなかなか乗ってくれなくてグッタリ疲れます。
雨の次の日は行かないようにしてますが、水場はいつ詰まるかわからないので、かと言って活発な娘と公園に行かないわけにもいきません。
私としては少しやれば気が済むかと思ったのですが、やらせてしまった以上付き合うしかないのでしょうか?
もうひとつすいません。
最近2回ほどあったのですが、夜中に目覚めて、あっちー、あっちーと寝室からリビングに行くと言い私も一緒にリビングに行って遊ばないと泣き叫びます。
寝んねだよーと言っても、寝たふりしても、さらに激しく泣き叫び寝てくれることはありません。
近所迷惑も気になり付き合ってしまいますがこれは言いなりになってしまっていますか?
昨夜はパンを欲しがり、なかったので、パンが食べたいんだーそっかーでもないんだー、じゃあリンゴ食べる?と別のものを提案しましたが、パンと言って聞かず途方に暮れました。
結局3時頃までグズグズ起きていてリビングで気がついたら二人とも寝ていました。
寝んねの時間だよーと言って私が起きないと壁を足で蹴ったり暴れて手がつけられません。
こういう時はどう対応したらいいのでしょうか?
元々娘は夜中に何度か起きるのですが、おっぱいを飲むとすぐに寝てくれていました。
積もり積もった寝不足と疲れで首と肩が神経痛になり今日は涙が止まりません。
マハナままさん
今の段階。マハナままさん自身がいっぱいいっぱいの状況で、「いいなり」だのの一般的な子育てのセオリーを気にする必要はありません。
子供の要求を飲んだり、誘導して気持ちを向き変えたり、よしんばものでつったりということを使ってもいいから、マハナままさん自身が無理のない方を選択して、今の状況を「乗り切る」ということでいいと思います。
僕からは何とも言えませんが、お子さんの様子は、単に成長期に特有の時期的な姿とも、生まれつきの気質としてそのような出方がでているとも、発達上のなんらかの要素が強く出ている姿とも、自閉的スペクトラムの症候群に当てはまる行動とも様々考えられます。
下に僕がとってみるといいかもしれない一般的な対応という程度のことは書いておきますが、もしかすると個別的な対応を模索したほうがいいケースかもしれません。その場合は発達相談などを利用してみるといいでしょう。
まだ2歳前ですから劇的になにかかわるということもないかもしれませんが、誰かと話し合って問題を分かち合うだけでも楽になるかもしれませんよ。
子育て支援センターなど気軽に話ができるところがあるならばそういったところでまず相談にのってもらったりでもいいかもしれません。
まず水遊び。
これはしてはならないところでされてしまうから困るわけで、むしろ率先してしていい状況を作ってそこでやらせてみて、その欲求を満たしてあげるという対応をとることもできます。
それにより多少は軽減されるかもしれません。
>夜中に目覚めて、あっちー、あっちーと寝室からリビングに行くと言い私も一緒にリビングに行って遊ばないと泣き叫びます。
夜驚・夜泣きの一種かもしれません。
こういうときは、無理やり寝かせようとするよりも、何かを軽く飲食したり、明るいところで遊ばせて、一度リセットしてから入眠しなおすとすんなりいくというケースは多々あります。
この種の情報はネット上などでもたくさん見つかると思いますので、当てはまりそうなものを参考にしてみるといいかもしれません。
全般的なものとしていくつかチェック項目。
・過保護、過干渉になっていないか。神経質な関わりや、子育てにナーバスになっていなかったか?
→こういうことから子供の難しい状況がうまれるということがあります。もしくは、難しさが増すというケースです。
・いまの状況が生まれる以前から、マハナままさんやご家族に育児ノイローゼや大きな精神的ストレス、なんらかの心配な問題を抱えていなかったか?
→こういった場合、子供に影響を与えてその結果いまのような様子へとつながるということも考えられます。
子育ての負担を分担するなどして、その影響を小さくしていくといいかもしれません。
・子供のもともとの気質
→夜驚だったり、こだわりの強さだったりは生まれつきの気質ででて、年齢とともに緩和されていくということもよくあります。
これらは成長が、時間が味方です。
「こういう子供なんだ」というところから出発して、その子の個性としてあわてず見ていったり、どうこうしようというよりも大人の側が無理のない対応をしたりして乗り切っていくことで展望が開けていくということもあります。
いずれにしても、お子さんの姿は強い行動として出ています。
この状況では、どうしても子供からすると抑圧的な対応にならざるを得ません。
しかし、それはそれでいいのです。
問題は、それを踏まえて今取るべき対応を考えるということでしょう。
それはマハナままさんにとってもお子さんにとっても無理のない時間、状況を増やしていくということです。
「○○ができないで困る」「○○できるようにしなければ」という考えやアプローチはこの際一度どこかへ置いておきましょう。
どういうことかというと、例えば「夜驚」などはなにか対応のコツというものはあるかもしれないけど、根本的に治すとかなくすということはそうそうありません。
そこは成長によりなるようにしかならないものです。
なので、「それは子供のよくないところだから治さなければ」などと考えるのは一度置いておいて、別のところでのアプローチを模索することです。
例えば、日中の遊びにおいて、ダメ出しや制止を重ねなければならないような状況は最初から避けて、心地よく過ごせる時間にしていくということです。
つまりは、マハナままさんもお子さんも楽な状況、笑顔でいられる時間を増やせることを考えてみましょう。
すぐにとはいかないかもしれませんが、今出ている問題にとらわれて八方塞がりの状況で途方にくれているよりも、できるところから自体を好転させていくことがお子さんの安定にとつながるかもしれません。
ありがとうございました。
>子供の要求を飲んだり、誘導して気持ちを向き変えたり、よしんばものでつったりということを使ってもいいから、マハナままさん自身が無理のない方を選択して、今の状況を「乗り切る」ということでいいと思います。
こんなふうに言っていただけて肩の力が抜けました。
こうしないといけない、こうしてはいけない、こうするべき等、頭
で考え過ぎていました。
夜中に起きた時も意地になって寝かせようとしたり、いやいや遊びに付き合ったり、もう何が食べたいのって冷たく言っちゃってましたが、次回はとことん付き合って一度リセットしてみようと思います。
背中は痛くてたまらないし、寝不足で娘とほとんど二人きり、たしかにいっぱいいっぱいでした。
おとーちゃんからのお返事を読んでパッと視界が開けたような気がします。
娘と笑顔で過ごすという大切なことを忘れてました。
今日はいっぱい歌を一緒に歌ったり、くすぐり遊びをしたりして過ごしました。
これから大変なことがあっても乗り切れそうな気がしてきました。
おとーちゃん、本当にありがとうございました。
No title
2歳になったばかりの男の子の母です
相談ではなく、お礼を言わせていただきたくてコメントしています
おとーちゃんのブログとは
子供が1歳の頃から出会い
こつこつと記事を読んでいました
その頃は魔の2歳児の記事を読んでも
いまいちピンとこなかったので
そういうこともあるんだな~くらいに思っていました
しかし、自分の子供がその年齢になると
本当にゴネゴネというかテコでも動かないというか
泣いて手がつけられないの見本のような状態になりました
日ごろから、先回りした関わりや
くすぐりごっこなど意識してやってきていたつもりでしたが
足りなかったのかもしれませんし
義務みたいな感じになっていたのかもしれません
子供のその手のつけられない姿を見て
一連の記事を読み返し、おとーちゃんがコメントの返信に
・原因は子供ではなく親にある
・泣いてるのを泣き止ます方法ではなく、もっと根本的なところを見直す
というようなことを書かれているのを読んで
もう一度、気持ちを新たに
「あなたのことが大好き」「一緒に遊べて嬉しいな」
「楽しいね」「美味しいね」など
共感の言葉などを意識して言うようにしてみました
そうしたら、一週間もたたないうちに
キーーーっとなって泣いて手がつけられない
というような姿はみられなくなりました
かわりに、何でも自分でやる!という前向きな姿がみられるようになりました
そうして自分でスボンをはけた時などは
本当に誇らしい顔をして(ドヤ顔ってやつです)
嬉しそうに笑っています
私も素直に
「自分ではけたんだねー!すごいねー!」
という言葉が出てくるようになりました
まだまだ母親2年生、これからも色々とあると思いますが
可愛い子供に「お母さん大好き!」とずっと言ってもらえるように
がんばっていこうと思います
まとまりのないコメントになってしまいましたが
本当に気づきをありがとうございました
ペリエさん
子育ては楽しいと思ってくれる人が増えると僕もうれしいです。
痛いと泣き叫ぶイヤイヤ
教えていただくことができればと 始めて投稿させてもらいます
我が家の1歳10ヶ月の息子ですが、意思が通らなかったり、本人の思いと違う結果になった時など おでこをゴンゴンと床(壁 地面 など)にぶつけます。最近では 自分の顔 頬やおでこ周り を平手でパチンパチンと叩きます。そして 「痛ーい!」と叫びます。彼の怒り度に合わせて 回数も増え、痛いの絶叫が続きます。
もともと機嫌の悪い時 眠いやお腹減り の時は もう止まりません
おでこは 赤くぼんやり腫れたりしますし、こちらとしては心配でなりません。
一時保育へ行っていますが、園ではこうした行動はやらないそうです。
ゴンゴン ペチペチが始まると 手を添えたり 彼の手を止めて 抱っこしたりして 「そっかー、⚪︎⚪︎したかったんだね」とか共感したりしてって感じで受け止めるようにしています。(私は困り顏の時が多いかも )親やお友達を叩いたりは ほぼないです。
遊びで 親をたたくことはありますが、そういう時とは様子が違うから分かります。
実際 どうしたらいいのでしょうか?
周りの人に聞くと 言葉が出るまでのストレス発散だよ とか言われてさらっと流されます。でも私は心配で…
パチパチゴンゴンは彼に肉体的心理的にも大きな負担になってはないのかな
淋しくてやるんじゃない?とも言われたり
放ったらかし なんて状態ないんだけどな…
いろいろと考え込んでしまいます
お返事頂ければ嬉しいです。
ミカイデさん
『相談 母親に噛みついてくる(1歳半) イニシアチブと気分バロメーターの話』
こちらの記事とほぼ同じではないかと思われます。
子供の様子にもよるのですが、自傷行為は他者を傷つける行為と変わりませんのでそれは明確に止めるべきことであると僕は考えています。
曖昧にならないようにきっぱりと、「それはしない」と断言して受け止めるのは別のところ、それ以前の段階でするのが必要でしょう。
上の記事にあるように、イニシアチブやメリハリや感情の出し方などチェックしてみるといいでしょう。
また、弱い大人や過保護、いいなりなどの点にも気をつけて見るといいと思います。
そういった関わり以外のもので考えられるのは、大きなストレス原因のある場合です。そういう場合はそのストレス原因を取り除くのが先決です。
追伸Re:痛いと泣き叫ぶイヤイヤ
返信ありがとうございました。お忙しい中でのお返事、大変ありがたく読ませていただきました。
ぺちぺちゴンゴンの自傷行為はやめさせるべきだ と断言頂いて、まずは安心しました。
その行為についてどう対応するのがいいのか調べたり聞いたりしてきたものの、受け流す や あたたく見守る や 放置する のが良い のようなことばかりで、ならば と試してみるものの、一向に改善することもなく、むしろひどくなる(放置は最悪でした)ばかりで、解決するどころかその道筋さえも分からなく、おでこをぶつけ続ける息子を前にしておろおろしたり、抱きしめながら こっちまで泣きたい気分になり実際泣いてしまったり、なんてこともありました。
かまってほしいからやるんだから、ほおっておけばいい、自然と学習してやめるから
というアドバイスも受けたことがあって でもそれをすると もっとひどくなるし、ますます止まらないし、なので泣き叫ぶ息子のおでこに手を添えてせめて床にぶつけないよう防いだり、抱きしめたり しているんですが(そうすると、多少どころかすごく時間がかかる時もありますが、落ち着いてくるから と思っても、どこかでそのアドバイスが引っかかって、ああこれで ますますかまってほしい気持ちを助長させてるんだな
と自責する感じでした。
そんな態度が、弱い大人だったり、曖昧な対応につながって、むしろそれで息子もネガティブな態度でしか示せなくなっていたのでしょう。ぺちぺちの手を止めて、しっかりと伝えてあげたいと思います。
イニシアチブ気分バロメーターの記事も読みました。
ぺちぺちゴンゴンがあまりにも続き、(時間的にも日数的にも回数的にも)実際うんざりしていたし、彼を受け止めきれないまま、やめようって伝えても伝わりませんものね
まだまだ母親一年生で、こちらのブログで勉強しながらの毎日で、わかっているようでも、実際は弱くなっていたり、言いなりの状態を作っていたりしたんだな、と振り返って、今日からは新たな気持ちで息子と向き合っていこうと思います
普段はとってもチャーミングな彼で、親子三人で笑いあったり、彼の宇宙語も大活躍なおしゃべりをしたり、お手伝いも頼まなくてもやってくれたりと、楽しいことのほうが断然多いです。
それも、おとーちゃんのおかげです。これからも、愛読して彼と一緒に成長していけるといいなと思っています。
追伸 コメントを頂く間に、くすぐり や 夜消灯後に寝付くまでに30っ分ほど満足いくまで二人でベッドで遊びじゃれをしたり、 じーーーーっを日中心がけてやってみたりしているうちに、ぺちぺちゴンゴンも少なくなってきたように感じてます!
ミカイデさん
それで問題なく解決する程度のことであればいいのですが、場合によってはそういった対応が問題をこじらせてしまうこともあります。
世の中には、子供の姿を「大人から見て」問題のない状態にするというたぐいの子育てテクニックとでも言うものがあふれています。それなりの知名度のある育児関連の本などにもそういうものは多く見られます。
上記のものであれば、これは「疎外感」を利用して子供を大人の望む姿に改変しようという関わりのテクニックです。
それは子供の「成長を援助する」といった子育ての本質とは違う次元にあるものです。
全面的にそれらがよくないということもありませんが、現代の子育てでは「子育て=大人の望む姿にする」になってしまっていますので、あまり混同してしまうのは危険なこともあります。
ただこの言葉の前半は確かにその通りでもあります。
>かまってほしいからやるんだから
子供は適切に「かまってほしい」というサインをだしているわけですね。
なぜそのサインを出しているかと言えば、「大人が適切にかまっていないから」というのが現実なわけです。
それにたいして「ほうっておけばいい」というのはあまりに情のない回答です。
その言い方を借りれば、
「そこまでのことをしてかまって欲しいと言っているのだから、適切にかまわなければ」
ということが正解になるわけですね。
自傷行為は、僕は怒ってでも否定すべきだと考えているというのは以前にも述べました。
大人が自信を持ってそれができないでいると、そのネガティブな出し方のなかで子供は受容の代償行為を見いだしていってしまいます。
>なので泣き叫ぶ息子のおでこに手を添えてせめて床にぶつけないよう防いだり、抱きしめたり
コメントであるところの、こういうことを子供は自傷行為をすることによって大人から引き出しているわけです。
でも、誰しもがわかるようにこれは健全な関わり方ではありません。
ですから、不健全な関わり方を否定して、健全な関わりにかえる必要があるわけです。
前の返信コメントでも、先ほども「怒ってでも」と述べましたが、これは「あなたが大切だからそれはして欲しくないのだ」ということをしっかりと込めてきっちり伝えるべきことです。
別に怒らなくてもいいのですが、人が本気で全身全霊を込めて伝えようとしたら、ときに怒ったり泣いたりしてでも伝えようとするでしょう。そういった意味合いでの「怒ってでも」ということです。
「自分が大事に思えない」というのは、これは生きていく上での大大問題です。
しかし、いまはこの「自分が大事に思えない」を抱えたまま大人になっていく人というのがとても増えています。
「自分を大事に思える」ということを子供に伝えられるのは、まずもって親なわけです。
僕はこれまでに「自己肯定感」という言葉をたくさん使っていますが、この「自分を大事に思える」というのはその「自己肯定感」のさらに奥にある「自尊感情」というより基礎的な部分です。
いまお子さんはそれをこの時期にしっかりと持ちたいと願っているわけです。
そしてそれを与えられるのは親です。
なので、放置するとか無視するという選択肢はありえないことなのですね。
今の段階ならばいくらでもその穴埋めをすることは可能です。
無理をする必要はありませんが、お子さんが身をもって教えてくれたせっかくの機会ですからありのままを認めていくことで子育てを安定化していければいいと思います。
成長期中盤
過去記事に失礼します。
今日娘が始めて一人でブランコに乗れました。
「○○大きくなったから」といい顔していました(笑)
停滞しているなあと感じていた室内遊びも昨日辺りからまたぐーっと動き出しました。
成長期の最中もどんどん変化していきますね。
自己主張もこちらが気負けするような出し方は落ち着いてきたように思います。
でもまた眠らなくなってきたから出し方が変わっただけかな(笑)
とにもかくにも、私の怪我も回復し成長期を乗り切る「コツ」も掴めてきた感じです。
ぐだぐだ中はまたこのブログに支えられました。
ありがとうございます!
あ、今日久しぶりに娘とパパと赤ちゃんだった頃からの写真(笑っている写真いっぱいありました!いや〜よかった)を見ながら赤ちゃんの頃の話しをしました。とっても嬉しそうに聞いておりました。
今後もよろしくお願いします。
これは尊重?言いなり?
いつもブログ読んでいます!おとーちゃんさんの本が出たら、ぜひ購入して参考にしたいと思っています!
以前にもコメントさせていただきましたが、最近一歳5ヶ月の娘の自我の芽生えの対応に、迷うことがあります。まだ一歳なので、イヤイヤ期とまではいかないと思いますが、自己主張が強くなってきたのを感じております。
例としては、ウンチを替える時、寝転がすと尋常じゃない嫌がり方で拒否します。でも、大人が無理に替えようとしなければ、自分でおしりふきを取りに行き、テープ式のオムツを自分で広げ、ごろーん、と言いながら寝転がります。そうやって自分の決めたタイミングでなら、そのあと大人がおしりをふいても嫌がりません。
着替えにしてもそうです。お風呂からあがったあと、大人としてはすぐパジャマを着せたいのですが、本人は暑いのかしばらくロンパースのままうろうろ…。でも、時間がたつと自分でパジャマに手をかけて着ようとするので手伝います。
オムツ替え、着替えを例にしましたが、日常生活がだいたいこんな感じで、娘は娘なりに理由があって、今はこれをしたい、今はこれをしたくない、という気持ちがあるようなので、命に関わるような危険がない限りはそれを尊重するように、してほしいことは一言指示をして、あとは待つ、といった育児をしているのですが、最近これは尊重というより、言いなりになっているのではないか?と心配になってきました…
というのも、私が娘を待ちすぎているせいか、旦那が娘に関わったり、たまに会う実母が娘と関わると、大変だ大変だ、と言うのです。
もっと大人が決めた規律(オムツを替えるときはすぐに替える、服を着るときは着る)に合わせるようにならないと困る、と言います。
私のせいで、このままだとわがままな子になるのでしょうか…尊重と、言いなりになることの境目がわからなくて、おとーちゃんさんに、この例はどうなのか伺いたいです。
ちなみに娘は、基本的にはひょうきんで、よく笑いよくしゃべり、大人のやることをよく見て何でも一人でやりたがる、ごく平均的な一歳5ヶ月児だと思います。好奇心は人一倍強いです。意思を尊重といっても、おもちゃやおかしを欲しがるだけあげたり、テレビをみたいだけみせたり、そういう尊重の仕方はしていません。ただ、やりたいことは自分のタイミングでやらせてあげたいのですが…
長文すみません。いつも応援しています!
しらぼーさん
そのように子供ペースに合わせるやり方でやっていても、大人が急いでいるときなどは納得して来てくれるようになっているのであれば、それでも問題はないでしょう。
しかし、そんなときでも自分のペースを譲れずに癇癪を起こすようになってしまっていたら、その大人の姿勢ではわがままな行動を助長しているということになってしまうでしょう。
このことは過去記事でもすでに何度か書いていますが、生活の上での行動のイニシアチブというのは大人が持っていることがとても重要です。
そうでないと結果的には子供にも負担をかけることになってしまいます。
生活の上での行動というのは「やらなければならないこと」と考えられます。
遊びやその他のことならば、子供の好きにさせてしまってよい場面も多いことでしょう。
しかし、生活の上でのことはそうはいきません。
子供が取り替えたがらないからと、便がついたままにしておくことは、健康的にも、衛生的にも問題があることです。
ですから、これは大人が裁量すべきことであって、子供任せにする範囲のことではありません。
大人がキッチンに行くと子供が泣くからといって、じゃあその日はご飯を食べなくていいということにもなりません。
こういった生活面のことは「しなければならいこと」なのです。
そのラインを大人が示さないと、最終的に困るのは子供自身になってしまいます。
それゆえに、「しなければならいこと」については大人がきちんとイニシアチブをとっていくことを小さい内からの習慣にしていくことは大切になっていくでしょう。
No title
友人に紹介されてこのブログを知り、最初から全部読みました。
ちょうど2歳半の息子がおり、手を焼いていたので、子供への接し方がよくわかり非常に助かりました。
息子のイヤイヤは次第に落ち着いてきたのですが、最近、「する!しない!」を繰り返して困っています。
「靴下脱ぐ?」「脱がん」「脱がんの?」「脱ぐ」脱がそうとすると・・・「脱がん」「わかった」「脱ぐ~!」
「お茶飲む?」「要らん」「わかった」「要る!」お茶を注ぐと・・・「要らん!」お茶を下げると・・・「要る!わ~ん!」
「これお花?」「お花やな」「お花違う」「お花と違うか?」「お花!」「お花やな」・・・
息子の言うこと全て肯定しても、正しい方やしてほしい方に肯定しても、結局最後はわーんと泣いてしまい、そのうちこちらもイライラして「する、しない、する、しないじゃわからん!」と怒鳴ってしまいます。
このような場合、いったいどのように対処したらよいのでしょうか。
どうして「する、しない」を繰り返すのか、子供はどんな気持ちなのでしょうか。
折がありましたら、ブログのテーマにしていただけたら幸いです。
お忙しく質問は受け付けていらっしゃらないとのことですが、行き詰まってコメントしてしまいました。スミマセン。
No title
こんにちは。
もしかしたら次の記事が参考になるかもしれません。
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-31.html
この記事のコメント欄もいくつか参考になると思います。
ももたさんのコメントに対し、おとーちゃんさんが詳しく回答されています。
ちょっと思い当たったので、コメントしてみました(^^)/
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目立ちたがりの私なので、転用なんてされて
ちょっと嬉しくなったりして笑。
おとうちゃんさんのアドバイス、
出来ていることもたくさんあったので、
あ、この子育て、間違ってなかったんかも
って、安心も覚えました。
こんな癇癪を起こすのって、育て方?
なんて不安があったのも事実でした。
2歳半くらいで たくさん求めているかも ってとこ
あ!そうかも!って思うふし たくさんありありでした。
こちらからの発信ではなく、箸に興味を示し出したので
それなら エジソンのお箸を
とか、すべて子供発信を受け入れていたのだけれど
それも、 まだ先ね って流すことも必要だったのかもしれません。
今でもお互いの機嫌の良いときは
十分甘えさせていられてるって
正解だったんだ~って。
好き好きって抱きしめることも
ず~っと大事な赤ちゃんやで~
って言うことも、子供にとって嬉しいことやったんやな~
って自信つきました!
癇癪を起こすのも、この子の個性として
流せるようにしていきたいと思います。
でも、癇癪が出たときって、ほんとパワーいりますね。
その癇癪が短くなるような魔法があればいいですね笑。
癇癪が出ないときに ベースをしっかり培っておく
これが大事ってことですよね!?!
なら私は大丈夫だ!(のはずだ!のはずだけど・・・笑)
最後に参考にさせてください。
おとうちゃんなら、かわいい園児に癇癪が出たときは、
共感してあげて、それでも収まらないなら
流しておきますか?
(その子その子でタイプは違うので
大まかな質問をお許しください(^^))
私にとっても子育てバイブル的存在です。
気負い・お疲れにならない程度に
たくさんの(笑)日記 楽しみにしてます!
いつもありがとうございます!