乳児の遊び・関わり Vol.9 これまでのまとめみたいなもの - 2011.06.02 Thu
200mくらいず~っと続いています。
卵とか担いでいるのもいるから引越し(巣分かれ)みたいなんだけど、行列をさかのぼってそのアリの源流というか湧き出る穴探しをしてわたくんとむーちゃんと一緒に遊んでいます。
すると今日は通りがかった50歳くらいのサラリーマン風のおじさんも一緒になって探してくれたんです。
けっきょく見つからなかったんだけど、そんな子供っぽいことを一緒にしてくれるなんて面白いおじさんだな~と自分のことは棚に上げて思うおとーちゃんでした。
このところシリーズで乳児への関わり方、遊びについて書いて参りました。
親子の様子をみたり、コメントを拝見したりしていて、多くの方が実際に子供とどう接していったらいいのかわからない、手探りで子供に対しているというのを感じます。
子供も親も千差万別です。僕が書いているようなことを実際にしてみたところで、そのとおりにならないことも当然あると思います。
また、そもそも言ったとおりに出来る必要も、同じように育てる必要もないのです。
人はそれぞれなのだから。
この『乳児の遊び・関わり』シリーズで共通して言えることは、今ある子供の姿は多くの部分を大人からのアプローチによっているということです。いい部分も悪い部分もです。
つまり広い意味での大人からの関わりということですが、他には生まれもっての気質・周囲の人的・物的環境ということもあります。
しかし、親からの関わりによって引き起こされていることならば、親の対応しだいで変える事も出来るということです。また、無自覚にやってしまっていることも、それに気がつけば手の打ちようがあるということでもあります。
それが普段のなにげない言葉がけだったり、見せているテレビだったり、子供に対してしている行動であったりしたわけです。
全てを事細かにあげて対応策を書くことはできませんが、参考になりそうなことをこれまで書いてきました。
ただ、子供の姿はひとつの事柄からだけ導きだされているわけではありません、いろんなことが絡み合って今の姿があります。
なので目の前のことだけ対応しても、子供の姿は変わらないかもしれません。
参考になるかどうかわかりませんが、そんなとき考えてみるとよさそうなこと、大切なことを思いつくままに箇条書きしておこうと思います。ほとんど全てこのブログの過去記事で述べてきたことです。
・愛着形成
親子間のきずなともいうもの、親が子供をしっかり受け入れることで作られる。そのためには「甘えさせる」「甘えを受け止める」ことが大切。(*甘やかす ではない) ひいては大人全般に対する信頼感になる。乳児期には親に素直に甘えを出せる子をはまず目指しましょう。これがなければその子育ては土台のない家を建てるようなものです。
・子供と寄り添ったありかた 心がつながる関わりをする
「心」といっても精神論ではなくて、普段から共感したり、言葉や気持ちのやりとりを心がけることで、子供は大人の気持ち・想いに鋭敏に反応することが出来るということ。
「きれいだね」「おいしいね」そんなありきたりなやりとりを普段からきちんとやっていることが大切。
注意・否定・制止・ダメだしばかりになってしまうと、返って子供は大人から離れていく。(現在のしつけ中心の子育ての持つ悪循環構造がここにあるといえる)
・自己肯定感
愛着形成とも関わってくる。親に無条件に受け入れてもらえるという気持ちがベースになり、さらにほめられたこと、認められたことなどが自分への自信になり情緒・意欲・活気などさまざまな面に影響してくる。
・全般的な生活経験
子供はさまざまな経験をするなかで、身体面だけでなく、精神面の成長を後押しされている。
例えば、最初から大人が手伝って靴を全部履かせられてしまう子と、出来る範囲で見守られながら自分でしている子では、その経験の積み重ねにより差が出てくる。
シリーズ中であげた「リフト」なんかもその一例です。
一見関係ないようだがこういった日常の経験は、言葉・理解・行動・人への信頼関係・自己の自立心ひいては排泄の自立などさまざまな事へと影響してくる。
・メリハリのある大人の対応
出来ないことははっきりと出来ないと伝えられる。していいことは見守りながら気持ちよくさせてあげられるといった大人の姿勢が、子供の一貫した行動、安定した生活習慣を形成する。
・安定した情緒
生活リズム・習慣・食事・睡眠などとも密接な関係がある。また愛着形成の不全「満たされない気持ち」からも情緒が不安定になる。
情緒の安定が欠けると、噛み付きなどの攻撃的な行動、激しい泣きや怒りやすい、イライラした様子、強い自己主張、極端なこだわりなどなどが出てくる。相対的に「育てにくい子供」となってしまう。
例えば、毎朝朝食を抜きにしているだけで、イライラし情緒が安定しないのでさまざまな、大人からして困った行動がでてくることになる。
「噛み付き」の出る子などは親子間の「満たされない気持ち」が原因になっていることも多いので、くすぐったり親子のスキンシップを増やすだけでもずいぶん緩和される。(*噛み付きは他にも様々な理由があるので全てではない)
・ものごとに取り組む力 = 遊ぶ力
過剰な刺激にさらさないできていること。発達段階に応じたよい遊びの提供。発達段階に合わないことを押し付けない。
子供は遊びを通して、様々な経験、人との関わり・生活へのフィードバックを行っている。遊びはたんなる暇つぶしではない。
・子供を見くびらないこと
「子供だから言っても無駄」「小さいからわからない」という親の認識は、大きく子供の能力を損なってしまう。
上に述べたようなことが概ねできていればたとえ1歳であっても、大人の気持ち、言いたいことを理解して行動することができる。
・「出来ないこと」も子供の立派な成長の一段階、それを認めてあげることも大切
親が今の子供の姿をみて「出来ていない」と心配していることの大半は、ほぼいずれそのうち必ずできることにすぎない。
出来ない状態を親が認めて、肯定し、そこから出発することで子供は余計なコンプレックスを持つことなく成長していける。
人の人格形成は長所よりもコンプレックスの与える影響がとても大きいようである。
*これらのことを達成するためには、否定ではなく肯定の方向で関わるべきであり、「しつけ」を前面に出した関わりや、出来ることを教え込む・押し付ける関わりでは難しい。また、人と較べたり、育児書などで書かれているような平均値みたいなものに照らし合わせてしまうことは子供の意欲・自己肯定感を下げ、大人の方にもいたずらにあせり・不安をよんでしまうので好ましくないと僕は考える。
どれもこれまで言ってきたことを、乳児期のかかわりのまとめてきにざっくりあげてみました。
あんまりまとまってなくてごめんなさい。
上の箇条書きの箇所の詳しい内容については、短いスペースでは到底書ききれないことばかりなので語句検索や全記事表示やカテゴリ表示などから過去記事を見てください。
子育ては完璧にできる必要なんてありません。
なにかが出来なかったからといって、子供は即どうにかなってしまうものでもありません。
子育てに対する自信のなさや心配から、漠然と子育て全体をみると不安になってしまいどうしたらいいかわからなくなってしまうこともあります。
そんなときこそ、まず目の前にみえる小さなこと、出来ることからコツコツ取り組んでみましょう。
ひとつの子供の「育ち」は、いろいろなところとつながっていますので、どこか1つをいい方へ回転させていくと、他のところもだんだんいい方向へ回っていけますよ。
また、子供への対応に遅すぎるということはちっともありません。
なにかやり残したことがあるとおもえば、何歳であろうとそこへ戻ってやってみればいいのです。
子供は大きな大きな柔軟性を持っています。
手遅れなんてことはなにもありません。
愛着形成がうまくいかなかった5歳の子に、1歳児に接するように対応してあげればそこからでもその子を満たしてあげることができます。そしてきちんと足りないものがもらえたと子供は思えば、そこから5歳の自分へと戻ってくるのです。
何歳であっても乳児期の関わりの中に、子供の必要なものはほとんど全て入っています。なにか足りなかったら遠慮なく戻ればいいんです。
日本のいまの子育て文化はより高度なことができることを重視して、「幼く」あることを否定しているので、なかなか戻ることには勇気がいることかもしれませんが、人にとってなにか大切なものをやり残したまま大人にならなければならないのはとてもつらいことです。
あまり知られていないかもしれませんが、それで悩んでいる人は実に大勢います。
戻るのは恥ではありません、ときに必要なことだと思います。
よしんばどんなに子育ての下手な人だったとしても、我が子のことを可愛い・大切だと思ってそれを伝えることができていれば、子供はそれなりにきちんと育っていけるものです。
こまごま悩んだり自分を犠牲にしてがんばるよりも、出来るとこだけでも子育てをたのしんでしまったほうがうまくいってしまいますよ。
我が家の家訓は「明日できることは今日しない」
合言葉は「まぁ、いっか」です!
<連絡>
にこままさん申し訳ありません、送ったメールが戻ってきてしまいました。
PCや携帯に詳しくないので原因がよくわからないのですが、メールアドレスの記載間違いなどもよくありますので、お確かめの上再度「管理者のみコメント」で載せていただくか、他になにかメールアドレスがありましたら別のアドレスをのせていただくのが確実かもしれません。
お手間をかけて済みませんが、再送信させていただきますね。
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● COMMENT ●
ありがとうございます
にこままさん
申し訳ありませんが、こちらで先の返信を載せさせていただきます。
なんかブログの内容で心配にさせてしまったみたいですみません。
僕はできるだけ子育ての参考になるようにと具体的に書いているのですが、必ずしも同じようにしていないからといってなにも問題はないですよ。
子育ての方法はこればっかりじゃなく、いろいろあるのだから。
また子供によって、親によって違うのはあたりまえだしね。
1歳7ヶ月なんてスタートラインにたったばかりのようなものなんだから、手遅れなんて思うことはひとつもないですよ。
子育てに対して漠然ととらえてしまうと、わからないこと、難しいこと、出来ないことだらけになってしまいます。
どういったことにに悩んでいるのか、子供の様子、対応の方法、などなど出来ることからちょっとずつみつけてやっていけばいいと思います。
具体的に書いていただければ、うまいことが言えるかどうかはわかりませんが相
談にのりますよ。
少なくとも僕は子育てがうまくなくても、子供のことを可愛いとさえ思えていれ
ばどうにでもなるものだし、実際それでも子供は立派に育つことを知っています。
漠然と悩まないで、一個一個解決していけば大丈夫ですよ。
最後に書いてあった、>どこへ行ってもパパ・ママがいないと他の子の中に入って遊べませんということですが、これは悩むべきことではありません。
なぜならそれは1歳7ヶ月では当たり前のことですから。
ブログの過去記事でも書いていますが、本当の意味で友達と遊ぶようになるのはおよそ3歳からです。それもあくまで目安でしかありません。
1歳7ヶ月ではそもそも友達と遊べるようになる必要なんてないんです。
パパ・ママにくっついているのも当然です。そういう年齢なのですから。
今はむしろ、親子間の愛着形成がしっかりとあることがなによりも大切な時期です。
子供の性格によってはそのくらいの年齢でも、どんどん親から離れていく子もいます。また兄弟関係などがあれば、友達の中に入っていったりする年齢 もたしかに早くなったりすることはあります。
しかし、それはそういう子であり、そういった環境だから。
子供を他の子と比べて考えることはありませんから、出来ないことをマイナスに考えていったりはしないほうがいいですよ。
なにかありましたら、またコメントに残してください。
お子さんのためになにが出来るかを一緒に考えていきましょう。
さて今回のコメントについでですが。
世の中まだ「子供を叩く」ということがそんなにも当たり前なのですね。
それで上手くいっていない人をたくさんみていますから、とても残念です。叩かなくたって子供は立派に育っていけるのに。
第二子妊娠していらっしゃるのですね。それはおめでとうございます。
おかあさんが妊娠するとどんな子も多かれ少なかれ不安になったり、夜泣きなどの退行現象がでるものです。
それを受け止めて前向きに関わってあげれば乗り切れることです。心配はないですよ。
大人が不安では子供にそれが移ってしまいますから、にこままさん自身がゆったりした気持ちで、これまで以上にスキンシップをしたり、歌をうたってあげたり、会話をしてあげたりそういった関わりを増やしてあげてください。かといって母体が大切なのはもちろんですからなにごとも無理をしてまですることはないですよ。
またいろんなところで書いていますが、「先回りした関わり」で機嫌のいいときをとらえてちょっとの間でいいから、くすぐったりすることもとても効果的です。
お母さんのことを求めるようになっている今こそ、息子さんとさらにきずなを深めるいい機会です。
わからないと思わないで、これから赤ちゃんが産まれてくること、同じように息子さんのことも大切に思っていることなどしっかり伝えてあげてください。
きっと気持ちで受け止めることが出来ますよ。
産まれてからも基本的にはおなじです。先回りした関わりが多くの問題を解決してくれます。
また、「出産ごっこ」もしてあげてください。←どこかに過去記事があると思うので、語句検索してみてね
ホントにありがとうございます
コメ返ありがとうございます!
育児に自信喪失になってましたがコメント頂いて自信が付きました!
22歳で出産したので「子供が子供を産んで」とか「やっぱりダメだねぇ」とか言われくないと言うのもあったし保育園でも皆さん歳上のお母さんばかりなのでなめられたくないと少し意気込みすぎていたのかもしれません…
子供も歳上のママさんの子と比べてしまって「どーしてうちの子はこんなに引っ込み思案なんだろ」とか「どーして言葉が上手くいえないんだろ」とか思って子供に一生懸命「ごめんねは?ありがとうは?」と無理をさせてしまっていました…
そういうところがガキなんですよね(ρ_;)反省してます
でもこれからはマイペースに子供を一番に考えて育児していきたいです。
また壁にぶつかったら助けて下さい(∋_∈)
宜しくお願いします(^_^)v
ホントにありがとうございました(*^o^*)
ご相談
早速ですが、またご相談させて下さい…
3歳になる息子が最近同年代のお友達に意地悪をされて泣くことがあって心配なのです。この年代の意地悪と行っても通せんぼとか、軽い仲間外れ程度で、息子が泣いても私が抱っこして慰めればその場は収まる話なのですが…
やはり、気が強くてハキハキしてて少々厚かましいくらいの子のほうが勝ちというか…。
うちの子はモノをはっきり言わないし、モジモジして何も言わないでいるとやはりいじめられやすいみたいで…。
いじめられない子に育てるには、ブログにあったポイント通りに愛情たっぷりに育てるのとはまた別のコツみたいなのがあるのでしょうか?
変な質問ですみません。今はまだいいのですが、学校に上がってもまだいじめの対象になるようだと心配で心配で。手を打てるなら今のうちにと思いまして。お忙しい所すみません。お時間あるときにご意見頂ければ嬉しいです。
にこままさん
子育てはマイペースが一番ですよ。
人として大切なものを親からもらっていれば、いろんなことは後から勝手についてきますから。
引っ込み思案もちっとも欠点ではないのですよ。それだけ心が穏やかで優しいってことでもあるんだから、それを認めてあげれば子供はその子なりの素敵な育ちをみせてくれるはずです。
大切な我が子なんだもの全部ひっくるめて大好きでいてあげればいいんですよ。
ここ数回のブログは
そして涙が出ました。
私自身が自己肯定感を持てず引き籠ったりしていたので子育てに自信がなかったのですが、おとーちゃんに『今のあなたでいいんだよ』と認めてもらえた気がして少しずつ気をつけて直そうと前向きに考えられました。
今日は相談があります。小学3年生の甥っ子のことです。
甥っ子は両親に叱られるとき叩かれているようです。爪を噛む癖があります。ちょっとしたことで感情を爆発させて走って遠くへ逃げたりします。
今もよく「ママ抱っこ~」と言うのですが、母親には「小3にもなって恥ずかしい」と拒否されています。甥っ子が言うには、2歳の時弟が生まれたときから抱っこされてないそうです。
甥っ子1人のときはよく話もしてくれるし、祖父母や私の子にも優しいんですが…
親は年々言うことを聞かなくなって、叩いても言うこと聞かないから困っていると言います。叩かないように言ったのですが、言うこと聞かないから仕方ないと言われました。
どうフォローしたら良いのか悩んでいるので、よろしければアドバイスください。
ゆふママさん
個性が強すぎていじめられる子もいれば、むしろ没個性的でいじめられてしまうこもあり、いじめる側にも好みというか選ぶポイントは人それぞれだろうし。
まあ、はっきり物を言わないでモジモジしているということを気にするのであれば、自信をつけてあげることと、自立を促す(親に対する依存心を大きくしない)というようなところでしょうか。
遊びでもなんでもなにかひとつ自分の得意なものがあってそれに対して自信を持っているような子はなかなかつけこまれることが少ないような感じがします。
また、あまりにも親の保護の傘が普段から大きいとある程度の年齢になっても、必要な自己主張が出来ない子になったりするということもあるようです。
3歳くらいになるとそういった対人関係のストレスもでてきますが、まだまだするほうにしても強い悪意があるわけでもないし、受ける方としても強い悪意を感じ取ることも少ないので、あまり大人は介入しすぎない方がいいようです。
「あ~とうせんぼされて嫌だったね~」などとさらっと気持ちを受け止めてあげるくらいにしておいて、あまり大げさにガードしてしまうとむしろそのガードの中から抜け出れなくなってしまいます。するとなかなか自分で目の前の問題を乗り越えたり立ち向かったりする力が育っていかないので、ときと場合によりますが気をつけたほうがいいかと思います。
ケガをさせてしまうようなことは止めるのはもちろんですが。
しかし、まだ3歳で男の子なのですから小学校で問題になるようなねらいすました悪意のあるようないじめとはまだまだ無縁です。いまからそれを気にして欠点を是正しなければなどと細かいことにこだわってしまうよりも、大きな視野で子供を肯定しいいところを伸ばしていってあげるような関わりをしたほうが子供は自然体でその子その子の育ちを得られるのではないかと僕は思います。
専業おかーちゃんさん
僕は第二次ベビーブームの絶頂期の産まれですが、自分の受けてきた教育というのは、「出来ること」ばかり目指すもので、「出来ないこと」が罪であるかのような教育・育児だったと感じます。
そのなかではなんでも平均以上にできる稀有な人はいいかもしれませんが、そうでない普通のひとにとってはコンプレックスばかり増大させてしまう・自己肯定感を低めてくるようなものであると思うのです。
そういう世の中って生きづらいですよね。欠点があってもそれもまた「個性」と認めて、じゃあそれを互いにフォローしていこうという世の中であればと思うのです。欠点のない人なんてめったにいないんだしね。
甥っ子さんのことですが、その状況は出口のない悪循環になっているように感じます。
「ママ抱っこ」と言っている今のうちであればなんとでもなりますが、それを本人がほんとに恥ずかしくなっていえない年齢になってしまってからでは、取り戻すのは容易ではありません。
このままでは叩かれるようなことをすることは、いくら叩いて「しつけ」たところでなくなることはないでしょう。なぜなら「ママ抱っこ~」が叶えてもらえないのならば、叩かれることですらその子にとっては親から関わりをもらう心地よいものになっているからです。
もちろん自覚的にそういうことをしているのではありません、良いかかわりを望んでも得られないので、無意識に悪い関わりでもいいから得ようとしてしまっているのです。
この年齢でも「ママ抱っこ」といえるのはきっと性格の根底にいいものをもっているからです。
もちろん親御さんも叩いてしつけをしているとはいえ、子供のことを大切に思っているのだと思います。また回りに受け止めてくれる大人がいるのかもしれません。
そのことがその子をひねさせないで、いまだに素直に甘えの出せる子にしています。
出来うるならばその親御さんに甥っ子さんを受け止めて上げられるようになってほしいと思います。
それができればおそらく叩かれるようなことをするのもずいぶん減るでしょう。
同じような状況の子で、さまざまな問題行動を引き起こしてきてしまっている子をたくさん知っています。
ある子供は乳児期から、親の積極的な関わりをもらえず、5歳の時にはとても無表情な子でした。
小学一年生で、人形の首を切って遊ぶようになりました。
3年生ぐらいには、女児に対する性的なイタズラが激しくなり学校で問題になってしまいました。
ご相談の甥っ子さんは、家族の根底にある愛情や、周りの大人のフォローがあって、このままでももちろんそんな心配はないのかもしれません。
しかし僕はあまりにも多くそういったことを知っているので、心配せずにはいられません。
性犯罪や通り魔犯罪、ストーカーなどを引き起こすひとにそういった生い立ちの人は少なくありません。
「小3にもなって恥ずかしい」と思うかもしれませんが、世の中には冗談でなく幼児プレイのできる風俗店なども実際にあります。そういった幼児期の満たされない思いというのは、ときとして何歳になってもひきずるのです。
そういう現実を知っていますと、「小3になって恥ずかしい」なんてことはこれっぽっちも思いません。
心の奥深くの大切なところがそれを求めているのです。恥ずかしいことなんてありません。
むしろ自分の母にそれを求めているのだからいたって健全です。
母に求めているうちは純粋なものですが、それが受け入れられないとなると心の中で鬱屈したドロドロとした何かになってしまいます。
神戸小学生連続殺人事件のサカキバラや、秋葉原通り魔殺人事件の加藤がどういう生い立ちをしたか調べれば見つかります。それによると、幼児期からの母親に受け止めてもらえない思いがずっとひきずっていることがわかります。
子供がそういった「ネガティブ症候群」に陥って大人を困らせてばかりいるのは、ポジティブな関わりがもらえないがゆえに、やむをえずネガティブな行動で大人と関わろうとするからです。
つまり根本の原因は大人の側にあるのです。
それでもどうにかこうにかまっとうに育ってくれればいいですが、道を踏み外して戻ってこれなかったら親は悔やんでも悔やみきれないでしょう。
どうそのご両親にアプローチすべきかは僕にはなんともわかりません。どんな風に話したらどういう風に受け取る人なのかわからないからです。
保育園で親対応をするなかで、これまで子供に少しも肯定的に関われない人や、トイレトレーニングのあまりに過激すぎる人には、そういう生い立ちをした人にそういった事件などを引き起こす人が多いと言うことをお伝えして、言葉は悪いですが脅すようなことをいわざるを得なかったこともあります。
一人遊び
一歳七ヶ月の息子の事でご相談させて下さい。
一人遊びが長く続かない事が気になっています。
例えば、
砂場で、さらさら~っと少し触ったら すぐ違う場所へ行ってしまい、私がすかさず「お母さん、お山作ってみたいな」とか興味をそそるような言葉をかけてみますが、知らんぷりです。
ブランコには自分で乗りに行きますが、「私が揺らすよ~」と言ってゆっくり2、3回揺らし始めると自分でバーを上げて下りようとします。
家ではビーズやどんぐりを お皿に入れて 食べ物に見立てて一緒に遊ぶのですが 2回くらい息子がどうぞって私に渡してくれるのでお互いにやり取りをし、食べる真似をしたら終了~。
積み木を車に見立てて「ぶーっ」て言ったと思ったら、立ち上がって違う場所へ…。
いつも、ぇえっ!もうおしまい?って心で叫んでいます。
現在も授乳中でして、一日に何回も欲しがるので受け入れていますが、遊びの合間に私が側に居ても、急に泣いて欲しがります。(特に家で)ゆったり関わっているつもりなのですが、おっぱいも遊びの用にも見え…。
家の遊具がつまらないのでしょうか…遊びの導入や私の言葉かけにコツがいるのでしょうか…。
遊びを充実させてあげたいなあと思っています。
私も息子とじっくり遊んでみたいです。
はじめまして
話に経験者としての説得力があって納得です。なにより読んでて漠然とした不安の中での私の育児が百八十度かわりました。
息子の事信じて待つ、泣いていても大丈夫だよ~って抱き締めてあげられる心の余裕いままでなかったです。
うちの息子について私も質問させていただいていいですか?
①息子は同い年の男の子にだけオモチャを取り上げたりかみついたりします。興奮したら頭突きもでます(頭を相手に当てて押さえつける感じかな…)私も貸し借りのルールを理解してもらえる様根気よく伝えていってますが…。そのお友達に会うと興奮して喜びのダンスするので一番大好きなはずなんですね。
ちょっとお兄ちゃんくらいの子や小さい子には警戒?観察?して近寄りませんし。
子供は歳が近いとかって敏感にわかるんでしょうか?
②息子は現在ミニカーと木製汽車のレールにしか興味を示しません。何かおしゃべりしながらミニカーを積み上げて喜んでます。積み上げたいなら…とワクブロック購入してみましたが、なかなか刺激がないからか遊びません。(;^_^A車や汽車にどう結びつけていったら関心持ってくれるのか教えて下さい。
すごく長々と質問してしまいました。
お返事はお時間ある時でいいですので。
いつかこのブログ書籍で世に出たら楽しい育児出来る人もっと増えるのに~♪と思います。
みっきいさん
テレビ・ビデオをたくさんの時間見せていますか?
戦いや暴力的なシーンのあるテレビなどをみせていますか?
生活の環境(人的・物的に)落ち着かないものになっていますか?
もしそういうことがあれば、そういうのを減らす、なくすことで改善する可能性があります。
もし、そういうことが特になければ、別にお子さんの様子は自然なことです。
1歳7ヶ月くらいですと、ひとつひとつの遊びの時間はけしてそう長いものではありません。
同じ月齢でもひとつの遊びが長続きする子もいますが、それはそういう性質の子なのであって、短い子がおかしいわけではありません。
ひとつの遊びが終わったとしても、次の遊びを自分でみつけてそれに短いとはいえ、自分から主体的に取り組んで遊んでいるのですね。それは遊ぶ力がそだっている、そだちつつあるということです。
積み木を車に見立てたり出来るのはなにげないことかもしれませんが、とても遊ぶ力がある証です。
なにも大人が元の遊びに引き戻す必要は必ずしもありません。
これから成長するにしたがって、自分の好きな遊び、得意な遊びというのがでてきて、それに今までよりも長い時間取り組んでいけるはずです。
落ち着いてお子さんと話せるときにでも、「今日はなにして遊んだ~?」とか「なにが面白かった?」なんて聞いてみるのもいいかもしれません。返事をするか、どう答えるかは別にいいのです。
遊びについてちょっとでも振り返ってみてみることで、関心が高まる、気持ちが遊びに向き合うきっかけになるかもしれません。
他に、遊具環境を整えるということもできるかもしれません。
よくあるのは「遊具の出しすぎ」ということです。
あまりにたくさんの遊具が一度に出ていても、目移りするばかりでひとつひとつに向き合えないこともあります。
なので、遊具は多い方がいいように普通は考えるかもしれませんが、ときどき入れ替えをして、ある程度遊びこんでここしばらくは使っていないと思われるようなものを、閉まってしまうことをするのも大切です。
例えば20個の玩具をもっているとしたら、20個全部を出しておくよりも、1度に見えるところにおいておくのは10個とか15種類の玩具だけにしたほうが良く遊ぶのです。ときどき入れ替えをすることで、さらに長い期間新鮮な気持ちで遊びに取り組めます。
しまった遊具もそれで終わりなのではなく、1~2週間後(乃至は1月後とか様子を見て)に他のものと入れ替えてまた出すことでその遊具にまたじっくりと取り組んで遊ぶ姿がみられます。
また、成長も著しい時期でもありますので、適切な遊びの段階が次へときているのかもしれません。
次の段階の遊びの一例をあげると、投げる遊びや叩く遊びが入ってきます。
すこし前に置いたかごにお手玉を投げ入れるあそびとか、木槌でボールを叩いて落とす遊具などを用意するとよく遊ぶかもしれませんよ。
遊んでいる間に、遊びこめなくなったり飽きてしまったときに、おっぱいを求めたり甘えてきたりするのはよくあることです。遊びの環境を整えたりすることで、遊びこめるようになってくればそういうことは減るかもしれませんが、別にあっておかしいことではありません。
みっきいさんのところがそうかどうかはわかりませんが、子供の性格には好奇心旺盛で、結果的にひとつの遊びが長続きしない子もいます。それはそれでその子のもっている気質なので心配はいりません。
他にも全般的な生活経験をしっかりとつけることで、遊びに向き合う力というのもだんだんついてきます。
なにげなく子供にさせることもなく手伝ってしまっていること、声がけを省略して手をだしてしまっていることなどをしっかりやらせていったり、言葉のやり取りをきちんとすることも関わってくるかもしれません。
また、子供は力を溜める期間と、出す時期とがあります。
いまは溜めている時期なのかもしれません、あせることはありませんから今の様子を肯定していってあげると子供は安心して溜めている力をだんだんと出せるようになっていけるかもしれませんよ。
またお聞きしたい事があります…。
私自身、人付き合いが苦手で『ママ友』があまりいません。上の子を妊娠中に産院で知り合った人と意気投合し、その人だけ唯一よく遊ぶ『ママ友』なのですが同じ地域ではないので、月に2回くらい遊ぶのがいいところです。
なので息子は、ママか近所に住むジジ・ババと接する事がほとんどで、大人に囲まれて過ごしてきました。
ちょうど、公園遊び(滑り台などの遊具)が楽しめるようになった頃に二人目を妊娠…つわりで、平日はあまり連れて行けず。安定期~後期には、気を使わなくていい実母や義父母と水族館や動物園へ。フタリでは散歩やスーパーへ歩いて買い物がほとんどでした。
そして3月に二人目を出産をし、先日、下の子も連れて初めて3人で公園に行ったのですが…息子と同じ年くらいの子ども達が4~5人で遊んでいました。シャボン玉や砂場で『貸してよ~』『ダメ~今使ってる』などの、やりとりが。
なんだか、浦島太郎状態といいましょうか…
公園によく連れていっていた頃は、友達より自分の世界で自分の好きな物で遊ぶ月齢だったのが、久々に来てみたら『友達と関われる』月齢に!!
周りには、同じ年くらいの子を持つママさんグループが3組程いて、単独で来ているのは、私だけでした(笑)そんな中息子は、子ども達のやりとりを少し離れた所からジーッと見て、ハッと我に返り、滑り台をする…という…自分からは関わろうとしない…というより、分からないんでしょう。何かそんな息子が可哀相に思えてしまいました。
幼稚園に行けば、自然と友達が出来るようになるからと、あえてママ友を作らずにきた自分の行動が果たしてよかったのか?と疑問に思えてしまいました。
それと先日、行かせられたらいいなと思ってる幼稚園の親子体操に参加したのですが、その時も、皆2~3組づつグループで来ていて違うグループでも顔見知りみたいな人達ばかりで、やはり、単独で来ているのは私だけでした…。
そんな環境でも、幼稚園に行くようになれば友達ってちゃんと出来ますよね?
幼稚園に行くまで、家庭の中でのほほ~んと過ごしていてもいいんですよね…?
ママ友がいない事に焦りを覚えたのは、今回が初めてでした。でも、やっぱり面倒臭いので、無理して作ろうとは思えません。
息子にとったら、よくない事なんですかね?
ありがとうございます
我が家には光物や刺激的な物は無いので、遊びの環境、新しい遊具や言葉のやりとりなどに気をつけてみようと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
スタイリス子さん
積み木の記事は参考になりましたか?
ご質問の件ですが、たしかに遊び相手の年頃の認識ってあるかもしれませんよ。まあ気にする子もいれば気にしない子もいるので個人差もあると思いますが。
気の合うお友達がいるのはいいことですね。
子供はほとんどのことを実際の経験からまなんでいくので、ルールを教えるということではなかなか伝わらないこともあるかもしれません。
僕はまず適切な言葉を知らせて上げます。
奪い取ろうとした子には、「そういうときはカシテっていうんだよ」
使っている側の子には、「使っているならツカッテルヨっていっていいんだよ」
貸せるのならそれでよし、貸せないなら遊びを守ってあげることが遊びを介助するときの大人の役割だと思っています。あるていど言葉(もしくは意思表示)がつかえるようになったら、あとは大人は割り込まないで見守ります。
基本的には見守っているだけ子供同士に経験させることだけでも子供はいずれその中から学べることです。ですが、遊びをすることにまで影響がでてしまってはよい遊びができなくなってしまうので、最小限大人は手助けするのです。
ただ、押し倒したり、叩いたり、頭突きをしたりするのはそれとはまた別問題です。
危険なことはけして大人は許さないのだということはどんな小さな子供であれ知っていて欲しいことです。
「あぶない、それは困る!」子供がはっとするくらいはっきりと大人は伝え止めます。
「どうしたの?それが使いたかったの?」と気持ちを代弁しつつ受け止め、「そういうときはカシテって言うんだよ」攻撃することや奪い取ることでない手段を伝えてあげます。言葉が出ない子ならばジェスチャーで貸してと伝えることを知らせます。
ミニカーと汽車が好きな子でよかったですね。
男の子はそれを出発点にいろいろな遊びを発展させていけます。
ただそのレールと積み木などを組み合わせて遊びが大きく展開していくのは、「構成遊び」の発達段階になってからが中心なので、およそですが3歳くらいからだと思います。
遊びの好みもありますから、積み木があってもあまり使わない子もいます。ですがあせらずとも、これからどんどん遊びの世界は広がる一方なので心配ないと思いますよ。
返信ありがとうございます
実際に母親が「叩くよ!」と言ったときに甥っ子が「叩いていいよ」と返したことがあります。叩くことも彼にとってスキンシップになってしまっている可能性もあるのですね…私の子のオムツを履いたこともあります…
現在甥っ子は私の両親(甥の祖父母)の近所に住んでいるので、たまに遊びに来てはおんぶや抱っこをしてもらって甘えているようです。
私は遠方に住んでるので、私が実家に帰った時に一緒にお風呂に入りたいと言われて、一緒に入っています。
甥っ子は母親が弟を妊娠するまではいつも母親を含め周りのすべての大人にかわいいがられていたので、きっとそのことが心の根底に残っていて「抱っこして」と言えるのでしょうね。
今、長男の幼稚園を探しているのですが、通いたいなと思う園が2つあるのですが、(どちらもキリスト教を信仰している無認可の園です)どちらがよいか迷っています。
A園はリトミックが毎日あり、年長では鼓笛などもするようで、園児は元気もありますが優しく、おだやかで落ち着いた子が多い印象です。
B園は、外遊びが主で元気いっぱいで、みなそれぞれ自分のしたい遊びを思いきりしたり、みなで集団遊びなどもするそうです。
また、人数が今は全部で13人と少なく、みなが兄弟のような雰囲気です。
A園の未就園児クラスでは、まだ落ち着いて先生の話を聞くことができず、リトミックもやらずに教室から脱走して園庭で遊びだしてしまい、ちょっと浮いた存在になってしまいましたが、先生方は温かく受け止めてくださり、息子も先生に甘えたりしていました。
B園の見学では、雨が降っていたため、在園児にまじりブロックや電車などで2時間目を見張るくらいよく遊んでいました。最後はまだ帰りたくないといった様子でした。
幼稚園を選ぶにあたり、どういった事にポイントをおくとよいのでしょうか?
やはり、外遊びなど遊ぶ時間が多い方がいいのでしょうか?
育児書と比べないのは同感なのですが、息子は1歳9ヶ月ですがまだ自分でスプーンを使いたがりません。私がすくって渡すと口に入れますが…。いつまでも使えない子はいないからそのうち出来るようになるだろうとは思いますがやはり不安です。 手先も器用になってくるし、いつか意欲が出てくるものなんでしょうかね。毎食毎食あまり食べないし憂鬱です。。
こんばんは
ほのぼのします。
昨日、長女の学校で避難訓練があったので、「防災頭巾かぶったの?」と聞いたら
「ううん。変な人・・・不審者が来た時の訓練だからかぶらないの」
と言われて軽くショックを受けました。
合言葉を決めて、それが放送されたら「不審者が侵入した」という意味になるそうです。胸が苦しくなるような話です。
それにしても、小学生が小学生にいたずらをすると聞くと(聞いたことはありますが)身を守る手段を教えなくてはと思います。うちは女の子3人なので・・・。
私が保育園児だったときも、昼寝の時に必ずパンツの中に手を入れてくる男の子がいました。どうしたら良いかわからず、先生にも親にも言いませんでした。中学生でも、塾の先生にいたずらをされましたが、これも言えませんでした。(学校の理事を務めるような人だったんですがね)
自分でも消化できていない事を、なかなか親に言えませんよね・・・。でも、どうしたら「親に伝える。自分だけで納めない」ということを、身につけさせることができるでしょうか?
娘たちは内気なほうで、上手く周りに発信できないタイプです。私に似てしまったんですね。
機会があったら、子供の危機回避について書いて頂けたらなーなんて、リクエストさせていただきます。
わたくんと、むーちゃんのほのぼの日記も楽しみにしています♪
たいママさん
1~2歳クラスになると、「うちの子は友達とちゃんと遊んでますか?」というのを多くの親から聞かれます。
しかし、まだそんなことは必要ない時期なのです。それよりも、安定した情緒や、満たされた心、大人への信頼感、その場になれて安心して過ごしていることなどが、はるかに大切なのです。
本当の意味で子供同士で関わって遊ぶことができるようになってくるのは、スタートが3歳、出来るようになってほしいのがおよそ5歳です。
たいママさんのところは下にお子さんが生まれたばかりですよね。
いま、がんばって友達の中に加えて遊ばせようとしたところで、息子さんは不安になるばかりで遊べない可能性もあります。
あせることはありません、いまは赤ちゃんができて不安定になりやすい息子さんをきちんと満たしてあげればいい時期です。
友達ができるかどうかなんていうのは、友達と関わった経験に意味があるのではなくて、人を信頼できたり、満たされていたり、優しい気持ちをもっていたり、そういう母親や家族からもらうものが大切なのだと僕は思いますよ。
ただ、大人ばかりのなかに子供をずっと置いておいてそこでの関わりが、「わがままほうだい、人は自分のいいなりになるのが当然、例外など経験したこともない」、こうしてしまっては子供がその後集団に適合するのはものすごく大変になってしまいますから、話は別ですよ。
きちんと適切に親子の関わりをしているのならば急いで子供集団に入れる必要はありません。
みっきいさん
でも、多くのことはどんなやり方をしたとしてもわりとどうにかなっちゃうんだけどね。
あんまり役にはたたないかもだけど、もしまたなにかありましたらお気軽にこちらのコメントでもしてください。
専業おかーちゃんさん
でも、やっぱり子供が本当に求めているのは自分の親からの関わりですから、少しでも受け止めてくれるようになってくれるといいですね。
ショパンさん
でも、どちらの園もとってもよさそうではないですか。
外遊びに関しては、外遊びをたくさんする活発な子育てを望むならそういうところを選べばいいし、外遊びが少ないからといって保育がよくないかというとそんなことはなくて、きちんと意図を持って室内での遊びなどを展開できるのならばそれはそれでちゃんとした内容です。
ただ、なかには外遊びもさせられない環境・人員配置、手をかけたくないからさせないということも無きにしもあらずなのが困り物なのですが・・。
ちいくまさん
なんでもそうなのですが小さいうちは、絵本をきちんと読むことが大切なのではなくて、まずはそのものごとが楽しい経験になっているかどうかが育ちの基礎になりますから、簡単なことが楽しめことがほんとに大切なのだと思います。
食事のことも同様です。
スプーンが使えるかどうかはあとからついてくる問題です。
使いたがらないならば、それはそれでいいのです。
お母さんが「スプーンもって」とか「こうやるんだよ」など伝えるのが悪いわけではありませんが、そのとき親が「やっぱり、まだもてないわね・・ハァ」とかいう気持ちが意識しなくても伝わったりしてしまっては、子供はだんだん食事そのものが楽しめなくなってしまわないともかぎりません。
いまはまだ、使わないなら手づかみ食べをしっかりさせてあげてください。
むしろスプーンもちよりもずっとそのほうが大切です。
手で持って意欲的に食べられるならそれをいっしょに喜んであげましょう。
食べさせてもらうこともまだまだ必要な時期です。
スプーンを用意するだけ用意しておいてあげて、使いたくなったとき使えるようにしてあげるといいですね。
そのときも、ツースプーンです。
1本は子供用、1本は介助用、スプーンが1本だけだと食べさせるために子供からスプーンを取り上げなければなりません。
子供にとっては心地よくない経験です。
なので必ず2本用意しましょう。
ですが、スプーンはなにもしなくともいずれできるようになることです。あせる必要はありませんから、てづかみたべをしっかりさせて食事を楽しい経験、自主的に取り組めるものとしてあげましょう。
その意欲が1年後2年後3年後の子供の食事の習慣に大きく役立っているはずです。
たったそれだけのことをあせるかあせらないかで、ほんとに大きな差がでるものなんですよ。
てんさん
どうもそのやりかたはマニュアル化していろんなところへ配布されているみたいですね。
悲しいことだけど、なにかあってからでは遅いのでそういうこともせずにはならないのでしょうね。
「どうしたら親に伝えられる、自分だけでおさめない」子にすることができるかは正直いってわかりません。
子供それぞれの性格もありますしね。
大きくなればなるほど子供は自立の方向へ進んでいきます。これは当然のことです。言いたくないことや言えないこともあるでしょう。
そのとき子供の様子をそのとき子供の様子を気づいてあげられる・受け止めてあげられるかどうかは、これはもう大人の問題です。
大人は子供を導いてあげることはできても、結局のところどんなうまい方法をしたところで、思ったとおりのものに出来るわけではありません。
この小さい時期から、親を信頼し自分が大切にされていることを知っていれば、今のてんさんがあるように、子供たちもひとつひとつの問題を乗り越えていけるのではないでしょうか。
危機回避ですか、危険なことをしない子にするというレベルでしか僕はわからないけど、またいづれ書いていきますね。
ありがとうこざいました
私自身何だか視野が狭くなっていた気がします。おとーちゃんさんのブログで学んだ根底がどっしりしっかりあれば、ご相談した内容なんて今から悩むことでもない気がしてきました。
少しネガティブになりすぎていましたね。おとーちゃんさん言葉に勇気づけられました。本当にいつもありがとうこざいます。
ご相談
大変、申し訳ないのですが、もし、お時間がおありのときに、噛み付きの原因(上記に、噛み付きの原因は、多岐にわたる)と、おかきになられていらっしゃいますが、その原因を探りたく、どの記事(タイトル・年月日)を拝見したらよいのか、お教えいただけないでしょうか?息子(1歳8ヶ月)が、保育園で、お友達を噛んだり、親を噛んだり(毎日ではなく、たまにです。機嫌が良く(親子でベタベタしている時)、おふざけ?の時にでも。)と、私のアテンド、子育てが間違っているからなんだろうか?と悩んでおります。仕事(週2回)を持っておりますため、家事、子育てを、上手に両立できてないのも、起因してるとは思いますが、、、。
それでは、大変、お手数をおかけいたしますが、お力をお貸しいただけますよう、宜しくお願い致します。
アルまま さん
ブログ内の語句検索をすると関連記事がみつかるかもしれません。
ただ、多岐にわたるかみつきの原因までは述べていないので、ここで簡単にですが書いておきますね。
ただ本当にいろいろあるのでとても網羅することはできません。思いついたもの代表的なものだけにします。
・不安・恐怖から
場所に慣れない、音・空間・環境・人などなどからすら小さい子は不安に陥りかみつきの遠因になることもある。スーパーのように過剰に明るかったり、音楽が大きい音でかかっていたり、ただ広い空間というだけでも不安になったりもする。
・言葉がでないことによる意志表現
単になにかをとられたことから反撃する意味合いでかみつきをすることもあれば、自分の言いたいことがきちんと伝わらないがゆえにもどかしさからかみつくこともある。
・テリトリーイズム
上の不安要素とも似ているが、自己の生活(生存)空間を確保・守るために、近寄ってきた同年代の子にかみつきがでることもある。
・歯がむずがゆい
歯の成長の時期にはむずがゆさや噛むことへの欲求があり、人に噛み付くことが心地よい場合があり習慣的なかみつきがでてしまう。
・性格・気質・傾向
生まれつきそういう気持ちが強かったり臆病な性格だったり、なんらかの障がいの引き起こす症状としてあることもある。
・養育者が神経質・イライラしている
身近な大人が神経質だったり、心に不安を抱えていたりして不安定だと、そうした影響やイライラが伝わって、子供も神経質になって些細なことでかみついたり、始終イライラからかみつきやすかったりもする。
また過保護や過干渉から子供のイライラが昂じることもある。
・本文にあったような受容不足・情緒不安定によるもの
やはり気持ちが満たされていなかったりすると攻撃性が強まりかみつきという行動がでやすくなることもあります。
また情緒の不安定の原因はかみつきなどよりもさらに多岐にわたりますが、例えば下に弟妹が生まれて不安定になっていたり、朝食抜きの生活スタイルから空腹によりイライラしたり、赤ちゃんでは母乳の出が悪かったり、薄かったりが理由で空腹によるイライラから噛み付きということもあったりします。
・遊び・関わりとして
言葉が出る以前の乳児にしばしばあるのですが、大人に噛み付いたときの反応が面白かったり、そこで振り向いてくれる相手をしてくれる(大人からすると怒っているのだが・・)ことが楽しくてかみつきを繰り返すことがあります。
いま思いついた代表的なものがこんなところです。
さらには個別の原因もありますので、本当に一口には言えません。
なかには大人に起因するものもあれば、そうでないこともあったり、一過性のものだったりさまざまです。
子育ての姿勢などに原因があるかもとお考えならば、先回りした関わりや認めたり、話を聞いたり、会話を多くすること、などで改善していくことも多いです。
子供は大人の心のありように敏感なので、子供はもちろんですが、大人も自分を責めたりしないでおおらかにいくのがいいですよ。
No title
テッシーさん
子供との関わり方もほんとは字や言葉で伝えるのはすごく難しいんですよね。
ほんとはビデオにでもとってこうやって関わるとこうなるんですよみたく見せてあげられれば一番なんだろうけど。
子供に手遅れってことはないのでその点は大丈夫ですよ。
指しゃぶりになる原因はそれこそ数限りなく考えられるのですが、コメントの文面からわかる限りで考えれば、お母さんがイライラしているだけでもその原因になりますし、また手を出してしまうのを見るだけでもそうなりえます。
ただ、おそらくは下に赤ちゃんができたことの、お兄さんでいることを要求されることからの一種の退行現象である可能性は高いと思います。
こういうことは下に兄弟ができればどんな子にも必然的におこりえることです。
「くすぐり」などの先回りした良い関わりを少し心がけるだけで改善していけることも多いですよ。
救われました
隅から隅まで読みたいと思いつつ、怒涛の毎日の中、少しずつ参考にさせていただいています。
年長の男の子ともうすぐ2歳の女の子がいます。
息子のことで、保育園の園長から、私自身の在り方について厳しく言われ、自分の努力の範囲を超えた何かがあるのではと悩み、カウンセリングを受けるようになりました。
そこで、私自身が情緒的ネグレクトを受けてきた状態だったと指摘されました。そこからいろいろなことが見えて来ているところで、育児も試行錯誤の毎日です。私自身が愛情に満たされておらず、自分の子供にも同じことをしてきてしまったんだなあと思います。
息子は、自己否定感の塊です。発言もネガティブだし、ママは僕のこと大嫌いって言う(私は言ってませんが)と保育園で言っているようです。くすぐっても嫌がるし、大好きだよ~って言っても離れていきます。ただ色んなことをやってもらいたがって甘えたり、私を独り占めしていつまでも遊びたがったりはしています。そんな彼をまずは「そんなあなたでもいいんだよ」と受け入れる気持ちが必要なんでしょうね。
ママのいいところは一つもないなんて言われて私もつい絶望感に打ちひしがれそうになりますが、‘大事なのは子供の心’と思い直せるなど、カウンセリングの効果もあり気持ちの余裕も出てきた感はあります。
そんな日々の中、‘子供への対応に遅すぎるということはちっともありません’‘愛着形成がうまくいかなかった5歳の子に、1歳児に接するように対応してあげればそこからでもその子を満たしてあげることができます。そしてきちんと足りないものがもらえたと子供は思えば、そこから5歳の自分へと戻ってくるのです’の言葉を見つけた時は、救われた思いで涙が出ました。
ただ、具体的な関わり方は、難しいです。今まで満たされていなかった分満たしてあげようと思いつつ、子供のいいなりになってしまっていたり、、、。それではいけないと思って、子供の意に沿わないことになると激しく抵抗するし、、、。悪循環になってますね。今書きながら思いましたが、私には先回りの関わりが足りないのかな。子供の要求があってから動こうとするから、言いなりもしくは子供の要求否定になるんでしょうね。
一朝一夕には変わらないと腹をくくって、おとーちゃんさんが書かれたことを少しずつでも意識して自分なりに取り組んでいくしかないかなあと思います。
長々とまとまりなくすみません。保育士の仕事、本当に尊く激務だと思います。そんな中こんな素晴らしい発信をしていること、心から尊敬します。これからも参考にさせてください。
ジオジオさん
でも、なかにはそれを乗り越えて自分がしてもらえなかったことを、我が子にすることでもう一度自分の育ちを満たせるという人もいます。
子育ては完璧に出来る必要もないと思うので、無理せず自分のペースで子育てを楽しんでいってください。
娘の行動の意味がわかりません…。
過去の記事を遡って何度も読み返し、実践しています。
以前質問させていただきましたが、またよろしいでしょうか。
2歳になったばかりの娘に関してです。
母親の私には理解できない細々とした事が蓄積されてきて、
整理できずに途方にくれています。
なぜそのような行動を取るのか、原因を探っているのですが、
解決できず、何を考えているかわからない娘に対し、
気疲れする日々です。一例をあげますと、
○外出中は一切自分で歩かない。抱っこじゃないと
外に行こうとしない。仕方なく応じてますが、
体力的に限界です。母親の愛情が足りない為でしょうか?
○フリースペースなどに行くと、ほとんど遊ぼうとしない。
いくら誘っても、本の数十秒、おもちゃを触るだけで、
後は1人でフラフラしている。焦点が定まらないような感じ。
しかし、片付けの時間になると、俄然張り切り出す。
○家の中でもほとんど遊ぼうとしない。積み木や木のおもちゃ、
おままごとには興味を示さず、授乳をせがむか、
娘には関係のない写真アルバムを延々と眺めているか…。
○唯一、絵本だけは普通に楽しめるようですが、
読み聞かせの最中も、どこか他のところを見ていたり、
足をぶらぶらさせて、明らかに飽きているのに、読み終えると、
もう一度と何度もせがむ。
○泣き声が最近ヒステリックになった。
などです。娘には、0歳の頃から過干渉にならないよう
注意しながら、コミュニケーションを密にとり、
刺激の強いものは避けてきました。成長期に入ったから
という理由だけならいいのですが、ほかに原因による
フラストレーションが要因なら、早く取り除いてあげたい
と焦るばかりです。
最近ではイライラが募り、いけないと思いつつも娘に対し、
大声で怒鳴ったり、イヤミを言ったり、泣いているのを
無視したりして、怒りで言う事をきかせようとしてしまいます。
まとまりのない文章で、申しわけありません。アドバイスをいただけたら幸いです。
ぞうままさん
↑これは変えていけば、相談にあったようなことの多くが改善へ向かっていくという気がします。
また、子育てにあまり神経質にならずに、子供を「~~ができていない」というようにネガティブな形で捉えないことを勧めます。
子供が望むのは母親からの「全面肯定」です。
「何かが足りない」「何かができない」という風に親が態度に出さなくても感じていると、それを察知して、よけいその子本来の力をだせなくなります。
特に人の気持ちに敏感な子、繊細な子ほどそれは強くなります。
「絵本はコミュニケーションツール」と書いた過去記事は読みましたか?
>○唯一、絵本だけは普通に楽しめるようですが、読み聞かせの最中も、どこか他のところを見ていたり、 足をぶらぶらさせて、明らかに飽きているのに、読み終えると、もう一度と何度もせがむ。
こういうのは、「良い関わり」を求めているためにしばしばでてきます。
そうやって絵本を読んでいる時のお母さんは、自分にいい形で目がむいていると子供は感じられるので、特にお話を聞きたいわけでなくとも、なんどもせがみます。
どうか肯定的に関わって欲しいという一種のサインです。
>フリースペースなどに行くと、ほとんど遊ぼうとしない。
いくら誘っても、本の数十秒、おもちゃを触るだけで、
後は1人でフラフラしている。焦点が定まらないような感じ。
しかし、片付けの時間になると、俄然張り切り出す。
○家の中でもほとんど遊ぼうとしない。積み木や木のおもちゃ、
おままごとには興味を示さず、授乳をせがむか、
娘には関係のない写真アルバムを延々と眺めているか…。
こういうのも、現状をありのままに「今はこういう姿なんだ」と肯定してあげた上で、子供に関わっていくのがいいです。
「あれができない。これができない」と親が思っていては、子供は自己肯定できずなかなかいい形で前へ進めません。
「先回りした関わり」をブログ内検索するといくつかひっかかりますから、それをしてみるのもいいです。
子育てで本当に大事なのは、「肯定」です。
肯定の大切さ
いつもなら、おとーちゃんさんの記事を読んではその都度
消化してきたのですが、最近はその余裕も持てませんでした。
月齢が同じ他の子と比べてしまったり、娘の好きな遊び、
興味のあるものが何か分からなくなったりと、目先の結果を
焦るあまり、自分がしていることにも自信が持てず、娘に対し
「本当はこんな生活楽しくないのではないか」「大人の顔色を
窺っての行動なのか」「母親に気を遣っているのではないか」
という思いばかりでした。
(娘を怒りで動かそうとした影響もあるのでしょうね)
アドバイスを探そうとこちらのサイトにお邪魔しても、
そういう状態でしたから、読んでいていつの間にか、
「娘の出来ていない事チェック」みたいになってしまい、
悪循環の思考に陥っていました。
娘と私、二重に否定してしまうような、私が育てているから
駄目な子になるんだとか、時折思います。
でも、そうですよね、「全面肯定」。
今の状態のそのままを受け入れること。良いことも良くないことも、
ただポジティブに認めてあげること。おとーちゃんさんからの強い
メッセージをいただいて、思いを改めることができそうです。
「うちのむーちゃん」のフレーズをお借りして、「うちの○○ちゃん、
今こんな感じです。」と力を抜いて、明るく構えてみたところ、
ここ数日、わずかですが、また前のように娘と意味もなく笑ったり、
じゃれあったりすることができました。
その上で、再び過去の記事を読みましたら、心から納得でき、
スッと消化できました。
まだキーキー泣いたり、外では抱っこばかりですが、
今の可愛い時期を満喫するため、出来る出来ないにあまり
こだわらず、今現在の状態に対してポジティブに関わって
いきたいです。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
No title
一歳ぐらいの子ってよじ登るのが大好きですよね。いくら言っても聞かないし、諦めてテーブルに登ることを許してるって言うんです。それにえっ⁉︎と思っていたら、今度は別の友人が、やりたいって言うんだし、それに身体の発達にいいみたいだからいいんじゃない?とのこと…
私は、本来登るべきでないテーブルに登っていたら、「テーブルには登らないんだよ。」って繰り返し伝えていくべきだ…と思うのですが…うちの息子はまだ登ることしないし、毎日ってなったら、諦めてしまうことになるんだろうか…とよくわからなくなりました。
でも良かった。おとーちゃんさんはやっぱり答えを持っていてくれました。たとえ一歳でも、普段から注意だけじゃない楽しい関係でいれば、親がして欲しくないことは伝わりますよね。
もう少し言葉のコミュニケーションがとれるようになった頃にいきなりテーブルには登らないもんだよ!って注意し始めるのも変ですよね。
いつもいつもありがとうございます。
以前減点法の子育てで書いた友人親子が、諦めて上ることを認めてる親子です。一歳一ヶ月もう子育てが辛そうです。
何か伝えてあげたいのですが、口うるさく思われたら…と考えあぐねています。
けふじろさん
単にやり方だけの話ならばいいのだけど、子育てではもう少し深いところに関わってしまうことがありますからね。
こういった関わりは悪循環になってしまうと、正常化していくことがなかなかやっかいです。
早めに気づけるといいのだけどね。
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息子の叱り方がホントにわからず悩んでいたときママサイトでこちらのブログを紹介していただきました。
周りの意見の大半は悪いことをしたら叩くと言っていました。そのくらいしないと子供には伝わらないのかなぁと思い何度か叩くことをしたのですが子供の泣く姿を見て、心苦しくなり夜一人で泣くこともありました。
どーしてもこのしつけは馴染めず違うしつけかたを探していたらこのブログにたどり着きました。私には唯一の救いでした。子供はきちんとした対応で叩かなくても理解してくれる!とわかり、その日からパパと二人で実践してます。
すぐにはうまくいきませんが根気よくがんばってみたいと思います。
私の悩みがなくなったことで笑顔を見せられるようになり子供との距離もグッと近づいた気がします。
本当にありがとうございます!
長々申し訳ありませんがもう一つ質問させてください。
今二人目を妊娠中なんですが息子の精神的不安が心配です。やっぱりお腹が大きくなるにつれ抱っこ抱っこが増えたり夜泣きしたりが目立ちます…保育園でも言われました…
寂しい想いはさせたくないんです…どうしたら息子は安心してくれますか?また産まれてからの対応も教えてください!
すみません変な質問で…
答えられる範囲で構いませんので宜しくお願いします(ノ△T)