乳児の遊び・関わり Vol.１５ 適切な言葉 と 大人も同じように使うこと - 2011.08.01 Mon
大人はときどき子供に対して、言っていることとやっていることに矛盾があることをします。
子供が玩具を上手く使いこなせないでいたりするときに、つい無言で取り上げて直してあげようとしたり、使い方を教えようとしたりします。
無言でなくとも「かしてごらん」などと言い切りのまま子供の承諾も得ずに、とってしまったりをよくみかけます。
一方で、友達に玩具を借りるときには黙ってとらずに「貸して」といいなさい。「いいよ」といわれてから借りなさいなどと伝えています。
別にそれでそのまま通じてしまうこともありますが、人は言葉で教えられたことと、実際に経験したこと、そのどちらからより多く学ぶかといえば少なからず経験の方でしょう。
大人は言葉で貸し借りのルールを伝えているつもりかもしれませんが、その一方で態度で逆のことを伝えてしまっていることもあるようです。
どうせならば、言葉で教えるのと、大人が子供に対してする行動が一致している方がいいですよね。
「うまくいかなかったら、手伝いましょうか？」
大人からみれば、その玩具の仕様通りに子供が使えていないともどかしい気もしますが、そのうまくいっていないのすら子供としては遊びの範囲かもしれません。自分でうまくいくようになんとかしてみたい、と思っているかもしれません。
そんなとき、「手伝いましょうか？」と声をかけても一生懸命で無反応なこともあります。
それならそれでいいのです。うまくいくだけが遊びではないので。
そのときは無反応でも、しばらくがんばっても達成できず、プギャーと投げ出すかもしれません。
そんなときにあらためて「出来なかったらテツダッテって言っていいんだよ」と声をかけなおすと、使う場面と使う言葉が一致した、「適切な言葉遣い」をだんだんと経験的に身につけていけることもあります。
子供が玩具を上手く使いこなせないでいたりするときに、つい無言で取り上げて直してあげようとしたり、使い方を教えようとしたりします。
無言でなくとも「かしてごらん」などと言い切りのまま子供の承諾も得ずに、とってしまったりをよくみかけます。
一方で、友達に玩具を借りるときには黙ってとらずに「貸して」といいなさい。「いいよ」といわれてから借りなさいなどと伝えています。
別にそれでそのまま通じてしまうこともありますが、人は言葉で教えられたことと、実際に経験したこと、そのどちらからより多く学ぶかといえば少なからず経験の方でしょう。
大人は言葉で貸し借りのルールを伝えているつもりかもしれませんが、その一方で態度で逆のことを伝えてしまっていることもあるようです。
どうせならば、言葉で教えるのと、大人が子供に対してする行動が一致している方がいいですよね。
「うまくいかなかったら、手伝いましょうか？」
大人からみれば、その玩具の仕様通りに子供が使えていないともどかしい気もしますが、そのうまくいっていないのすら子供としては遊びの範囲かもしれません。自分でうまくいくようになんとかしてみたい、と思っているかもしれません。
そんなとき、「手伝いましょうか？」と声をかけても一生懸命で無反応なこともあります。
それならそれでいいのです。うまくいくだけが遊びではないので。
そのときは無反応でも、しばらくがんばっても達成できず、プギャーと投げ出すかもしれません。
そんなときにあらためて「出来なかったらテツダッテって言っていいんだよ」と声をかけなおすと、使う場面と使う言葉が一致した、「適切な言葉遣い」をだんだんと経験的に身につけていけることもあります。
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