早期教育されていた子のある事例 Vol.6 - 2012.05.24 Thu
ひとつには、作られたモチベーションの限界というものが考えらえる。
もうひとつは、親の余裕のなさだと思われる。
子供は親の意に沿おうとするものであるので、勉強をすることで親が喜んでくれたり、認めてくれたりすることで、子供はそこにモチベーションを見出していく。
そこで常に円満に満足感を得られていればよいが、ひとつのことを終えても次へ次へと上乗せされていく要求に、子供の心のキャパシティを超えてしまったり、それでもさらに頑張り続けることで、精神的に疲れてしまうことがある。
また、続けているうちに親にとってそれが当たり前になってしまい、認めてあげたり、褒めてあげたりすることは少なくなり、むしろダメだしすることすらでてきてしまう。
そうなってしまうと、子供としてもそれにモチベーションを見いだせなくなってしまう。
素直な子ほど、そうなってもさらに親の期待に応えようとがんばってしまう。
こういったことの影響はは、程度にもよるし子供の性格にもよる部分が大きいだろう。
今回のこの事例においては、もうひとつの「親の余裕のなさ」というのも強く出ていただろうと思われる。
まず、時間的な余裕のないところでしていたこと。
月曜から土曜日、朝から夕方まで保育園にいて、家に帰るのは7時くらいになってしまうような毎日のなかで、さらにその家で過ごす時間の少なくない部分を勉強に当てられていたというのは、この年齢の子供としてはオーバーワークと言えるのではないか。
しばしば一般の人は、保育園を子供にとって遊んでお昼寝するだけの気楽なところと捉えていることもあるが、やはり大きい集団やそれなりのルールや人間関係のなかで、疲れもするしストレスも感じているものである。
ある程度の年齢や、短めの保育時間であればそうそう負担になるものではないが、この事例の子供のようにほぼめいっぱいの保育時間であるならばなおさらである。
むしろ、この子は普段ごねたりすることも少なく、親想いな子であるし、とても頑張ってもいたと言えるだろう。
また、精神的な余裕という面もある。
もともとあまり子供にベタベタしたりすることがなく、受容的な関わりが得意ではなかったところにきて、さらに勉強をさせるという自分の意図した型にはめこむような関わりが圧倒的に増大してしまったことで、子供の心の余裕も失われていたし、また親の方も「○○をさせる」という気持ちが強いあまり、子供と一緒にいてもピリピリとしており、子供はそういった親の気持ちのあり方に敏感なので出せるものも出せなかったり、顔色を伺うようなことも多かったようだ。
これらの余裕がないところでは、勉強に関わらずなにごともそうそううまくはいかないだろう。
もちろん、早期教育をしていてもそれなりにまっすぐ育っているケースもあるが、そういったところではこういった余裕がしっかり確保された上で行っていることが多いようだ。
この事例の子は、もともとの性格が穏やかで、遊ぶことにも積極的で、素直で人と関わることもきちんとでき、本来とても育てやすい子。
自己肯定感やいろいろな興味やモチベーションを育てていってあげれば、学校に入ってからの勉強だってなんの苦もなくできたであろう子供であっただけに、こういった状況になってしまったのはとても残念だった。
残念というのは、卒園式で変な姿を見せてしまったことを残念思っているわけではない。
精神的に負担になることをがんばってしなければならず、その子が本来持っていた良い部分をその間伸ばすことができなくて残念だったと思います。
卒園式での姿は、子供が無意識の内にだしたサインなので、これが親にとって少しでも子供に対する接し方を考える機会になったでしょうから、それはむしろ出せたことで出せずにいてさらに後になって大きな問題を作ってしまうよりもよほどよかったと思います。
子供の心は実はいろいろなことをよくわかっている、と感じさせられることがこの仕事をしていますとしばしばあります。
実際、このお母さんも普通にゴネたくらいでは怒って抑えつけておしまいだったでしょうし、このくらいのことをしなければわかってもらえないと子供の心は気がついていたのではないかと、後から考えればそう感じられて仕方がありません。
早期教育をすることででている事例について、3回くらいでまとめるつもりでいたのですが、ずいぶん長くなってしまいました。
今回紹介した事例の他にも、いろんなケースがまだまだあるのですが、こういったテーマは気が重くなるのでとりあえずはここまでにします。
早期教育について考えますと、子供の育て方がどうとかというよりも、親の価値観、さらにはその親の価値観、社会のあり方そういったところに根っこがあるんだろうなという感じがつよくします。
また、日本の教育観のあり方にも思いが及びます。
「ゆとり教育」について以前にリクエストももらって、自分でも書こう書こうと思っていたのですが、今回の早期教育について考えながら、それについてもまた思いを巡らしていました。
溜め込んでいた分長くなりそうですが、こちらもそのうちまとめたいと思います。
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● COMMENT ●
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疑問の一つが解決されたように感じます。
普段からの子供のサインに気が付ける親でありたいなと思いました。
本当に貴重な記事をありがとうございます。
「ゆとり教育」の記事も楽しみにしています。
娘の時から脱ゆとりで少し元に戻ってきたような感じですが、私の頃と比べたらまだまだな感じがあります。
それに、教科書の内容も違ってきており、算数など特に親の時代との違いを強く感じます。
算数の「いくつといくつ」は私的には計算を先に覚えた方が楽に答えられる内容なのにな~ などと思ってしまう事もしばしば・・・。
しかも、所によっては計算を暗記させているらしい情報もあります。
(1+1=2 2+2=4 などなど10までの計算を暗記するらしいです)
私的には暗記は暗記でしかなく、計算では無いと思ってる部分もありこちらも、甚だ疑問を持ち娘には計算を覚えさせていますが。
大分話がずれてしまいましたが。
下の息子(1歳2か月)は5月から子供支援センターで週1回遊びに出かけて、楽しく一緒に遊んでいます。
本当に子供は可愛いですね。
娘の時は初めての子育てで、周りに相談する人もおらず 私に余裕がなくてちょっと可哀想な思いをさせてしまった事もあり、今それを取り戻すような感じで息子と娘に接しています。
本当に親の手元に居るのはわずかな時間です、甘いと言われるくらい可愛がって、愛を与えて こちらも愛をもらって関係を築いていけたらと思っています。
わが家はパパがスポーツ選手だったので、息子にも三歳くらいから何かさせたいと言ってるのですが、パパが休日に教える分には問題無いですか?
それと、以前息子との里帰りを相談させて頂いたのですが、出産するまでは息子との関わりを増やして様子を見てました。入院中は母が預かってくれ、息子もママに会いたいとかは我慢してたみたいです。
気になったのは、私の母はとても過干渉で、おやつを食べ終るまでの間『そうやるとこぼれる!ほら、やっぱり!こうしなさいって言ったでしょ!』とずっとしゃべってます。
息子がだだをコネると、すぐ何かで気をそらそうと誤魔化します。
だからなのか、息子は大人の言うことを聞かず、のちに『だから言っただろ!言うこと聞かないヤツだな!』と怒られます。私がフォロー出来る時はしてるのですが、あと1ヶ月実家にいるので、息子が心配です。
母は私の意見は聞く耳もたずで、私が息子に言い聞かせてる最中も口を出してくるので…(-_-;)赤ちゃんが産まれて、息子も心の余裕が無いのだろうから、赤ちゃんがいる生活に慣れ、自宅に戻ったら落ち着くんじゃないかなぁ~とは思っているのですが。
後、赤ちゃんにおっぱいをあげると『僕のおっぱいだ!』と飲もうとするのですが、どうしたらいいでしょう?
心が痛みますね
子供も、もちろんですけれども親御さんも何かに追いつめられているようで可哀想ですね。
自分も気を付けなければ…。
親に余裕がある→子供が甘えやすい→後々喋るようになったら親に何でも話してくれる…と、単純な考えですが、そうなったらいいな。
あ、過去記事に載っていたヨーグルト飲料の空き容器で作るオモチャを作りましたよ!とてもよく遊んでくれるので同じような物をペットボトルや『ぷっちょ』『ヤクルト』の容器でも作っちゃいました☆
初めまして
過干渉について相談させてください。
今1才10ヶ月の男の子がおり、実両親と同居してます。私は専業主婦、夫と両親はフルタイムで働いており、平日昼間は母子2人の環境です。
こちらのブログを参考に、自分なりに息子とは最近良い関わりができているかな?と思っているのですが、夫と両親の息子との関わり方を見ると、一言で言うと夫は大体が賑やかし、両親は声かけがいちいち少しクドいかなというところが気になります。
例えば、テーブルに登ることを注意する時、夫は第一声「ダメ!」その後はなかなか降りない息子にコチョコチョしながら夫が抱えて降ろし、そのままコチョコチョ遊びで終わる。息子は悲鳴をあげながら爆笑。最悪またやってほしくてわざと登る。
両親、特に母は「いーい?今○○くんテーブルから降りるよー、えらいよー、上手に降りれるんだよー」と降りるまでいい続ける。あらゆることに、叱りはしないけど声かけが多すぎかなと思うのです。ゴミを捨てる時も、大体は気が逸れながらも最後はちゃんと捨てるので1回しか言わないのですが、母は捨てるまで「ポイは?ポイ!」と言い続けます。
そこで相談は、2人きりの時にいくら私が関わり方を努力しても、結果過干渉だったり、刺激が強すぎたりの影響が出ちゃうのかなということです。
私が、テーブルに登った息子に「ここに来てね」と待ちの体勢に入ってる間も、上記のことをされてしまいます。
2人の時は、今のところ待っていれば時間はかかっても必ず降りてくれます。そして降りた後「ここは登っちゃダメだもんね!」ということを身ぶり手振りしながら理解を示してくれます。
ちなみに、息子が他の家族と関わるのは、土日と、平日の朝晩合わせて2時間程度です。でも近いうち両親は定年退職になるので関わる時間は長くなります。
お忙しい中申し訳ありませんが、お時間あるときにアドバイスいただけると幸いです。お願いします。
No title
お忙しいところ、お手数おかけしてしまい、
申し訳ありませんでした。
かえるくんです。
五歳の女の子と二歳の男の子の母です。
楽しみにしていました。
子供は、健気ですね。
子供と接していると、自分のあり方を
考えさせられます。
大人もこの子のように、社会のルールのような
ものに、押しつぶされ、家事や子育て、仕事に
モチベーションをみいだせなくなること
あるような気がしました、、、というか、
私のことです。汗。
不思議ですね、すべてが、つながっているのですね。
そして、子供にしわ寄せがいくのですね、、涙。
自分のあり方も考えさせられました。
自分の価値観についても、点検してみようと
思います。
興味深いお話しありがとうございました。
おとーちゃんさんのブログと、子供のいい顔を道しるべに
少しづつ前にすすめたらなと思っています。
kyomiuさん
いま、勉強をたくさんしなければならない職種の人たちに、人間味のなさや情の薄さ、常識の欠如といったことが問題になっているけれども、この流れがさらに加速していくんじゃないかという気が拭いきれません。
質問の方ですが、こういったことはある程度モチベーションの舵取りで仕向けることは出来るかなと思います。
僕はよく否定もしなければ肯定もしないという対応をします。
例えば、保育園では2歳児くらいでも家庭で字を読むことなどにモチベーションを作られてしまっている子がいます。
そういう子は保育士に認めてもらおうと、字が読めるということをアピールしてきます。
家ではそういうことが一番大人がいい顔をしてくれる、もしくはそういうときしか認めてくれないということが子供をそうしむけているのでしょう。
そういったときに僕としてはほかの価値観も身につけて欲しいので、否定もしないかわりに肯定もしないという対応をしていっています。
そうすると、そのときはアレッっという顔をしますが、他の事でたくさん認めていくのでそれだけにはこだわらない姿もでてきます。
わたるに関しては、周りの子で字を書いたり手紙をくれたりする子もいたけれども、彼はすでに他にたくさん認めてもらっていること、自信をもってできることをいくつももっていたので、特に字が読めるとかかけることに関しては興味がないわけではないけれども、特別な意気込みみたいなのをもたずにすごしていたようです。
また、うちの人間は「○○ちゃんは字がかけてすごいね」とかそういう比べるようなことは言わないのも関係していたのかもしれません。
ただ、とりたてて仕向ける大人が以内にもかかわらず、それでも強い興味をしめしていくというのであれば、絵が好きな子もいれば字が好きな子もいるでしょうから。それはそれで暖かくみまもってあげても、興味の対象を伸ばしてもいいと思います。
要は、やらされてやる・モチベーションを作り上げられてするのと、自分から興味を持つのとは全く違ってきますので、やらされてというのでなければそれはそれでいいと思われます。
ナッツさん
バランスをとりながらというのが大切だと思います。
過干渉とくに、指示的・否定的な過干渉をたくさんされれば、あっという間に子供は大人の言うことをきかなくなります。
また、その反動でして欲しくないことも増えてしまいます。
>『僕のおっぱいだ!』
たしかに子供の気持ちに余裕がなければどうしてもこういった姿は強くなります。
下に生まれれば多かれ少なかれこういった姿はでます。
対応としては、ほかの場合とかわりありません。
「先まわりした関わり」、「受容」、「認める」、「自信をつける」
それにメリハリです。
いい時はいい、できないときはできない。
いいならば、大人も心から気持ちよく対応する。できないならば、毅然とできないと対応する。
ぽんさん
大人からすればただ水がばちゃばちゃしたり、ビーズがゆらゆらしているだけなんだけど、
「子供には大人が感じないものを感じられる生き物なんだな~すごいな~」
とあれを見て思うのですよ。
たくままさん
ただ、机の上に乗ることを子供の中では遊びにしてしまうことは困ったことですので、そこはお父さんに「楽しく相手をしてくれるのはいいことだと思うけど、机に乗るのが遊びになると困るから別のところでやって」って伝えればいいんじゃないかな。
あとは、大人の意思疎通の問題ですね。
「ちゃんと考える時間をあげれば、自分からできるんですよ。そのあと褒めることで子供は一番いい形で身につけることができるんです」など、きちんと伝えて考えてもらうのがいいかと思います。
「くどく言うのは子供のためにならないですよ」とかね。
子供のために本気で話す。相手は大人なのだからそれで伝わることもあります。
でも、なかにはいくら言っても分かってくれないというのも、残念なことにしばしば聞く話です。
まあ、そういうときはやはりもっとも一緒に過ごす時間が多くて、そしてもっとも信頼関係・絆がつよい母親がきちんと対応していれば、子供はそれなりに身につけていくことができますので、場合によっては周りは聞いてくれなくても自分がしっかりしていれば、と割り切るのも手かもしれません。
ありがとうございます
ご丁寧なアドバイスありがとうございました。
夫や両親にも、やんわりと伝えていこうと思います。
あとは、私自身もぶれないようにしっかりしていこうと思います。
お忙しい中、アドバイスありがとうございました。
これからも、ブログを参考にさせていただきます☆
ありがとうございます!
息子との時間をとれる時は、くすぐったり、息子が赤ちゃんだった時の話をしたりしてます。
まだ足りないみたいですが、自分も頑張り過ぎないようにしていきたいと思います。
赤ちゃんのお世話のお手伝いをしてくれるので、本人の自信に繋がればいいなと思っています。
赤ちゃんが泣くと『赤ちゃん、大丈夫だよ、お兄ちゃんがいるから!』と話し掛けたりして微笑ましいとこもあるので、
いろんな変化を楽しみに過ごしていきたいですー!
過去記事に失礼します。
虹色教育通信というブログをしている未来奈緒美というものです。
とても共感しながら読ませていただきました。
こちらのブログで書かれている事例のひとつひとつは、わたしが日々、教室で実感していることとぴったり重なっています。
後から報告させていただく形で悪いのですが、
こちらの記事をブログにリンクして紹介させていただいたのですが、よろしかったでしょうか。
もし問題がありましたらすぐさま消去させていただきます。
No title
あさいさん
カードに書かれたものを、パッパッと見せていくことで脳の記憶を司る部分に焼きつけていくとでもいうようなものです。
絵本を読むこととはまったく違うものです。
フラッシュカードの話を聞いて、絵本と結びつけて心配になってしまうというのは、心配が肥大化しすぎています。
もっと肩の力を抜いていかないと育児ノイローゼになってしまいますよ。
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特に最後の事例の子は、本来持ち合わせているものが素晴らしいだけに、もったいないですね。親御さんは、このサインに気付かれたんでしょうか?気になります。
何が現代の親をこんなに早期教育に駆り立てるんでしょうかね?競争社会になってしまったから?人より抜きん出ることで、高学歴を得られそれが高収入を得られる職に就けることになり、その結果、金銭的に余裕がある暮らしが幸せという、テレビや雑誌に刷り込まれた価値観なんでしょうか?
でも、幼いうちから競争ばかりさせられ、周りは友だちではなくてライバルで、あの子は自分より成績がいいとか悪いとかという基準でしか友だちを見れなくなってしまうとしたら、悲しいですよね。私は、子供に競争させる前に、人との繋がりの素晴らしさを知ってほしいと思うので、やっぱり早期教育には懐疑的です。
わたくんの育ち方の記事を読むと、まぁ何と理想的な!と思うのですが、保育園に普通に行っていて、文字とかに興味がいかなかったのかなぁ~?お友だちの影響ってなかったの?って思うのですが、わたくんの場合はたまたま、そうなったんでしょうか?それとも、おとーちゃんや奥様が意識的に文字から遠ざけたとかありますか?
以前の記事に文字を覚えてしまったら、絵本を読むのに、文字を追うことに一生懸命になってしまって、読んでもらうことによってできる想像力を膨らませることから遠ざけてしまうということが書かれていて、なるほど、それはもったいないことだ!と思ったので、出来れば早くから文字に興味を持ってもらいたくないのですが、周りから、敢えて教えてないのに子供が勝手に覚えて読みたがるとも聞くので、そのあたりコツがあれば教えて下さいませ。
それと、ゆとり教育の記事もお待ちしてます~。