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2023-06

むーちゃんの過去の未来のおはなし - 2012.09.25 Tue

メルヘン少女のむーちゃんは、ときどき面白いことをはなします。

このまえ台所で一緒にパンを作っているときのことです。

親指でつまみを押すとテコの力で上にフタがぱかっとあく調味料入れから砂糖を出していたら。





む「ねーねーどぅしてそれあくの~?」
お「ああ、これは押すと開くんだよね、おもしろいよねー」

む「へー、むーちゃんねーむかしおとなだったときそれやったことあるよー」
お「そうなんだー、すごいねー」
む「あとねー、にいにとおんなじがっこうにいってたときねー。 これわかるひとー?ってせんせーがいうから手をあげてたんだけど、かくれてたの~ゥフフフ~♪」

それからも、ちょっと不思議な「過去の未来のおはなし」をなんかいろいろしていました。

こういうお話をするのはときどきあって、「やりたいのだけど、まだできなそう」というようなものごとがあるときに、この「むかししたことあるんだよー」というお話をしてくれるみたい。


子供にはしばしばこういうことがあるのだけど、これは「成長への期待」というものだと思う。

兄という身近なモデルがあることも関係しているとは思うけど、日々の遊びや生活で達成感を積み重ねていると、「あれもしてみたい、これもやってみたい」という子供らしい好奇心や探究心が前向きに働いていくようです。

「大きくなったらあれができるんだ」という気持ちが、この「むかししたことあるよ」という空想を産んでいるようです。


あとは、「それをやりたいよーー」とダダっ子するところの気持ちを、大人の気持ちを読んでしまう子だから、そうやって消化してしまっているのもあるのかもしれない。

もしそうなら、まだちっちゃいんだからあんまり我慢しないで、少しくらいダダっ子してもいいのにと僕は思ってはいるのだけどね。
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● COMMENT ●

No title

かわいい!!読んでてきゅんとなりました~(*´ω`*)
こんな面白いことを言ってくれるんですね。
うちはまだ言わないけれど、いつか言ってくれるかな?(笑)
うちはほんっとうに一日中喋ってる子なのですが
(ほとんどひとり言です^^;)
子どものおしゃべり、こっそり聞き耳を立ててると面白いですよね。
飽きないですよね~。

はじめまして

一ヶ月ほど前から毎日毎日おとーちゃんのブログで勉強させていただいてます。
一歳半の息子に試行錯誤しながら実践中です。

息子は、喃語が早く今は1人で宇宙語を話しながら爆笑してます。
散歩中道行く人に自分からバイバイと言いながら手を降りニコニコしてます。
親バカですが、とても可愛く息子との毎日がすごく楽しく幸せです。
ただ、最近の息子の行動に悩み疲れ、可愛さ楽しさ半減です…
成長して自我が出てきてやりたいことがたくさんあるのはイイことと思ってます。
ですが、うまく出来ないとき投げ叩きつけます。
「手伝ってって言ったらイイんだよ~」とか「手伝いましょうか?」と言うのですが、泣きながらですが「ハイ!」って言うときもあったりママの手を引っ張ってったりするときもあったりしながらも怒って投げることがよくあります。
さらに、やらせてもらえなかったり通じなかったりすると「てしっ!!」って言いながら私を叩くようになりました。
危険なことや迷惑をかけることはキッパリ制止しています。
何を言っているのかわからないときは、一生懸命考えてアレコレ聞きますが本当にわからないので「ゴメン、ママわからないよ」と言います。
あと、なんか気に入らないのかつまらないのか突然「てしっ!」ってちょっと私を叩いたり、オモチャで私をゆっくり叩こうとしたり、オモチャをモノに叩きつけたりして、じっと私を見ます。
叩いたり投げたりはいけないから「~するのはママ嫌い!」と言うと泣いたり、余計にやったりします。
「オモチャはこう使うんだよ」って言われるのも嫌います。
すべていちいち叱ってると叱ることが多くなるし、試されてるのか?そしてどう反応すべきか?と思いながら、どうしたのかな?満たされてないのかな?と困惑してしまいます。
なんでこうなってしまったんだろう…という気持ちでいっぱいです。
ひとつの遊びにじっくり取り組めず、誰かが遊んでるとそっちに気を取られたりします。
そこも気になります。
他のコのを取ったり、叩いたりはせず、どちらかと言うと取られたり叩かれたりする方です。
お手伝いやお片づけが好きで、追いかけっこやくすぐられることや手遊びや歌や絵本が大好きです。
今のところ、私にだけの行動です。(主人にも少しあるらしいです)

成長期にあることなのでしょうか?
最近特にママベッタリで一日に何度も「ママ~」って言ってます。
うんうんって見てるようにしてるのですが、「は~い」と言って欲しいとか存在を確認しているといった感じに思われます。

取り留めのない文章でスミマセン。
わたくんとむーちゃんめちゃくちゃ可愛いですね!
いつもエピソードに癒されます。

グリーンのおうち+ご相談

むーちゃんかわいいですね!とてもほのぼのします。

うちの息子も、いつくらいからだったか、空想のおうちの話をしてくれます。
「それねーグリーンのおうちにあるよー」「グリーンのおうちで○○して○○だったの!!」とか。
聞いてておもしろいです。行ってみたいな、グリーンのおうち。

ところで、ひとつご相談があります。
息子は現在三歳七ヶ月で、7月に妹が生まれたばかりです。
妊娠中から赤ちゃんが生まれることを説明し、一緒に楽しみにしていました。
妊娠中は切迫早産になり、一週間の入院や安静指示でさみしい思いをさせてしまいましたが、祖父母の協力もあり問題なく、保育園にも通っていました。(仕事の都合で一歳から通園しています)
が、妹が生まれてからは登園拒否することが多くなりました。
特に休み明けは、ママがいいの!行きたくない、先生友達キライと言い、泣き叫んでいます。
先生によると、私と別れて少し経てば普通にしていますとのことですが。。
受容が足りないのでしょうか…?
私は精一杯受け止めているつもりですが、彼にとっては足りないのだろうかと悩んでいます。
とても甘えっ子で、いまだに抱っこ抱っこです。
重くて大変ですが、私もスキンシップ好きなので抱っこしています。が、これもいつまで続くんだろう…と。
赤ちゃんがえりなんでしょうか。
受け止め続ければそのうちおさまるものですか?
終わりがあると分かれば、頑張れる気がします。

お手すきの時でいいですので、アドバイスを頂けたらうれしいです。

いつも読ませていただいてますm(__)m
うちも言うことなので、ビックリしました。「昔お母さんやってんけどな。」とか、「前、大きかった時な一人で買い物行ってなフフフっ(*^^*)」、みたいな感じです。
私は、????で、聞き流したり、「へ~お母さんやったん~」と思わず笑ってしまったり(^o^)
なんでそんなこと言うのかな?と不思議だったので、むーちゃんの話…納得しました\(^o^)/子どもってほんとに面白いですね。あと、前に一度だけ言った私も忘れているような一言を突然言い出したり、私が親と話した内容をあとになって同じように大人口調で話たり…思わずすごいな…とビックリ(^o^;)
覚えてるんだなー聞いてるんだなーと感心します。

うちは新幹線

むーちゃん、かわいいですね(^-^)
私の息子はもうすぐ3歳です。新幹線に乗りたいらしいのですが、「きのう、しんかんせんにのったの!こまちにのったー!」と保育園の先生にも自慢気に話しているそうです。もちろん、私にも。乗りたい気持ちが強過ぎて、乗った気分になってしまうのでしょうね。未来の過去、面白いです。
そんな息子は先日、あっという間にオムツが外れました。家では誘っても嫌がっていましたが、保育園では、お友達と一緒にトイレに行って出てますよーと言われ、家でもパンツにしてみたら、遊びに夢中でおもらししたのが数回ほどです。おもらししても、自分から「トイレでするんだよね~」と言って反省していました。嬉しかったので、報告でした。
長くなりますが、聞いていただきたいことがあります。親が働いていることをどんな風に伝えるか、です。私は、こんなところでこんなことをしているんだよ〜、と簡単に話すだけです。主人は、子どもに「ぱぱ、かえるのおそいよー。はやくかえってきて」と言われると、「◯◯ちゃんがご飯食べられるのは、パパが働いてるからだよ。パパがお仕事しなかったらご飯食べられないんだよ」と子どもに言います。時には怒った感じで。私はそんなことを保育園に通うような子どもに言う必要はない、というか、怒って言い聞かせなくても子どもは子どもなりに理解している、と思うのですが。主人に言うと、「そういうことはちゃんと言っておかないといけない」だそうです。どうなのでしょうか。

4歳になったら・・・

むーちゃんかわいいですね。
思わず笑ってしまいました。
3歳児の「むかし」っていつなんだろう・・・??(笑)

うちの長女(3歳)は「○○ちゃん(長女の名前)4歳になったら△△できるようになるんだよねー」と最近よく言います。
「4歳になったら誕生日にチョコのケーキ食べちゃおうっ」
「2月がきたら(長女は2月生まれです)4歳になるんだよね?」
などなどやたらと「4歳」が話しにでてきます。
幼稚園のお友達がつぎつぎと4歳になっていくので4歳にあこがれているようです。

子どもの話ってホントおもしろいですね。
また聞かせてください。

No title

びっくりです!!
うちも同じで「まえに大人だったとき」の話をしてくれます。
その設定によると、
母は子供だったようで、大人の自分(娘)がいろいろと
世話をしてあげたようなのです。

なるほど、娘は
やりたいけどできないこと事を言っていたのですか。

子供の言葉は想像力が豊かでいいですよね。

可愛いですね〜。
うちの子は、まだねんねの日々で、お喋りするのはまだまだ先なので、こういうお話は、ほのぼのしちゃいますし、うちの子が喋るようになったら、どうなるのかなぁ?と色々想像になっちゃいます。
また、お子さんたちのお話、楽しみにしてます。

ありがとうございました。

先日、ご相談させて頂いたはなこです。

丁寧なご回答、ありがとうございました。
方向性まで書いてくださっていて、嬉しくて涙が出そうになりました。

娘の癖が、依存にならないように、気を付けていきます。
過干渉にならないよう、おおらかに子育てを楽しみたいと思います。


これからも、ブログの更新を楽しみにしています!

ちかかよさん

過干渉や自己肯定感の低下、いいなりの反動でもそういった姿はでるのだけど、子育て楽しんでいらっしゃる様子から、そういう可能性は低いかな。

やっぱり、ちょっとだけ早いけど、成長期的な試している行動の線が濃厚ではないかと思います。

それならあんまり気にせずともいいのだけど、この月齢なのであんまり真っ向から向き合わなくてもいいかなと思うので、こういうのをおすすめします。

それは、「楽しく切り返す」です。

>やらせてもらえなかったり通じなかったりすると「てしっ!!」って言いながら私を叩くようになりました。

こういったときに、「そういうことする子はくすぐっちゃうぞ~」と笑顔でくすぐり遊びにしてしまいます。


ちょっとこういうことをするだけで、しばらくすると止むような気がします。

あとは「先回りした関わり」もいいかもよ。

やぎこさん

>特に休み明けは、ママがいいの!行きたくない、先生友達キライと言い、泣き叫んでいます。


本当に保育士や友達に問題がないのならば(おそらくはないのでしょうけれども)、下に妹が生まれたことにより不安定になっている結果だろうと思われます。

そしてこういうことは、当たり前にあることです。

それでやぎこさん自身が

>受容が足りないのでしょうか…?

こういうふうにマイナス思考にならないようにしましょう。


誰しもなることです。


『最近の親の意識・あり方の変化 Vol.2』 この記事のコメント欄にあるまきさんへの返信とその相談内容が参考になるかもしれません。
そちらも見てみてください。

ありがとうございます!

お忙しい中お返事ありがとうございます!

最近は、息子が叩いたり投げたりしないように…ばかり頭にあって、全然育児を楽しめてなかったんです。
それも良くないですよね。
楽しく切り返すで一日を楽しくした方が息子も私も笑顔でいられますね!

私、真面目すぎるんです。
だから、「いいなりになってはいけない!」「甘やかしてはいけない!」って必死になり過ぎてて…あんまり真っ向から向き合わなくていいかなと言っていただき、フッと力が抜けて楽になりました。
おとーちゃんのブログに出会って「私過干渉だ!!」って気づき、なるべく気をつけているのですが…まだまだ過干渉です。

そして、私自身自己肯定感がかなり低く、自分に全く自信がありません。
とても厳しく育てられ、褒められた記憶は無く、いつもダメ出しばかりで、やりたいことはほとんど反対され…めちゃくちゃ過保護で過干渉でした。
愛情が故だと思いますが…。
でも、私ってこの世の中に必要なのかな?と思ったこともあります。
だから、息子には自己肯定感のあるコになって欲しいと思いながらも…同じようなことしちゃってるかも…。
おおらかさ…大事ですね。
息子と毎日を楽しむことを一番に日々過ごしてみます。

関係ないですが、うちも「くっついた」が大好きで、木のオモチャはがりんとんさんです。
なので?「だっこして」を本屋さんで見つけたときすぐ買いました。
今や息子のお気に入りで何回ももう一回されて、「ママ~ママ~」の部分をいつもフライング気味に言ってます。
積み木倒すときも「じょ~ん」って言うようになりました。

これからもブログ楽しみにしてます。

ありがとうございます!

お忙しい中、丁寧な返信ありがとうございました。

誰しもなること。
頭では分かっているつもりでしたが、、、焦っていたのかもしれません。
普段ネガティブ思考ではないんですが、何でもイヤイヤ&ママがいいー!に疲れていたのかも。

おとーちゃんさんにアドバイスを頂けて、力が抜けました。
今朝の登園も「ママー(泣)」でしたが、いつかまた笑顔のバイバイに戻れるように私もおおらかに接したいと思います。

これからもブログ応援しています。

No title

むーちゃん、とても可愛いですね。微笑ましいです。

娘の揺り戻しに少々困惑してた私ですが、最近の
娘は、だんだんお姉さんな日が多くなってきました。
今日も八百屋のおばあちゃんに『こんにちは!きょうは
すこしさむいですね。』と言って周りを驚かせてました笑
お家に遊びに来たお客さんが帰るときには『またきてくださいね。』と言ったり。本当におとーちゃんが言うとおり脱皮したように
成長した姿を見せてくれるようになりました。


はじめまして!

夏前位から、おとーちゃんさんのブログで勉強させていただいています。
本当に素敵なブログで、わたくんとむーちゃんの記事はほっこりしちゃいますね。

お忙しいと思いますが、アドバイスをいただければと思っています。

4歳5ヶ月と1歳5ヶ月の女の子がおります。
上の子は過干渉に育ててしまいました。また、ちゃんとした子に育ってほしいと正論を押し付けて躾をしてしまいました。イヤイヤが殆どなく、説明すればわかってくれたので、大きい声で叱ったり、無理やり従わせてりということはあまり無かったと思います。(イヤイヤは出せなかっただけかもですが)

しかし、下の子が産まれた頃からの1年程は余裕がなく、感情的に怒ったり、イライラすることが多くなってしまいました。
4歳から幼稚園に通い始めたストレスもあるかもしれませんが、嫌なことがあると癇癪を起こすようになり、その際にじぶんを叩くようになってしまいました。理由は些細な事が多いのですが、私が注意したり怒ること自体が嫌みたいで、「怒らないで、笑って」などといいます。

あとは、下の子やお友達が転んだりぶつけたりして泣くのを見ると、わざと転び「痛かった、私のほうが痛い」などといいます。

産まれてから今まで、子供とはしっかりと向き合ってきたつもりです。
とにかく子供との時間を最優先で、大好きも毎日伝えて。。。気持ちの代弁や共感もしてきたと思います。
今も家事は幼稚園の間に済ませ、夕方まで外遊び、帰宅後は本を読んだり一緒にご飯を作ったり、下の子が寝たあとも関わりを持つようにしています。

小さな頃から、なるべく出来ることは手を貸しすぎず、出来ると褒めていたので、出来ることを求めていると思わせてしまったのかも。頑張り屋さんなので、頑張らせすぎているのかも。下の子が産まれ、関わる時間が減ってしまって、甘えたいのかも。 おとーちゃんさんのブログを読んでそう思い、「今のままでも大好き、泣いてもいいんだよ」と伝えるようにして、癇癪は減ってきましたが、自分を叩く行為はまだあります。「叩いたらママは悲しい、叩かなくてもいいんだよ」とも伝えていますが、対応は合っていますか?
最近、下の子が真似をして自分を叩くようになってしまって、どうしたらよいかと悩んでいます。

まとまりがなく、長文で申し訳ありません。
時間がある時に回答いただけたらと思います。
よろしくお願いします。

こなみさん

おむつすんなり外れてよかったですね。
排泄の失敗の劣等感などを感じずにそうやって自立できるのが一番良い形だと思います。

3歳前の子供ですから厳しく言う必要もないかもしれませんが、子供は子供なりに大人が真剣に伝えようとしていることは、わからない部分があったとしてもなにか大切んことなのだということは理解しますので、お父さんが伝えようと思っていることはそれなりに伝わっていると思います。

子供にとっても、いろんな関わり方をする人がいる、いろんな考え方の人がいる、ということは経験のひとつとなりますので、行き過ぎなければそれはそれでいいかと思いますよ。

まゆさん

子供が成長への前向きな期待を示すというのは、子供が健全に育っているひとつの指標でもあります。

なにかをやり残した、十分もらえていない、つまり満たされていないと感じている子は、そういった前向きな期待を示すことがなかなかむずかしいからです。

それに、僕も2月生まれだからわかるけど、自分だけ年下なのって子供の時はたしかになんかいやなんだよね。

みあさん

言葉としてはまだかもしれないけど、言葉の獲得以前の子供にも当然思いや感情というものはあるわけだから、きっと赤ちゃんでも何かを伝えようとしているはずですよ。

泣きやなん語などそういうものをなにかの言葉だと思って、赤ちゃんのうちから受け止めていくと、子供の成長ってずいぶん違ってきますからちょっとやってみるといいですよ。

ありがとうございます

返信、ありがとうございました。私自身、母親は…父親は…子どもはこうでなくてはいけない、という固定観念があったのかもしれません。子供に対しても、もっと柔軟に対応できるようになりたいです。
父親の育児参加についての記事も楽しみです。

りんちゃんさん

子供が満たされて真っ直ぐに育っていると、そういうような親のいい部分を自分から吸収して、それを自分のものとしていけますよね。

それこそが子育ての基本なのだと僕は感じます。

そう考えられると、基本は可愛がっていられればいいのだから子育てはそんなに難しいことではなくなると思うのだけどね。

きらきらさん

下の子がいたり、幼稚園に入ったことで状況が変わったり、また年齢が上がってきたことで感じる成長の「揺り戻し」などなどがあってこういった姿が出ているのではないかと推察されます。

「揺り戻し」については過去記事があったかと思います。http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-264.html

http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-326.html
ここにあるなつママさんへの返信も参考になるかもしれません。


自分を叩く行為はまだあります。「叩いたらママは悲しい、叩かなくてもいいんだよ」とも伝えていますが、対応は合っていますか?

↑基本的に間違っていないけれども、適当であるかどうかというのは僕からはわかりません。

というのは、子供の状況・姿・性格・大人の普段の関わり方・態度などによっても適切な対応というのは全然変わってくるからです。


もし、子供がそれを自分に目を向けて欲しいというサインという面が強くてしているのだったら、その気持ちは激しく叱られることで満足するのかもしれないし、優しく声をかけてもらうことで満たされるのかもしれないからです。

また、普段が過保護だったりいいなり気味だったりする親ならば、毅然と自分を叩くことは許しませんと怒れるようになることが必要かもしれないし、逆の傾向のある人なら、むしろ受容的に関わることが必要なのかもしれないからです。

なので、この辺の対応はそのケースごとの、その場ごとの臨機応変さがいります。


大まかに言って、僕は自傷行為に対して2種類の対応法をもっています。

その原因が根深くて、無意識や感情の爆発でおこなわれているようなとき、強く叱ったりすることは逆効果なので優しく受け止めていきます。



子供のサインや大人の気持ちを向けたくてしているような場合。(普通の子育てででてくるのはほとんどこちらでしょう)

状況により、厳しい対応と優しい対応を使い分けますが、基本的には自分を傷つけることは許さないという一線をもって望みます。

それは安全・危険に関わること問題だからです。
気持ちを惹きたいということで軽々しく許していいことではありません。

安全危険については普段から真剣に関わっていますが、さらに自傷においてはそれを子供にははっきりと認識させます。

その後にそんなことをしなくてもあなたをちゃんと見ているよ、大切に思っているよといった受容や、子供の気持ちを代弁して言葉にすることで、理解していいることを示すなどのフォローを十分にします。

自傷は臨機応変が必要なデリケートな問題なので、あくまでほんの一例です。


ですが、たいていの場合はそこまでしなくとも、先回りした関わりなどをすることでそれなりの改善が見られるかと思います。

ありがとうございました!

お忙しい中、丁寧に返信いただき、ありがとうございました。

自分を叩く行為について、今のままではまずいと危機感を持っています。
私はもともと、おおらかさが無く、きっちりしないと気が済まない性格なので、今はその部分を改善すべく頑張っています!
「自分を傷つけることは許さないという一線をもちながら、優しい対応と先回りした関わり」を心がけてたいと思います!

これからもブログの更新を楽しみにしています。

はじめましてこんにちわ!
数週間前にこちらのブログを見つけまして子供の昼寝の合間をみて過去の記事から順に読んでなるほどと読ませていただいてます!

現在年少の息子がむーちゃんと同じ事を言っているので思わずコメントさせてもらいました!
最初は一瞬、前世のこと話してたりして!とか神秘的な事を考えましたが、大した内容でもないのでまさかね〜とおもいましたが(笑)
そうゆう意味があったんですねー!と面白く感じました!
またきっということがあったら、やりたいんだなーって思ったらなんか可愛く感じますね♡

過去の記事にコメントしてしまって申し訳ありません💦

これから合間をみてブログを読ませていただきますが、おとーちゃんさんのブログを読みはじめて私自身にとっても心の余裕がでてきて且つ維持ができている気がして、息子にも下の娘にも良い関わりができているかな?なんて前向きな気持ちにさせてもらっています!
ありがとうございます!
これからもブログ楽しみにしています!


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当ブログはあくまで個人ブログであり、記事の内容および相談・コメントの返信等は効果を保障するものではありません。
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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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