小学校の運動会へ行ってきました - 2012.10.25 Thu
自分の競技には一生懸命参加し、子供らしい素直さで周りの応援をしたり、屈託なく楽しんでいる姿がみれました。
運動会を見てきて、ほかにも二つほど感じたことがあります。
ひとつは見に来ている親のマナーがとても良かったこと。
これまでにも卒園児の運動会を見に行く機会が多かったので、複数の地域でいろいろな小学校の運動会を見ていますが、なかには場所の取り合いやカメラ撮影などでギスギスしている雰囲気のところもいくつかありました。
また、学校側が使用をご遠慮願っているものや場所を勝手に使ったりなどもよく目にしていましたが、息子の小学校ではそういうことが見られず、わりと穏やかな地域なのだと安心しました。
もう一つは気づいたことというか、少々驚いたことです。
それは肥満児の多いことです。
学年別の徒競走を見ていると、同じくらいの走る力の子でレースごとのメンバーを揃えているためか、肥満児ばかりのレースというのがいくつもありました。
どうも学年が上がるほど増えているようです。
6年生の徒競走では4レースほどそういうところがあったようです。
5人*4レースで約20人くらいということになるでしょうか。
3クラスあるので、ひとクラスあたり7人ほどいる計算になります。
体型的に太っている子というのはもちろんいますが、明らかに肥満の兆候を表している子供たちです。
肥満児が多くなっているということは知ってはいましたが、実際に目の当たりにするとやはり少々驚かされます。。
子供の肥満の背景には、家庭の問題があることが多いです。
生活の不規則や、食事のバランスの崩れなどは、子供への無関心、ネグレクトなどが遠因となっていることもあります。
また、子供の溜め込んでいるストレスは、食で満たされるようになってしまうことも多いです。
大人のように、お酒や買い物で憂さ晴らしというほかの道がすくないですからね。
小さい子供であれば、受容不足や親の無関心にたいして様々な問題行動をだすことがサインになりますが、大きい子供になるとそういう形では出せなく・出さなくなるので食べることへ行ってしまうことがあるからです。
ほかにも、過剰な塾や習い事などのストレスというものも現代では増えているでしょう。
単にその子の体質的なもので太りやすいというのであれば別にいいのだけど、もしそういった子供を取り巻く問題の結果だとしたら、ちょっとやるせなくなります。
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