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2023-03

相談 「叩く子供の姿」 Vol.2 - 2012.10.27 Sat

前回の続き、「親を叩く子供の姿」について見ていきます。

これも当然ながら様々なケースがあり一概には言えることばかりではないですが、一般的に多くみられるケースで考えていきます。







こちらにも、成長段階のなかから出てくるものと、大人の関わりによって出てきてしまうものとがあるでしょう。

ですが、その前に「親を叩く行為」そのものについて考えてみましょう。

ちなみに3歳くらいまででみられる子供の姿についてです。
それ以上の年齢ですと、基本的には同じかもしれませんが様々な要素が増えてくるので、対応がどうしても個別的になりがちです。
とりあえずここでは3歳以下の子供を想定していきます。


まず、親を叩くのはなんででしょう?
親が嫌いだから?そんなわけはありません。

それは親を信頼して求めているからです。
ここを誤解しないようにしましょう。
そして子供を否定的に受け止めないようにしましょう。
子育てに悩んでいる人は、この点を誤解して子供と関わることに自信喪失していきます。

子供は親を叩いてもそれを受け止めてくれる人だという信頼があるからこそ、それをするのです。

信頼関係がない人、きちんと受け止めてくれないと子供が思っているならば、けして叩いたりする行動にでることはありません。



それでは、成長段階ででるこういった親を叩く行動について見ていきます。

およそ2歳前後に自我が大きくなってきたあとにこういう姿が現れることがあります。

つまり自己主張の一種として出てきます。

ですので、単に言葉がうまくでないので手が出るというものもあります。
こういうものは、気持ちの代弁をしたり、適切な言葉を伝えることをしつつ、成長をまっていれば直っていくでしょう。



さらにこういう姿は、大人の方に子供と関わる自信のない人に起きるケースもあります。

子供の自己主張にも様々なものがあります。
例えば、「甘えたい」「○○したい」「○○したくない」などです。

適切にそれらを受け止め、できることはできる、できないことはできないとメリハリのある対応が出来ていればいいのですが、それができないと子供はどう関わっていいのかわからず混乱します。

「子供が甘えようとしているけど、ここで甘えさせていいのかしら? 抱きぐせがつくからよくないって言うし、あんまりよくないのよね・・・。でもキーキーと泣き止まないしどうしたらいいのかしら・・。」
結局抱き上げたとしても、うんざりした顔でしたり、してはよくないことだと考えながら抱いたり。

また物事を「ダメダメ」をいいながらうんざりした顔で、結局黙認してやらせてしまったり。


このようないいのかよくないのかわからない、親がどうしたら自分を好意的にみてくれるのかわからないという状況が積み重ねられると子供は親や大人との関わり方が不安になってきます。

どう関わったらどういう反応をきちんと示してくれるというような、親との関わりそのものに安心感がないので、不安にかられ叩くという行動になる姿がときにみられます。



こうならないためには大人が態度をはっきりさせておくことが大切でしょう。

「こうしちゃっていいのかしら?」「こうしないほうがいいのかしら?」と子供との関わりに自信がなく、おっかなびっくり子供と関わっているよりも、多少間違ったとしても気にせずはっきりと子供に対して毅然としていられる方が子供は安心感をもって関われます。

子供におっかなびっくり、腫れ物に触るように関わるようになってしまったら、子育てはなかなかうまくいきません。

大人が自信をもって子供と関わることはとても大切です。

しかし往々にして先ほど書いたようにこういった、子供と関わることに自信のない人はそういった子供の姿に余計に自信を喪失していきます。

「子供は私のことが嫌いなのではないか」「子供に対する自分の愛情が不足しているのではないか」
こういった思考に陥りやすいです。

場合によっては、人と関わることの苦手な人が、難しくなってきた子供と関わることからの「逃避」として、このような自己否定の考え方に安住してしまうこともあるので、注意しましょう。

そうなってしまうと、子供も親もなかなか安定した関係に戻るのが大変になってしまいます。

叱ったり怒ったりを子育てにおいて多用する必要は必ずしもありませんが、こういったタイプの人はある程度、毅然として叱ったり怒ったりすることも場合によって意識してもいいかもしれません。

人の意見に惑わされずきちんと甘えを受け止めたりすることも大切でしょう。


今回は「叩く子供の姿」から出発していますが、このような母子関係で人との関わりに自信が持てないように子供がなってしまうと、叩く以外にもさまざまな問題行動、育てにくさに発展してしまいます。

このようなケースが近頃は大変増えています。


今回は「親を叩く子供の姿 の 成長段階からくるもの」だったのですが、親の関わり方の部分にもずいぶん踏み込んでしまいました。
ただ、自己主張という成長段階における問題から来ているものについて見ました。

次回「親を叩く子供の姿 の 大人との関わりからくるもの」について見ていきますが、今回のものとはまたちょっと変わってきます。
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● COMMENT ●

No title

こんにちは。
いつもいろいろと学ばせて頂いています♪

六歳(年長)の女の子と二歳半(来年年少)の男の子の
母です。

2つ、相談させてください。

ひとつは、上の子に対する対応です。

下の子が、使っているものを上の子が、「かして」と言うのですが、下の子がずっと離さないことがあり、イライラして
奪ってしまい、下の子に叩かれて、大泣きすることが、
あります。

下の子には、「まだ、使いたいんだよね。『使ってるよ』って言うんだよ」
上の子には、「使いたいんだよね。でも、まだ○○が、使っているからね。」
すると上の子に「いつ、かしてくれるの?怒らないで、言う方法がわからない。」

と言われました。
私も…確かに。と思ってしまいました(汗)

下の子も使ってるよと言っても、奪われてしまうことがあるので
叩いてしまうのかな~とも思います。

下の子は、布団にまで持っていってしまうので、ずっと
上の子は、かしてもらえないままです。

今までは、二人のなかのルールがあったようで、
その中で、うまくやれてたみたいなので、見守っていましたが、
最近になって急にこんな感じになってしまっていて、
どのように、言ってあげたらいいのか、悩んでいます。

もうひとつは、上の子が、夜、赤ちゃんの頃から、オムツが
はずれていません。受容と生活全般の経験を
つませてあげているつもりですが、手をだしすぎるところも
あるのかなとも思います。

夜寝る前、オムツにかえるのですが、私にやってほしい
みたいで、毎日しています。朝も、パンツにかえるときに
やってと呼ぶので、やっています。

赤ちゃんの頃、オムツをかえるのは、楽しくやったことが
ないので、その影響かと思い、やってあげていましたが、
自分の中に迷いがでていて、やってあげることが、
自立をおくらせているのかなぁとか。

迷いながら、するのもよくないと記事をよんで思い、
おとーちゃんさんにアドバイスを頂きたく、コメントしました。

二人ともとってもかわいいです。
上の子は、私が言ったことをおぼえていて、
それを守ります。それもなんだか、私がおしつけすぎているのか
とか、考えることが、あります。
兄弟とても仲が良くて、下の子は、私より、お姉ちゃんの言うことをよく聞きます。

私自身は、こちらの記事にかかれているような親です。
ドキっとしました。

長文失礼いたしましたm(__)m
よろしくお願いいたします。






かえるくん。さん

まず、二歳半の弟さんが「叩いたり」、「ものを貸さない」という行動がでてきたのは、当然の発達段階です。

自己主張があるから叩くという行動がでます。
感情のコントロールがまだ未分化だったり、言葉としてそれを伝えることがしにくいので、手がでてしまうのですが、できれば適切な言葉を伝えていくといいでしょう。


モノへのこだわりもこの年齢の特徴です。

どこかの過去記事に書いた気がします。
この時期は、人に貸すことを教え込むのではなく、それを保障してあげることが必要です。


兄弟間の対応ですが、ひとつには放っておくという選択肢があります。

「弟が使っているものを無理やり取ると叩いてくるのだ」と繰り返すうちにお姉さんの方もいずれは自分で学ぶこともできるでしょう。


へたに過干渉になって、そういった兄弟間の関わりに親が毎回介入しなければならなくなるくらいならば、よほどこの見守りつつも子供たちに任せるほうがいいこともあります。


もうひとつは、この年齢差があればお姉さんのほうが理解できることもたくさんあるはずです。


上で僕が書いたように、「弟くんは、モノへのこだわりが強くなってきた時期なので、貸せないこともあるんだよ。あなたにもそういう時期が同じようにあったのよ」と伝えてもいいでしょう。


>下の子も使ってるよと言っても、奪われてしまうことがあるので

それにこういうことをした時に、「そうすると今度はあなたが無理やり取られるようになってしまうよ」と伝えることもいいでしょう。


これまでの受容などの基礎の部分ができていれば、それらは理解出来ることだと思います。



オムツ関しては、これまでの経緯がわからないとなんともいえません。


早期にトイレットトレーニングをしてしまったために、器質的に成長が不十分なのか、それとも感覚のほうの神経的な部分が伸びきっていないのか、それともそういう前提としての部分はできているが精神的に自立しきっていないからなのか、単におむつがクセになっているだけなのか、そのほかの原因があるのか。などなど。


どちらにしても

>私自身は、こちらの記事にかかれているような親です。

そう思われるのでしたら、そこを変えていくことも必要かもしれません。


子供の依存や自立などは、親のそういった態度に影響されることも少なくないからです。
また過保護・過干渉というのも、精神的な自立を妨げますので、排泄の自立にも影響することもありますよ。


ありがとうございました

アドバイス頂き、ありがとうございましたm(__)m☆

おとーちゃんさんの記事や、他のかたへのコメントなどから
試行錯誤しながら、子育てしていましたが、壁にぶつかったような
気がしていました。

なんだか、ほっとしました(涙)

もう少し余裕を持ちたいとこですね(^^;)

姉弟のことは、見守り、様子をみて、おとーちゃんさんに
教えて頂いたことを伝えてみようかなと思います。

オムツの件ですが、トイレットトレーニングは、
二歳半すぎにやり、1時間ごとに、トイレに行くように
して、失敗のたびに怒るという状態でした(-_-;)

幼稚園では、男の子と遊ぶことが多く、とても活発らしいのですが、
私がいると急にできていたことが、できなかったり、
泣き出したりすることもありました。
何か精神的なものかなと、オムツのことと関係が
あるのかとも、思ったりしましたが…


まずは、私が自分と向き合って変えていこうと思います。

自分の態度、過保護・過干渉を、見直していこうと、思います。

今まで、おとーちゃんさんのブログを読んで矯正
してきたので、時々、自分の中に
おとーちゃんさんのような子育てが自然にできる自分に
なれたらなぁと思うことがありました。

そんなふうな自分に近づけるといいなぁ。

これからの子育てもまた、いい方向にむかえそうな
気がします。

お忙しいなか、ほんとに丁寧にありがとうございました。


余談ですが、今年のクリスマス、おすすめの
クーゲルバーンにしました。
楽しみです♪











悩み中です。。

初めまして、おとーちゃんさんのブログをいつも楽しみに拝見させていただいています。

私は今一歳4ヶ月の女の子のママをしています。ブログを拝見してからは叱らない育児を心がけるようにし、以前より娘の気持ちがわかるようになり最近では私の語りかける言葉に頷いたり「やーだー」と返してくれたりし意思疎通が出来るようになり楽しさも倍増してきました。

ところが、ひとつだけ「叩く」に関しては未だ悩んでいます。
特に友達とパパによく叩きます。

人が好きな子なので初対面の子でも近くにくるだけで大興奮し、その後なぜか「タァー」と顔を叩きます。悪気がある感じではないのですが手が出てしまうようです。

遊んでいる時には自分の思い通りに事が運ばず叩いたり、顔を引っ掻いたりしてしまい「叩くのはいけないよ!お友達痛いよ!悲しいよ!」と伝えています。言葉かまだ話せないので行動に出てしまっている部分もあるのかなと思いますが、正直私も叩かれた子のママの前だとしっかり言わなきゃいけないなと感じてしまい自宅にいる時よりは強めに伝えてしまいます。

あと、特にパパにはバンバン叩くので困ってしまっています。
私がパパと仲良くしているとパパを叩きに来たりするのでライバル視しているのかな?という時と、叩くのが遊びになってしまっているのかなと思うときがあります。

これはパパにも原因があり、面白がってかるーく叩き返すマネをするので娘もさらにバンバン叩きます。
この行動は良くないと思いパパには止めてと伝えていますが今だにやっている時があり本当に困ります。

このパパとの関わりが、お友達への叩くにも繋がっているのではないかなと最近感じています。もしその様な場合はどうしていけばよいでしょうか?まず、パパには再度話をし二度としないようにしてもらうつもりです。

お時間のある時でかまいませので、何かアドバイスをいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

かえるくん。さん

>オムツの件ですが、トイレットトレーニングは二歳半すぎにやり、1時間ごとに、トイレに行くように
して、失敗のたびに怒るという状態でした

それは残念なことをしてしまいましたね。

いまからでも遅くないですから、そこで失われてしまったもの「自己肯定感」と「自信」をたくさんつけていってあげるといいでしょう。

それらが必要な分だけたまれば、夜尿や弟へ関わる際の気持ちの余裕などもだんだんとできてくるように思います。

自己肯定感や自信というのはなにも難しいことをしなければ、身につかないというものではありません。

くすぐりや一緒に遊びを楽しむ、お手伝いなどをしてもらうというような日常できることでつけていくことができます。

ここママさん

叩くことがコミュニケーションの一つとなってしまっているのでしょうね。

この時期にはときどき見られることです。


それに対して大人が楽しそうにしていれば、それを子供は楽しいコミュニケーションだと学習するので当然ながら増えていきます。

悪意はないとわかっていても、それに心地よい反応を大人が返さなければだんだんとしなくなっていくものです。
他児を叩いたりするようなことには、はっきりと感情を込めてしないことを伝える。
言葉よりも目に感情を込めて伝えることです。

このことは今の時期に親の方に身につけなければならないスキルです。
子供はそういう親の成長する機会を作ってくれているのでしょうね。


また、もう少しして言葉のやりとりが増えてきて、そちらが楽しくなってくればやがてはなくなるでしょう。


その子供の叩く行動が好ましくない状況になっているのなら、お父さんにはほかの関わり方で子供と遊んでもらえるようにしていくことが必要でしょうね。

お返事ありがとうございました。

おとーちゃんさん、ご丁寧にアドバイスありがとうございました。
落ち込んでいたので(笑)内容を読み少し安心いたしました。

お友達を叩いたりした際にはしっかり娘に伝わるように私も頑張っていきたいと思います。おとーちゃんさんのおっしゃる通り娘にはいっぱい自分のいたらなさを気付かせてくれたり、親として成長させてくれているんだなぁと実感します!

パパも娘と遊ぶのが大好きなので、いっぱいくすぐりなどで遊んでもらうようさっそく話をしてみたいと思います。

この様に育児の相談をさせていただいたのは初めてでドキドキだったのですがご丁寧にアドバイスをいただけとても感激しました!
これからも娘との楽しい日々を暮らせるよう、ブログでお勉強させていただきます。本当にありがとうございました。

ありがとうございましたm(__)m

アドバイスありがとうございました。

迷いもなくなりました。


これなら、ブログを読むようになってから、やってきた
ことなので、それらをもう少し増やして
子供の中にたまってくるのを待ってみます。

一緒に遊ぶ機会は、減ってしまってるように
思うので、意識して増やせるよう
心がけてみます。


いい報告ができるのが、楽しみです♪

「弱い大人」の記事も興味深く読ませて頂いています。


子供のことを一緒に考え、アドバイスくださって
ほんとに感謝していますm(__)m☆












失礼いたしました

遊ぶことについて。

遊ぶではなく、『一緒に遊びを楽しむ』
でしたね(汗)

せっかくのアドバイス、間違って理解するとこでした。

何度もコメント失礼いたしました。
また、遊びにきます☆

叩くことについて

こんにちは。
以前、息子の私に対する噛みついたり叩いたりすることについて相談させていただいた者です。
息子は一歳十ヶ月になりました。
とーってもおしゃべりくんで一日中しゃべってます。
一週間前からいろんなことに「しない」と自己主張するようになり成長を感じております。

前回アドバイスをいただいて、噛みつくことはすぐに無くなりました。
叩くことは、数は減ったものの依然としてあります。
相変わらず母親の私にだけです。
最近は、「~すると~しちゃうよ」と伝えると、やめるのですがやりたかった気持ちが整理できないのか納得できないのか叩いてきます。(叩かずやめるときもあります。)
他の人に言われても私に来るので、信頼されてるんだ~って思います。
成長過程なんだろうな~と思ってはいるのですが、叩くことはいけないと伝えてます…が間違ってますか?

もう一つ相談なのですが、息子と一個のオモチャで遊んでいたコがオモチャをすべて取ってしまうことがあります。
すると、息子はじーっと見てちょっと遊びたそうにしますが、怒ったり泣いたりしません。
そんなとき、大体相手のお母さんが「独り占めしちゃダメよ!はいどうぞ。」と息子にオモチャを渡してくれたりして相手のコがひっくり返って泣いてしまいます。
そうなると、息子は泣き出し私を叩きにきます。
自分のせいで泣かせちゃったと思ってるのかなと思い、「大丈夫!○○のせいで泣いてるんじゃないよ」と言ってしまいます。
こんな感じでいいのかな…もっと適切な声がけがあるんじゃないかと心がスッキリしません。
どうでしょうか?
実際気持ちは息子にしかわからないとは思いますが、何かアドバイスがあればお願いします。
大変お忙しいと思いますのでお時間のあるときで結構です。
よろしくお願いします。

ちかかよさん

成長・時期・性格、いろいろなものが絡み合って子供の具体的な姿というのはでてきますから、どの対応をすればベストかというのは正確なことは言えません。

ただ、ダメ出しのうまいやり方を探すだけでなく、いいところ認めていくことで根本の気持ちを受け止めたり、自立の方に気持ちを向けていくというプラスの関わりにも目を向けてみるといいかもしれません。

たとえば、

>叩かずやめるときもあります。

こういうときに、「ちゃんとわかってえらいね」などと認めていきます。

そうすることでも、子供の行動というのは変わっていけます。

これが一方の関わり。



そしてもうひとつが、もし僕だったらそもそも叩くことは許容しないかなということです。

ただ、個々の発達状況、情緒などそういったものによっても違うので、状況によりけりですが。
また、それをするためには、前提としてきちんと普段から受容されている子であることが必要です。

もし、そういった諸条件がそろっているならば、僕は叩くことで感情のはけ口にすることを許容しません。

しっかりと感情を込めて伝えます。必要ならば怒りもします。
大人が本当にして欲しくないと思うのならば、それだけのものをしっかりと込めて伝えるべきです。
基礎的な受容がある子ならば、それは不可能ではありません。


自分のコントロールしきれない感情を、親を叩くことで表すというのは一種の「依存」です。

まだ、感情のコントロールが未熟な段階ではこういうようなこともある反面、つねにそれに頼るようになってしまうと、今度は「心の成長」にブレーキがかかった状態で、なかなか次の段階へとステップアップしていけないこともあります。

また、その状態に長くとどまり続けることは、「依存心」を高めすぎてしまい、次の段階で困ることにもなりかねません。

叩かずに感情をコントロールできるならばそれが一番なのです。
親がいつまでもそれを許容していては、心の成長をとどめてしまうかもしれません。

それを変えていくのは、言葉がけの問題ではなく親の気持ちの持ち方の問題の部分が大きいです。


ただ、ちかかよさんのところが、それが可能な段階にあるのかどうかはわかりません。
またもしかすると、単なる時期的な問題で、ほうっておけば成長と共になくなることなのかもしれません。


神経質な関わり方や、過保護過干渉は子供の依存心をしばしば高めることがありますので、そうならないように気をつけることも効果的かもしれません。


ちなみに、今日UPした『兄弟関係について その4』に今回のことと似たような話がのっています。 


ありがとうございます!

お忙しい中お返事いただきましてありがとうございます。
「兄弟関係について その4」も拝読しました。

おとーちゃんのブログを見て
「叩くことは許さない」という考えでいます。
なので、しっかり感情を込めて伝えたり、時には強い言葉を発することもします。
ですが、なかなかゼロにはならなくて...
ときどき叩こうとして、ぐっと辞める時があるのは少しは前に進んでいるのでしょうか?
受容がちゃんとできているか...完璧とは言えないと思いますが、できる限り心がけています。
ごまかしやおどしもしません。
でも何かが足りないんでしょうね。
確かに、叩かなかったときの言葉が少ないかもしれません。
「F」をもっとですね。
いつもブログを見ながら、ダメな所を直そうとするよりイイ所を認めていくべきだよねと再確認するのに...ちゃんと育てなきゃって気持ちで忘れてしまってたのかも。
ダダもコネないし、ニコニコおしゃべりくんで、ぬいぐるみや私や主人に好き好き~と抱きついてきます。
可愛いコに育っていると親バカですが思います。
ただ、「依存」という言葉に正直ドキッとしました。
育てられ方と真面目すぎる性格から、ダメ出ししやすい過干渉になりやすいタイプです。
そうならないようにしようと思いながら、どうしたらならないようになれるのかわからなくなることもあります。
試行錯誤しながら日々なので、うまくできてるのかはわかりません。
何だか取り留めのない文章になってしまいました。
すみません。
子供に叩かれるのは本当に悲しいので、これからも毅然とした態度で対応していきます。



ちかかよさん

子育てはなんでもかんでもうまくいかなくてもいいんですよ。

むしろ、それで当然。

親も人間、子も人間ですからね。


もし、子育てに成功・失敗の分かれ目があるとしたら、それは子供が可愛く思えているかということではないかと思います。

子供が可愛ければいろんな失敗があったとしても、なんとかなるものですよ。

No title

こんばんは。
以前、こちらの記事のコメント欄で、アドバイス
頂きました、今は、小学校一年生の女の子と
年少の男の子の母です。

相談にのって頂いて、本当にありがとうございました!

姉弟間のことでは、おとーちゃんさんに教えて頂いてだいた
言葉がけを様子をみつつ、してみました。
私が驚いたのは、その話をお姉ちゃんが、目を見開いて
真剣に聞いていたことです。
「あなたも、そうゆう時あったんだよ。」
の言葉には、ビックリした様子で、「え、そうなの?!」
といいながら、態度がころっと変わりました。

今も、もめる時はあるのですが、お姉ちゃんを
心のどこかで、幼くみていたのかな?声をかけてもわからないと、
思っていた自分がいた気がします。

お姉ちゃんの夜のオムツの件ですが、
必死で関わりをふやしていたら、おしっこがでない日が、
ほんとにたまーに、あるようになりました!
ですが、、、小学校にあがってから、またもとに
戻ってしまってσ(^_^;)
まぁ、しょうがないかな〜と思いながら、同じように過ごして
いたのですが、オムツは、まだとれませんが、朝、自分で
パンツにかえて、起きてくるようになりました!

気づいたら、という感じでした。
少しですが、前進できてるのかな、うれしく思います。

改めて、過保護過干渉のおとーちゃんさんの記事を
読んでみると、繰り返し言葉とか、いろいろ当てはまる
部分があり、知らず知らずの間にずれていってしまって
いたのを気づかされました(^_^)

まだまだ、悩みもつきませんが、おとーちゃんさんのブログに
遊びにきながら、楽しんでいこうと思います!

遅くなりましたが、報告でしたp(^_^)q

最近の記事では、当てはまることばかりで
少しづつ身につけたり、自分を見直したり
していこうと思えるようになりました。

また、楽しみにしています。
いつもありがとうございますm(_ _)m

2歳の愛娘を持つ父親です。
最近気に入らない事があると親に手を上げるようになった愛娘を見て心配し、こちらへたどり着きました。
非常に参考になりました。
初めての子育てで、わからない事も多いのでこちらで勉強をさせて頂きます。
ありがとうございます。

No title

こんにちわ。
2歳の息子のことで相談させてください。
子育てサークルでお友達になった男の子が息子限定で、
彼なりに理由があるのかわかりませんが、
突然パンチしてくるようになりました。
ママさんはその度に謝ってくれますが、男の子はやめません。
最初は笑いながらパンチしてくるので息子も遊んでくれてると思っていたのか、
ニコニコしてましたが、先日はとにかくしつこくて
見たことないほど悲しい顔をしていました。
ママさんも私もすぐ間に入ってやめさすのですが、
ニヤニヤしながらパンチしてきます。

息子は人見知りがなくいつもニコニコしています。
相手のママさんもかわいがってくれます。
もしかしたらそれが気に入らないのかもしれません。

やられてもやりかえさず、使っているおもちゃも人がかしてと言えば貸せる息子はいつもニコニコ平和で優しい子だと思っていたのです。
きっとすごく我慢させていたのだと思います。
聞き分けがいいのも、抑えているつもりはなかったけど、
知らず知らずにいろいろ我慢させていたんですよね。
反省です。

今日は他のお友達に押されて壁にぶつかりました。
私を見て悲しい顔をしていました。
「こんな時僕はどうしたらいいの?」と言われた気分でした。

早い段階で気づけて良かったとも思いますが、
私はどうしたらいいのでしょう?

とんぼさん

http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-369.html

↑のところでは例として厳しい親を上げていますが、「いいなり」の親でも同様の行動を示すようになる子がいます。

根本の問題としてはその親子の母子関係の中になんらかの問題があると推察されます。


親が謝るような行為であることを知りながらそれを繰り返すというのは、親に対する暗黙のメッセージだからです。

多いパターンは過去記事にあるような、厳しい方向の関わりばかりが多いか、親がいいなりになっていて子供の本当の気持ちを受け止めていないかのどちらかであろうかと思います。

どちらにしても、親が子供を適切に「受容」できてていないというのが根っこにあると言えるでしょう。

同時に、その子にとってすべきでないことをすべきでないと心の底から親身に伝えてくれる人が存在していないことが、その子にとっての大きな不幸であると言えるでしょう。

本来ならば親がその役割をするはずですが、その子の親はそれができていません。

すでに子供が2歳にしてアウトオブコントロールの状態です。
このままいっては、その親子の子育てはどちらにとってもはなはだ大変なものとなってしまうでしょう。


もし、その親子とそういうことを伝えられるだけの関係があるならば、それを教えてあげてその親子間で問題の根っこを解決してもらうことが一番いいでしょう。


そこまでの関係でないのならば、とんぼさんが無理をすることもないでしょう。



もし僕がとんぼさんの立場だったら、その行為をしたときにきっぱりと怒ります。

どんな人であれ、人を傷つけるようなことを遊びにして面白がっていいわけはありません。

これは子供であれ大人であれ、世界のどこであれ、誰に対してであれ決して揺るがないことです。


よく「子供の喧嘩に大人が口をだすな」と言われますが、こういったケースは最初に述べたように、母子関係のとばっちりなのです。

また、これは対等の喧嘩ではなく、一方的な意地悪です。

「その行為は非である」と大人が宣言してあげることが、その子供の今後の成長のためにもどうしても必要なことです。


それを許容していたら、その子は自分の不満を他者への意地悪で解消していくという人間になってしまいかねません。


だから僕だったら自信を持ってきっぱりと怒ります。
「お母さんもこういうときはしっかり毅然と言わないと子供のためにならないよ」と伝えてあげます。

それでその親が気がつくならばそれでいいですし、反発してくるようならば「ああ、そういう人なんだな」と流します。


さて、息子さんに対してですが、これも僕だったら「あなたは人に危害を加えることをしないで立派だ」「優しい心をもっていてよかった」と思います。また言葉にしてそれを伝えてあげてもいいでしょう。

その場であれば、「大丈夫、私がちゃんと見守っているよ」という思いを込めて、うなずいてあげます。


僕は姿勢としては常に子供を「肯定」します。


子供の姿を大人が「弱さ」とみて否定の気持ちを持つか、「優しさ」とみて肯定の気持ちを持つかはその人次第です。

特に小さい子に対しては、長所も短所も含めて「その子供なんだ」とエールを送ってあげるのが大人の勤めだと思っています。


http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-443.html
こちらのさきかなさんへの相談の返信の中でも触れていますが、人間関係の問題というのは他者が肩代わりできるたぐいのものではありません。

どうしてもその子が自分で乗り越えていかなければなりません。
そのときに大切になるのは、心の中にバックアップしてくれる親の存在を感じていられることでしょう。

そのためにはこういった小さなときの経験の中で「大人が見守ってくれている」という経験とそこから培われる「自信」というものが大切なのだと思います。

自分を責めてもなんの足しにもなりません。
しっかりと心を込めて、「あなたはそれでいいんだよ」「見守っているよ」というメッセージを子供に伝えていくことが重要になるのではないでしょうか。

No title

返信ありがとうございます。
息子への対応のアドバイスが私の欲っかった答えのような気がして嬉しかったです。
絶対叩き返さないことを立派だ、優しいと胸を張って褒めたいと思います。

さて現状ですが、サークルは週1であるのですが、
ママさんもかなり悩んでいるようで、
ぴったりと男の子についています。
息子が近づこうものなら、男の子が変な動きをしないかヒヤヒヤが伝わってくるほどです。
いつもはサークルが終わると児童館のすみでみんなでお弁当を食べてしばらく遊んでいるのですが、ささっと他の子との接触を避けるかのように「またね!」っと帰って行ってしまいます。

男の子はママさんにこっぴどく怒られたあと、
息子に「ごめんね」と謝ってくれて、息子もホッとしたのか、
進んで男の子に声をかけています。
息子の気持ちもいい方向へ向かっている中、
ママさんは私達にすごく気を遣っています。
こちらが申し訳ないくらいで。。。

そんなにぴったりとつかなくても、
もしまたやったらその場で毅然としかればいいと思し、
男の子が学ぶ機会を奪っているような気もします。

おとーちゃんさんはどう思われますか?




とんぼさん

>そんなにぴったりとつかなくても、もしまたやったらその場で毅然としかればいいと思し、男の子が学ぶ機会を奪っているような気もします。

僕もそう思います。

子育ての方向性がわからないゆえに今の人がしばしば陥る悪循環にはまってしまったのだと思います。
本来ならプラスの方向の関わりを積み重ねていけばいいところをマイナスの関わりの積み重ねになってしまっているので、子供を抑えることばかりが必要になってしまい、コントロールしきれない方へと向かってしまっています。

簡単なところではくすぐったりの「肯定」の関わりを増やしていくことで、その悪循環から脱することはできるのですが、いまの日本の子育ての常識のなかにはそういう考えというのはあまりないので、おそらく自分ではどうすることもできなくなっているでしょう。

もし機会があったらくすぐったりするだけでも子供との関わりが楽になることを伝えられるといいですね。

No title

お忙しい中お返事ありがとうございました。
くすぐりのこと教えてあげたいと思います。
これからも参考にさせていただきます。
子育ては楽しまなきゃ損ですよねっ(^-^)

こんばんは。

以前、こちらの記事で相談させて頂き、
ちょうど1年前にもコメントさせて頂きました。

今は、小学校2年生の女の子、年中の男の子の母です。

お姉ちゃんの夜のオムツの件ですが、
オムツをしなくても、朝まで、大丈夫になりました!
この報告ができるのを楽しみにしていました。

本当に感謝しています。
おとーちゃんさん、アドバイス頂き、ありがとうございましたm(__)m


今は、姉弟けんかもするけど、すごく仲良く、1日二人で、部屋にいても、テレビも音楽も聞かず、ずっと遊んでいます。

私自身、余裕ができ、自分自身も趣味や役員をしたりで、満たされたこともあり、
子供との関わりにも、余裕ができました。

うまく言えないのですが、心から、かわいい、大好きと思え、関わりも自然と、くすぐったり、抱き締めたり。
もちろん、今までも、かわいい、大好きだったのですが…

おとーちゃんさんのブログで書かれていることを体験したという感覚です。


1年前からの経過ですが、報告した後くらいから、また夜尿は、毎日つづき、時間は決まって22時頃でした。
今年にはいってから、私自身、そのことが気にならなくなりました。

2年生になってから、自分は、なんで夜おしっこがでるのか?と私に聞いてきました。

おしっこためるところが、大きくなれば、でなくなるよと伝えました。
人によって違うとも。


先月末くらいに、不思議とピタッと止まってしまい、正直びっくりしました。

おしっこためるところ、大きくなったんだね、と言うと、次の日から、自分からオムツせずに寝るようになりました。

2歳の頃失った自己肯定感、自信がとりもどせたのかな…?本当に何かが、貯まったという感じで、夜尿がなくなりました。

それから一度も夜尿は、ありません。


おとーちゃんさんのブログが支えになりました。

ありがとうございました。
これからも楽しみにしています。

ママを助けてくれるおとーちゃんさん、尊敬します。

かえるくん。さんへ

感動しました。
母子ともに、いい方向、いい状態に向かえているのですね。ほんとうに良かったですね。
読んでいてこちらまで涙が出そうでした。
素敵なお母さんをもてて、お子さんは幸せですね。逆もまたしかり、ですね。

相談

現在小1男の子と、年少女の子の母です。
娘の相談です。
1歳過ぎた頃から、私が顔を近付けると手で払いのけ、泣きながらタオルで自分の顔をゴシゴシ拭いていました。
何かが怖くて抱きついて来る時でも常に顔を離して、頭とかに私の顔がかするだけでまた一瞬にして拭いて拭いてと暴れます。機嫌が良い時でも一瞬で変貌します。
最初は失礼だな〜と笑ってましたが、一日3,4回にもなるとうんざり、スキンシップが出来ないので可愛がりにくく悩みました。

2歳、3歳くらいになると自分で拭かずに私に拭けとタオルを持ってきて、拭く場所が違うと激しく怒って泣きます。
私の頭を叩いたり、蹴ったりして来るので腹が立って、拭くのをやめると1時間くらいは泣き叫び続けてました。
私も泣けてきて、「そんなにママ汚いの?そんなに嫌い?」と何度も聞きました。でもそれが減る事はありませんでした。
眠い時が多い様な気もしますが、楽しく遊んだり、喋ったりしてても急に始まるので眠さだけでもない気がします。
寝ている時だけ、可愛い柔らかい顔に触れる事が出来るのですが敏感で寝ているはずなのにパッと手が出て叩かれる事もよくありました。

もうすぐ4歳になるのですが、拭いて拭いては1日1回くらいに減ったものの、娘が私の顔を叩いてきたり、蹴ってきたりはもっと激しくなりました。何回言い聞かせても駄目です。連続でしつこかったり、本当に痛い私もカッとなって我慢しきれなくなり叩き返してしまいます。自己嫌悪で2人で泣いています。

とても内気でお友達には手をあげた事は一回もありません。
家族だけで、特に母親へです。

娘が生まれた時、上の息子の赤ちゃん返りが酷く、本当に毎日大変で娘だけに関わっていた事はかなり少なかったと思います。あと、家族親族には可愛いがられてきてますが、細い釣り目で愛想も悪いので周囲にはあまり声をかけられず育っています。
特に「誰に似ているの?お母さんに全然似てないね」とは、もう嫌と言うほど言われてきています。言葉が分かり出してからは、娘にとっては母親に似ていないと言われるのは嫌な気持ちがしていると思います。それで余計に周囲の大人にも心を開かず、自分から喋りかけることは皆無です。

恥ずかしがり屋で内気、、だけならいいのですが、言葉に出せずに自虐的になるところが心配です。
泣いて、絨毯の毛を引き抜いたり、自分の毛を引きちぎったり、自分の腕を引っ掻いたり、わざと唾を床に出したり、床に漏らしたり、余計怒られる様な事をします。

お兄ちゃん大好きで仲良く遊ぶのですが、自分からケンカをしかけ、すぐに手がでます。お兄ちゃんは滅多に手は出しませんので真似をしている訳ではないと思います。

1歳半〜3歳半まで主人が海外赴任で止むを得ず単身赴任です。毎日がいっぱいいっぱいで、息子も手がかかり、イライラする日々でした。
でも毎日公園でお友達と外遊びさせ、家にもよく呼んで、土日や夏休みも毎日遊びに出かけました。

楽しい時は普通にはしゃいでいるのですが、1歳の時からずっと心にひっかかったままの距離感で娘と付き合っている気がします。
凄く機嫌いい時以外顔を近付けないとか、膝に乗せてても頭に顔が当たったら荒れ狂うので気をつけるとか。。

2歳前からよく喋り、意思もあるし、友達と仲良く遊ぶし、拭いて拭いては不可解だったけど、全く発達が遅れているとか疑って来ませんでした。でも最近の癇癪の激しさや、自傷行為が心配でどうしたらいいのか本当に悩み始めました。

言葉に出せなくて、手足が出るのなら、最近引越しして海外のローカル幼稚園に行き出してからあまり喋らなくなったというのはあると思います。

でも、昔からずっと続いている様な気もします。
こういう子供っているのでしょうか。
顔や目を叩かれたり、蹴られたり、引っ掻かれたりした時どう対応したらいいのでしようか。
叩く手を止めても、離した瞬間また叩いたり蹴ったりしてきます。

うさぎさん

返信が遅くなりましてすみません。

コメント拝見しました。
僕はお子さんの様子を見ることができないので、正確なことはいえませんがコメントの内容から感じる限り、感覚過敏などの特徴が出ているとおもわれます。

それが一過性の子供の個性に過ぎないということもあれば、「発達障がい」ととらえて専門的に対応していく必要がある可能性もあります。

これらは単に言い聞かせたり、直そうとしても子供自身自分ではどうにもできない部分があります。
子供の姿を矯正するのではなく、周囲の大人の対応で子供の姿を安定したものに導けることが多いです。
僕は発達障がいの専門家ではありませんが、簡単な理解の助けになるようにと概要だけを簡単にまとめた記事があります。「発達障がい」で検索してみてください。


発達相談などが利用できるようでしたら、一人で悩まずに相談を受けて適切な対応の仕方などを専門家に教えてもらうことで、日々の生活がだいぶ楽になるかもしれません。

↓こちらの本も、題名は「アスペルガー症候群」になっていますが、幼児の発達障がいについてわかりやすくまとめられています。対応の仕方の参考になるかもしれません。


アスペルガー症候群(高機能自閉症)のすべてがわかる本 (健康ライブラリーイラスト版) 2007/3/10
佐々木 正美

まりさんへ

おとーちゃん、コメント欄おかりします。

まりさんへ。
わざわざメッセージありがとうございます。
心があたたまりました。

こんなに時間がたってからのお礼で、ごめんなさい。
そんなふうに感じてくださったこと、とってもうれしかったです。

おとーちゃんさんへ。
ブログを続けてくれて、ありがとうございます。
出会えてよかったです。
自分の子供だけでなく、他の子供たちもかわいく
思いはじめています。

では、また楽しみにしています。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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