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2023-03

絵本の読み方 - 2010.01.20 Wed

>絵本の選び方とか読み方とか。
>絵を見ながら『これは○○だね~』とか言うほうがいいのかとか気になります。


絵本について質問がありました。これね~確かにちょっと悩むんですよね~。
基本的には、読む人とこどもそれぞれのスタイルがあると思うので、必ずこうでなくちゃいけないってことはないんだろうけど、いちおう僕なりに「うん、こうするのがいいだろう」と到達したものがありますので、ご紹介しますね。
まあ、ひとつ参考までに~。


そういうわけで今日は絵本の読み方についてなのだけど、その前にひとつ・・・・
多くの人がきちんと理解していないことがあるのです!
それはずばり、『絵本とはなにか!』
このことからお話したいと思います。





多くの人が知らない事実、それは絵本はまず第一に≪コミュニケーションツール≫であるということ。

どういうことかというと、子育てをある程度したことのある人はこれから言うことに思い当たるでしょう。

読んでみるとたいして聞く気もなさそうなのに、なんども本を読んでとせがむ子。
もう暗記するほど知っているはずなのにお気に入りの本を「よんで」と持ってくる子。
眠くて眠くてしょうがないはずなのに、それでも絵本を「よんで」という子。 etc.

これらはつまり、絵本を通して大人に関わって欲しい、自分と一対一で向き合って欲しいという気持ちの表れなのです。
だから、絵本は面白いとか、想像力をのばすとかそんなことは↑このことの前には吹けば飛ぶようなものでしかないのです!
こどもは絵本を読んでもらうことで、自分という存在が大切にされていると感じることが出来るのですよ。

ほとんどの人がこのことに気がついていません。今日これを読んで初めて知ったというひとはとってもラッキー。


保育園なんかでよく見かける光景。大人が大勢の子の前に座って、絵のほうをこどもに向けて読むというのがありますが、あれは実は正しい読み方ではないんですよ。むしろ日本独自のもの。たぶん、日本では紙芝居の伝統があるから、あれが自然とできたのかな、と僕は考えています。
絵本が≪コミュニケーションツール≫であるということを踏まえれば、あの読み方はそれを満たしていませんね。
絵本というのは、こどもをひざに抱えて座らせたり、寝る前に布団に隣り合って読むようなのがいいのだと思います。

絵本、ひいては本が面白い興味深いと思えるようになるのは、小さいときに親のひざに座って読んでもらうことで、安心感、満足感そういった充実したほんわかとした気分を心に持てた経験があって初めて面白くなるのだと思います。
内容が面白いってことももちろんあると思うのだけど、絵本を読むときにそういった記憶がそこはかとなくよみがえることで楽しく向き合えるのではないのでしょうか。

だから、逆に言えばこどもが絵本を≪コミュニケーションツール≫ではないと思うようになってしまうと、絵本の価値ははるかに低くなってしまいますから、そういう使い方は避けたほうがいいです。
具体的には、絵本をおもちゃの一種として噛んだり、ちぎったりすることを覚えさせてしまうことや、一人で読むもの眺めるものとして与えてしまうことは避けたいです。
それから最近多い音の出る絵本。これも使わせ方次第では単なる刺激物、こどものちからを損なってしまうような気がします。

絵本は大人がそのこどもに合うものを選び、大人が手にとって読んであげるものです。


前置きが長くなりましたが、このご質問にあったことについて説明したいと思います。

>絵本の選び方とか読み方とか。
>絵を見ながら『これは○○だね~』とか言うほうがいいのかとか気になります。

あくまで僕の考えですが、『これは○○だね~』を大人のほうから、わざわざすることはないと思います。(図鑑とかは別ですけどね)本はコミュニケーションツール。物を教え込む道具ではないのです。
僕も保育士になって間もない頃はこういうふうにしてることあったのですが、これやりはじめるとこどもはそのやり取りで満足してしまってそればっかりになり、たしかにコミュニケーションにはなるかも知れないけど、「聞くちから」が育たなくなってしまうのですね。また、物語に没入するというちからも同様にそいでしまうと感じました。

だから僕は1度目は出来るだけ物語からそれないように読むようにしています。
こどもが途中で「あ、きしゃぽっぽいたー」とか指差したりすることがあったら、「そうだね~」とか「あったね~」とかこどもに共感しながらあいずち程度にします。そうすることでこどもは満足し、脱線せずに物語が進められます。

お話を聞くちからのついてきたこどもにならば、1度目を読み終わるとすぐ「もいっかいよんで」と言ってきたとき、2回目以降読むときに多少こどもの言うことを聞きながら読んだりすることはあります。そのへんは臨機応変ですが、基本はやはり物語の語調や雰囲気を大切にして、それが聞けるようになってくれるのが大事だと思います。


時々、保育士などものすごい声色を使ったり、効果音を入れたりしながら読む人がいますが、これは絵本読みとは違う次元のエンターテイメントです。親子で絵本を見るときにまねする必要はないと思います。
ただ、本当に「聞くちから」がついて話からきちんと想像することのできる子が、素話の聞ける年齢(だいたい5歳くらいかな)になったときに使えるスーパーテクニックがあります。それは、全文をなんの抑揚もつけずただ淡々と読むものです。セリフ部分も他と変えることもなくただ淡々と。これでお話が楽しめるようになったら、その子はたいしたものですが、まああえてやることもないですが・・。


僕が絵本を読むときに気をつけていることがいくつかあります。

・ページは大人(読み手)がめくること。
こどもは早く先がみたくてめくろうとしますが、それを自由にさせてしまうと「聞くちから」が伸びないので、こどもがめくろうとしたらこう言います。「僕が読んでいるときは、僕がめくるよ。あなたが自分でみているときは自分でめくっていいからね」
すぐわからなくても何回か繰り返せば、「そういうものなんだ~」とこどもは理解します。それでもめくろうとするのをやめないならば、その子にはまだその本は早かったのですね。もうすこし簡単な本を選ぶようにします。字が少なくてどんどん先が見れるようなものに。そうすればその子もストレスなく絵本を楽しむことができますね。

・こどもが他のものに注意を引かれて離れてしまったら、しばらくその子を見ながら待って。「つづきを読んでもいいですか?」と声をかける。戻ってきたら読み続ける。

別の本を持たせない。
今読んでいる本のほかに次読んでもらおうと、別の本を抱えてくることがあります。それをすると大人とより長く関わりたいという願望だけで、本を読んで内容を楽しむことがおろそかになってしまいます。もし、持ってきたら「じゃあ、次読むからかして」と本を渡してもらい、背中側など見えないところにおきます。
もし、1冊しか読む時間がないのならば、「今は1つしか読めないから置いてきて」としまわせます。

・字を覚えさせない。
日本ではなんでも早くに出来ることはいいことだ、みたいな風潮がありますが、僕は字は出来るだけ後で覚えさせたいと思ってます。なぜなら、字を覚えて本の文字を追う様になると物語りに没入するということが著しく難しくなってしまいます。
例えば、教え込めば3~4歳でも字を読ませることは可能です。ときどきそのくらいの子が本をたどたどしく自分で読む姿を見かけることがあるかもしれません。では、その子はどのくらい物語を理解しながら読んでいるでしょうか。まあ、何度も読んでもらった本であれば、思い出しながらそれなりに理解しながら読み進んでいるかもしれません。
しかし、空想と現実をゴッチャにできる幼児にだけ許される特権、メルヘンの世界からは遠ざかってしまいます。
このことがほんとに残念でしょうがない。空想するちから、想像力、創造力というものはこの時期にその基礎が培われるのではないでしょうか。こればっかりは後戻りできない。
だから逆に言えば、自分で字が読めるようになったとしても、大人がお話を読んであげるということは大事なことなんですよね。
ちなみに、6歳くらいになってその気になればひらがななどは一週間で完璧に読めるようになります。だから、あせって急ぐことってないんですよ。また、物語をしっかり聞くちからがついた子であれば机に向かう勉強など楽にやってのけます。


今日は絵本の読み方だけで終わってしまいました。選び方についてはまた次回書きたいと思います。
それではおやすみなさい~。

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● COMMENT ●

そうかぁ~

大事なのは関わり  なんですねぇ

ウチの子も6カ月   前回といい、今回といい、凄くタイムリーな話で助かりますm(__)m

ほんと、このブログや『保育士おとーちゃん』さんに出会えてラッキーです(^O^)/

叱らない子育てより

 こんにちわ。いつもなるほど~と、拝見しております。三歳と三ヶ月の二児の母です。

 以前「叱らない子育て」のなかで、ネグレクトの子供は午睡の入りと明けがぐずぐずであるとお書きになられていましたね。
 うちの三歳長男ですが、保育園の先生より「寝起き最悪です」といわれてしまうくらいひどいのです。家での朝の寝起きも「ねむい~!」と号泣でしばらく手が着けられない状態になっています。
 夜もなかなか睡眠に入れないらしく、いつまでも布団のなかでふざけてしまい、大人の方が先に寝てしまうくらいです。

 仕事をしておりますので、休みの日以外は一緒の時間も少なく、毎日の暮らしに追われて、つい子供をせかしてしまいます。
 スキンシップ不足なのかもと、おとーちゃんさんのブログを読んで感じました。

 仕事をしているとどうしても時間が限られてしまいます。おとーちゃんさんはそこのところはどんな工夫をされてるのですか?

晴トントンさん

ありがとうございます、そういっていただけると書いているかいがあります。
これからもがんばれそうです!

まこへいさん、はじめまして~

こんなぐだぐだのブログよんでくださって本当にありがとうございます。

コメントの返答を書いたのですが、あまりに長くなってしまったので今日のブログ本文に記載しました。お手数ですがそちらをご覧下さい。
これからもどうぞよろしく~。

コミュニケーションツール☆

確かに!!!

子どもにとっては本当にそうですよね☆
だから、同じ本でも何回も何回も読んでほしがるのはそういう事からなんですね~☆

ついつい、内容が為になるものをと考えがちですが、読んでいるまさにその時に、内容以外の行動で、どれだけの事を伝えられるかも(むしろそっちの方が)大切なのかもしれないですね☆

いやぁ・・・
本当にいつも目からウロコです☆

今日もお勉強させて頂き、本当にありがとうございます~☆

No title

晴トントンさんのページから
飛んできました。

保育士おとーちゃん、
熱いっ!!

他の記事も読ませていただきましたが、
問題意識と本気度がバンバン伝わってきて、
心地よかったです♪

おー!!

って思うところがあって

 (↑ 稚拙な表現で失礼。。でも、本当、そう思ったんです(笑))

さすがはプロ!
と感動しました。
これからもぜひぜひ、
読ませていただきたいと思います☆

絵本って

コミュニケーションツールなんですね~
そういえば姪は姉に何十回と同じ絵本を読んでもらっていましたf^_^;
抱っこして本をめくるという行為がなにより大切なんですね!

今のところ絵本を読んでも手に届くところらへんでめくるとページをぐちゃぐちゃにされそうになるので少し離して読んでいますが、6ヶ月の息子にはまだ絵本は早いのかな?

素が屋さん

素が屋さんはじめまして。
こんなブログではありますが、読んでくださってほんとにありがとうございます。
こういうコメントをいただけるととてもうれしいです。
これからもがんばって更新していきますので、末永くお付き合い下さい。

えいこさん

そうなんですよ~、そういう風にとらえることでこれまで見過ごされてたこととかを
よりよい方向へもっていくことができるんです。
こどももより伸びますしね~。

まめさん

いえいえ、ちっとも早くないですよ~。
絵本の選び方のところで書くつもりだったんだけど、実は生後1ヶ月の子に読んだっていいんです。だって、胎教で音楽聞かせたり本読んだりすることがいいって疑う人いないでしょ。
じゃあ、産まれた子であればなおさらってことなんですよ~。
だからどんどん読んであげてね。

No title

はじめまして。とても勉強になりました。

絵本は我が家にも200冊以上あります。
子ども達も絵本が大好きで(特にパパが)、読み聞かせしています。
読み聞かせの方法なんてよくわかっていませんでした。
子どもと一緒に楽しむコミュニケーションツールだと思っていましたから。

それはそれでいいのかもしれませんが、上の子が5歳で4月に年長さんになります。そろそろ「ひらがな」おぼえてくれないかなぁ~という親の欲望なのですが、家ではあまり興味を示しません。
いや、その気になったときに指差して読んでいるので読んでいるくらいで数個の文字のみです。

しかし、こちらのブログを拝見していたら「それでいいっか」と思えました。

これからの記事も楽しみにしたいのでリンクさせていただいてもいいですか?
ご都合が悪いようでしたご一報下さい。



ぴよままさん

ぴよままさんはじめまして~。

絵本200冊ももってるなんてすごいですね~。
うちなんかそんなにあっても置く場所なさそう(笑)

はい、リンクありがとうございます、是非おねがいします。

ページをめくることについて

はじめまして。1歳0ヶ月の男の子を持つkyomiuと申します。

ブログをまだ全部は読みきれていないのですが、大袈裟な表現でなく内容と保育士おとうちゃんの子どもに対する暖かさ、子育てに苦慮している大人への真摯なアドバイスに感動しました。何度も読んで、子育ての参考にさせていただきたいと思います。

さて、聞きたいことが、山ほどあるのですが、今回は絵本の読み方についてアドバイスいただけますでしょうか?

このブログに、ページは読み手がめくり、聴く力を育てるとあり、納得はしたのですが、現在、1歳0ヶ月の息子は、ページを捲りたがり、それはお話しを聴くというより、私の膝の上で、本を捲る遊びがしたいといった感じです。本は、こどものともシリーズの012歳を読んでいるので、文章は短く、私が息子の捲るタイミングに合わせて読むテンポを変えています。
説明がまわりくどくてごめんなさい。お伺いしたいことは、私は今、息子の「めくりたい」という気持ちを尊重したいのです。ですので、タイミングを見計らって、「ママが読むときはママがめくるね。」と言いたいのですが、それはどういう時がいいかアドバイスいただけますでしょうか?

本は、7ヶ月くらいからほぼ毎日膝の上に乗せて読んで、10ヶ月くらいから息子がめくっています。11ヶ月くらいから、頻繁に指さしをするようになり、犬や猫がでると指さしします。

kyomiu さん

はじめまして、過去記事まで読んでくださってありがとうございます。

ご質問の件ですが、記事中では想定している年齢をあまり書いていなかったので、なんかそうしないといけないみたいな感じになってしまいましたが、あるていど柔軟にとらえてもらっていいと思います。

ましてや息子さんは1歳なったばかりですので、まだお話のプロットよりも本のページがパラパラしたりするそんなことも新鮮な驚きをもって受け止めているのだと思います。

お母さんのひざでページをめくるのを楽しんでいるなら、それはそれでいいと思います。
それも立派なコミュニケーションになっているのですから。

記事の中にも書きましたが、そんな本を通した「心地よい関わり」が下地になって、これからも成長につれて本の楽しさが増してくるのだと思います。

この記事ではひざに乗せてとか寝るときに一緒にとかちょっと限定的に書いちゃったところがあって、今度「補足的にこんな読み方もいいですよ」、みたいのを書こうと思っていたのですが、せっかくなのでここでもちょっと紹介しておきますね。

息子さんが一人でおすわりしているところに、大人が顔のみえる位置に(斜めの位置でねそべるくらいでいいかな)大人の顔を子供より下にもってきます。
それで文章の短い本で擬音の繰り返しなんかが楽しいものを、子供の顔を見ながら読んであげると、子供は見つめてもらっている楽しさと絵本の楽しさでとってもいい反応を示しながら聞いてくれたりしますよ。

いっつもお話を聞けないかもしれないけど、それはそれでいいんです。
ちょっとでも楽しく聞けるならね。

そんなわけでまだ読み手がめくるというのをしっかりやろうとしなくていいんですよ。
個々の差はあるけど、2~3歳以降にそうなれればいいと思うのです。
なぜなら、その年齢になるとお話のストーリーなどが絵本の重要な部分になってきますからね。

いまはまだそのページの絵に対応した言葉が書いてあったりする段階でしょ。
だから親子で楽しめるならばそれでいいんだと思います。

息子さん素敵に育ってますね。
小さいうちからそうやって良い関わりをたくさんもらったことって、目には見えないけどきっと大いに子供の力になっていますよ。

これからも子育て楽しんでくださいね。

ありがとうございました

早速のご丁寧なアドバイスありがとうございました。

今は、ペラペラをさせるのを楽しんでみます!又、顔を覗き込みながらの読み方もやってみますね。

子育ては本当に楽しいです。そして、子どもはたまらなくかわいいです。保育士お父ちゃんのブログを参考にさせていただき、もっともっと楽しみたいと思います。ありがとうございました。

私の対面に座りたがる娘

絵本の読み聞かせ、特に意識していたわけではありませんが
いつの間にか「これ読んで~」「もう1回!」と絵本大好きな2歳娘です。

>保育園なんかでよく見かける光景。大人が大勢の子の前に座って、絵のほうをこどもに向けて読むというのがありますが、あれは実は正しい読み方ではないんですよ。
>絵本が≪コミュニケーションツール≫であるということを踏まえれば、あの読み方はそれを満たしていませんね。
絵本というのは、こどもをひざに抱えて座らせたり、寝る前に布団に隣り合って読むようなのがいいのだと思います。


気になっているのは上記の点です。

娘は1歳から保育園に通っています。
いつも「読んで~」と絵本を持ってきて、私と対面に座って私の膝に手を置きます。
「お膝にくる?」と聞いても「ここが良い」と言うことが多いです。

自分でページをめくってしまうこともありますが、割と集中して聞いていると思います。

0歳時は膝に乗せて読んでいました。
寝る前は、布団に隣り合って仰向けで読んでいます。

絵本を読む以外は「抱っこして~」と甘えんぼさんなので不思議です。
保育園スタイルで慣れてしまったのでしょうか?

これはこれで娘の表情が見えるので、私はどちらでも良いのですが
娘が満足しているなら対面で読んでも問題ないでしょうか?

自分でもふと気づいて気になっていたことが、ブログにのっていたので、
またまたちょっと気になってしまいました。

myuさん

こういうのは正解があるというわけではないので、お子さんがそれを好むのならばそれでいいと思います。
ここで最も大切なのは「絵本はコミュニケーションツール」ということでしょうか。
それができていればそれでいいんですよ。

ありがとうございます

お返事ありがとうございます^^

「お母さんと絵本を読む時は、お膝に座ってもいいんだよ~」と声をかけ
あとは娘に選ばせています。
対面で、しっかりコミュニケーション取っていきたいと思います。笑

はじめまして。
先日、叩く子供について検索していたところ、おとーちゃんさんのブログに出会い、子育て論がすごく素敵で過去の記事から読ませて頂いています。
過去記事に質問させて頂いてもいいのか迷いましたが、おとーちゃんさんの意見が聞きたくて、書き込ませて頂きました。
2歳9ヶ月の息子は、最近私が読んでるのを聞いて、絵本の内容を暗記し、1人で絵本を声に出して、読むようになりました。
もちろんたどたどしいのですが、絵を見ながら自分で話を作ったり、子供の記憶力ってすごいなー!と感心し、見ていてすごくかわいいです。
なのですが、私に読んで〜と絵本を持ってきたときも、私の読む声をさえぎり、自分で読みたがります。
最初は復唱している程度ですが、私の口を塞がれたり、ママ読まないで!と言われる時もあります。
この時、私は息子を邪魔せず途中から子供に読ませていいのか、
「今はママが○○くんに読んでるから、今は聞いて。次、ママが聞いてるから○○くん読んで」でいいのか、迷っています。
今は、後者の方で対応しています。
「せっかく読んでたのに「読まないで」と言われたらママ悲しい」と言ってしまいます。しかし、息子は自分で読みたい気持ちが強いので、不服そうです。
読んで〜と持ってきても、自分でタイトルを読みだした時は、邪魔せず、そのまま読ませています。
おとーちゃんさんならどう対応されますか?些細なことですが、自分の対応に迷いがあります。
長々とすみません。
これからもブログ楽しみにしています。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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