息子の成長 Vol.1 - 2013.08.19 Mon
ほんとは常々書こうとは思っているのですよ。
書くネタもたくさんあるのですが、他にもまとめておくことがたくさんあるので、ついつい後回しになってしまっています。
そんなわけで、息子の成長についてももう2~3年前からそのうち書こうと思っていることが溜まってしまったので、振り返って成長記録という感じでかいつまんで書いていこうと思います。
これまでにも、子供の大きな成長の段階として、成長期の赤ちゃんから乳児になる時期、3歳前後の乳児から幼児になる時期というのをたびたびこのブログでもとりあげていますが、その次には幼児から学童期(学齢期)になる5~6歳ごろというのがあります。
やはり息子も、保育園の年長になったころからそれまでとははっきりと様子の変わってきたところが表れてきました。
端的なのは男っぽくなったことかな。ちょっと荒っぽい遊びを試してみたり、つよい言葉を使ってみたり。
こういうのは年齢とともにだんだんと自然にでてくるものですね。
その後も年齢があがるにつれて、多少は顕著になってきます。
とはいえ、それらはある程度の年齢になって入ってきていることなので、そういったことが使うべきなのか、そうでないのか、いいときなのかよくないときなのかというのはわきまえているので、心配になるほどではありません。
ときどき、子供が小さいうちから「強さを身につけさせる」という意図であえて粗暴さや乱暴さを身につけさせたりする人がいるのだけど、線引きのできない年齢でそういうことを身につけさせてしまうとあとあと困ったことにもなってしまうので、こういう部分というのは子供の自然な成長にまかせるのがいいのではないかと僕は思っています。
この記事のキーワードになるかなと思うのだけど、「適齢」ということです。
これについては最後にまとめて述べます。
また、この年長ごろに盛んになったのが「工作」です。
それ以前からも好んでいましたが、5歳過ぎからはさらに勢いづいていました。
ほぼ毎日のように、なにかしらのものを空き箱や紙、テープ、紙コップ、わりばしなどを使ってつくるのです。
綺麗さ重視派ではないようで、色を塗ったりという見た目はあんまり気にしないのだけど、なにかしかけがあったりそれを使って遊んだりできるものなので、そういうところがいかにも男の子らしい感じでした。
食品トレイや空き箱を取っておいて、それを「これつかっていいよ」と言うだけで「ヤッター」と喜んでくれるので、なんて素朴で可愛いのだ(それに、お金のかからないやつだ)と思えるのもうれしいことでした。
このころむーちゃんは1~2歳。
夜、むーが泣いて起きたときなど、「にいにがいるから大丈夫だよー」などとなだめていたり、抱きしめてあげたりしていて、この頃からすでにお兄ちゃんとしてもずいぶん頼もしかった。
だいたい4歳差があるというのもあるけれども、下の子に優しくできるだけの余裕をそれ以前に父母でしっかり持たせていたというだけの自信はあります。
それでも、ときどきは下の子にやきもちを焼いたりもするのだけど、それでも自然に甘えを出せるようにはなっているし、それなりに受容もしているのでとくに兄妹間での問題というのはなかったです。
ときどき、すねても「なに言ってるの、あなたが小さいときはむーちゃん以上に可愛がっていたよ、覚えていないのかよ~こいつめー(コチョコチョ)」とこちらが自信をもって言うので、それで自分の居場所が揺らいだりということもなかったように見えます。
もちろんいまでも仲がよいのですが、それについては順を追って書いていくことにしましょう。
つづく。
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● COMMENT ●
No title
一応私も6年間幼稚園教諭として子供にゎ携わってきたはずなんですが、我が子たちにゎ全く生かされず...(^-^;)
旦那にもがっかりされてますww
記事とゎ無関係な相談なんですが...
うちゎお菓子の時間ぉだいたい決めていて、その時間以外に要求されても、ご飯に影響してくるからあげないようにしています。ひどくごねるときゎ飴とかグミひと粒とかで我慢してもらっています。たまに強く怒鳴って阻止してしまうこともあります。それが影響してるのか、来客がきた時に食べなさいって渡してくれるときや、親しいママ友や、子供達同士でお菓子のやりとりぉする際、必ず1度良い?みたいな感じで私の顔色ぉ見て確認してからもらう様子が見受けられるようになりました。
顔色ぉうかがってくるってことゎやはり私のやりすぎなんでしょうか?
お菓子のあげ方っとどーしたらいんでしょう...
ゆ さんへ
食事に影響するからと砂糖のかたまりの飴玉や、脳神経を刺激する人工甘味料を多く含むグミをあげるのはどうなのでしょうね?おやつをあげるときもあるけど時には怒ってあげないとか、行動に一貫性がないようですし。
何でもクレクレ君みたいに質問ばかりするのではなく、過去記事を読めばわかることもたくさんあると思うので、少しご自分で調べてみたらいかがでしょうか。
おとうちゃんさん、すみません。我慢できずに書き込んでしまいました。
厳しい意見だと思いますが、感じたことを書き込ませていただきました。
改めてまいります。
またなかなか、ゆっくりと初めの記事から読むことができず、相談内容が1度記事にされていることと重複してしまったこともお詫び致します。
指摘していただかないとそのままだったと思うので、その点についてありがたく思います。
適齢?
息子は今月2才になり、1才半頃からしゃべりはじめ、あっという間に上達。既に2語文は日常、お歌もかなり言葉を明確にうたいます。食欲も旺盛で体も大きめ、月齢を言うと大抵は驚かれるタイプです。この夏におむつを外そうと思っていましたが、おとーちゃんのブログに出会い、まだ出る前に教えてくれたことがないのでもう少し待ってからと思い直し、まだオムツ生活です。
今回相談させてもらいたいのが息子の移行対象についてです。昨年の12月(1才4か月)頃から使い始めたフリース生地のポンチョが、数週間で移行対象となっていました。時期がくれば自然に手放すだろうと私は思っています。もちろん早く手放せるならその方が・・・とも思いますが、大きなタオルケットじゃなくて良かったと今では思います(笑)
自宅ではご飯とお風呂の時はポンチョは離しています。食事は好きなので問題なく習慣として手放しますし、お風呂に持っていこうとする日もありますが、濡れたら洗濯になっちゃうことを説明すれば納得して、自ら置いてお風呂に入れます。
4月から0~2歳児までを預かる保育園に通い始めました。当初は園でポンチョを肌身離さずでしたが、最近ではお昼寝の時や思い通りにならずにいじける時、と限られてきていました。時にはポンチョなしで昼寝できる日もあったようです。ただ一貫してお友達が触ろうとすると怒ります。
先日2才のお誕生日を迎え、担任の保育士さんから「良いきっかけだから本人に説明して園でポンチョなしで過ごしてみることにしました」と言われました。それから、朝のママの見送りの後、説明してからポンチョを見えない場所に置いているようです。私がお迎えに行くと「ポンチョ!ポンチョない」と持ち帰る為に探します。
この園の対応はどうでしょうか?私も迷いがあり、まだ2才でママから長時間離れることを頑張ってくれてるのに取り上げなくても良いのでは?という思いと、泣いているのも無理やり取り上げてる訳ではないようですし、園に慣れてきて仲の良いお友達もできてきてるし、家じゃない場所では手放す練習になるかも?といった気持ちもあります。
ちなみにこの保育園で他には特に気になる対応をされることはまだありません。非常によく子供を観察してくれているし愛情たっぷりにしてもらえていると感謝しています。
もう少し様子を見た方が良いのでしょうか?おとーちゃんのご意見を聞かせてもらえればと思います。
年齢の問題ではないかもしれませんが、適齢?と思い、相談させていただきました、よろしくおねがいします。
待ってました!
おとーちゃんさんのお子さんのエピソードは、もっと読みたいなーと思っていたので、書いてもらえて嬉しいです。幸せを分けてもらってる気分になります。
今、初めての子供が1歳6ヶ月ですが、このブログを読むまでは育児が不安でたまらず、早目に仕事に復帰して逃げたりしていましたが、読んだあとはとても気が楽になり、子育て全部が楽しいと思えるようになりました。子供をかわいく育てるべく頑張ってます。
ほんとに感謝してます。
ここに書いていいのか迷いましたが、随分前の記事に出ていた「カニの本」、図書館で見つけることができました。「かにの本,ザルツマン」で探せると思います。URLに、Amazonのリンクを貼り付けておきますね。もうご存知でしたら、お節介すみません。
さやかさん
人見知りが強いから良くないと考える必要もありません。
子育てという長いスパンの中で、だんだんと成長とともにいい方向へ向かっていけばそれでいいということも子育てにはたくさんあります。
ただ、もし人為的にその問題を大きくしてしまっているとしたら、それは大人が改善すべきことになるでしょう。
この場合は人見知りですから、ざっくりといえば例えば過度な過保護、過干渉などが子供の自立や対人関係に対する力を奪っているなどの、大人がもたらしている原因があったりすることもあります。
もし、そういうものがあるならばそこは気をつけていけばいいでしょう。
そうでなくて、子供そのもののもっているものならば、基本的には大きな目でおおらかに見ていってあげればいいことであると思います。
ただまた一方で、それで本当に生活に支障があったりすることであるならば、ときに強い働きかけを考えたりすることがあってもいいと思います。
>息子には弟や妹の存在は負担が大きいでしょうか?
↑はまだ弟妹がいるわけではないけれども、「上の子がこういう状態だから弟妹を作らない方がいいだろうか」という意味なのでしょうか?
もし、そう言う意味でしたら、この記事の前にある「子供の上限を大人が決めつける」ということのひとつになってしまうのではないかと僕は思います。
子供はさまざまな経験をして成長していきます。
大人が子供の能力を勝手に決め付けて、難しい状況をあらかじめ回避しようというのは、子供の力を見損なっているということです。
子育てにおいてそういう思考になってしまうのは誰のためにもならない考え方だと僕は思いますよ。
かの記事にあるように、そういう風に大人が考えて接していたら子供は伸び悩んでいってしまいます。
人見知りに関しても同様です。
子供が泣くからとおっかなびっくり対応していては、いつまでも子供はそれを克服する方へあゆみだそうとできなくなってしまいます。
「お父さんでも大丈夫なんだよ」と大人が自信を持って伝えた上げられなければ、子供は安心安全な母親の傘の下から出ていこうとはしません。
そういった大人の弱い気持ちは人見知りに限らず、全般的に子供の成長に重しをかけていくことともなりかねないでしょう。
大人の考え方・努力の方向性が違ってしまうと、「労多くして益少なし」ということにもなりかねません。
子供の力を信じてそれを伸ばす方向へ舵をきれるようにしてあげましょうね。
ゆさん
それは信頼関係の上で確認をしているのですから、悪い意味での顔色を伺うというのとは違い、それはそれであっていいものだと思いますよ。
しーさん
ですが、保育園のいうことも一理あります。
なぜなら、それで生活が成り立っているという事実があるからです。
成り立っているにもかかわらず、あえて戻すというのは子供の力を見損なってしまうということです。
こういうケースにもいろいろなものがありますが、まずたいていは外の社会(保育園)と自分の世界(家庭)とで切り替えが可能なものです。
「家でも外でも対象物がなくてはならない」という例もなくはありませんが、ごく小さいうちをのぞけばその例はとても少ないです。
またコメントを読む限り、言葉の面やその他の発達でも順調に成長をしているようです。
であれば、2歳という段階でだんだんと依存から自立への方向に向けて見守っていってあげてもいいと思われます。
そのポンチョを取り上げられたことで、園で泣き喚き続けているというような状況になっているならば話はまた別ですが、そうでないのならば見守っていくことで自然と心の発達にもつながっていくのではないでしょうか。
ありがとうございました。
まだまだオモチャや場所の取り合いでヒッカキ傷をつけて帰ってきたり、取り合った反動で転んだりはしているようですが、最近は「かして」が言えることもあると。
また、何かを取ってあげた時に自然と「ありがとう」が出ることもあると園から報告され、うるうるしています(笑)
私と一緒の時は、気長にポンチョが必要なくなるのを待ちたいと思います。
ここ数日、軽めですが成長期が始まってきて、本人も自立に向けて頑張っているようです。
私も負けないように母として成長しなければ。
更新楽しみにしています。お忙しいところ、本当にありがとうございました。
にきさん
丁寧に読んでいただいてうれしいです。
子育ては楽しくできると、大変だと思いながらするときとは比べ物にならないくらいのものですよね。
「かにの本」でてたのですね。
100年以上前にかかれたものだし、内容的にも反語的なので一般受けするようなものででゃないですけど、子育てで大事なことというのは今も昔も変わっていないのだとこの本を読んで思います。
わざわざありがとう。
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兄弟の年齢差で悩んでいます。1歳4ヶ月の息子がいるのですがママが大好きでとてもかわいい子です。
4ヶ月位から人見知りが始まり、未だに後追いしてきます。寝かしつけもお風呂もママしか泣かずに終われません。嗚咽するほど泣きます。以前、数日だけ父親が寝かしつけを担当したことがあったのですが、3日目くらいからは父親が帰宅して顔を見るだけで泣くようになってしまったため、やっぱり私が寝かしつけをするように戻しました。すると、父親の帰宅では泣かなくなりました。こんな
息子には弟や妹の存在は負担が大きいでしょうか?
私自身は年子の妹で兄のことが大好きで仲良く育ったので近い年齢の兄弟がいいと思っていたのですが息子をみるとまだまだかなと思うようになりました。
それとも、親との関わり方次第でしょうか?今まで離れた事もなく分離不安になるようなこともなかったように思うのですが、日々の生活の中で不安になる接し方をしてしまっているのでしょうか?置いていくよ。などの脅しは使ったことはありません。
お忙しいと思いますが、おとーちゃんの考えを教えてください。