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2023-03

高いモチベーション - 2013.10.12 Sat

アスレチックのある公園で遊んでいました。

兄妹でターザンロープをしていたので、僕は遠くから見守っていると、むーちゃんがロープから手を話して下の地面に尻餅、肘を少し打ったみたい。

そのときは「エーン」みたいな声を出していたけれども、大怪我をするような落ち方でもなかったのでそのまま見ていると・・。








自分で泣き止んでまた二人で遊びだし、しばらくしてから僕の方にひじを向けながら歩いてくるので、「痛い」とか「おちちゃった」と泣きついてくるのかと思って待っていました。

すると、
「あのね、おちてここケガしちゃったけど、すぐなおるから心配しなくていいからねっ」ニコッ
と、おとーちゃんに伝えてまた遊びに走っていきました。

いろんな子を見てきたけど、こういう風な反応を示す子というのはあんまりいなくて、こういうところもこの子の面白いところかなと感じます。

なんでこうなっているのかというのははっきりとはわからないのだけど、もともとのあっけらかんとしたものにこだわらない性格と、満たされた心のありよう、そしてものごとに対する高いモチベーションがそうさせているような気がします。
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● COMMENT ●

No title

いつも楽しく拝見しております。

長男が2歳半、長女が4か月になりますが、長男についてはだんだんと「字が読める」「数がわかる」などの話題が増えてきました。

でも、そんなことばかりじゃなく、ちょっとした日常の会話やおどけて見せる態度や、歌や、一人遊びの様子。。。などなど、「子の子面白いな」「こんなことに気付けるんだな」ということを私も楽しんでいきたいです。

いつも子育ての参考にさせていただいてます。

むーちゃんの、おとーちゃんさんに対する愛を感じました。
ケガの痛みよりおとーちゃんを優先出来る心の余裕はビックリですね。

むーちゃんのエピソードは、おとーちゃんさんが積み重ねた関わりの成果を感じます。
おとーちゃんさんのノウハウを実践する私もモチベーションが上がります!
次エピソードも楽しみにしてます。

すごいなぁー…うちの小学生の娘は必要以上に痛がります…(-_-;)
弟が1歳半で何かと手がかかったり、何かできると褒めてもらったりで注目をあびるので…淋しいのかなぁとも思うのですが…
しかしながら小学生ともなると本当に痛いのかそれほどでもないのかの演技力(?)があがるので、見分けがつかず本当に困ってしまうときがあります。
おとーちゃんのブログで勉強させてもらい、日頃からお姉ちゃんには意識して受容的な関わりをするよう心がけているのですが…モチベーション高く色々積極的にこなせる日とそうでない日があり、なかなか難しいです…
すみません愚痴になってしまいました…(-_-;)

続き楽しみにしています~♪

平静でいられる心

むーちゃん、余裕がありますね。
心が安定しているから、そんなふうにできるのでしょうね。


おとーちゃんさん、うちの1歳7ヶ月の男子のことで質問があります。
単語が消えることがままあるんです。
一度しか言わなかった単語が結構あります。
この前まで発音できていたのにまた言えなくなったりすることもあります。

今までに20ぐらいの名詞を聞いてきていますが、今良く言う名詞は『バーバ(祖母)』『マンマ(ママかまんま)』ぐらいで、あとは促せば『テャ(茶)』というくらいです。
こないだまでパパと良く言っていましたが、一週間くらい前から言わなくなりました。

『ニンジン、ナイナイ』『パン、ナイナイ』
(食事中自分の食べるものがなくなったとき言った)
それぞれ一度だけ言いました。

名詞以外の言葉のほうが多くて
『ニャイ(ない)』『ワカンニャイ』『デキニャイ』『シュゲー(すごい)』『イッパイアルニャ』
は良く言います。名詞以外はあまり減らないようです。
今朝は大きめの長袖を着せたところ、袖を指して『デキャー(でかい)』と初めて言いましたが、残ってくれるかな…。

この間一歳半健診に行ってきましたが、他に問題点はなく母とのコミュニケーションもちゃんと取れているからあまり気にしなくていいのではと保健師さんに言われたのですが、
(一応言語発達相談の予約を入れました)
なんだか退行しているような状態が気になります。

単語が減ってあまり残らないって、健康な状態であり得ることなのでしょうか?
気にし過ぎであることを願っています。

何かご意見をいただけるとうれしいです。

田舎のデグーさん

言語については個別性がとても強いことなので、いつにもましてはっきりしたことは言えないのだけど、

単語が消えるとはいっても、

言語に関してのもっとも大きなハードルであるところの、「発語がある」ということは明確にクリアできている状態です。

また、ものと言葉の認識があっているという次の点もクリアされています。


そして1.7歳という月齢ですから、まだ問題視するというラインを過ぎているわけではありません。
(これが4歳5歳でもというのであれば、なんらかの対応が必要というものですが)

ですので、僕も保健師さんと同様に、おそらくは成長の過渡期としての姿で、見守っているうちに気にならなくなる類のものではないかと推察されますよ。

きっと、大丈夫

デグーさん、私も保育士をしています。主に1,2歳児の担当です。

ここ三年、1歳児クラスに必ず言葉の遅れが気になると、親御さんも私達も思うお子さんが1~2人いますので、心配されるお気持ちはよくわかります。

私が見てきた少ない事例ではありますが、この子達の2年後1年後半年後は、みんななんの問題もなく、他の子に交じって元気に過ごしています。明らかに無口な子もいますが、必要なときにはきちんと言えるし、保育士の指示もよく通ります。

デグーさんのお子さんは、「単語(名詞)が消える」とのことですが、その他には

>『ニャイ(ない)』『ワカンニャイ』『デキニャイ』『シュゲー(すごい)』『イッパイアルニャ』

>今朝は大きめの長袖を着せたところ、袖を指して『デキャー(でかい)』と初めて言いました

とのこと。これって、実は、名詞が30語言えるよりすごいことなんですよ(と私は思います)。

大人にとっては、名詞と形容詞は、どちらも1語で同価値のように思えますが、言葉を獲得して道具として使い始めたばかりの幼児の場合は少し事情が違います。

「パパ」「チャ」「ニンジン」・・・とたくさん指し示すのもかわいいものですが、一般的には、「おっきい」「ちっちゃい」などの形容詞のほうが、ずっと月齢が高くならないと出てこない(理解が難しい)ものですし、

「ワカンニャイ」「デキニャイ」「イッパイアルニャ」は、すでに、主語の名詞が省略されているだけで、二語文

「ボク、ワカンニャイ」
「コレ、イッパイアルニャ」

だと考えてもいいと思います。

さらに、『デキャー』と言った状況は、前に着た他の長袖と比べて、「デカイ」と認識できているわけですから、過去と今と、皮膚感覚まで表現できていることになりませんか?

私なら、自分のクラスにいる1才7ヶ月さんと比べて、むしろ経験豊富で言語的に発達の進んだお子さんではないか、とすら感じます。

きっと、デグーさんのお子さんの頭の中には、溢れんばかりの名詞を含む単語が今急速に蓄積してきていて、敏感に状況を把握する感性も育っていて、ただその瞬間に言いたい言葉を全部言うには、お口の構造の方が追いつかない(?)もしくはめんどくさいから名詞は省略(?)くらいの感じがするのです。

私は言語聴覚の専門家ではありませんが、「名詞」が繰り返され【ない】ことより、形容詞や感覚の表現が【できる】ことのほうを注目してあげたら、だんだん心配もなくなるのではないかと思います。

ちなみに、かつて我が子は、2歳半まで単語10語ほどしか発しませんでしたが、祖父母の訪問を機に機関銃のようにしゃべり出しました。
そのとき転勤で外地にいなかったら、私も相談機関を訪ねていたかもしれません。

きっと、大丈夫。と私は思います。

おとーちゃんさん、横から失礼しました。

ありがとうございます

おとーちゃんさん、
やまねこさん、
コメントありがとうございます。

初めての子育てで親として自信を持てないことが多く、
もしかすると私の反応で、せっかくの子供の発語を抑えてしまっているのではとも思っていました。
普段ちょっと話しかけ過ぎのような気もしていて。

大変励まされました。

私がもっとしっかりするために、とりあえず言語発達相談には行ってみますね。

あ、おとーちゃんさん、
『子育てに自信の持てない親』
これは、『弱い大人』 としての弊害が出そうですよね。
…頑張ります(`・ω・´)ゞ



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