みんなが納得すればいい - 2014.02.27 Thu
その日の夕食のデザートはイチゴ。
とても大きめのイチゴだったので、5個あったものを半分に切る。
なので5個だけど10ピース。
それをお兄ちゃんにキッチンに取りに来てもらって、
「ハイ、これをおとーちゃんと、にいにとむーちゃんの三人でみんなが納得のいくように分けてください」と渡しました。
やっぱり最初は算数的に、3人に三等分しようと考えているのだけど当然それでは割り切れなくて考えている。
[3コ と 2コあまり] に分けてウーンと悩んだり、
[9ピースと1ピースあまり] にしたり・・・。
はじめはどうもおとーちゃんが算数的な正解のある問題を出したのだと思って、割り切れるやり方があるのだと思い込んでいたよう。
なので、「べつに算数じゃないから、みんなが納得するようにわけられればそれでいいんだよ」と話すと、「ああ、そっかー」と思えたみたいで、
[3人がまず1コずつ食べて、残りの2コはカードゲームを2回戦やってそれの優勝賞品にする]という答えを考えついていました。
「みんなが納得すればいいんだから、答えはなんだっていいんだよ」と伝えたら、「じゃあほかにはどんなのがあるの?」
「残ったひとつを台所に持っていって3つに切ってきてもいいし、じゃんけんで残り1コを決めてもいいし、おとーちゃんは大人だから我慢してねと言って、それで納得したら二人で2コをわけてもいいんだよ」などとお話しました。
今日のおやつでタマゴボーロがあったので、何個あるのかわからないけど同じように「みんなが納得するようにわけてね」と渡したらちょうど奇数で、「残った1コはむーちゃん食べていいよ」と言ってました。
自分が譲ってしまえばゴネる人はいないと考えたのかな?
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● COMMENT ●
No title
No title
理数系で思い込みの強い私は、読み始めてすぐに「3、3、4!」と思ってしまいました(笑)。
家族でこういう面白い問題を解くのが、とても素敵だと思いました。きっとむーちゃんもお兄ちゃんの様子を見て、色々と考えているのでしょうね。
また別の話となりますが、ここ数日だいぶ春らしくなってきて公園遊びが楽しいですね。
いずれ保育園に通うし、お友達よりもまずは母子関係、と思い普段は私と息子で遊ぶのですが、今日公園で久しぶりによその子と会ってニコニコ触れ合っている息子の姿を見て、知らない間に成長したなあと嬉しくなりました。
お返事は不要です。
相談です
いつもおとーちゃんさんのブログの更新を楽しみに拝見させて頂いてます。
私の息子は今10ヶ月ですが、おとーちゃんさんのように、自分は子供に考える力をつけるような言葉がけがしていけるかしら〜と思いましたが毎回とても勉強になります。
初めての子供でつい過干渉になりがちのような気もするので、相談させてもらいたいと思い、この度はコメントさせて頂きました。
うちの10ヶ月の息子くんは、物を持てるようになってから投げたりポイしたりする遊びがとっても好きになり、離乳食のご飯中もストローマグを飲み終わると床にポイしたり、離乳食のお皿を掴んでポイしようとしたりします。どちらかというと食べる事よりも遊ぶ事の方が好きみたいで、椅子に座らせてのご飯中もおもちゃやボールを持ったりポイさせていると、ご飯も嫌がらずに食べてくれます。
ご飯中にポイできるおもちゃを取り上げるとイヤダーみたいな声を出したり机をバンバン叩いておもちゃ!とアピールするのです。
ただ、実家に帰って母や父と同じ食卓でみんなにニコニコ見守られるとスムーズに食べてくれたりもします。
このいろんなものを持ってポイってする行為については、物が落ちるのを確認して楽しんでいるのかなーと思い私はいつも拾ってハイって渡してあげているのですが、(またすぐにポイしたりします)さすがに旦那さんのお家ではポイさせていると『落としちゃダメ!』と言われたりもするので、好きに落とさせるのはあまり良くないかな〜どうしたらいいのかな〜と考えてしまいます。割れそうな物や重たい物は持たせない様にしていますが、もし何かアドバイスをいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
おもしろいですね(^-^)
ほっこりと、そしておもしろいお話ですね!
そういう物事の考え方を提案するの、とてもいいなあと思いました。
「分ける」について似たような状況、先日うちにもありまして。
お友だち2人が遊びに来て、デザートでイチゴを食べる時のこと。
残ったイチゴ3つをお皿ひとつにのせ、3人で分けてね。と言って息子(4歳になりたて)に渡しました。
一人ずつ分ければ良かったのですが、小皿が出払っており、私が横着してしまい…
何か真剣な顔してなかなか分けないなあと思ったら、イチゴ1つを手でちぎっているのです!
3つ全部、それぞれ3等分しようとしたようです(^-^;
普段から、うちでは何かを半分こしたりしてることがそういえば多くて、「分ける」っていうのはちぎって分けることなのだと思ってたようです…
その時はびっくりして、つい「何やってるの~!」と言ってしまって、気持ちを十分に汲んであげられなかったなと…(>_<)
「1つずつ」分けてね、と丁寧に言うべきでした!
でも、なんというか、その「幼さ」が単純にかわいいなあと思えたりして、きっとずっと覚えてるエピソードになりそうです笑
こーたんママさん
あくまで僕の考えですが、
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-95.html
こちらの記事でも書いたように、食事は子供が最初に直面する生活の中での「するべきこと」になります。
のちのちのいろいろなこと身につける上での基礎となっていきますから、できれば最初から一貫していたほうがいいかと思います。
一度大人がよしとしてしまったことを、ここではそれはできないというようにするのは小さい子にとって、そしてそれを伝える大人にとっても少々骨です。
どのみち、これから先どこかで「食事中は遊ばない」ということを伝えなければならなくなると思います。
僕はこういう投げたくなってしまう時期の対応としては、投げる遊びを適切にさせることでそういう欲求を満たしてあげることで、してほしくないところでしないようにするというのを提案しています。
なにか、遊びとしてボールを箱に投げ入れる遊びだとか、積み木を積んでは崩させる遊びだとかをたくさんさせます。
子供の発達の段階で、投げたくなる時期というのがみなあるからです。
なので、それをしていいところを用意してそこで存分にさせるのです。
また、そういう選択肢を用意してあげることで、してほしくないときには「○○終わってから、その遊びをしよう」などという風にもっていくことができます。
ペっぺさん
それはそれで微笑ましく可愛らしい姿で、そういうのを見れるのはいいものですね。
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これからも、こうゆう記事待ってまーす!
追伸:以前おとーちゃんに食事形態について質問→回答してもらって、もとの形態に戻しました。本人の嬉しそうな様子がみれて、相談してよかったーと思ってます!ありがとうございましたm(__)m
返信不要です。