にいにとむーちゃん 小さな小人さんたち - 2014.04.21 Mon
驚いているのは、別に手伝ってもらうことを頼んだわけでも仕向けたわけでもないことです。
もちろんご褒美がもらえるわけでもありません、彼ら自身のモチベーションでしてくれているみたいです。
むー「おとーちゃーん、もうせんたくものとりこんでもいい~?」
お願いすると・・・。
むー「にぃにー、おせんたくいれよ~~」
すると二人で庭の物干しのところへ、イスや台を運んでいって背伸びしながら、取り込んでくれています。
むーちゃんはさすがに背が届かないので、洗濯バサミを運ぶ係りを自分の仕事にしているようです。
むーちゃんがお気に入りのおもちゃなどをしまっている、大事なものボックスがあるのですが、この前のぞいたらそこに洗濯バサミが入っていました。
食事を終えると、むーちゃんは自分の食器を台所にさげて、さらにおとーちゃんの食器も下げてくれて、あとはちゃっかりおとーちゃんの膝の上でくつろぐのが毎日の日課になっています。
上履きを洗うブラシを風呂場においていたら、いつのまにか二人で風呂の床磨きをしてくれていました。
にいには学校から戻ってくる際に、郵便受けから手紙をとってくることを自発的に自分の仕事としたようです。
大きな毛布を干していた時は、後で僕が取り込めばいいかと思っていたら、ちゃんと寝室まで持って行ってくれていました。
ふたりでせっせと運んでくれたのでしょうか。
まるで西洋のおとぎ話に出てくる、いつのまにか仕事をしてくれる小人さんみたいです。
● COMMENT ●
No title
素敵ですね!
私の記憶ではお手伝いには良い思い出がひとつもなくて。
うちではお手伝い=親が子供に一方的に割り振って与える仕事でした。やりたいな、役に立ちたいなと思ったことは「あぶない、余計な仕事が増える、そんなこといいから自分のことをやりなさい」と言われました。また、お手伝いは出来て当たり前で、失敗を叱られることはあってもほめられたり感謝されたりすることもありませんでした。
なので今回の記事を読んで、何て素敵なんだろうって感動しちゃいました。
うちの息子たちは1歳10ヶ月、最近大人の真似をして色々お手伝いしてくれるようになりました。特に「ハイ、ドーゾ」がブームで洗濯物を干すときにカゴから取って渡してくれるのは腰痛持ちの私にとっては本当にありがたく、心からお礼を言うのが伝わっているのか息子たちも積極的に手伝ってくれています。記事を読むまでは、それもブームが去ってしまえばやってくれなくなるのかな?って思っていたのですが、そう言うことじゃなさそうですね!
今日は寝る前に双子と一悶着あってイライラしてしまい、家事も滞っていてぐったり疲れてしまったのですが、最後にほっこりしました。私も子供自身がモチベーションを高く持てるような子育てを目標に、また明日から頑張りたいです。
今までのブログにあったかも知れませんが…相談したいことがあります。
私は母親です。子供が父親や祖父に怒られた時、どう接してあげればいいかわかりません。
一緒に怒ると子供の逃げ場がなくなると本で読んだんですけど…ただ受け止めるだけだと父親や祖父がなぜ怒ったのかわからないままだろうし…優しく丁寧に伝えようとしても子供は怒られた事を思い出すのか泣き出す感じです。
子供が孤独感を感じてしまってないか心配です。
保育士のおとーちゃんさんはどうしていましたか?
名無しさん
なにで、どう怒られているのかにもよるかと思います。
その怒られたことが、まったくもって怒られるだけのことであったのであれば、ことさらどうする必要もないでしょう。
もし、怒られたことが理不尽であったり、起こり方が過剰なものであったのであれば、気持ちを受け止めフォローしてあげるということが必要かもしれませんね。
我が家では、基本的にはそもそも怒る必要がないだけのことをしていますし、まれに怒るときもそれだけの理由があって、それに見合うだけの怒り方を自信をもってしますので、子供がそれを消化するまで放っておきます。
消化できないような理不尽なことで怒ったり、過剰に怒ることはそもそも大人の避けるべきことです。
理不尽なことでないのならば、子供は消化していけるでしょう。
おじいさんお父さんの怒ったことがまっとうなことならば、下手なフォローはその怒ったということを台無しにしてしまうこともあります。
それを打ち消すこともないですが、重ねて母親がくどくど言う必要もないでしょう。
自分で消化するのを待てばいいだけです。
理不尽だったり過剰であるならば、ある程度気持ちを受け止めるというフォローをしてあげてもいいかもしれません。
ちょっとくらいの理不尽さならば子供はそれで乗り越えていけます。
しかしもし、それらが目に余るのものであったら、そこは大人同士で話し合って考えていく必要があるかもしれませんね。
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もう、素敵過ぎて、ほんわかほんわかしてしまいました。
小人というか、天使ですね。
おとぎ話に出てくるような、こんなに可愛らしい子供が本当にいるのですね。
自分も兄も妹も子供の頃それなりにお手伝いはしましたが、ここまで前向きに微笑ましくはなかったので、ここまでとは!と、新鮮でした。
ありがとうございました。
お返事は不要です。