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2023-03

だし巻き卵 - 2014.05.10 Sat

むーちゃんが幼稚園にお弁当を持っていくようになったので、だし巻き卵を最近よく作るようになりました。









これまでにもなんどか作ってはいるのだけど、今ひとつうまく巻いて作れない。

クックパッドなんかを見ても、「巻かなくていいだし巻き卵」なんていうレシピがたくさんあったりして、やっぱり僕だけじゃなくてけっこう皆さん巻くのがネックになっている人も多いようす。


しかし、やっぱり巻かないとやっぱり「だし巻き卵風卵焼き」という感じなので、なんとかうまくつくりたいなぁと思っていました。
そして、この前実家に行ったとき板前の父がちょうどだし巻き卵を作っている場面に出くわしたので、じっくり見て技を盗んできました。


まぁ、一回見たくらいでそんな劇的にうまくなるわけではないのだけど、ひとつこれはというポイントがあったんです。



それは油の使い方。


いままでは、一応テフロンの卵焼き用フライパンなので、最初に油をしくだけで焼いていたのだけど、父が焼くのを見ていると・・・。

一度卵を手前に返して丸めたら、空いた上の方に油を染み込ませたクッキングペーパーで再度塗り、そして卵を上に移動させたら、空いた手元の方に油を塗りというのを毎回こまめにやっていました。

父が使っているのはもちろん鉄の大きな卵用鍋なのだけど、我が家のテフロンのでもやってみたところ、返して丸めるのがそれだけでだいぶ失敗なくできるようになりました。


なんどかやるうちになかなか味も形も様になってきましたよ。


あと、卵液をフライパンに流し入れたら、そのまま火が通るのを待つのではなくて、箸でスクランブルエッグの要領で軽く混ぜるのもあのだし巻き卵特有の食感を出すのに大事なようです。

僕が知らなかっただけで、これは当たり前なのかな?



むーちゃんはゴールデンウィーク明けで、またちょっと泣くようになったりしているけれども、お弁当食べて頑張っています。






前回の続きはちょっとまとめるのに時間がかかりそうなので、まだしばらくの間お待ちください。
とは言っても、保育士向けの内容なのであんまり続きを待っている人も多くはないかな?


今、「叱らなくていい子育て」についての講演が間近に迫っていますので、ちょっとそちらの方に思考がいってしまってうまく書けないので講演を終えてからじっくり書こうと思います。

そんなわけでしばらくの間、更新もゆっくりになってしまうかもしれません。
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● COMMENT ●

いつも拝見して勉強させていただいています。二歳の娘の父です。

おとーちゃんが講演されるのですか!とても興味がありますが、誰でも聴講できる形のものでしょうか…?
差し支えなければ会の詳細を教えていただければ幸いです。

No title

こんばんは。

私の息子はだし巻き卵が大好きなので参考になりました。
だし巻き卵は失敗がまさに目に見えるので、何度かやってうまくいかないと自然と作らなくなり、出し巻き風オムレツを作っていましたが、またチャレンジしてみようと思います。

このまま行けば、近いうちにむうちゃんは泣かなくなりそうですね。
そして、むうちゃんが大きくなってから思い出すお弁当の味はきっとだし巻き卵の味なのでしょうね。

私の息子は、先月は咽頭炎、今月は胃腸炎で4月の入園から半分も登園できてませんが、先日園で作った鯉のぼりを指差してゴニョゴニョ行っていたところ、主人が「また元気になったら保育園いく?」と聞いたら「うん。」と答えたそうで、家で養生しながらも保育園と言うものを少しづつ受け入れているのだなあ。と驚きました。

ありがとうございました。
お返事は不要です。

待っています♪

おとーちゃんさん、なんでも器用にこなすイメージだったので出し巻き卵のことが意外でした(笑)
お父様は板前さんなのですね〜。

今回の記事、興味深く拝見しています。保育士をしていますが、園によって…人によって…保育が違ってくるものだなと、感じます。経験年数は重ねていますが、技術やこどもたちへの働きかけは出会ってきた人や書籍、勉強のベクトル次第でかなり変わってくると思います。
おたよりの記事づくりのために調べ物をしていた時に、おとーちゃんさんのブログに出会ったことは私とって良い出会いであったと思います♪

おとーちゃんさんの言うような威圧する保育…になってしまう事もあり、新卒職員も入ってきた事もあり、改めて自分の保育を見直している所で、参考にさせていただいています。
お忙しいようですので、お身体大事になさってくださいね。記事楽しみにしています。

お弁当作り!

むーちゃん幼稚園シリーズ、毎回楽しみにしてます。
おとーちゃんさん、味に一言ある方なのはお家がプロだからなのですね。
舌が肥える環境うらやましいです。

むーちゃん、今は大変だけど、
しっかりしたお子さんだから
きっともう少ししたら、存分に遊べるように子になりますね。

うちも来年からお弁当です。
うちの子はゆで玉子をむくのが好きで、最近は必ず殻付きゆで玉子を入れてます。
来年までに、剥いた殻の始末までできるようになればいいな(^^)
今はまだたまに粉々の殻がついた玉子食べて、私の方見て泣きそうな顔してます。
かわいいです。

No title

おとーちゃん、こんにちは。
いつも参考にさせていただいています。5歳息子の母です。
以前にも何度か相談にのっていただいたのですが(その節はありがとうございました)、今回またおとーちゃんのご意見をうかがいたくて、投稿させていただきました。
お時間のある時に、ご一読いただけるとありがたいです。

相談というのは、おもちゃ(食玩)を買い与える頻度(基準)についてです。
わが家では、基本的に
*おもちゃを買うのは、誕生日とクリスマスのみ
*旅先でのおみやげ(例:キーホルダー)など、そこでしか買えないものなら、500円くらいまではOKすることも。ただし年に数回
*息子の発達を考えて、「今の時期に与えたい」と親が判断したもの(ブロックや図鑑など)については、まれに、誕生日を待たずに買うこともある。ただしこれは、息子のリクエストによらず、親の判断で
…という方針でやってきました。

なので、おもちゃ屋にいくこともあまりなく、あったとしても誕生日に買ってもらいたいものをでリサーチするという名目で、息子も欲しいものがあっても「これ今度の誕生日に買って!」と言うのみで、店頭でダダをこねることはほとんどありませんでした。

ですが今、「食玩」をどこまで許容するかで悩んでいます。
週に1〜2回、一緒にスーパーに出かけるのですが、その時は、予算(60〜100円)を決めて、その範囲内で好きなお菓子をひとつ、買ってもいいよ〜と言っていました。
しかし最近、息子は◯◯◯◯◯ジャーという(鉄道の要素が入った…)戦隊ものに興味があり、お菓子コーナーではたいていその食玩を欲しがります。今まで…そして現在も、戦隊ものをTVで見たことはないのですが、もともと鉄道好きだったところに、まわりのお友達から情報を得て、またそのお友達が集めている食玩を見て、自分も欲しくなったようです。
ですが、ほとんどの食玩って(特に値段の高いものほど)、ラムネ1個入っているくらいで、お菓子というより「おもちゃ」です。
お菓子コーナーに置いてあるのも、(おもちゃ屋ではなくスーパーなら買ってもらいやすいという)メーカーの策略だよなぁ、と思います。
「これはお菓子ではなくおもちゃだから、買わないよ」と言っても、「おまけつきのお菓子(=駄菓子など)」と「お菓子つきのおもちゃ(=食玩)」の境界線が息子には理解しづらいのでしょう。
じゃあシールつきならいいの?いくらまでならいいの?などと、スーパーで押し問答を繰り返し、ごねることが増えました。

最近の息子は、スコップなどを◯◯◯◯◯ジャーの列車に見立てて、お友達とごっこ遊びをすることも多いです。「買ってもらえないなら、自分で作ればいいじゃないの」と言うと、お菓子の包装紙(このキャラクタ−の絵がついたもの)を空き箱に貼って、おもちゃのかわりにしたり、ブロックで作ってみたり…。
もともと工作や構成遊びが好きな子なので、これはこれで楽しんでいるようですが、よく一緒に遊ぶお友達から「昨日◯◯を買ってもらったー」という話を聞くたびに(このお友達は、わりとよく食玩を入手しています)、「欲しい〜!」という気持ちに火がつくようです。

とはいえ、日々消費するお菓子ならともかく、おもちゃを気軽に買い与えることはしたくない。でも、あまりガマンさせるのもどうなんだろう…? 逆にますます執着するようになるのかな? 今後のことを考えると、どうするのが息子にとって一番いいんだろう?

迷ったあげく、息子には、週に1回、100円のおこづかいを渡すことにしました。スーパーに行った時は「おこづかいで好きなお菓子を買ってもいいよ。1回のおこづかいで足りなければ(たいてい足りません。というか、足りないからこそ100円にしています)、貯めておきなさい。お母さんは出さないから、よく考えて使うんだよ」と言い聞かせています。
とはいえ、1週間分のおやつを100円でまかなう…というのはあんまりなので、日々のおやつは私も用意するのですが。
このやり方なら、欲しいものを手に入れるために「ガマンする」「やりくりする」ことも学べるかなぁと思い…。

今でも、欲しいものが買えなくて、泣いたりすることはありますが、私も折れないので(ごねられると、正直イライラはしますが…)、だんだんとガマンできるようになってきたようです。
昨日は、ちょっとぐずった末に、買い物もしたいけれど、貯金もしたい、ということで「◯円で買えるものはどれ?」と聞いてきました。本当の意味で納得するまで、まだ時間はかかるでしょうが。

それにしても、スーパーに行くたびに「欲しいなぁ…」とつぶやき、時に泣きながらガマンしているのを見ると、私も「スイミングの進級テストに合格した時くらいは、300円以下のを買ってあげてもいいかなぁ…」と思ったりしてしまいます(前回のテストでは、合格まで5カ月くらいかかっていたので)。
「頑張ったごほうび」だと、「合格しなかった時には、頑張らなかったことになる?」と思い、「お祝い」と言っているのですが。

おとーちゃんなら、こんな時どうされますか?
5歳児に、週100円のおこづかいは多いと思われますか?
ちなみに100円で足りない〜!とごねる時は、「おこづかい制はやめて、毎回お母さんが決めた金額内で選ぶようにしてもいいよ。ただし、それだと食玩は買えないからね」と言っています…。
進級テストに合格した…など、本人がすごく頑張って、やったー!という時に「お祝い」として買ってあげるのって、甘いと思われますか?
食玩とのつきあい方って、各家庭の方針があると思うので、「よそはよそ、うちはうち」でいいと思うのですが、私のやり方は息子にとって「厳しすぎるのか?それとも甘すぎるのか?」というのが、自分の中で定まりきらず、迷っています。

No title

だし巻き、今日作ってみたらふんわり美味しく出来ました。
息子もいつもよりふんわりだ!と大喜びしてました。
良いコツをありがとうございました!!

むーちゃんの幼稚園生活が早く楽しいものになりますように。
あと、講演もうまくいきますように。

はちさん

「人にもこうしなさい」というようなものではなくて、あくまで僕の考えですが。

僕は「こういうことが大事だから、なにがなんでも子供に○○をさせなければならない」とは考えていません。


あまりに窮屈な決まりきった考え方は、必ずしもその望んだようになるとは限らずときに全く逆のことをもたらすことすらあるからです。


このケースで言えば、「我慢の出来る子にするために、我慢をさせておかなければならない」とは考えていないということです。

ご懸念にあるように、我慢の訓練をきっちりと課したところで、思わぬ反動があることも現実にはよくあることです。


ただ、「ものがいつでもなんでも手に入る」と思わせることがいいこととは思っていませんから、その根っこのところはもちろん同意できることです、ただものごとにはおおらかに幅があっていいと思うということです。


正解はひとつではありません。
ご褒美として買ってあげたとしても、それはそれでいいでしょうし、お小遣い制にして自分で考えて買えるようにしてもいいでしょう。
まったく買い与えないとしたとしても間違いではないでしょう。
どれが正しくてどれが間違っているということはありません。

ただ、なにをするにしても大人が理不尽では子供は納得しませんしそれではうまくいくものもいかないでしょう。
大人が大人の立場なりだとしても、それなりの筋道の通った考えを持っていて(子供がそのときは理解できなかったとしても)、それが一貫しているのならばそれでいいのだと思います。

ありがとうございました

おとーちゃん、お忙しい中お返事ありがとうございました。
お礼が遅くなって申し訳ありません。
おとーちゃんからの回答を参考に、いろいろ考えた結果、わが家では週100円のおこづかい制を続けることにしました。
息子には、お金の大切さを伝えていきたい。でも、(親の価値観だけによらず)自分のほしいものを選べる自由も、尊重してやるべきでは…と考えた結果です。
息子はどうやら、お友達から、「今日◯◯を買ってもらうんだー。楽しみ!」といった話を(園にいる時に)よく聞かされていたようで、そのたびに複雑な思いをしていたようです。
しかし最近は、スーパーで自分の所持金以上のものをねだることはなくなりました(買いたいものを選ぶのに時間はかかりますが…)。
「お金がたまったら、これを買うんだ!」と、私に宣言したりしています。
ガマンはしているのでしょうが、息子なりに折り合いをつけるすべを学んでいるのかなと考え、しばらく様子を見守ることにします。

スイミングは、以前医師から喘息になる可能性があると言われて通い始めたのですが、テストに合格するたびに“ごほうび”として食玩を買っていたら、せっかく本人も楽しんで通っているのに、スイミングに通うのが「テストに合格するため」「食玩を買ってもらうため」になってしまわないかな?と心配していました。
合格した時はよくても、しなかった時は、ものすごくがっかりするのではと。
それでも、「おおらかに幅が合ってよい」というおとーちゃんの言葉や、「スイミングはみんながやっているわけじゃなんだから、頑張っている子にごほうびはあっていいと思うよ」というママ友達の言葉がすとんと自分の中に入ってきたので、あらためて「テストに合格した時は、普段買ってあげない食玩も、お祝いとして(予算の範囲内で)買ってあげるね」という約束を、息子としました。

そして昨日、テストがあり…私は用事があって留守番していたのですが、帰宅するなり息子は「おかあさーん、合格しなかったよー!」と元気いっぱいに報告してくれました。つきそっていた夫の話では、テストの最中は始終ニコニコしていて、合格した子の名前が呼ばれると拍手をし、自分がダメだったとわかった時には、「あちゃー」と首を傾げて苦笑していたそうです。
残念な思いはあったでしょうが、おもちゃをねだることも、しょんぼりすることもなく、帰宅後は機嫌よく遊んでいました。
夫は、食玩にかわるおもちゃを日曜大工で作ってあげていました。息子も時々手伝って、できあがったものに手を加えて楽しんでいました。
私は、「テストがんばったねー。ダメだとわかってもへそを曲げたりせずに、合格した子に拍手してたんだってねー。お母さん、◯◯のそういうところ、すごく素敵だと思う!」と息子に話しました。

正解はひとつではない、というおとーちゃんの言葉、本当にその通りだなぁと思いました。
今も、何が正解かはわかりません。将来にどうつながっていくのかが見えないだけに、これからも子育てのいろいろな場面で迷い続けると思います。そんな時は、息子の気持ちを聞き、親の思いを伝え、息子の姿をよく見ながら、納得のいく答えを探していこうと思います。
おとーちゃん、重ね重ねありがとうございました。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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