おとーちゃん布団とつけものづくり、そしておしおき - 2014.05.27 Tue
こういうものは、なかには深刻なものもありますが、実はほんとにちょっとしたことで解消されるようなこともけっこうあるものです。
なので、今回はそんなお話。
なんてことはありません、関わり遊びの紹介です。
<おとーちゃん布団>
子供がくつろいでいるとき、寝転んでいるとき、寝起きの時、ちょっとぐずってごろごろしているときなどに、
「おとーちゃんがお布団になってあげるー」と覆いかぶさって、ムギューと体重をかけてみたりします。
お「重い~?」
む「おっもくないよー」(重そうだけど)
お「じゃあもっと重くしちゃうよ~」
む「おもい、おもいよー」
お「じゃあ、おとーちゃん大好きっていったらどいてあげるー」
む「だいすきだいすきーー」
とかね。
別に会話はなんでもいいんだけど、要は「先回りした関わり」の「くすぐり」の発展版みたいなものですね。
<つけものづくり>
まず、子供を寝そべらせて。
「これからおいしいつけものをつくります」
「まず、最初に塩を振ります」フリフリ
「つぎに・・よーくお塩をもみこみます」くすぐる
「重石をのせてしばらくつけこみます」ギュー
「美味しくできたかどうか食べてみましょう」つまむようにむにゅむにゅくすぐって食べるまね
「あーおいしかった」
これの別バージョンで、「むーちゃんの丸焼き」「むーちゃんのオーブン焼き」というのもあります。
テーブルの下がオーブンということになっていて、そこにムギュムギュと押し込みます。
まあ、なんてもいいんですけどね。
<おしおき>
子供はちょっとしたミステイクや、間違え、失敗というのをよくするものです。
そんなとき些細なものなら、笑いにして吹き飛ばしてしまいます。
お「あれ、おとーちゃんのバナナ誰かしらない~?」
む「あ、そういえばむーちゃん、おとーちゃんのとっておいたバナナたべちゃったよー」
お「えっ、なんだってー」(マスオさん風に!)
お「おとーちゃんのバナナを食べてしまったとな・・。そういう子はおしおきしちゃうぞー」たくさんくするぐる
む「きゃーー」(喜んでいる)
に「うわーにげろー」(当然便乗してくるにいに)
お「まてー」こちょこちょーー
こういうのも例えば、子供たちが庭に水を撒いて遊んでいるとき。
「服は濡らさないようにやってね」などと言っても。
楽しくなってきちゃって、「おとーちゃん、やっぱりびちゃびちゃになっちゃったー」なんてこともあるわけです。
こんなとき、「もーさっき言ったじゃない」とプリプリ怒ってもいいのだけど、「えっ、なんだってーそういう子はおしおきだー」と楽しく切り返してしまって笑い飛ばしてしまっても、そのことを学習するという点においては、怒ったときもそうしたときもおそらくたいして変わらないと思います。
むしろ、なにかして叱られる・怒られるという経験ばかりしている子は、ときにミステイクを告げると受け入れてもらえないと認識して、隠すようになってしまうという子もいます。
また、注意や叱るを多くしてその子のモチベーション、自己肯定感を下げてしまうということもあるでしょう。
なかには本気で怒ったり叱ったり、注意しなければならないということももちろんあるのだけど、笑い飛ばしてしまえるものならそうしてしまうのも、ひとつの手だと思います。
こんなようなことを、生活の中で楽しんでいくことで情緒の不安定というのは未然に防ぐこともできるし、またそうなったとしても生活の中で解消していってしまうこともできます。
子供が疲れたり、環境の変化があったり、下の子が生まれたり、などなどで、難しい姿がでたり、本来の姿が発揮できなかったりというのは、これはもう誰しもが普通にでてくるものです。
それで「自分の子育てがうまくいってない」などと自分を責めなくてもいいのです。
子供はふんだんな柔軟性というのを持っていますから、どこかで大変なことがあっても、別のところで補いをつけてバランスをとっていくというのはできるものです。
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● COMMENT ●
さっそく!
お風呂にはいるとき、一人ではいるーとグズグズいうので、
いつもなら本気になってプリプリしていたところを、
『しめしめ。。おとーちゃんの例のわざを使うときがきたぁ!』とわくわくしながら、
『こしょこしょマン参上!一緒にはいってくれなきゃくすぐっちゃうぞー!』と遊んでいたらなんとすんなり入れました!
そのあとのご飯と歯磨きも、今日はすんなり終わり。
お布団に入る時間がいつもより早かったので、絵本もゆっくり読むことができ、息子も満足そうに眠りにつきました。
良いことの連鎖が続いて、私も気持ちがかるーくなりました。
おとーちゃんさん、いつもありがとうございます。
No title
孫が義母にちょっとしたいたずらをしたときなど、ギューと抱きしめて
「こらー、そんな子は潰してやるぞ~」
「やだ~(抵抗する)」
「ばぁばだいすきって言ったら放してあげる~」
「ばぁばすきない~(笑)」
「じゃあ、もっと潰すぞ~」
「ばぁば、だいすき~(大笑)」
とこんな感じです(笑)
いつも自然体で、孫である私の息子にいつも楽しく笑いながら接してくれる義母は、私の子育てにたくさんの励ましとヒントを与えてくれています。おかげさまで、つい肩肘張りがちな私の子育てもふっと力が抜けます。
話は変わりますが、
>子供が疲れたり、環境の変化があったり、下の子が生まれたり、などなどで、難しい姿がでたり、本来の姿が発揮できなかったりというのは、これはもう誰しもが普通にでてくるものです。
息子が今まさにこんな状態です。(幼稚園への入園、またそれによる生活リズムの変化、加えてもうすぐ下の子が生まれることなどで、些細なことでぐずぐず駄々をこねることが頻発し、閉口しております(汗))
何とかうまい具合に生活リズムをつけて安定させてあげたいと思うものの、なかなか理想通りには行かず試行錯誤しては今日も上手くいかなかったと落ち込み気味でしたが、今回の記事を読んで少し安心しました。また気を取り直して、息子に接していけそうです。
おとーちゃんさんのブログにも、いつも助けられています。本当にありがとうございます。
返信は不要です。
assamさん
いいクセをつけて悪いクセをつけないというだけでずいぶん子育ては変わりますね。
はるマンさん
これで子育てを進めていけば、それだけ子育ては雪だるま式に好循環になるし、逆をやってしまうと大きな悪循環になってしまいます。
なので、必要なのは最初の数回を転がせる「気づき」なのだと思います。
No title
こういう触れ合う遊びはいいですよね。家族間の信頼が高くなると思います。そういう遊びをする経験がなかった人(テレビゲームを与えられて家に一人で放置されていた人など)を見ていると、家庭や育児に対する想像力不足を感じることがあります。良くない環境で育ってしまった人は、それが普通だと思っているので、その殻の中でしか可能性を見つけられないし、考えられないんですね。本人のせいではないのに、とてもかわいそうなことだと思います。そういう私も、私の親に与えられた環境の中での価値観しかありませんので、例えば幼稚園から大学まで一貫の私立校に子どもを入れる選択肢がありませんでした。それについては地域柄なども考えて解決していますが、そういった固定観念がまだまだあるはずです。子どものために、選択肢をなるべく減らさないようにしていきたいですが、なかなか大変ですよね。
相談させてください。
2才5ヶ月の男の子の母です。子供が夜なかなか寝なくて困っています。21:30ー22:00にベッドに入りますが、本人が眠くなるまで0時位まで寝ません。
寝る前に本を読んで電気を消すのも、大反対なので、強制的に消し、お腹トントン。すると脚をバタバタ腕をブンブン。母に当ててきます。寝たふりをしているところにやってきます。優しい調子で止めてと言っても、真剣に痛いから止めてと言っても、止めません。理由を聞いても「いいの」と止めません。最後には私が怒ってしまいます。おしりペンだよ、と叩いたり、目にキックが当たったときはほっぺたを叩いてしまいました。子供は泣くだけで泣き止んだらまた繰り返しです。
早く寝てほしいから焦りもあるし、自分も眠いし、子供の要求ばかりきいてもらって相手のことは考えなくても良いんだと思ってほしくないし...
何故寝ないのか、蹴ったり叩いたりすることの注意の仕方がわかりません。
生活の中でもやってほしくないことは、○○だからやらないでね、と優しい調子で説明し、時には悲しいよ、と真剣に言っても伝わっていません。母が怒るとすぐに抱っこ!としがみついてくるようになりました。
子供が母を信頼していないのでしょうか。大好きだよと抱き締めているのですけど、本人には伝わっていないのでしょうか。
両親共働きで、市立の保育園に通わせています。帰宅は19:00前後で、すぐに夕食を作って食べ、後片付け後お風呂に入ります。ここまで一気にやって21:00少し前位。食事の支度中も「抱っこ!」とまとわりついてきます。「火を使っているから、危ないんだよ。早く終わるから、暫く待ってて。おいしいごはん作るね」と言うのですが、なかなか諦めないときもあります。
お風呂の間に子供の洗濯物を洗濯機にかけておくので、出てきたら干します。干すときは、色々相手にしてほしくて邪魔が入りますが、何とか終われます。
保育園から帰ってきたら、「元気に帰ってきたね。嬉しいよ。楽しかった?」と抱きしめていますし、寝るまでの間も話しかけています。
父親は仕事のため日曜日しか子供と過ごす時間がなく、時間があれば父親は疲れて寝るので母子だけの生活が多いです。
うまくない文章で長くなり、申し訳ない気持ちですが、アドバイスお願いいたします。
心配なのですが
ほんと久しぶりにおとーちゃんのブログ、開けました。開けることが出来ました。嬉しい!
このおしおき、とってもかわいいですよね!
私もよく使います。
でも、これで大丈夫なんやろうか?って不安にもなるのです。
服濡らしちゃった~
なんだと~おしおきだ~こちょこちょだ~
って、こういう流れ、
親にしてみると、本当に濡らして欲しくないけど
こういう対応をすると、次回もこの楽しい空気を期待して、わざと濡らしたりしませんか?
似たようなことで
ある本で、甘えるだけ甘えさせればいい
子供が望むことは可能な限り満たしてあげる
買ってあげる、してあげる。
その方が認めてもらえたという思いから
自立が早くなる と書いてあったのですが
いまいち不安が残ってそう実践できません。
もちろん、ま、いいか!って思えるようなことは
こういう柔らかい、楽しい対応を私もしますが
してはいけないこと、守らなければいけないことも
こういった 楽しいおしおきでキチンと理解できるようになるのでしょうか?
以前相談させていただいて、記事に取り上げていただいた娘、二人目が生まれて、嫉妬に狂い、
可愛いと思えなくなってしまい、とっても苦しいだけの日々だったのですが、最近ようやく落ち着いてきました。
二人目ちゃんもお姉ちゃんに似てきて
やっぱりこだわりが強く、スイッチが入ってしまうと大変ですが、二人目の経験者として、
ハシゴの架け替え(父が名づけました。スイッチが入りそうになったら、全く違うことに焦点を向けさせることに成功したら、スイッチが入らない)を覚え、二人目君とはうまく進めています。まだ2歳だからうまく出来るということもありますけどね。
その節はありがとうございました。
なやみさん
もともとの気質で寝ないというタイプの子供もいます。
ただなやみさんのケースはそういうものではないかもしれません。
そういう寝ないという状況はいつごろからのものですか?
ここ最近なのか保育園に入ってからなのか、それとも生まれつき寝の短いタイプだったのか。
睡眠についての過去記事は読みましたか。
楽しい子育てのために その4 「睡眠について」
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-42.html
ここあたりは参考になると思います。
僕の印象では、その記事にある「満足感」の部分を意識していくことで改善されるのではないかと感じます。
つまり、寝つきをどうにかしようということではなくて、それ以前のところで子供と良い時間を作っていくことをまずは目指してみるといいのではないかと思うのです。
「先回りした関わり」によるくすぐりや、先ごろ書いた『喜怒哀楽と表情』にあるように、関わりの密度というものを見直してみて、短い時間でも「あなたをちゃんと見守っていますよ」「大切に思っていますよ」ということを伝えられるといいでしょう。
ただ、過保護だったりいいなりだったりして、関わりのイニシアチブが子供の方にあるようだと、それはうまくいきません。
なので、こちらから積極的にという「先回り」の部分が大切になるわけです。
いま現在の様子だと、ネガティブを子供が出して、それにたいしてリアクション(怒るなりなだめるなり)を取る形になってしまっています。
イニシアチブが子供の方に有り、さらにはマイナスの関わりでそれに応えていかなければならないという悪循環が構成されてしまっています。
ここを脱しないと、大変なばかりでなかなか思うように回っていかないでしょう。
>色々相手にしてほしくて邪魔が入りますが、何とか終われます。
こういうときも、「なんとか・がんばって・必死に」という感じだったり、その時の子どもへの対応が「あー困った・うんざり・イライラする」というようなニュアンスが子供に感じ取られるとそれは満足感を下げネガティブ行動へと駆り立てる方に作用しがちです。
「お母さんもうひと頑張りしちゃうから、まっててねーーー!」とか
この前の記事で書いたように、
「そうやって邪魔する子はこちょこちょしちゃうぞー」などと明るく切り替えしたりして、マイナスの関わりをプラスに転じてしまえるとなおいいかと思います。
2歳5ヶ月の子が長時間の保育という状態に置かれると、体の疲れ、心の疲れなどもあるし、甘えたい気持ちを我慢して園での生活を頑張らなければならないということもあります。
そういうところからくる一種のサインとして寝ないという行動がでているのではないでしょうか。
ある程度は時間が解決します。
あとはそれらのフォローをいかに無理なくしていけるかということではないかと思います。
おそらくはその満足感、「満たす」ということで睡眠時にもよい影響がでてくるのではと推察されます。
*二重投稿になっていたので前の方のコメントは削除させていただきました。
ゆきっぺさん
こういう対応をすると、次回もこの楽しい空気を期待して、わざと濡らしたりしませんか?
本当にしてほしくないというようなことには使わなくていいと思います。
また、もしそのようになってしまったときは、「わざとはこまる」と大人が毅然と伝えればいいことです。
それを先回りして心配・回避をしようとするのは、大人が子供に対して毅然とした態度をとる自信がないという心の表れかもしれません。
そこは自信を持ったほうがいいですね。
>ある本で、甘えるだけ甘えさせればいい
子供が望むことは可能な限り満たしてあげる
買ってあげる、してあげる。
その方が認めてもらえたという思いから
自立が早くなる と書いてあったのですが
それは一面の事実ではあるけれども、全ての人がそれを真に受けたら中には、スポイルや甘やかし、いいなりといった自体を引き起こしてしまうことがあるだろうとは僕も感じます。
もし、そのあたりの配慮に触れていないのならば、一面的な論だけを展開したものだと思います。
ありがとうございました。
他の方のこちょこちょ攻撃~の話も読んで
ケースバイケースでいいんだって感じました。
怒りすぎてるかなって心配でした。
怒るつもりはないけれど、してはいけないことや
どうしてもしてほしくないこと、逆に
どうしてもしてほしいこと(本人にとって必要だと感じること。例えば、明日の学校の支度とか)は
毅然とした態度で接するものの、思ったように行動されず、結局怒鳴って終了。
やり方が悪かったんだろうか?こんな時にも優しく
ジョークを絡ませ対応すべきなのだろうか 混乱していました。
自分の感情ではなく、そのこの為であるなら、毅然とした対応で、
そうでない、愛情をもって接して良い時はこちょこちょだ~
で、使い分けながら、子育てしようと思います。ありがとうございました。
蹴る叩くは信頼関係の無さでしょうか?
子供の言うなりにならないようにしようと、問題が起こるたびにやってきたつもりですが、振り返りますと、結局言いなりになってきた気がします。
問題が起こる→理由を聞くが、子供なのでうまく伝えられない→何故ダメなのかを子供に話す(時には怒る)→子供は理解していないがその時の流れで子供が母にごめんなさいと言う→母は子供が時間をかけ繰り返すことで何がダメなのかを分かってくれると信じてきた。→子供はその場しのぎだったと思います。
話したり怒ったりした後は、必ず抱きしめてお互いの思いを確認してきたつもりでした。
しかし、母子の信頼関係はできていなかったようです。これは、どう取り戻せばよいのでしょうか。
おとーちゃんさんのように笑いを入れたお叱りでは全く言うことをきかないどころか、益々エスカレートしてきました。気に入らないことがあると、蹴る叩くは一層激しく、注意しても起こっても止めません。お尻ペンやほっぺたをペンしてどれだけ嫌な思いや痛い思いをするかわからせようとしましたが、これはやはり逆効果ですね。でも、止めないのでどうしてよいかわかりません。あまりにもひどいので一人で寝なさいと寝室に一人にしたら、気が狂ったように泣き、私のしたことは子供を傷付けてきたのだと反省しました。
普段は優しく、よく話しかけてくれるしユーモアもあります。目を見て話せば理解してくれるのですがーーー
保育園でも穏やかで明るく他人の心配をよくしている子だと聞いています。
自宅でこの様な態度を取るということは、信頼関係の無さにつきるのでしょうか。
再びで申し訳ないのですが、アドバイス頂けないでしょうか。宜しくお願いします。
なやみさんへ
なやみさんへ
生活に必要な事をやっていたら、あっという間に九時十時とか、ほんと身につまされます。
フルタイムで、子育ても家事も一人で担当しておられて、本当に頑張っておられるなと。
あの頃は、何かと常に闘っているような気分で私も生活しており、生活を回すのに手一杯。布団に入ってやっと何も他に仕事が無い状態で子供の顔をまともに見れる、今思えばそんな感じでした。
子供もそんな感じがして、少しでも長く私との安らげる時間を過ごしたい、そしてお母さんの顔が少し和らいで、そうしてもらえそうなチャンスが来たのに、電気を消されて寝ろと言われる、なんでなんだと、それが嫌で暴れる。保育園でも他の子を気遣える優しい子だからこそ、生活に必要なことを手一杯親がしているのも分かるから、私の表情が和らぎ、他に何もすることがないと(子供的には)思えるタイミングでネガティブ甘え炸裂と、今思えばそんな感じでした。
あの頃はなんで寝ないんだ!としか私も思いませんでしたが…。
トントンすると、猛然と怒りますしねorz。
私は家事(洗濯や後片付け等、子供の身支度に関わらないこと)を子供が起きる前の朝回しにして、夜に余裕のある時間を作ることや、家事の間に遊んでと言ってきた時には、逆に五分と決めてその間は他の事は一切せずに構ったり、逆にお手伝いと称して一緒に5分何かしたり、家事をしながらできる遊びとして延々としりとりしたり、じゃんけんしたりしてました。(しりとりは年齢的にきびしいでしょうか?)
あとは、身体には悪いのですが、テイクアウトできる外食を平日の週に一度は利用して、時間の余裕を作ったりもしました。
寝たくないと言うときは、暴れるなどエスカレートする前に、じゃあ少し起きよっかと、お母さんも実はもっと○ちゃんと話したかったんだ、ホントは寝なきゃいけないけど今日はいいかーと、電気は付けないままで起きて温かいお茶を飲んだり、ベランダで星や街を見ながら話したりしました。
あとは、寝るときに疲れたよねーと足先や手や眉間あたりをマッサージしてあげると、いい時もあります。手足が冷たいと寝られないので。
これは8歳になった今でも週に何回かはせがまれます。いいクセでは無いかもしれませんが、子供とのコミュニケーションツールになっていゆ面もあるのでまだ続けてます。
書いてるようには、うまく行かない日も多かったですけどね。
個人差があるので、うまくハマるかわかりませんが、どれか一つでもヒントになればと書込させていただきました。
おとーちゃんさん、場を借りてすみませんでした。
もぐさん
「時間を決めて遊ぶ」と、切り替えができるようで、「終わる」ことができかけています。時計の針を一緒に見て、「針の形がこうなったら、寝るからそれまで遊ぼうね」と針の形を指で作ると、納得してくれる時が増えました。
本当に有り難うございました。
なやみさん
「取り戻す」というのは、これまでが失敗だったのでそれを挽回するという意味でしょうけれども、そのようにネガティブに考える必要はありません。
それは「これから作ればいい」だけのことです。
作り方は前回かいた「先回りした関わり」などで、プラスの部分を多くすればいいのです。
なにかを一緒に楽しく遊んだら、プラスのコインがチャリーンと1コ貯まります。
「おいしいねー」と笑顔で言いあえたら、それも1コです。
お風呂に入って「きれいになったねー」と楽しく過ごせたらそれも1コです。
今の段階でネガティブな部分、うまくいかない部分というのを気にして、そこをどうにかしようという思考になっても、多分それはうまくいきません。
うまくいかないことがあってもいいです。
そこはあまり気にしないで、出来る範囲でプラスをたくさん作るようにすればいいです。
それをしていればおのずと方向は見えてくると思います。
ただ、気をつけたほうがいいのは、前回も言ったけど「表情」の部分。
クドクドと説得するようなことはあまり効果的ではありません、伝えるのは理屈ではなくて気持ちです。
「ダメダメ黙認」や「いいなり」になるくらいならば、毅然と言い切ったほうがいいこと。
あとは過保護・過干渉にならないように。
叩く行為に関しては一応ここに関連記事があります。
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-357.html
ただ言えるのは信頼関係がないから叩いているわけではありません。
ちょっと説明が難しいですが、おそらくはなやみさんの自信をもって子供に望めない姿勢が、子供にある種の混乱を招いてしまっていることが原因となっている可能性が高いのではないかと思われます。
全部ではありませんが、信頼関係がないと考えたりするネガティブな思考自体が、上記の「自身をもって子供に望めない姿勢」や「子供に混乱」をもたらしてしまいますので、できるかぎりネガティブ思考は脇に置いて気にしないようにするのが得策です。
ネガティブ思考になればなるほど、いまの状態から抜け出すのは難しくなってしまいます。
先程も述べましたが今の段階でこのあたりを気にしすぎてもいい方にいかないので、とにかくいまはプラスを多くすることです。
No title
うまくいかないことがあっても、気にせず(気になってしまうのですが)プラスのポイントがたまるように心掛けています。
息子も少しずつ成長してくれているようで、相談させていただいた頃に比べ、私の話すことを考えて理解しようとする表情が見えてきましたが、一方で、○○する(注意される言動をした事)とどうなる?と問いかけると「怒られる」と言います。
そういうときは、何故怒られるのかを考えられるように誘導して話すようにしました。
何につけ、ダメなものはダメと、私も一度口に出したことは撤回しないように心掛けています。
時間が短くても、子供のやってほしいという気持ちを少しでもみたすことができたら、おとーちゃんさんのおっしゃる、プラスのコインがチャリーンと貯まるような感触がありました。沢山貯金してゆきたいです。
おとーちゃんさん、お忙しい中アドバイス頂き、本当に有り難うございました。夏本番が控えていますので、ご自愛くださいね。
相談 『ごまかし』について
おとーちゃんのブログには本当に気づかされることが多く
いつも感謝しております。本当にありがとうございます。
最近、息子の成長期がはじまり
自分の思うようりならないと手が付けられないくらい泣き叫びます。
その際、私の顔をみると余計に泣いてしまうため
いつも息子の好きなぬいぐるみ(困ったときにしか登場しません)を通して
息子と話をするという形をとっています。
その際、私はソファーや壁に姿を隠し
ぬいぐるみが『○○くんの気持ち、わかるよー。でも、ここは危険なところだから
登るのはやめよう』と話しかけをしています。
息子が泣き止んだところで『わかってくれてありがとう』とぬいぐるみから感謝の気持ちを伝えたところで
私も登場してぬいぐるみも交えて遊ぶという流れが
手に負えなくなった泣きの際にとる手段なのですが
最近では、そのぬいぐるみが出てきた時点で
泣き止み、遊ぶという感じで大切なことを伝えられずにご機嫌をとるような流れができてしまっております。
これは『ごまかし』になってしまっているのでしょうか。
また、こちらのブログにある『おしおき』にあるような
ちょっとしたミステイク、間違え、失敗といった
おとーちゃんのボーダーラインのようなものがあればご教示頂きたいです。
お忙しいところ大変申し訳ないのですが
何かアドバイスを頂けますと助かります。
どうぞよろしくお願い致します。
受容とか私なりにやってるつもりでも、子供の行動が大変になるばかりで、ストレスから激しく怒ったりしてしまうことが日常茶飯事です。
悪循環ですね(汗)
でも、「そんなことすると悲しいよー」とか言うよりも、「そんなことするなら捕まえにいくぞー」とかふざけ半分にした方が子供は確かにこちらの言うこと聞いてくれますね。
なかなか、こちらの望む姿ばかり求めてしまうので、上手くいかないのですけど、この記事を読んで少し心が軽くなりました。
心に余裕を持ってがんばります。
ありがとうございます。
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些細なミスくらいでガミガミ文句言ってしまうのって癖みたいに無意識に口にしてしまいます。気を付けないと…。いつもこのブログで軌道修正させてもらってる感じです。
後半の文にもとても勇気づけられました。
ありがとうございます。