相談 「自分がされたように子供にイライラをぶつけてしまう」 - 2014.09.21 Sun
コメントを拝見して感じたことや、あの事例とは違いますがこのテーマの続きというのもあるのですが、このところ少々多忙につき記事の更新、コメントの返信など滞ってしまっています。
また、余裕ができましたらぼちぼち更新していきますね。
9月12日 わた9さんの相談コメントへの返信
昨日こちらのブログを知り、過去のログを読み返している最中です。
おっしゃっていること、本当にその通りと思います。
ですが、なぜか思うようにできない、苦しい、できない、そんな気持ちです。
5歳の息子がいます。私はいつも怒ってばかりいます。
アドラー心理学を基とした育親セミナーを受け、親と子の境界が曖昧になっている点に気付き、
子供と好ましい関係を築く為には、怒る事はマイナスである事も理解しているのに、なぜ・・・?
怒っている最中も、「こんなことしてちゃダメだ」
と思っているにも関わらず、子供を追い詰めてしまうのです。
現在お姑さんと同居しており、お姑さんがとても優しいので、
息子は救われているとは思います。
息子もお姑さんが大好きで、いつも一緒に居たがります。
毎日長い時間、お姑さんと遊んでいます。
私の居場所がないような気持ちにもなり、その事で、息子に八つ当たりをしてしまった事もあります。
そして、こちらの記事を読み、私自身がとても手のかからない子で、
所謂「いい子」であった事を思い出しました。
そして、母の「怒り」をただのストレス発散と幼いながらもちゃんと認識していた事も。
私は息子に甘えているのに他なりません。
この接し方を続けると、息子は私のようになってしまうのでしょうか。
良くないことは分かっていても、上手く接することができません。
本当に苦しいです。
自分の生育歴を乗り越えて子供に関わっていくことはとても大変なことです。
でも、そこから自分を責めてたり、ネガティブに考えても子育てのプラスにはなりません。
その自分のあるところを否定するのではなく、それを含めて認めたところからこれからの子育てを組み立てていけばそれでいいと思います。
「イライラを減らす」「怒ることを減らす」と考えてそれをしようとするのは、実際難しいです。
そこから始めるてうまくいかないと、さらに自分を責めることになります。
イライラや怒ることはそのままでもいいので、プラスの部分を関わりのなかで作ることから始めていった方が、子育ての安定化はしやすいです。
プラスの部分というその内容は、「受容」や「先回りした関わり」などの過去記事を読むと感じがつかめるかと思います。
>現在お姑さんと同居しており、お姑さんがとても優しいので、息子は救われているとは思います。
この場合のおばあちゃんの存在は、まさに保険として機能しているでしょう。
その部分でも補いがあるのですから、そこはメリットです。それをみて自分を責めるように取ってしまうは、これからわた9さんが乗り越えていくべき課題でしょう。
子供にとって母親の存在とは本当に特別なものです。子供はそのことをよくわかっています。
ちょっとやそっとのことでその存在がかすむことはありませんから、もっと自分に自信をもっていいと思いますよ。
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● COMMENT ●
自分を楽に
わたしもずっと同じようなことを繰り返していました。これではダメだと思いつつイライラの針がふりきれると止められないの繰り返し…
つい最近、人間関係でうまくいかないことがありいろいろ検索していたところ自分がアダルトチルドレンと言われる状態に当てはまることに気づきました。
自分の思い癖にはっきり気づいたことでちょっとずつですが思い癖を変えていこうと試行錯誤中です。
ずっと何か失敗するたびに自己嫌悪にどっぷりつかってはいつも‘わたしはダメだ’と思う毎日でしたが、まずは自分を認めてみようと、イライラしてしまいそうなときは心の中で‘わたしはできる’と数回唱えるようにしてみて数日がたちました。いいのかよくわかりませんが、今のところ大きなイライラに飲み込まれずに過ごせています。
うまく向き合えないときもありますが精一杯受け止めて行こうと思っています。
長々と失礼しました。
書籍化楽しみにしています。
No title
今、高校三年生で男です。
私は、保育士になりたいと思っていますが大学に進むにあたっても男子があまりいないと思うので不安です。
よかったら、相談乗ってくれませんか?
相談です
いつも拝読しております。
どの育児本よりも、おとーちゃんさんのご意見は
とても心に響くものがあり常に参考にさせていただいています。
どうか、相談に乗っていただけないでしょうか。
もうすぐ4歳になる娘のことです。
人見知りで感受性が強いほうだと思います。
親しいごく限られた友達や家族とは関われています。
幼稚園でも、仲の良いお友達と過ごせているようです。
ただ、例えば参観日や行事などお友達もいる中で
母親(私)が一緒にいると
元気がなくなってしまうのです。表情も少なくなります。
家では甘え下手ながらも甘えても来ますが
私に遠慮している感じがあります。
他人のいる場所では
どちらかというと私に対し怒ったようなきつい感じになります。
これは、私との信頼関係がうまく築けていないからでしょうか
過干渉でそうさせてしまうのかとブログを読んで思い
口うるさく言わないよう意識したり、大好きと伝えたり
できる限りのことはしているつもりなのですが。。
父親や祖母とは同じ状況でも
とてものびのびしているように見えるのです。
常に安心感を持ってもらいたいのですが
どのようなかかわりをしていけば良いでしょうか
チャイルドシートについて相談です
具体的な例を挙げていただき、分かりやすく実践につなげやすいのでとても助かっています^^
チャイルドシートについて相談です。
1歳4ヶ月の娘ですが、チャイルドシートが大嫌いで泣きます。
5ヶ月くらいの頃に車を購入したのですが、当初からチャイルドシートが嫌みたいで(産まれた時から抱っこちゃんだったのでチャイルドシートに一人で座らされるのが嫌だったのだとおもいます)1時間くらいは余裕でギャンギャン泣き続けます。(運転に支障をきたすくらいの大声です。。たまに1時間ほど泣いたあと泣き疲れて寝ます)
もちろん私は隣に座り(運転は旦那)歌を歌ったり、手遊びしたりおもちゃで気を引いたり工夫をするのですが、少ししか間が持たず、結局泣いてしまいます。
隣に座る私の方を見ながら抱っこしてと言わんばかりに泣くので、私も耐えきれず心が折れ、抱っこしてしまうこともしばしば。チャイルドシートは娘の命を守るため、座らないといけないもの!というのは分かってはいるのですが、ついつい。私は弱い大人です。。
泣いて抱っこしてを繰り返しているのでいつまでもチャイルドシートに慣れないのだろうと思います。
しかし、ギャンギャン泣くのをそのままにしていて娘の精神的に大丈夫なのか、心配になります。いかがでしょうか?
また、チャイルドシートで泣く際の対応などアドバイスいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
チャイルドシート
チャイルドシートから下ろして抱っこしたときに、もし事故が起こった場合、どうなるか、かんがえれば、ぎゃんなき、精神的に影響、など考慮している場合ではないかと思います。
youtube等で、チャイルドシートをしていなかった場合の事故シミュレーション画像をみてみてください。
赤ちゃん人形はガラスをつきやぶって外にほおりだされるか、クッションになって車の壁に激突してつぶれてしまいます。
お子さんを、車に乗せる前、きちんと目をみて、静かな声で言い聞かせます。
「どんなに泣いても下ろしません。あなたが大好きだからです。あなたの命を守るためです。」
怒ったりしかったりとは違うと思います。
毅然として大事なところは譲らないのが大人の役目だと思います(*^_^*)
泣いたら、手を握ったり、車が止まったら抱っこするからねー、等、お子さんを安心させてあげましょう。泣き止まなければ泣かせておくしかありませんね…「泣いてもねー、チャイルドシートであなたは守られてるからだいじょうぶ\(^o^)/」と、ドンと構えてましょう~。
お気持ちはわかります。私も通った道です。
このあとも、譲れないこと、でてきますよ。ひとつひとつ、親子でトレーニングです~。
がんばりましょう!!
お父ちゃんさま、不適切でしたら削除お願いします。
モモさん
すべきではないとわかっていてすら、他の人ならば簡単にできてしまうということがどうしてもできないということもあります。
それでも、子供が生まれた以上は子供は待ってくれませんから、その現実に当たっていかなければならないですよね。
行動を変えられるのは、やはり行動なのだと思います。
難しいことをいきなりやろうとするよりも、簡単な、拍子抜けしてしまうくらい当たり前なことを、きちんと意識してそこに大人も子供も達成感を見いだしていくことが乗り越えていけるコツのような気がします。
名無しさん
学校にもよると思いますが、最近では1割~2割ほどは男性もいるようですよ。
ただ、学校で女性ばかりでやっていけないと思うのであれば、実際に保育所に就職した場合のりきっていくのはしんどいですよ。
学校でいくら女性が多いとは言え、年齢の差もほとんどないし、職務に際しての考え方や意見の違い・そこから派生するストレスなどもありません。就職してからのそれにくらべたら、学校でのことなどなにほどでもないですよ。
保育士を目指す人は基本的にはいい人たちが多いので、学校では男女関わらずよい友人ができると思います。
ちなみに僕が就職したときは、まだ「保育士」という言葉があまりなじみのない時代でしたが、区職員の保育士500人のなかで男性は僕一人でしたよ。
みるくさん
・母親に依存しているがゆえに自分が出せなくなっている。すべきなのに出せないということに対しての葛藤、イライラが子供の中にあり、本来はそれは子供自身に向けられているのだが、依存心ゆえにそれが母親にたいしてのネガティブなかたちになってしまう。
・これまで威圧的、または「強い大人」的な過干渉があったために、4歳という自我が大きく発達してきた時点で反発的な姿としてでてしまっている。
・大人が子供に対して、「〇〇をできる」といった望ましい姿を強く求めているがために、返って子供は萎縮した姿になってしまっている。それへの葛藤からそういったきつい姿がでている。
その葛藤とは、たとえば「母親の期待には応えたいが、もっと自分を信頼して欲しい」「なんで出来るようになるまでまってくれないのだ」「できない姿でも許容して欲しい」など。
こんなところが考えられます。
情報が少ないので推測ですが、自分を出せないタイプの子供に対しては、「このままではよくない」とか「どうなってほしい」といった種類の感情を持って接することは、それが好意的なものであってすら大きなプレッシャーとなることがあります。
子供によっては褒めることですらそうなのです。
なので、まずはあるがままの状態をそのまま受け止め認め、好意的な視線を向けてあげることからスタートするのがよいかと思いますよ。
「〇〇ができる」というのは、大人がどうこうして持たせようと考えるのではなく、ありのままを認め暖かく見守ることで、子供が自分で獲得していければ、それが他の子よりも劣っているように見えてもそれがその子の成長のかたちなのです。
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私も小学生の頃だったかな、習い事に行きたくないとごねてごねてごねまくってたら、何と私は母の運転する車から降ろされました。
他にも色々ありますけど、この出来事には確実に見捨てられ不安を植え付けられたと思います。数分で迎えにきたものの暗い中知らない所でうずくまって泣いていたのは強烈に記憶に残っています。
なのに、やってしまっていたんですよ。しかもまだハイハイも出来ない本当に赤ちゃんだった娘に。泣き声聞くのが辛くなってきたら布団におろして別室に移動していました。しかも数時間単位で。
他にも色々。あんなことよく出来たな、と思うことばかり。
1歳になる頃、このブログを知りこのままじゃいけない、と手探り状態で「くすぐり」から始めました。
何をしていけばいいかが具体的に書かれていたので、分かりやすく、また他の方の相談内容などからも今の自分の位置などが分かって励みになりました。
それでもやっぱり行きつ戻りつ。いつもお父ちゃんさんが言っていた「ここから始めればいい」をお守りにして踏ん張ってきました。
子供の状態が目に見えて変わってくるとどんどん変われました。
今は成長期で大変ですけど、自分の状態を楽にすることも覚えてきました。
一人にならなくても出来ます。
友達8人の歌があるんですけど、娘がよく歌うんですね。
♩きらいになったり
すきになったり
それでいいんだ それでいい
それでいいんだ それがともだち
あ〜イライラするな、と思ってきたら替え歌にして歌うんです。
♩ かわいくなったり
かわいくなくなったり
それでいいんだ それでいい
それでいいんだ それがおやこだ〜
あほみたいですよね(笑)
この歌詞を状況に合わせて大きな声で歌うとそのうちイライラも忘れます。
やっぱり自分の今を認めないと先にはなかなか進めないもんだと思います。