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2023-06

幼稚園での半年間 - 2014.10.08 Wed

広告がチカチカして見にくいというご連絡をいただいたのですが、僕の環境(PCと携帯電話)からは再現されませんでした。スマホは持ってないのでちょっとわかりません。
PCでは広告の設定は外してありますので、PC以外からのアクセスなのかと思われますが、携帯で自動に挿入されてしまう広告に関しては僕の方からは操作できません。
具体的にどのようなものなのかわかりませんが、たまたまなにかうるさいタイプの広告が入ってしまったのかもしれません。
もしくは、アクセスの経路によっては広告の多い場合があったり、ご自身の機器の設定で改善されるかもしれません。

僕の携帯から閲覧する限りでは、タイトル直下に四角いバナー広告(ブログ管理者からは操作不可)が入っているだけで、全体にエフェクトがかかったりということはないので、とくに閲覧には支障がないのですが、もしなにか同様の不具合の状況など出ている方がいらっしゃいましたら、具体的にお知らせください。できる範囲で対応してみます。



入園当初のこと以来あまり触れていなかったので、むーちゃんが幼稚園でどのように過ごしてきたかということのリクエストをいただきました。

とくに入園までとりたてて積極的に子供と遊ばせる経験を持たせたりせずにのんびりすごしていたので、そういう子がどうなるのかというところなども興味がかき立てられるのだと思います。







順を追って入った当初のことから振り返ってみると、朝は多少さみしそうな表情を見せはしますが、親の前では泣いたりせずに入室していっていました。
でも、親の姿が見えなくなると泣いてしまったりすることが最初の1~2ヶ月ではときどきあったようです。
それでも基本的には活動に入ってしまったり、遊びの時間になってしまえば楽しく過ごしているとのこと。

クラスの友達のなかには、最初から全然平気な子もいれば、当初は平気だったけどしばらくしてから毎日大泣きになってしまった子、ずっとメソメソしている子もいたようです。

なにか問題があってのことならば別ですが、こういうことは誰しも通る道ですので、親はどーんと構えていればいいことだと思います。
へたに親が不安になって、そこでその子供が自分で乗り越えなければならない状況に手をさしのべて親が子供のその心の成長を肩代わりしてしまおうとしたら、それは子供の心に「依存」を生み、子供は心の中での葛藤をやめてしまい、心の成長を回避させ遅れてしまいます。

ですので、子供のそういった姿は大きく構えて見守ってあげるのがいいでしょう。


それまであまり同年代の子供たちに接することの少なかったむーちゃんですが、僕は友達関係も心配していませんでした。

一番最初に遊ぶようになったのは、他者への積極性が自分と似たようなところにいるおとなしい女の子とでした。
子供はだいたい似たもの同士で惹かれ合っていきます。

その子がいるということで、幼稚園にいき遊ぶことに対する不安もだんだん少なくなっていき、その女の子からしてもむーちゃんがいることが力になって慣れない園での生活を乗り越えていったようです。

入園して2ヶ月が過ぎようとしていたころ、園にも慣れてきて友達関係がひろがってきました。
むーちゃんはもともとお兄ちゃん子だったこともあり、じっくりも遊べるけれど、本来は活発な遊びを好むタイプです。
自由遊びの時間にはまっすぐ園庭に飛び出していく方なので、次に仲良くなったのが男の子たちでした。
それに最初に仲良くなった女の子もひっぱられるかたちで、滑り台やブランコ・砂場などをして何人かで遊んでいたようでした。


しかし、そんな状況でも完全にくつろいで過ごしていたというわけではなく、子供なりに気を遣い頑張っている部分もあったようです。
身体的に疲れてしまうというのと、もともと昼寝の習慣がきっちりついていたこともあったせいか、降園すると園庭開放で遊ぶこともなくまっすぐ家に帰って昼寝をしていました。


すっかり園に慣れたとわかるようになったのは、夏休み明けからです。
9月からは降園後の園庭開放で遊びたいということも出てきて、仲のよい友達と自由に遊ぶ姿がでてきました。

友達関係だけでなく、その他の園の生活にもすっかり慣れ安定したサイクルの生活ができるようになっています。


そうそう、入園当初のエピソード。
家でひとりで遊んでいるとき、「先生ごっこ」をよくしていました。
ぬいぐるみでやったり、人形でやったりバージョンはいろいろなのだけど、おもしろかったのは水族館のシールブックのメンバーを並べて遊んでいたとき。

朝の会の様子らしい、
「まぐろさーん。ハーイ さんまさーん。ハーイ エビさーん。ハーイ ・・・・・・」
出席を取って、園歌や幼稚園で教わった歌をむーちゃんが先生と、さかなの子供たちの一人二役?で歌ったり教えたりしていました。

慣れない環境に入っていく子供にとって、そこにいる担任の先生というのは大きな信頼の対象なのですね。
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● COMMENT ●

ご相談

この記事にコメントをして良いのか
悩んだのですが、ご相談させてください。


息子は現在2才半でして、
1才の頃からか保育園に通っています。

ここ最近、息子が保育園にて
すぐ不機嫌になったり、
お外では普通にあそぶけども、
室内では全く遊ばず
ずっとぼーっと窓の外を見てたり、
今までとは違う様子が見られる、と
保育園から連絡がありました。

今までは、やんちゃで、駆け回ったり、
室内での遊びも積極的にして、
動かないでぼーっとすることは
ほとんどありませんでした。

保育園の先生は、
心配してくださり、一対一で対応して
くれたりしているようです。

ただ家に帰ると、
特にぼーっとすることもない様子で、
遊んだりしてます。

私自身、ぼーっとしているとこや
意欲がない様子などを実際に見ていない
ため、どう対応して良いかわかりません。。
これといって原因、きっかけも見当たらず、
心配でしょうがありません。。

2才半となりイヤイヤ期ということもあり、
怒ってしまうことも多い毎日だったので、
怒り方が原因なのかな?とも
感じたりしてます。

保育士おとーちゃんでしたら、
この場合、家でどのように対応します
でしょうか?

誰に相談して良いかわからず、
心配しずきてモヤモヤな毎日です。。
よければ、教えていただけると
嬉しいです。

よろしくお願い申し上げます。し


ありがとうございます。

書いて欲しいとお願いした、むーちゃんの幼稚園での様子を記事にしていただき、ありがとうございます。読ませていただきました。
新しい環境になれていくのはきっと簡単ではないけれど、子どもたち一人一人が自分なりにその変化を受け止めて、日々を過ごしてゆけること、むーちゃんの例で少し具体的にイメージできました。
二歳の子がいるのですが、急激にできることが増えてくる反面、不安定な時もあって、ついつい先のことを考えてしまい先取りして勝手に不安にかられていました。
いろいろ考える中で気づいたことが二点ありました。ひとつは、どこか自分の中で期限をもって子どもを見てしまっていたということ。おとーちゃんさんの記事にも出てきますよね。無駄な焦りをうむだけですね。そしてもうひとつは、親の方の子離れでした。見えない手の届かない所で、大切な我が子が怪我をしないかとか、考えても仕方のないことまで不安になっていました。これではいけない!と思い、予測できる心配事は対応を考えて、それ以外は起きてから考えようと決めました。
私の気持ちがふっきれたせいか、子どもの大好きなところ、人が大好きで好奇心いっぱいで発想が自由で明るくよく笑う、が目立ってきて今は毎日楽しく過ごしています。まだ幼稚園まで半年近くあります。この自由な時間をじっくりいっしょに楽しんで過ごしていきたいです。

いつもこのブログからいろいろな気づきをもらっています。本当に感謝です。ありがとうございます。

No title

息子(3才7ヶ月)も今年から保育園に通い始めて半年になりました。以前にも一人遊びが苦手でおとーちゃんさんに相談させてもらいました。保育園での自由遊びが心配で、1学期は決まった遊びしかしなかったようですが最近になって、先生から行動範囲が広がってきたといわれました。そして、まだ2、3日ですが家でも以前は私とのかかわりがすごく多く、かかわりがもてないときは手持ち無沙汰だったり、すぐに遊びに飽きて私のところにきたり。。という感じでしたが今日は自分から遊びを見つけて遊ぶ姿がみられました。
おとーちゃんさんの言う「全面肯定」や「苦手を決め付けない」を意識して接してきたおかげだと思っています。そして、保育園で本人なりに他の子をみて学んでいるんだなと思いました。

まだまだお友達とのかかわりには消極的ですがのんびり見守りたいなと思っています。
むーちゃんの園での様子が聞けてうれしかったです。息子もおとなしめの男の子とよく遊んでいると先生が言っていて似たもの同士がお友達になるんだなと納得でした。
これからもっと園で自分をだせるようになるといいなあと思っています。


皆既月食、うちのベランダからは雲に隠れて見れませんでした。残念!でした。

この前は、お返事ありがとうございました。信じてあせらず、むすめを見守っています。幼稚園にいくのは、少しずつですが、ついて入らなくても教室には、はいれるようになってきました。ですが、幼稚園から帰ってからが、特にひどいのですが、それ以外でも家でのぐずりがこのところ頻繁にあります。理由はちょっとしたことなのです。それを理由にぐずりたいだけなのかなと思います。しかし、癇癪を起こすように一時間泣きっぱなしで、玄関に寝転び、泣き叫び、私が行くと拒否するのですが、行かないとお母さんと呼び続けます。行くと来るなと泣き叫び、離れるとまた呼ぶのくりかえしで、いやだ、いやだと泣きます。抱き抱えようとしても怒りで、最近ぐずると噛みついてくるのです。しばらくすると、泣きつかれて、私を呼び
やっと、だっこしてくれと素直に言っている感じで、だっこすると顔をうずめてしばらくすると落ち着きます。
落ち着いてから話をしていると、幼稚園でこけて痛かったと話したり、噛むことは痛いからやめてと言うと、ごめんなさいと素直にいいます。いろいろなことがストレスなのか、自立しようと葛藤してこのような状況なのか分かりませんが、このところ毎日必ず、ぐずっています。
このような時にはどう対応すればよいのでしょうか。たびたびの相談ですが、よろしくお願いします。

広告表示

広告のことですが、私もタブレット端末(ipad2とネクサス7)からpc表示でブログを見ると、動画広告が2つ出て消せないので、とてもチカチカします。

pcからだと表示されませんし、タブレットでも「スマートフォン版で表示」にすると表示されません。

スマートフォン版でも記事を読むだけなら支障ないのですが、コメント欄に目を通したいときに最新コメント欄表示がないのが読みづらいので、タブレット端末からチカチカをガマンして読んでいます。

同じfcブログでも広告がチカチカしていないブログもあるので、設定で消せるのかもしれません。
消せるものなら消していただけると助かります。

広告について

ちゃお、おとーちゃん。

広告の件について、解る範囲で解決策を。
基本的に無料版のFC2ではタブレットなどでの表示に
自動的に広告が表示されるようになっているようです。

解決策として、月額300円程度の有料版にする他、
URLに入力したアドレスからの申請でFC2に認められた場合
広告の表示が免除されるそうです。

駄目で元々ですし、申請をされると良いと思います。

しかし、あんなに小さかった二人の子供達が
めいっぱいの愛情に応えてすくすく子供なりの愛情を発揮して成長
しているのを垣間見れてにょろにょろっと幸せです。

追記:iPad、dtab(androidタブ)の両方で確認しましたが、標準のブラウザでは広告が出ましたが、Sleipnirなどの外部ブラウザを使用すると
広告は表示されませんでした。

No title

いいなあ~~~とシミジミw

うちなんてっうちの子なんて幼稚園体験dayの「母子分離なんて無理に決まってる」という勢いのへばりつきから始まって、子供怖い人間の集団怖い先生はまあ平気だけど声の大きい先生は無理無理無理…幼稚園でホール借り切っての人形劇親子鑑賞会では始まって1分で「怖い~がーえーりーだーいー」と号泣。
3日連続行くと何がしかの感染症にかかるので、半年経った現在も2日行って1日休むペースです^^;

「私がよそんちみたいに、他の子との密な関係をはぐくんでこなかったせいもちょっとあるかも…?」というチクリとした自責の念もありましたが、むーちゃんも似たような環境だったと聞けば、改めて「個性、特性の影響。やむなし!」と思えました。
ありがとうございます!

ご相談

いつも楽しく拝見させていただいています。
1歳5ヶ月女の子の母です。
近くに両親義両親どちらもおらず、子育てに一抹の不安を抱えながら過ごしています。

たくさんの記事を読ませていただいて、心がけてはいたのですが
やはり過保護、過干渉、いいなりになっているように思います。
こればかりは引続き心掛け、慣れて行かないといけないと思っています。
さて本題の悩み、ご相談なのですが、食事です。
離乳食期から食べる量は少なかったのですが、1歳5ヶ月にして相変わらず量が少なく心配です。今はほとんど大人と同じ物をあげています。完母です。いまだ頻回です。
不安な点を列挙します。
1.米、パンは2〜3口程度
2.魚は大好きでよく食べるが出してしまうと他を一切受け付けない。
3.家でも外でも落ちている物をすぐに口に入れようとする。
4.自分で食べたがるが結局すぐにぐちゃぐちゃにし、食べない。
5.おっぱいが頻回である。一人遊びに飽きると関わりを求めて来る感じ。
うどん、バナナは比較的食べます。
最近は私たちにアーンしてくれたり、公園でも一人でアーンパクパクの真似事をしています。
私がご飯の準備をしていると待ちきれんとばかりにオイシ!オイシ!といって椅子を準備する割に食べず、ご馳走様をし椅子からおりたがります。降ろすとしばらく遊んだりテレビを見たりしてこちらに何かくれと来ます。その場合は立って歩きながらですが食べます。こちらから食べに来いと呼ぶこともしばしば…。。
毎回このような感じに疲れ、断乳も考えています。
主人にも言われます。断乳し、腹が減れば食べるだろうと。
ですがまだ私の方で断乳への踏ん切りが着いていません。
体調はすこぶる元気、食べないですが痩せてはおらず、プクプク気味です。おっぱいは忙しい時はたまにイヤな顔をしてしまう時があるのですが、ほとんど欲しがるだけあげています太字の文
どうしても無理な時は顔を見て今は忙しいからごめんねんね、といい、少しぐずりますがお茶で繋いで待っていてくれることもあります。(マレですが)

このまま受容を心掛け、成長を待ち、もう少し情緒が安定してから断乳するのがいいのか、あまりにも食べないなら今すぐに断乳した方がいいのか、ご意見をいただけませんでしょうか?

お忙しいところすみません。
よろしくお願いします。

続き…

度々すみません。ミキテケです。
昨晩は断乳についてどうかとたずねましたが、
そのことも悩んでいますが、まず現状、
欲しがる度の授乳や(食事前は泣かしてでも我慢させるべきか)
ご馳走様をした後の食べ歩きについて今のままあげてもいいのか?
食事にイヤなイメージを、持たせたくなく、好きにさせてあげたいと思っていたのですが、これから年齢が進むととんでもないワガママ娘になるのではと心配ですなりません。
手づかみは最近したがるようになり、基本的には好きにさせています。

本当に度々申し訳ありません。アドバイスいただけたらありがたいです

ありがとうございます。

我が子の来年も、そうであればいいなあと思います。


ちなみに、ブログ内の広告ですが
私のスマートフォンのスマートフォン用画面で見ていると、今日は上下2ヶ所に動画の広告バナーが表示されています。

でもこちらの広告はたしかブログ主さんとは関係なく、ブログサイト運営会社が自由に掲載しているものですよね。

ブログテンプレートのCSSを編集すれば消せると思いますが、
おとーちゃんさんは携帯ユーザーと過去読んだ気がするので、
ご自分でたとえPC経由で直されたとしても、訂正結果の確認が面倒だと思います。

ブログ運営サイトはその広告料で成り立っているのだし、難しいですよね。
(ブログが潰れたら困ります)

関係ないけど、スマホの広告バナーって子供に見せられないようなのが多くて、親のもうかつに見せられないなあと思っています。

保育園の先生方

こんにちは。
担任の先生が大きな存在、なのは子供ばかりでなく親もです。
実は、今日子育てのことで担任の先生に思い切って相談しました。
先生方皆さん懇切丁寧にアドバイスしてくださいました。
本当に感謝しました。
私は視野が狭くなりがちで、ママ友達もいないため、自分の育児を
客観的にみてくれる人がいることは大きな支えです。
日々成長する子供をいっしょに喜んでくれたり、私自身のことを心配してくれたり、私にとっては家族のような存在でもあります。
いつもあわただしく挨拶することしかできないのが申し訳ないです。

No title

こんにちは。

むーちゃんの半年の様子、ありがとうございました。
私の息子も、(自分がシフト勤務のため、平日休みの時は保育園を休ませているため、半分くらいしか行ってないですが)やっと最近、保育園で自分を出せるようになってきたようで、むーちゃんのお話も合わせて、子供が本当に慣れるのには時間がかかるのだなあ、と思いました。
自分自身が仕事と育児の両立に慣れて気を抜けるようになったのも最近なので、親が慣れるのにも時間がかかるし、親が慣れたから子供が慣れた、という部分もうちの場合はあったんだろうと思いました。

広告の件ですが、私もタブレットで見ることがありますので、広告が消えた場合はコメントします。

本の出版や、これから講演(?)などで活躍されて行かれるとのことで、どんどんお父ちゃんさんの世界が変わって行きますね。
来年はきっとお父ちゃんさんの変化の年になるのでは、と思っています。いつかお父ちゃんさんがテレビなんかでコメントしてたりして〜、なんて思ったりしてます。

お返事は不要です。

マーチさん

だいぶ時間がたってしまいましたので、コメント時の状況と変わってきているかもしれませんが一応返信しておきます。

ボーッとしてしまうことの原因まではわかりませんが、2歳半と言うことですからそれまで以前よりもしっかりしてきているように見えても、まだまだ身体は赤ちゃんのころの延長にあります。

保育園での日々の生活からくる疲れということもあるでしょうし、時期的には夏の疲れが出てきたりもすることもあります。
そういったことから、無気力になったりすることも長い成長のなかではしばしばあることです。

または、体調が崩れることの前駆症状としてそういった姿がでることもあります。

保育園でも把握してくれているようなので、そういうときは見守っていくことで気をつけていけばいいかと思いますよ。


>2才半となりイヤイヤ期ということもあり、
怒ってしまうことも多い毎日だったので、
怒り方が原因なのかな?とも

そういうことがあるかもしれませんが、子供の心とはそれだけで簡単にどうにかなってしまうものでもありません。
あわてず、過剰に心配せず見守っていきましょう。

うさぎままさん

周囲の環境の変化による一時的な姿なのか、それとも気質や性格から来るそれよりも根深いものなのかということが僕からは判断がつきません。

とりあえず思いつく範囲で参考になりそうなことを書いておきます。


まず現状では、感情を爆発させることをして、自分の不満などを表現し、周囲の手助けによってそれを解決しようという姿がでています。

これは子供自身の心を成長させることによって、いまのこの育ちを乗り越えていかなければならない点といえるでしょう。

ただ、こういった行動をとる原因となっていることが、大人のこれまでの関わりから作り出されたこと、もしくはそれにより助長されてしまっている場合は大人が関わり方や子供に対する姿勢をただしていかなければならないという大人の側の成長という課題も考えられます。


例えば、これまで「弱い大人」としての関わり、過保護・過干渉やいいなり、ということが強く子供が「依存心」を高めてきてしまった場合、大人の方がそういった姿を是正しなければ、子供はいつまでも自分の心を成長させて乗り越えるよりも、大人に依存することでそれの肩代わりをさせるということを選択していってしまうでしょう。

それに対しては、毅然としたぶれない対応というのを打ち出していく必要があるでしょう。
例えば理不尽なことを大人が受け入れていては、子供はそこからその行動を強化していってしまいます。

>癇癪を起こすように一時間泣きっぱなしで、玄関に寝転び、泣き叫び、私が行くと拒否するのですが、行かないとお母さんと呼び続けます。行くと来るなと泣き叫び、離れるとまた呼ぶのくりかえしで、いやだ、いやだと泣きます。

例えばこれは理不尽な行動です。

また、親を噛むということも理不尽な行動です。

どんな理由があるにしても、理不尽な行動を許容する必要はないのです。

>いろいろなことがストレスなのか、自立しようと葛藤してこのような状況なのか分かりませんが

そのように大人が子供の顔色をうかがって毅然とした態度をとれないと返ってその行動を助長してしまいます。
これを受けていては結局、自分の心を成長させる必要がなくなってしまいます。

なので、理不尽な行動に対しては毅然として臨むことが要求されます。

「行っても嫌、こなければ来いというのでは私にはどうしようもありません。私に頼るのではなくて自分で感情をコントロールしなさい」というように、突き放した対応というのをする必要があるかもしれません。



ただし、なんらかの発達上の問題からこういっった姿をとることもあります。
その場合はそのような対応をしても解決にはつながりませんので、そこの見極めが必要になってきます。
そうなってしまうと、個別的すぎて僕からは適切なことが一切言えなくなりますので、もしそういう可能性があるのではないかという場合は発達相談などを利用してみるのもいいかと思います。


ミキテケさん

>やはり過保護、過干渉、いいなりになっているように思います。

まず、ここからかなと思います。

大人の方が「弱い大人」となってイニシアチブを子供に取られていると、食事の際に足下を見すかされて簡単に振り回されてしまいます。


食事以前の段階として、いいことはいい、よくないことはよくないといったメリハリのついた対応を普段から心がけてみるといいでしょう。
結果的にそれは食事に関わってきます。
また、逆も言えます。
食事で毅然とした態度を大人がとれないと、普段も子供に振り回されてしまいます。


例えばここ

>4.自分で食べたがるが結局すぐにぐちゃぐちゃにし、食べない。

子供が食べるためでなく遊びでこういうことをしているのだったら、大人はこころよくそれを見ていないと思います。

でも、食べて欲しい、もしかしたらそれをさせていたら食べてくれるのかもしれないという、大人の弱みがそれに対して毅然とした態度をとらせなくしてしまいます。


僕は、それが遊びになっていて食事のときの態度としてすべきでないと大人として判断したら、それはさせません。
「遊びにしてしまうのならばおしまいです」はっきりとそこは不快を示してやめさせてしまいます。

それができない状態はメリハリが持てていない状態なのです。
なので、大人の姿勢がそのままではいつまでたっても、子供の好ましい姿というのは作り出せません。

「母乳をやめたら食べるだろう」というのは対症療法に過ぎません。
それで食べるようになるかもしれませんが、大人の方にメリハリのある毅然とした態度が持てていないのであれば、断乳をさせたことで大変な姿という別の悩みが生まれ、より子育てが大変になる結果を招くだけという可能性もあります。


食事には、これまでに形成してきた親子関係の結果が表れているという側面が大きいのです。
ですから、受けるべきとき、一緒に楽しく過ごすときをしっかりと作り、否定すべきときには断固としてNOといえる大人の姿勢、つまりメリハリを意識してみるといいでしょう。

ありがとうございます。

おとーちゃんさん、返信ありがとうございます。
やはりそうですよね、完全に弱い大人になってしまっている自覚があります。
受容と甘やかしの境目が難しいと日々感じております。
自分なりにガイドラインを決めていいかげんしっかりしないと、と
あらためて思いました。

相変わらず公園で落ちている小石、部屋で花おはじき、ストロー
などすぐ口に入れカミカミします。
何度注意しても、毎日、いつも・・となるとこっちも
またか・・ となり、毅然と注意するというより、
ハイハイまた食べたの、お口から出してね。
といったダラダラした注意になってしまう時があります。
こういう所ですよね?もう毎度だしちょっとぐらいイイヤ感が
伝わってしまってるんですよね?全然良くないのに。
少しでも食べてほしいから席を立った後でも食べさせてしまってましたが、
これも席をたったらおしまい。を泣けどわめけど毅然とおしまい。
こういうことですよね?

まずはここから、気をつけて行きます。
ありがとうございました。


むーちゃんそんな風に慣れていったんですねぇ☻先生ごっこ…よく小さい子達のお母さんからマネされてますよなんて言われてたけど…可愛らしいものですねぇ(≧∇≦)

うちの一歳半の息子は保育園。担任の先生じゃないと朝は離れないこともあったけど…今では、お部屋のお友達誰が居るのかなぁとお部屋を覗きながら、バイバイするようになりました^_^

でも、朝、登園すると玄関では大きい子達がよく泣いています。毎朝年長くらいかなという子達が。だんだんやらされることが増えるとそういうすがたが出て来るのかな?お母さんが忙しくて恋しくて泣いているのかな?

なんだか、うちの園だとあまり年長の子が毎朝泣いたりすることはないので、ビックリします。保育園の先生はみんなとても優しいのですが…

また保育園の朝も独特なものですね…

幼稚園は子供が泣いたらなかなか親が立ち去れず、長引くパターンが多いのですが…泣いても何しようと車から下ろしさえすればブーン!と行ってしまうなんて姿もよく見ます。朝時間に追われるのは同じなんですが…うわー荷物のようだーっとビックリ。そういう子供達のアフターフォローから始まる保育園の先生達にいつも頭が上がりません。

とりあえず子供達がニコニコ「せんせー♪」っと登園して来てくれるだけでも、本当にありがたいことだなぁと…しみじみしました。


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Author:保育士おとーちゃん
当ブログはあくまで個人ブログであり、記事の内容および相談・コメントの返信等は効果を保障するものではありません。
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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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