『時代の雰囲気』 - 2010.03.03 Wed
かつてバブルの頃。
女子大生ブームなんかと共に「キャー、ウソー、カワイイー」というフレーズ?流行語?がありました。
その頃、世の評論家のおじさんたちは
「なんでもかんでも可愛いか可愛くないかで判断してなんと軽薄な文化だ。けしからん!」みたいなことをよく言っていましたが、いまから思えばなんといい時代だったことか・・。
いまの時代の雰囲気ってどんな風にみなさんは感じますか。
僕はこどもとかこどもの親とかを見ていて「あ~やっぱり、今って多くの人がこういう雰囲気にのまれているのかな」って感じることがあります。
それは・・・
「うざい! むかつく!」という言葉の氾濫とともに出てきた、自分以外の人にたいする攻撃的で、受容的でない雰囲気が、とてつもなく大きくなっているように思うのです。
「思いやり」の反対とでもいうのかな。
大人と大人の間ならばまだしも、親から実の子へといった間でもこういう雰囲気にのまれてしまっているのか、非受容的な関わり方、攻撃的な態度などとても多く目にするようになりました。
ね、こういうのいつも見てると「キャーーカワイイーー」でなんでも判断していた頃がどんなにいい時代だったかって思いません?
他者を攻撃するのって実はものすっごっく楽しいんですよね。
本人は怒っているようなつもりであっても、心のどこかで相手より優位にたって自分の感情のままに言いたいことを言う。
ましてや相手がそれを怖がっていたり、恐縮していたりしたらなおさら自分の優位性を確認できて、心の深いところで大喜びしています。
相手が自分の子であってもそうです。
むしろ、絶対逆らえない相手を自分の思い通りにすることで、とてつもなくサディスティックな満足感を得られます。
なにかにつけクレームをするのが癖になっている人は、本人は正義感のようなつもりで苦情をいっているような気になっていても、実際はクレームをつけ自分の優位性を示しそれで満足感を得ることが目的になっている人が多数います。
だから、そういったクレーマーの人たちは、実際は仕事や家庭のストレスなんかをそういったことで解消することが心地よくなってしまっている人がとても多いです。
東京の都心のほうの保育園では、毎日のように親のクレーム対応で数時間残業しているなんてところもあるそうです。僕がそんなところに勤めてたららすぐ心の病になってしまいそうです。
逆に、そういう今の親の傾向から、毎週土曜の午後に親向けにコーヒーブレイクの時間を園で開催して、子育てに限らず言いたいことを言える場を設けて、園運営が円滑に行っている私立保育園などもあると聞いたことがあります。
でも、まあ大人ならばいいんですよ。よくはないけどそれも仕事だとか、「そういう人だ」とか割り切れなくはないから。
しかし、こどもは本当に逃げ場がないですからね。
そういう雰囲気、そういう関わりを親からされてつぶされまくっている子がかなり増えてきています。
「うざい、むかつく!」ってのはその人のエゴが噴き出しているんですよね。
他者への視点というものがまったく欠いた状態。
自分の価値判断が全て。
こういう見方でこどもをみれば、おそらくたいていは「こどもはうざい、むかつく存在」でしょうね。
ましてや、そういうエゴの強い親に育てられていれば、「誰からみても可愛い子」になることはまずありません。
エゴって大きくしていくとどんどん肥大化していくものなのかもしれないけれど、自分の身からはみ出すようなエゴになってしまうと、もう健康な精神とは言えないですよね。
こどものときから関わる人の多くがそういう大人だったら、引きこもったり、ニート化してしまうのもわかるような気がします。
そんな大人ばっかりの社会には出たくないですからね。
こういうことってほんとにその時代時代の雰囲気だから、個人の力ではいかんともしがたいところがあるけど、身近な人たちにはちょっとづつ気づいて欲しいと思って伝えています。
こどもが「うぜぇ~」とか「むかつく」って言っていたら。
「僕はそういう言葉はだいっ嫌いです。○○ちゃんからそういう言葉を聞くととっても悲しいです。それは相手のこともちょっと考えてあげればなんでもないことなんだよ」
などとはっきり伝えます。
次の時代はそうなって欲しくないからこれはもハッキリとね(笑)。
大人にはやんわりとね。
「もう、うちの子みてるとほんとむかつく。ちょーうぜぇー」
(最近のお母さんはこういうこと平気で保育士に言えてしまいます。
大人ならそう思っても心の中だけにしとけよっ、って思いますが^^;)
「いや~○○さん、ムカツクって思うとね、どんどん悪いとこばっかり目に付いちゃってよけい大変だから、もっと気楽に見るといいよ~。
どうしてもいらいらしてしまうときは、ちょっと視界にいれないようにするとかね」
など話しています。
大人にはっきりいうと自分を否定されたと過剰に思って、信頼関係がなくなっちゃうからね。
『現代の子育ての落とし穴 Vol.4』のあたりで述べた、「習い事・教育」の激化には子育てとしてする一方で、「こういうことの出来る子にしたい」、「周りからそういうことを習わせている親と思われたい」という親のエゴから来ている部分もあるように感じることがあります。
もちろん全てがそうといっているわけではないですが、自分の経験ではこどものためっていうより、そういうステイタスとしてやらせているのかなということが多々ありました。
そういう親やこども達をたくさんみてきたので、はっきり言えることがあります。
それは「親のエゴで育てられたこどもは、親のエゴで伸び悩み、簡単につぶされてしまう」ということです。
「情けは人のためならず」という言葉。
現代では「人に優しくすることは、その人のためにならないからすべきでない」と解釈されたりしていると言われていますが、実際はそうじゃないですよね。
本来は、「人に優しくすることはめぐりめぐって結局は自分のためになることだから、人をおもいやりなさい」という意味だったのですよね。
単に昔の言い回しが理解しにくくなった、というだけでなく上のように考えてしまう世の中になってしまったということなんでしょうね。
といったところで今日はおしまい。
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● COMMENT ●
考えさせられます><
同感です
子どもって、あまり深い意味も分からないまま、流行ことばを使いたがるのは今に限ったことではないけど、大人が言わせっぱなしにしておくことが私は問題だと思います。
うう~ん・・・
どうしても人には言動の好みというかそういうものが存在していて、自分の基準に合わないものを排除しようとして、「うざい」とか「むかつく」になりがちですよね。
私も、なんにつけても好き嫌いが昔から激しくてそう思いがちになっている気がします・・・。
最近では気をつけているんですが感情的になると言葉も乱暴だったりすることあるし。
こどもは親を誰よりも一番みている存在で、言葉も態度も鏡のようにマネしてきますよね。
まずは自分が言わない。
そうやって示していきたいなと切実に思います。
娘が友達やTVからそういう言葉を仕入れてきたときに、「ママも言うでしょ」って言われたらおしまいですもの・・・。
子育てって自分を見直すことのような気がしてきました(苦笑)
直さなくちゃいけないこといっぱい・・・

コメントありがとです。
すごく参考になりますね^^
うちのみぃはごくたまにチッと舌打ちすることがあって、そのときは鬼のようにしかってます

絶対してはいけないこととして・・・
いずれはしちゃうんだろうけど子供のうちはと

いいのか悪いのかよくわからなくて手探りだけどいろいろ参考にさせてもらいます~!
リンクさせてもらいますのでこれからもよろしくです♪
チョコさん
こちらこそありがとう。
> とっても、考えさせられる記事、ありがとうございます><
> 本当に、言葉に重みがないというか、重みを持たせずみんなが物を言うようになって、しかも、うざい、とか、むかつく、とかそういう言葉が氾濫してしまって…とっても、乾いた世の中になってしまいましたね。
>
> これから育つ子どもたちに、そういった事に気づいた大人が、潤った環境を与えてあげないといけないんですよね。。
ほんとはちょっとしたことで変わるんだけど、なんというか時代が肯定しちゃっているんだよね。だから難しい。
親がこどもに言わせないようにしたところで、学校とかにいく年代になれば、そういう環境の中でいやでも染まってきてしまうだろうし。
自分だけじゃすまない問題だから、やっぱり難しいね。
ちえっつママさん
> 子どもって、あまり深い意味も分からないまま、流行ことばを使いたがるのは今に限ったことではないけど、大人が言わせっぱなしにしておくことが私は問題だと思います。
大人がそのときの流行語で使っているだけなら、わかってやっているのかもしれないけれど、こどもはそうじゃないものね、そういう言葉づかいはただのネタではなくて、その子の心をつくっていってしまうから。
そういう言葉を知らない子が言っているのだとしても、とっても悲しいことだよね。
涼香さん
> こどもは親を誰よりも一番みている存在で、言葉も態度も鏡のようにマネしてきますよね。
> まずは自分が言わない。
> そうやって示していきたいなと切実に思います。
> 娘が友達やTVからそういう言葉を仕入れてきたときに、「ママも言うでしょ」って言われたらおしまいですもの・・・。
そうなんだよね、感情で言葉が荒くなってしまうくらいなら、それはこどももそういう感情になっているから言っているんだって理解できると思うの、でも普段の言葉遣いが人を見下していたり、否定的にしか相手をみれない言動だったら大人はある程度わかってやっていたとしても、こどもは最初からだからそういう人格へと育ってしまうものね。
> 子育てって自分を見直すことのような気がしてきました(苦笑)
> 直さなくちゃいけないこといっぱい・・・

子育てってつきつめると、育てる方の人間性に行き着いちゃうんだよね~。
「どんな人間を育てられるか」
こういう仕事しているからかもしれないけど、このことはその人の人間性を計る尺度のひとつかもしれないなって最近思います。
みぴょりんさん
絵の上手なひとはいいですね~。
僕も絵が上手になってたら、こんな理屈っぽい人間にならずにすんだのに・・とか思っちゃいます。
> すごく参考になりますね^^
> うちのみぃはごくたまにチッと舌打ちすることがあって、そのときは鬼のようにしかってます

> 絶対してはいけないこととして・・・
> いずれはしちゃうんだろうけど子供のうちはと

そうですね、親がして欲しくないことはきちんと伝えることは大事ですね。
叱るだけじゃなくてなんで嫌なのかちゃんとお話してあげるといいですよ。
強くしかるとその叱られたということだけが印象に残ってしまって、伝えたいことまで気持ちが及ばないこともありますからね。
> いいのか悪いのかよくわからなくて手探りだけどいろいろ参考にさせてもらいます~!
> リンクさせてもらいますのでこれからもよろしくです♪
ありがとうございます。こちらからもさせていただきますね。
難しいですね
ホント、世知辛い世の中になってきていますよねー。
不思議なんですけど、どうしてこうなっちゃったんでしょうね?
昔から今へ、親から子へ、ずっと受け継がれてきたはずなのに、どこでどう間違って今のようになってしまったんでしょうか。。。
習い事・教育の激化は、ネット普及も原因のひとつかなと思います。情報が手に入りやすいせいで、どうしても他の子と比べちゃうんでしょうね。
ずんさん
ほんと理屈っぽくってごめんね~。
僕、昔っから論文みたいな文章しか書いたことなくて、ほんと理屈っぽくなっちゃうの
気をつけてるんだけど、なにか伝えようと思うとそういう風にしかかけなくって^^;
> ホント、世知辛い世の中になってきていますよねー。
> 不思議なんですけど、どうしてこうなっちゃったんでしょうね?
> 昔から今へ、親から子へ、ずっと受け継がれてきたはずなのに、どこでどう間違って今のようになってしまったんでしょうか。。。
>
> 習い事・教育の激化は、ネット普及も原因のひとつかなと思います。情報が手に入りやすいせいで、どうしても他の子と比べちゃうんでしょうね。
そうですね~確かに情報は処理しきれないほどあふれているから、自分の考えをきちんともってないとふりまわされかねないですよね。
便利になった反面、そういうことは避けようがないから、やっぱりぶれない自分が大切なのかな。
言われてみると
幼稚園や小学校で そういう言葉が流行っていて 連発している子もいると聞きます。
変えていきたいですね
みずきママさん
> 幼稚園や小学校で そういう言葉が流行っていて 連発している子もいると聞きます。
>
> 変えていきたいですね
やっぱりそうですか~。
ただことばの問題ってだけならいいんだけど、そういうのが蔓延していくと
なんかどんどんいや~な世の中になってしまいそうですものね。
そうですね。
目的は何?自分や、党のエゴのためにしか見えないんだけど・・・って思うことたくさんあります。
子育ても、そうですね。それはなんのため?本当に子供のため、もしくは子供が間違っているの?親のエゴ、都合のためではないの?って、思うことたくさんあります。自分も、周りも含めて。
世の中を変えることはできないけれど、とにかく自分の子供が、親に、大人に絶望しないよう、そしていつか、子供自身が、本当に子供のためを思える親になれるよう、ひたすら自問自答しながら子育てしていきたいと思います。
少しずつ、優しい気持ちをみんなが持つだけで、世の中も変わるかもしれませんね。
こんばんは
私も自分の子供が「むかつく」と言ったときに、「ママはそういうことを言う子は好きじゃない」と言っています。
本当は、子供に「好きじゃない」という言葉は使いたくないのですが…。
やはり、私自身、少し戸惑いもあって、抵抗もあったのですが、こちらの保育士おとーちゃんさんの文章を読んで、ホッとしたのが正直な気持ちです。
私が心配しているのは、たとえ、家庭内でそういった言葉をつかわないように言っても、学校のお友達の影響を受けてワザと使いたがる、という場合なんです。
子供の心理というのか、他のお友達に「いい子ぶって」と言われないように防御する子供の気持ちもわからなくない…、でも、悪いことは悪いし…。
出る杭は抜かれ、出すぎた杭は引っこ抜かれちゃうような時代。
子供社会も、悔しいけれど、そんな雰囲気なようです。
でも、保育士おとーちゃんさんの意見を読めて、力がわいてきたように思います。
子供の顔色をうかがっているようでは、いけないと思うんです。
きちんと親が背筋を伸ばしていかないといけないのですね。
hachachanさん
> 目的は何?自分や、党のエゴのためにしか見えないんだけど・・・って思うことたくさんあります。
本当にいまの政治は残念なかんじですね。
相手の失点をいくらあげつらったって自分達の加点にならないことにどうして気づかないのかしら?
政策で勝負すればいいのに、国民の税金で政治ゲームを楽しんでいるとしか見えなくてほんと残念です。
> 子育ても、そうですね。それはなんのため?本当に子供のため、もしくは子供が間違っているの?親のエゴ、都合のためではないの?って、思うことたくさんあります。自分も、周りも含めて。
> 世の中を変えることはできないけれど、とにかく自分の子供が、親に、大人に絶望しないよう、そしていつか、子供自身が、本当に子供のためを思える親になれるよう、ひたすら自問自答しながら子育てしていきたいと思います。
> 少しずつ、優しい気持ちをみんなが持つだけで、世の中も変わるかもしれませんね。
親のエゴとてもたくさん目にします。
そしてそれにつぶされてしまう子も・・・。
日本は経済的な頂点は一度味わったのだから、こんどは質的に豊かな社会を求めていって欲しいそんな世の中にしたいというのが僕の願いでもあります。
それには仰るとおり少しずつ優しい気持ちをもつだけでいいと思うのですが・・。
ピヨピヨっちさん
>
> 私も自分の子供が「むかつく」と言ったときに、「ママはそういうことを言う子は好きじゃない」と言っています。
> 本当は、子供に「好きじゃない」という言葉は使いたくないのですが…。
> やはり、私自身、少し戸惑いもあって、抵抗もあったのですが、こちらの保育士おとーちゃんさんの文章を読んで、ホッとしたのが正直な気持ちです。
共感してくれる人がいてよかったです。
なんかあまりにも「うぜぇー、むかつく」が当たり前の世の中になってしまっているので、自分の感覚のほうが変なのかと思いそうになってましたから(笑)。
> 私が心配しているのは、たとえ、家庭内でそういった言葉をつかわないように言っても、学校のお友達の影響を受けてワザと使いたがる、という場合なんです。
> 子供の心理というのか、他のお友達に「いい子ぶって」と言われないように防御する子供の気持ちもわからなくない…、でも、悪いことは悪いし…。
たしかにね、こども同士の社会の中では周りと同じように、そういう荒っぽい言葉も使ったりするかもしれない。
でも、親の気持ちが伝わってさえいれば、それは人に合わせて言っているだけで本心からではないのだと思う。
だから、そういう言葉を友達同士でつかったとしても、それはファッションというかスタイルで止まってくれるのではないかな。
でも、親が普段からそういう言葉を使っていれば、その子は本心からそういう人を見下した態度でしか関われない人間になってしまうのだと思う。
決してこども同士の世界でも使うのがいいことだとは思わないけど、でも我が子に対してだけは親である自分の考えをしっかりと持ってさえいればこどもはぶれないのではないかな。
そう自分の子を信じられるように育てたいです。
>
> 出る杭は抜かれ、出すぎた杭は引っこ抜かれちゃうような時代。
> 子供社会も、悔しいけれど、そんな雰囲気なようです。
やっぱりそうなんだね、悔しいけど周りの人的環境は選べないこともしばしばあるものね。
> でも、保育士おとーちゃんさんの意見を読めて、力がわいてきたように思います。
>
> 子供の顔色をうかがっているようでは、いけないと思うんです。
> きちんと親が背筋を伸ばしていかないといけないのですね。
そうだね、こんな時代だからこそ大人がしっかりしていないといけないのだろうね。
だから、私がそういう言葉を使っていたら、そのうち息子も言いはじめるのかなって思うとドキッとすることも…。
日に日に、大人の言葉がわかってきていると実感するので、尚更です(汗)
けいさんへ
> だから、私がそういう言葉を使っていたら、そのうち息子も言いはじめるのかなって思うとドキッとすることも…。
> 日に日に、大人の言葉がわかってきていると実感するので、尚更です(汗)
うん、そうだよねそろそろ親が言ってるのと同じこと言うようになってくるものね。
でもね~わかるのはもっと前からこどもは親の言ってることとか、そのニュアンスとかちゃんとわかっているんだよ~ただそれを表す手段がないだけで。
こどもをあなどっちゃうとこわいよ~~[壁]`∀´)Ψヶヶヶ
はじめまして
言葉は大切ですよね。
同じコトを言いたくても、言い方ひとつ。お互い気分よく話すには、言葉の根底に「優しさ」があることだと思います。
「うざい」とかって、とても感情的な言い方ですし、言いっぱなしで相手に言葉を返す隙を与えない嫌な言葉です。
戦後の貧困、成長、バブルをひと通り経て、時代はめぐって、色々原点に帰るときなんでしょうか。。
みんなで気づいて、変えていきたいですね。
かあかさん
こちらこそありがとうございます。
> 言葉は大切ですよね。
> 同じコトを言いたくても、言い方ひとつ。お互い気分よく話すには、言葉の根底に「優しさ」があることだと思います。
> 「うざい」とかって、とても感情的な言い方ですし、言いっぱなしで相手に言葉を返す隙を与えない嫌な言葉です。
>
> 戦後の貧困、成長、バブルをひと通り経て、時代はめぐって、色々原点に帰るときなんでしょうか。。
> みんなで気づいて、変えていきたいですね。
「言いっぱなしで相手に言葉を返す隙を与えない嫌な言葉」
↑ほんとにそうですね。
こういう言い方をしていて良い人間関係ができるはずないですよね。
次のこどもたちの時代をそういう風にはしたくないですね。
No title
私も言葉遣いには気をつけているつもりですが、
何気ない会話で無意識に使ってしまった「めんどくさい」
その後、やっぱり子供が真似していました。
家で気をつけていても、「うざい」は保育園でお友達の影響なのか
覚えて来て使っていました。
あまり気持ちの良いことではない。園では何も注意しないのかなぁ?
って気になっていました。
子を育てる親として言葉使いは皆に直してもらいたいですね
ちゃーママさん
> その後、やっぱり子供が真似していました。
こどもは親のすること言うことは無条件に「いいもの」と捉えてしまうものですから、いろんなことを真似されますよね。
いいことならいいんだけど~。
> 家で気をつけていても、「うざい」は保育園でお友達の影響なのか
> 覚えて来て使っていました。
> あまり気持ちの良いことではない。園では何も注意しないのかなぁ?
> って気になっていました。
> 子を育てる親として言葉使いは皆に直してもらいたいですね
こどもって外で覚えた言葉をそこでは使ってなくても、家に帰ってきて使ってみるってこともあるから案外保育園とかでは気づいてないのかもね。
どうしても「強い言葉」ってつかってみたくなるものだしね。
それがいいものかよくないのか教えてあげるのはやっぱり親の役目なんでしょうね。
No title
攻撃的の反面そういう感情よくわかります。
それ以外に「別に・・」の言葉もよい表現だと「かまわないので自由にしてください」という意味合いですが、わるい表現だと「自分に関わらないで欲しい」というメッセージも含まれます。
思いやりのない個人主義の世界、どうにかならないかなぁ~と思います。そうしてきた付けが今から回ってくるんでしょうねぇ~。
ぴよままさん
> 攻撃的の反面そういう感情よくわかります。
> それ以外に「別に・・」の言葉もよい表現だと「かまわないので自由にしてください」という意味合いですが、わるい表現だと「自分に関わらないで欲しい」というメッセージも含まれます。
>
> 思いやりのない個人主義の世界、どうにかならないかなぁ~と思います。そうしてきた付けが今から回ってくるんでしょうねぇ~。
そうなんですよね、「個人主義」の問題もあるんですよね。
相手の個性を尊重するという意味の「個人主義」ならいいのだけど、
「自分さえよければ」みたいな孤立主義とでもいう「個人主義」が蔓延してしまえば、
味気ない社会になっていってしまいますものね。
僕は大人を変えられる立場にいないけど、こどもには優しい心やひととのよい関わりを伝えていってあげたいなと思っています。
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とっても、考えさせられる記事、ありがとうございます><
本当に、言葉に重みがないというか、重みを持たせずみんなが物を言うようになって、しかも、うざい、とか、むかつく、とかそういう言葉が氾濫してしまって…とっても、乾いた世の中になってしまいましたね。
これから育つ子どもたちに、そういった事に気づいた大人が、潤った環境を与えてあげないといけないんですよね。。
保育士おとーちゃんさんは、先駆者ですね^^
なかなか気づいてもできないし、勇気がいることだと思うので。
見習いたいです^^