チョコレート - 2015.02.10 Tue
以前にも歯磨きの話で、「健康な歯はおとーちゃん、おかーちゃんからの贈り物なんだよ」とコミュニケーションをしながら仕上げ磨きなどをしているということを書いたことがありますが、ケーキやチョコレートなどを食べたときは、「今日はチョコレート食べたから、しっかり磨いておこうね」といったことをしていました。
小さい頃はおやつにチョコをだしたりはしませんでしたが、むーちゃんも大きくなったいまでは、なんだかんだでもらったりするものもあるので、チョコレートやチョコのかかったお菓子などを出すことがあります。
本当はおやつの時間も子供と一緒に会話しながら過ごせたらよいのですが、僕も原稿を書いたり仕事をしたりできる時間なので、子供たちにまかせて僕は別室で仕事をしていることが多くなっています。
そんなときでも、ふと気がつくと兄妹でふたりして洗面所で歯磨きしているのですね。
別に普段からおやつのあとに歯磨きさせたり、チョコレートを食べたらすぐ歯を磨きなさいといったことを教え込んだことはないのですが、自分たちで自発的にしているのです。
僕自身が子供のとき親に「歯を磨け、歯を磨け」と言われるのが嫌で嫌でたまらなく感じており、言われれば言われるほど意地でも従ってやるものかなんて思っていたものですが、支配したわけでなく信頼関係の上に関わってきたこの子たちはそれを押しつけられたわけでもないのに、その気持ちが通っているのを目の当たりにさせられるのです。
「子供になめられるな」ということを子育ての信条として言ったりするように、日本のこれまでの子育てはことさら、子供を支配することを強めようとする傾向があるのだけど、そういうのを見ていると、たぶんそれはむしろ難しくする道を選んでしまっているのではないかと僕は実感的に思うのです。
ひとりの人間として子供と関わることで、なんの無理もなく子育てが送っていけるのだと僕は感じています。
まあ、あまりに大人に素直すぎるというのも大きくなればそれはそれで問題も出るのだろうけど、、こういう大人の気持ちにぴったりと添ってくれるのは、年齢が上がるにつれてや思春期などが来るにつけて、だんだんと自立の方に向かっていってそれで適度にバランスがとれていくのではないかな。
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