『父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。』 - 2015.12.28 Mon
「子育てを社会で考える!」という想いや、埋もれてしまっている良書をあらためて世に送り出したいといった出版にかける熱意などを直接お聴きして僕も力を分けてもらいました。
このたびその三輪舎さんから新刊がでます。
内容紹介
父親が子どもとおもいっきり遊べるのは、子どもが幼稚園の年長
さんくらいから小学生高学年にさしかかる頃まで。たった5、6
年しかない。もっと小さい頃はいわゆるイクメンとしてふるまう
のが正解だと思うし、中学生になれば部活や塾がはじまって子ど
ものほうが忙しくなる。何より思春期という難しい時期だ。
この5、6年は、いってみれば、父としての青春期。この期間を
どう子どもと遊ぶか。日常の風景から浮かび上がってくる、父と
してのふるまいとは。
著者について
ブランディングディレクター、クリエイティブディレクター。
otonto編集長、朝日おとうさん新聞otonto JOURNAL編集。
1969年大阪府生まれ。1994年早稲田大学卒業後、株式会社リクルートに入社。その後、株式会社パラドックスに入社。企業や商品のブランディングや広告制作に関わりながら、2011年、「父と子の遊びサイト・otonto」を立ち上げ、世のお父さんが面白く生きていくための情報を発信しながら、父子をテーマにした執筆や商品ブランディングなどに携わっている。
最近、僕もWeb版『たまひよ』でお父さん向けのコラムを連載したり、講演でもしばしば父親向けのお話もしてほしいといった依頼を多く承るようになりました。
この数十年、子育てに男性は参加しなくてもいいものという価値観で世の中が回ってきて、ここにきてようやくそこから脱却し始めています。
でも、「さて、どうしたらいいのだろう?」というのが実際の所のようです。
いわば、いまの時代は男性が子育てに参加しようとし始めている過渡期にあるわけですね。
僕はというと、実のところあんまり”子育て”を「男性・女性」の枠組みで考えて来てはいません。
僕の視点は子育てのもう少し根っこの部分に向いているからです。主な対象としている年齢も低いですしね。
その子育ての本質には男性も女性もないだろうと思っています。
ただ、世の男性が普通に子育てに参加していくためには、現実的にたくさんのハードルや難しさがあるわけで、そういった点も踏まえて「男性の子育て参加」にクローズアップして考えていく必要はあるのかなと感じます。
僕は実際に、下の娘を家庭でまるまる育児してきた経験がありますので、そんなところも振り返ってみるとなにか役に立つことがあるような気もします。
来年は僕なりの視点で、男性の子育て参加も考えていこうと思います。
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