ほいくみーコラム 第6回目『個性を踏まえた子供との関わり -否定の保育にならないように-』 - 2016.01.19 Tue
『個性を踏まえた子供との関わり -否定の保育にならないように-』
子供への視点をきちんと確保することで、すべての子供により適切な関わりをしていって欲しいと思い書いています。
保育士の多くは、心優しい人たちです。
ここに書かれているようなことを文章や理論としてではなく、その人のセンスや感覚、これまでの経験から身につけてうまくできてしまっている人もたくさんいます。
でも、本当に専門家・専門職というからには、それだけでは足りません。
人に聞かれて、それを言葉で伝えられるくらいでなければならないのです。
そうでないと、次世代を担う若い人にその大切さを伝えることが不十分になってしまったり、適切に子供を尊重して関われない保育士がいたときに「その保育は子供のためにならない!」と自信を持って伝えることができなくなってしまいます。
そのような子供を尊重しない保育がその施設の主流に染まってしまっているところも、現に少なくありません。
だからこそ、保育士には経験のみにかたよらず、それをきちんと言葉でも理解できるようになることは、とても大切なことだと思うのです。
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先日も個人懇談があり、親の側も出来るようになること、年中組なので箸を持てるようになるにはとか字が書けるようになるにはといったことに主に目がいっているようで…
これだと園でも出来ることを求める事は難しいような気がしました。どうしてもうちの園は出来るようになることを求めるカリキュラムが多いので。
とはいえそうそうカリキュラムを変えるわけにはいかないので、目下自己肯定感が低くても前向きに色々な事に取組めるように、その子その子の良いところを認めて伝えるよう努めています。
また次回の記事も楽しみにしています。