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2024-04

それは「しつけ」ではなく「モラハラ」と言います - 2016.03.19 Sat

僕は考えるのに時間がかかって、さらに文章にするのに時間がかかるのでタイムリーな記事はかけず、この話も多くの方の頭の中からはすでに過ぎ去ってしまっているかもしれませんが、この前こんなことが話題になっていました。








音楽家の女性が、子供がゲームの時間を守らなかったと言う理由で、そのゲーム機をへし折ってそれをネットで公開したことから多くの人の批判を浴びたというものです。

このことは、広義に見ると”「子供の尊重」がなされていない社会通念が背景にある”という「子供の尊重」の問題であり、この家庭の子育てという狭い範囲で見ると、「個人の尊重」がなされていないという問題になります。



ではまず、現実の子育てという狭い範囲の方から見てみましょう。

これは、母親という存在が、”支配者”として子供の上に君臨し、ルールを破ったという”モラル”を理由として、子供が大事に思っているであろうその子個人のものであるゲーム機を破壊したわけです。

家庭において支配・被支配という上下のかたちが非常に強調された「母子関係」になってしまっています。




こういった子育てのかたちは、とても”リスクのある子育て”と言えます。

このようなことをされても、どこかでバランスがとれたり、その子自身の持ち前の強さや優しさが幸いして、結果的に問題のない育ちを得られるかもしれません。

しかし、このように子供に関わっていくと子供が小さいときであってすら、問題を生み出すリスクは急上昇していきます。


その出方はさまざまです。例えば、


ちょっとしたことで感情的になったり、奇声をあげたくなるような情緒の不安定。

他児を突き飛ばしたりする攻撃的な姿。

モノにあたったり、乱暴に扱う、破壊したくなったりする衝動性。

昆虫や小動物などへの攻撃。

他者を泣かせてみたくなったり、他者への意地悪やいじめといった行為。

他者を支配することで、自分の心を満たそうとする行動。

過食による肥満。

モノを所有することで心を満たそうとする行動。


これらは外に出るタイプの影響です。
逆に、心の内側に向かう場合もあります。


怒りを自分の心の奥底へ抑圧するケース。

自分の行動を”否定されるのではないか”、”承認されないのではないか”という気持ちを慢性的に持ち続けてしまう「萎縮」。

「自己肯定感」の欠如。

”自分を大切に思えない”という「自尊感情」の欠如。(年齢が大きいとリストカットや不特定多数との肉体関係などの行動にを生み出す遠因になることも)

TVゲーム、オンラインゲーム、空想の世界などへの没入による現実逃避。

無表情・無感動。

支配する人間への強い依存。(そこから、支配する人間の側に立ち、別の誰かの落ち度を見つけては否定するようになるようなことも)

自分がやりたいこと(自我の表出)を常に制限されていることからくる、慢性的な精神的疲れ。無気力。


このように心の内側にむけていく場合もあります。
心に溜め込んだまま年齢を重ね大人になってしまった人には、さらに”自分の人生を歩んできていない”と感じる「欠如感」「空虚感」が加わることもあります。




「その人が大切にしているものを壊す」という行為は、これは「その人の尊厳をくじく」という行為なのです。

それを「しつけ」なり「教育」なりの理由にかこつけて、「正義」として行っていくことは、これはモラルハラスメントです。

身近な頼るべき存在、守ってくれる、保護してくれるはずの存在からそれをされるというのは、とても心を傷つけ、人への信頼感を損なわせる行為です。




これは「子育て」として行ってはならないことです。
しかし、僕はこの女性を責めようとは思いません。

なぜなら、この母親もまたそういった関わりをされてきた被害者であろうからです。


このニュースが話題になったとき、ツイッターその他でたくさんの人の反響がありました。

この母親の行為を批判する意見が多い一方で、

「これくらい(ゲーム機を破壊したこと)は”しつけ”として許容範囲だろう」

「自分はもっと厳しいしつけをされた(だから問題ない)」

「約束を守らない子供が悪いのだから、これくらいの罰は当然だ」

「母親の対応は間違っていないが、ネットでさらすのはおかしい」


といった、「しつけ」として、ゲーム機を壊したということに対しては許容・肯定する意見も少なくありませんでした。



これらの意見は、日本人の「子供観」として、子供をひとりの存在・人間として見るよりも、大人に従属するべきもの、支配を受けるべきものとしての見方がいまだに根強いことをあらわしています。



”モラハラ”は、それを受けると連鎖していく性質があります。

自己の尊厳を踏みにじられることは、人間にとってものすごい痛手なので、心はその痛手から回復するために、なにか別のことでバランスを取ろうとします。

簡単なのは、された自分も、誰か他者の尊厳を踏みにじることで、快を得ることです。


運動部などで、コーチが上級生に体罰をすれば、その上級生は下級生に「しごき」を加え、それが毎年連鎖していくといったことがあります。
それはモラハラの典型的なかたちです。


親が家庭の中で子供にモラハラを加えていくと、そのゆがみはてきめんに表れます。

いじめや意地悪、乱暴さ。
初めはいっときの姿ですが、その状況が続けばやがては”性格”としてその子の中にまで入り込んできます。
性格として確立してしまったものを変えるのは簡単ではありません。


モラルハラスメントはする側にとっては、「正しいこと」「正義」の色をまとって見えます。
ですから、自分ではそれがどんなにひどいことをしているのか、気づくことが難しくなります。

モラルハラスメントをされる人も、自分の性格にそういった性質が入り込んでくると、それをされること、また他者にそれをすることがおかしなことだとは気づけなくなります。

そのまま長じていくと、今度は体罰や強烈なしつけ行為などを擁護する側に向かうことになるでしょう。ちょうどこの事件の反響にみられるように。



その結果、まるでパンデミック映画のようにモラハラ的傾向は世の中の多くの所へ浸透していきます。

日本では、学校で、部活で、子育てで、会社で、配偶者に、いたるところでこの関わり方があります。

これでは「いじめ」がなくならないのも当然です。
会社で追い詰められて、心を病んでしまう人も増える一方です。




少し前に、家庭の主婦をしていて子供を三人とも東大にいれたという人がテレビなどでもてはやされていました。

その子供への関わり方を聞いて僕はあ然としました。

友達の誘いを、母親が一方的に断ったり、ガールフレンドを別れさせたりと、我が子に対して強烈な支配をしているのです。そして勉強に駆り立てています。
これも立派なモラルハラスメントです。

友達や恋人を親が勝手に切り捨てるということは、大事にしている持ち物を壊すのと同様、その人の尊厳を踏みにじる行為です。


それでその子供たちは、東大に入っていい職について、結果的に幸せに暮らせるのかもしれませんが、それはとてもリスキーで危うい橋を渡らせることだと思います。


しかし、それをみて「東大に子供を三人も入れて立派な母親だわ」ともてはやす人が社会に少なくないのは、それ以上に恐ろしく感じます。

これを極端にされて失敗してしまったのが、秋葉原通り魔殺人の加藤被告です。


「モラルハラスメント」を「しつけ」と考えるのはもうやめにしていきましょう。
それができないと、子育てのみならず本当に生きづらい世の中になってしまうと僕は感じます。
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● COMMENT ●

No title

私はこの女性と同じタイプのようで、女性の行為がどうして子供にそんなに悪影響を与えるのかよくわかりません。
最初に使用時間のルールを子供と決めておらずに、母親が逆上してゲーム機を壊したのならば彼女は暴君でしょうし、そういうことが積み重なれば、おとーちゃんさんが挙げておられるような影響が出るのはわかります。
でも、親子で決めたルールが守られないことが繰り返されるようなら、壊すまではいかなくても取り上げたり、ゲーム機の使用を許可制にしたりするのは、ルールが無効になってしまうことを防ぐために必要な手段のように思います。相手は理性で自己制御できる大人ではなく子供なのですから。
それに、そもそも親がよしとないオモチャは子供に与えないというのは、これもしてはいけないことなのでしょうか。
よその子が持っていても、よそ様はよそ様、うちはうち、ではダメなのでしょうか。
親が家庭のルールを決めて、それを守らせるのでなければ、どのように家族の共同生活を営めばようのでしょう。
成熟した判断力も、落ち着いて交渉することもできない子供と。
どなたか教えてください。

いつもとても考えさせられ、勉強させていただいています

世の中の色々な問題は、育児に全て関わっているとよく思います。

自分が受けた育児に疑問を持たなければ、受けた育児をそのまま自分も無意識に行うと思います。
しかし、知識があったり、周りからの指摘がなければなかなか疑問をもたないと思いますので、難しい問題だと思います。

私も受けた育児、生育環境に問題がありましたので、自分の育児がすぐに悪い方にぶれます。それを気を付けることはかなりのエネルギーをつかいます。

40代のママさんで、まだヨチヨチ歩きの子供に叩いて悪いことを教えているママさんにはびっくりしました。その行動に疑問を持たず、当たり前の様にやっているので、やはりママさんが受けた育児によるものなのでしょうか?その子がお友達に玩具を取られたときに、お友達を叩いたらそのママは何と言うんでしょうか?そのお友達の前で自分の子を叩き、叩いちゃダメでしょ‼と叱るのでしょうか?

考えすぎも良くないとは思いますが、自分の悪いところ、癖などは常に頭の片隅においておかなければならないように思います。

これからの時代、『育児』という授業があっても良いのではないかと思います。
むしろ必要になってきている気がします




お久しぶりです。

おとーちゃんさん、お久しぶりです。

ずっと、育児が上手くいかず、少し遠ざかっていました。先回りの関わりがどうしてもでず苦しんでいました。

今回の記事を読み、私のような子どもにならぬよう、コメントいたします。

全てがそうになるかは私には分かりません。あくまである一例とてです。
私は育児が上手くいかず、カウンセリングへ通っていました。そこで、複雑性PTSDと告げられました。私の育児がうまくいかなかったのは、私のせいでも、もちろん子どものせいでもなく、親のせいでした。
暴力などの虐待はありませんでしたが、精神的虐待です。私の父は気に入らないと大声を上げ、威圧する人でした。母は父の言いなり。父から母にはちゃんと子育てしろと圧力がありました。両親は、子どもを常に支配しました。あなたの為だからと、私には主体性を持たせてもらえず、常にいい子にさせられ、育ってきました。
今までは蓋をしていたのが、私が育児をしたことで、トラウマが出てきてしまったのです。私はこれから辛い治療がまっています。
どうかみなさん、子どもを支配しないでください。子どもは親のモノではありません。ちゃんと人格があり、意志があります。
子どもにはこのような親にさせてはならない。頑張ってわたしの代で負の連鎖を断ち切ります。

もうどうしたら良いのか。。

初めまして、あと数週間で3歳になる娘の母です。
本は2冊とも買いました。

毎日娘を怒鳴ってしまい、途方に暮れています。

・スーパーで走り回り、しまいには店の外に飛び出してしまう
・ちょっとしたことで怒って奇声を上げる
(服がぬげなかったり、靴が履けなかったり)
・手をつなぐのを異常に嫌がる

など、上記のことはおとーちゃんのおっしゃる「問題行動」に当てはまりますよね。
中でもスーパーやモールで走り回るのは本当に困っています。
よく行くスーパーの外は車道で危険なので…。

だから、毎回泣き叫ぶ娘の手をつかんで無理やり連れ戻します。
駄目ですよね。。。
どんどん悪くなるだけですよね。

言い聞かせても怒鳴っても、全くききません。
これは、私のことを信頼していないってことですよね。

保育園に行っていないし、私があまり外に行かないので
同じ年代の子とほとんど遊んだことがありません。

だからだと思うのですが、他の子へすごく執着(?)します。
スーパーでは他の子を追いかけています。

他にそんな子見たことないです。
よっぽど満たされていないのかと本当にショックです。

私自身、子供のころは毎日親に怒鳴られていたし、
人付き合いがとても苦手です。

だからそうなって欲しくないのに、どうしても怒鳴ってしまいます。

ただ、のびのび育って欲しいだけなんです。
これから先、心から楽しいと思える体験をして欲しいんです。
心から好きなことを見つけて、思いっきり楽しんで欲しいんです。

ママは絶対味方だし、大好きだと伝えているつもりです。
でも、怒ってしまう。

親すら信頼できない状況にしてしまい、本当に娘に申し訳ないです。

怒鳴った後の反省すら、自己満足に思えて、
自分を責めることも逃げてるだけだと感じます。

もう3歳になります。
これからが不安でたまりません。

このブログや書籍を読み、できることをやっていくしかないですよね。
私自身もカウンセリング等探してみます。

だれかに聞いて欲しくてコメントしました。
読んでくれてありがとうございました。

いのうえさんへ

おとーちゃんさんは、ゲーム機を許可制にすることや、そもそもゲーム機を子供に与えないことがダメだとおっしゃっているのではないと思います。

自分の子供はきっとルールを守れない、まだそこまで成熟していないと思うなら、そもそもゲーム機を与えなければ良いのです。

自分の子供は大体ルールを守れるだろうと信頼してゲーム機を与えたのであれば、後は子供と話し合って、お互いが納得するルールを決めれば良いのではないでしょうか。

いのうえさんのおっしゃる通り、子供がルールを守れなかったら、一時的に取り上げる…それで良いのでは?
壊すのはやり過ぎです。

No title

おはようございます。

この話題が出ていた時に、非難と同時に「しつけの範囲だ」「決めたルールを守らなかったのだから」という意見もあったりで、
そうなのかな・・・でもなぁ・・・とどうにもモヤモヤを感じていたのですが、おとーちゃんのお話でスッキリしました。

ルールを破った時の「罰」が、子どもの尊厳を傷つけるものであったらそれはモラハラだ

というシンプルなことなんですね。

話題のお子さんは小学生だそうですから、ある程度ルールを決めるのは大切でしょう。(我が家の5歳、2歳児には通じませんが(笑))
でも、それが子供が守れる難易度のルールなのか、違反した時の「罰」は妥当かという判断は重要ですね。

でも「モラハラ」体質になってしまっている大人はその「判断」自体にバイアスがかかってしまっているということなのでしょうか、難しいですね。

No title

この方は芸術家であるというところに
違い があると考えることも必要かと思います。

ルール

おとうちゃんさん、こんにちは
なぜルールを守らなかったのか、は聞いたんですかね。
しつけ、って言葉あんまりいい気持ちしませんね。 

うちも活発くんです~

こんにちは。JOEさんの気持ちが凄く分かります!うちの長男もじっとしてられないタイプで、、何回言い聞かせても駐車場ではしる、手を繋ぐのが嫌い、図書館でちょっと目を離した隙に外に出てたり、、今3歳5ヶ月ですが、3歳手前は本当に大変だった気がします、、。
外出が恐怖でした、、。

一時期は発達に問題があるのかとまで考えたこともありました。

その時はおとーちゃんさんのブログを見ても、自分がもっと受容出来ていれば長男は落ち着くのかな、、と落ち込んでしまったり。(おとーちゃんさんすいません(>_<)

でもちょっとずつ理解してくれるようになります!今は本当に出来ないだけなんだと思います!育て方の問題ではないと私は思います。

長男は支援センターや、公共の場所では渋々大人しくしています(笑)そのかわり、家ではハチャメチャです、、(苦笑)

落ち着いてる子供を見ると羨ましくなってしまう自分がいます(笑)

No title

音楽家の方の後日談って読みましたか?

ゲーム機をお友達から頂いた時に子供一緒にと使用に関しルールを決めたそうです。
で、そのルールを守らなかった時どうするか?の問いに子供が「壊していいよ」と言ったそうです。

一方的に壊すのはモラハラかもしれませんが、ルールを子供と一緒に決めた上での行為なら違うかな~と私は思います。
また、壊し方も先に検索し復旧出来るように割っているそうです。
その後修理に出し、データも復旧して子供の元に戻ってるそうです。

その結果がいいのか悪いのかはわかりませんが、子供と相談し決めたルールであれば私は壊してもいいかと思いました。

No title

母親の支配下に置かれると、本当に自分で自分の人生を歩んできたのかわけがわかりません。
母が気に入らないと思った友達とは「遊んではいけない」。門限を少しでも破ると、怒鳴られ閉め出され。少しでも反抗しようものなら、蔵に閉じ込められて。
今思うと小学生相手によくまぁあそこまでの事をしたなぁと、びっくりします。
 

そのせいか私にも息子が、言う事を聞かないと、ぐうの音も出なくなる程追い込みたくなる衝動に駆られます。

母親は怒っても最後は許してくれる大きな存在でありたいと思います。

やなぎさんへ

ありがとうございます。
大雑把な性格で、育て方なんてそれぞれの家の都合で親が最適と思う方法でやればよいと思っているのですが、それが子供の成長に悪影響を及ぼす可能性があるのでは、と思うと、じゃあどうすれけば・・・という気持ちになります。
他の大勢の方がよしとする育児法をそのままやればいいということもないでしょうし、かといって自分のやり方が決定的に間違っていない確信もないし、気持ちが揺れ動きます。

いつも、本当に参考にさせて頂いています。すべてのお母さんがこのサイトを見ればいいのに!と思うくらい、子育てのヒントが沢山あります。
ただ、今回の話は私も違うと思います。この、音楽家の方の新聞記事読みました。
子供を信頼して、ゲーム機を持たせたこと、壊してしまったたことは、良いこととは思われていない、というような書き方でした。
確かにゲーム機を壊すのは賛成できませんが、そのことが即、モラハラであるとか、犯罪を犯すようになるというような書き方は違うのではないかと思います。
今は子育ての情報が沢山あります。私達母親もそこから沢山のことを学べますが、同時に、何かあったら、即、愛情不足だや、接し方の問題だとかいう結論に結びつけられ、母親たちも気にしすぎてるのではないかと思います。
秋葉原事件の容疑者についても検索してみました。確かに母親に原因があるとは思えますが、その暴走を止めれなかった周りにも責任はあります。彼の弟は世間の目に耐えられず、自殺しています。確かに母親に否はあります。ただ、私達がすべきなのはその人を責めることだけなのでしょうか?
私はすべてのお母さんが周りから非難されることを恐れるのではなく、周りから助けられ、気づかされ、支えあって子育てできる環境ができることを、切に望みます。

ふくさんへ

私への返信ありがとうございます!JOEです。
返信してもらって、すごく嬉しいです。

外出先で他の子供たちは、ほとんどが落ち着いていて親のそばでじっとしているように見えます。
親のことなど気にせず、パーッと走って行く子は見たことありません…。
娘は、走ってないときは踊っています。道の真ん中でも…。

>その時はおとーちゃんさんのブログを見ても、自分がもっと受容出来ていれば長男は落ち着くのかな、、と落ち込んでしまったり。
→とっても良く分かります!
いつか笑い話に出来ればいいなと思います。

>でもちょっとずつ理解してくれるようになります!今は本当に出来ないだけなんだと思います!育て方の問題ではないと私は思います。
→本当に本当にありがとうございます(涙
諦めずに言い聞かせていきたいです。

感情的に怒鳴ってしまうので、
まずは私のカウンセリングから探したいと思います。

弱音を拾っていただき、泣くほど嬉しかったです~!
ありがとうございました(^^)


JOE さんへ

知人がモンテッソーリ幼稚園の教師をしているのですが
彼女の子もあまりにも落ち着きがなく、追い掛け回す生活で
教師としても自信失くすわーと落ち込んでいます。
色んな性格の子がいます。母親の関わりだけが原因のはずが無いです。

行政の育児相談や発達相談、女性相談を使ったことはありますか?あれなかなかいいですよ。市のホームページの子ども関連の場所に電話番号が書いてあります。

私は発達相談に電話をかけましたが、受容と傾聴で優しく言葉を引き出してくれます。カウンセラーの聴き方もこんな感じかな?と感動しましたw

電話をかける前はドキドキしていたんです。
大事な子どもの件で何年も考え抜いている事を、笑い飛ばされたり(「お母さん心配しすぎです!」)安易な説教されたり(「あなたが甘やかしているのがいけないんですよ!」)したら、心に致命的なダメージを負ってしまうのではないかと。
でもそんな事されなかったので、JOEさんのカウンセラーとの面談までのつなぎにもオススメしたく思い、コメントしました。

あと「ペアレントトレーニング」関連の本もオススメです。
対応や環境の整え方が具体的に書いてあり、子どもが泣きわめく回数が減りました。

もうご存知でしたら、大変失礼しました!

歌大好きさんへ

まさに私も同じことを感じていました。
心理学の先生の書かれた育児書も何冊が読みましたが、しつけをしてはいけないとか、子供の犯罪の原因は母親の関わり方だと断定していたり、さらには母親の育てられ方にも問題があったなどと過去に過去に原因を遡ってみたり、母親の関わり方次第で子供を犯罪者や登校拒否にするかどうかが決まると断定されています。
問題行動を起こした子供とその母親を診ていればそのような傾向があると思えるのかもしれませんが、果たしてすべてのさまざまな親子を観察しての断定なのか疑問です。

「弟子入りてはすなわち孝」(親の言うことをよく聞きなさい)
「これに忠にしては、よくおしうることなからんや」(愛情があるなら教え導かないことがあろうか)
で昔からうまく回っているので、親それぞれがいいと思うやり方を多少強引に子供に押し付けてもよいのではないかと思っています。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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